2010年11月28日

2010年11月28日(日) クロストレーニングセミナー

 8時前に自宅を出て、新宿経由で、高田馬場に到着です。いつものように、「Vie de France」で、ゆっくりとコーヒーを飲みます。
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 9時半少し前に、極真増田道場に向かいます。クロストレーニングセミナー、今日で36回目になります。道場内から女性2人を含む8人、道場外から女性2人を含む4人、合計12人の方が参加してくださいました。
 まず、道場内のランニング、サイドステップ、カリオカステップ、スキップ、ベントニーウォーキング、前転、後転でのウォーミングアップをします。その後、念入りなストレッチングの後に、空手の基本稽古を行います。突きと受け、上半身の基本稽古の後、蹴りの基本稽古を行い、これで第一部が終了です。
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 続いての第二部は、私の友人、韓国人の李允洙氏にお願いしました。シルム(韓国相撲)を紹介していただきました。
 まず、シルムの歴史について、講義をしていただきます。4世紀の絵画などに、シルムの様子が描かれているのだそうです。4000年の歴史があるとも聞きました。
続いて、シルムの準備運動、基礎体力トレーニングを教えてもらいます。
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 まず、スクワットです。一人ずつ、「ハナ、トゥル、セ、ネ、タソ、ヨソ、イルゴップ、ヨドル、アホップ、ヨル」と、韓国語で号令をかけながら、1周、結局、130回、スクワットをしました。
 続いて、ウサギ跳び、アヒル歩き、ウサギ跳びの状態で4方向に回っていくスクワットジャンプで、下半身をいじめます。
よく「ウサギ跳びは膝に悪い」と、ウサギ跳びの姿勢そのものを悪者のように言う人がいます。「科学的なスポーツ指導者」と呼ばれるような人に、そういった傾向が強い気がします。しかし、「これが悪い」と言われると、「白か黒か」と、すべて否定してしまうのが、日本人の悪いところだと思います。「非科学的なスポーツトレーニング」の代表として、ウサギ跳びが「スケープゴート」になってしまっているだけのような気がします。問題は、回数、頻度、運動量、個人差、そういったことを無視した画一的なトレーニングが悪いだけで、たとえば週に1回のトレーニングで、ウサギ跳びの動作を、ほんの数分するぐらいでは、何の害もないと思います。和式トイレが少なくなった今、それよりも、膝を最大屈曲する姿勢を、まったくしないことによる弊害の方が、大きいような気がします。
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 続いて、「サッパ」と呼ばれる、シルム用の「まわし」を太腿と腰に巻き、実際のシルム体験です。このサッパも、通常は右大腿と腰に回すのですが、地方によっては、左大腿に回したり、両大腿に回したり、ルールがいくつかあるのだそうです。
 空手や柔道などの帯を、右大腿部と腰に巻きつけて、シルムのまわしの代用とします。
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 二人が膝を突き合わせる格好で、正座をして、相手のまわしをつかみます。特に左手は、相手の右大腿部のまわしの下から手を入れ、手首に巻きつけるようにして上からつかみ、がっちりと固定します。そこから立ち上がり、お互いに身体を密着して、がっちりと組み合った状態から、試合が始まります。
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 二人でペアになり、まずは、左腕で相手の右足を持ち上げつつ、相手の右大腿の内側に自分の右大腿を当てて、相手を投げる技を練習します。
 続いて、相手の右腕の上に、自分の右腕を回し、相手の右肘をロックしながら、右腕で相手の右大腿を「内無双」のように上に跳ね上げる、シルム特有の投げ技を練習します。
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 続いて、体幹のトレーニングとして、相手を引きつけて持ち上げるまでの練習、引きつけてサバ折り状態にするまでの練習を繰り返して行います。
 柔道では、相手の道着の襟や袖を持ちます。襟や袖は、身体に密着しているものではないので、押したり引いたりする動作と、実際に身体がその力を受けるまでの間に、若干の時間差があります。この時間差が、体格、体力に劣るものにとっては、相手に付け入るチャンスになるのですが、シルムでは、右大腿と、腰とが、相手にコントロールされることになるので、地力の違いが、ストレートに勝敗に結びつきます。反対に言えば、地力をつける、いい稽古になります。
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 最後に、勝ち抜き戦、総当たり戦、敗者復活戦といった格好で、何人かと戦います。
 腕立て伏せ30本、腹筋50本、背筋50本、四股30本、スピード重視の正拳中段突き30本、金的蹴り30本で、きょうのけいこを締めました。
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 稽古終了後、有志12人で、「点心拉満(てんしんらんまん)」に移動して、第二道場となります。第二道場からの参加が一人で、第一道場と第二道場の人数が同じというのは、セミナー始まって以来、初めてのことだと思います。私の思いが、浸透してくれた結果でしょうか・・・(笑)。
 今日は、シルム(韓国相撲)がテーマだということもあり、生ビールから、マッコリに移行しました。

koyamaclinic at 23:13│Comments(12)TrackBack(0)トレーニング | 空手

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この記事へのコメント

1. Posted by ヨシダ@カラテ   2010年11月29日 08:47
お世話です。第二道場から参加した、不届き者の、ヨシダ@カラテです(。-_-。)。

レポート拝見しました。いやあ、シルム、やりたかったなぁ。前回、李さんにはコテンコテンに転がされたので、今回が年内最後のリベンジのチャンスだったのに、、、(; ̄ェ ̄)。

次回のシルムまでに、力をつけるように頑張ります。

今年も残り僅かとなりました。年内最後のクロストレーニング&忘年会参加できるように調整中です。よろしくお願いします。

2. Posted by コトブキ@埼玉   2010年11月29日 12:07
体力は落ちているが食欲は現役のコトブキです。昨日はセミナーありがとうございました。

さすがに今朝から足が重いです(+_+)足腰の鍛錬は相撲ですね!

来月のトレーニングは所用が入っていて申し訳ありませんが不在です。新年会がありましたらその時はぜひ伺いたいと思います。カムサムニダ!
3. Posted by 藤井@日野道場   2010年11月29日 12:37
昨日はお疲れさまでした。

今日、用事があって飯田橋に行ってきたのですが、帰りの大江戸線飯田橋駅の下り階段のつらかったこと。(^^ゞ

シルムのご指導もさることながら、李さんは料理もなさるとのこと。是非李さんお手製のキムチを食べてみたくなりました。
4. Posted by タケウチ   2010年11月29日 12:44
昨日は参加させていただき、ありがとうございました。

小山先生 VS 李先生
対戦後、子供みたいに顔をくしゃくしゃにして
本気で悔しがる小山先生に思わず笑ってしまいました。

セミナー後、地下道場から地上への階段で、すでに身体が悲鳴をあげはじめ
今日は全身が筋肉痛ですが
これまで触れる機会の無かったシルム体験は楽しかったです。

第二道場では、お店のマッコリを飲み尽くしたことなど
筋肉痛に泣きながらも、昨日の出来事を思い出してはニヤニヤしてます。

是非また参加させてください。
ありがとうございました。

追伸
首を痛めてらしたようですが、その後いかがですか?
お大事になさってくださいね。
5. Posted by 小山郁   2010年11月29日 14:48
 ヨシダ@カラテ様、コメント、ありがとうございます。
 
 第二道場から参加の不届き者としても、荻野師範代の立派な後輩ですね(笑)。
 
 ご都合さえ合えば、第一道場からでも、第二道場からでも、どこからでも結構ですので、ご参加いただければ幸いです。
 今後とも、よろしくお願いいたします。
6. Posted by 小山郁   2010年11月29日 16:46
 コトブキ@埼玉先生、コメント、ありがとうございます。
 稽古のパートナーになっていただき、ありがとうございました。
 新年会の予定は、まだ決まっていませんが、また告知いたします。このブログか、「日本クロストレーニング協会」のHPかで、ご確認をお願いします。
 今後とも、よろしくお願いいたします。
7. Posted by 小山郁   2010年11月29日 17:17
 藤井@日野道場様、コメント、ありがとうございます。
 私も、太ももと後頸部に、痛みを感じております。
 
> シルムのご指導もさることながら、李
> さんは料理もなさるとのこと。是非李
> さんお手製のキムチを食べてみたくな
> りました。
 
 李さんは、謙虚で、出しゃばらず、人間は最高ですね。
 今度は、李さんのキムチで、「食のクロストレーニング」で何か、企画しましょうか(笑)。
8. Posted by 小山郁   2010年11月29日 18:29
 タケウチ様、コメント、ありがとうございます。
 
> 小山先生 VS 李先生
> 対戦後、子供みたいに顔をくしゃくし
> ゃにして本気で悔しがる小山先生に思
> わず笑ってしまいました。
 
 すみませんねえ。「大人気ない大人」で・・・(笑)。
 
 またのご参加、お待ちしております。
 
 
> 追伸
> 首を痛めてらしたようですが、その後
> いかがですか?
> お大事になさってくださいね。
 
 ご心配、ありがとうございます。
 稽古の直後は、頸が痛くて、後ろに振り向くのが辛かったのですが、今日は昨日より、いくらか軽快しています。
 「クリニックの経営が苦しくなると、稽古が厳しくなる」、「マッチポンプ」なんて冗談を言ってしまいましたが、今回は、自分が患者になってしまいました。

9. Posted by 宮田直樹   2010年11月29日 21:47
昨日はお疲れ様でした。
本まで購入され、シルムの歴史まで調べて教えていただいた李さんに感謝致します。
体幹を鍛えるのにシルムは大変効果的ですね。
予想はしていましたが、前回の柔道にも増して今日は筋肉痛です。
体幹のトレーニング不足を身にしみて感じています。
皆勤賞を目指して、次回も参加させていただく予定です。
今後とも宜しくお願い致します。
10. Posted by こっしー   2010年11月29日 23:04
昨日はお世話になりました。
今朝の朝錬ではあちこち筋肉痛が・・・特に腰背部のつっぱりが強烈で走ると肉がひっぱられるような不思議な痛みがありました。が、昨日のストレッチ効果のせいか脚がいつもより柔軟に動かすことができました。
また来月も参加させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

11. Posted by 小山郁   2010年11月30日 09:08
 宮田直樹様、コメント、ありがとうございます。
 
 第二道場の幹事役、いつも、ありがとうございます。みんな、酔っ払っていましたね。計算間違いで、ご迷惑をかけたのでは・・・。
 
 筋力トレーニング、特に体幹のトレーニングをしたら、体重は増えてしまいますよね。減量をしなければいけない、階級制スポーツでの、この問題について、じっくりと、宮田さんにお話を聞きたいと思っています。よろしくお願いいたします。
12. Posted by 小山郁   2010年11月30日 09:17
 こっしー様、コメント、ありがとうございます。
 
 蹴りの稽古が、ダイナミックなストレッチングとなり、ランニングにいい影響があるのは、クロストレーニングの効用かと思います。ただ、レース前のコンディショニングとしては、その前の格闘技の練習は、まずいことがありますね。
 私も、ロードレースの前に、柔道の稽古をしたら、股関節を傷めてしまい、レースで散々だったことがあります。
 次のレースは、セミナーの前でしょうから、体調をしっかり整えて、臨んでください。次回、いい結果報告を期待しています。

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