2011年12月23日

2011年12月23日(金) .ロストレーニングセミナー

vie-de-france-20111223
 9時前に、高田馬場駅前の「Vie de France」にやってきました。スポーツ紙を読みながら、軽い朝食をとります。今年最後の「Vie de France」でしょうか。腹が減っては稽古ができませんし、お腹がいっぱいになりすぎても、動きづらくなります。このぐらいが、いい加減ですかね。
cross-training-seminar-shugoshashin-20111223
 9時半前に、高田馬場の増田道場に到着します。今日で、51回目の、クロストレーニングセミナーになります。今日は、道場内から女性2人を含む8人、道場外から女性2人を含む8人、合計16人の方が参加してくださいました。
 今日、初めてだという方が何人かいらっしゃいましたので、まずは、それぞれの自己紹介から始まります。続いて、道場内のランニング、サイドステップ、カリオカステップ、ベント・ニー・ウォーキング、前転、後転、受け身で、ウォーミングアップをします。続いて、ストレッチングをして、空手の基本稽古に移ります。
 今日の上肢での基本稽古には、「組手立ち」からの、より実戦に近い技の稽古を入れるようにしてみました。左ジャブと右ストレートの「ワンツー」を10本、オーソドックスからサウスポーに変えて、右ジャブと左ストレートの「ワンツー」を10本、「ワンツー・ワンツー」を左右で5本ずつ、「ワンツー・フック・アッパー」を左右で5本ずつと、バンチのコンビネーションを入れてみました。
 その内、蹴りと突きのコンビネーションを入れるようにしましょうか。毎回、第二部も変わっていきますから、第一部だって、進化していかなければいけません。
onoda-takahide-sensei-20111223
 今日の第二部は、柔術です。増田道場内でも、柔術の指導をされていらっしゃる小野田孝英氏に、柔術特有のトレーニング方法を紹介していただくことになっています。小野田氏、シニアのアジア柔術チャンピオンでもあります。
 道着を持っていらっしゃらない人のために、Tシャツ、短パンでもできるメニューを考えてくださいました。
 
jujutsu-1-20111223
 体重の近い2人でペアになります。まずは、下になった状態を、ガードポジションといいますが、このガードの状態を、より安全にして、先の攻撃につなげられるような動きの練習です。下の人間が、膝立ちになっている相手の脚に、自分の脚を絡めている状態から、相手を引き込み、胴体に脚をからめます。
 次に「エビ」の動きを使って、相手との距離をとり、相手のみぞおちの辺りに自分の膝を当て、反対の足で相手の膝を払い、相手をひっくり返して、相手に馬乗りになる、いわゆる「マウントポジション」を取る練習です。
 道着を着ている場合は、相手の袖を引き込みますが、道着を着ていない場合、柔術ではこれを「no-gi」と表現するのだそうですが、その場合は、肘の上に手を添えて、引き込みます。
 私が相手の身体をひっくり返していると、小野田氏に、「パワーを使いすぎ」と言われてしまいます。本来は、相手の身体の動きに合わせて、ふわっとひっくり返すのがいいのでしょうが、技がないので、力に頼ってしまいます。
jujutsu-passgard-20111223
 続いて「パスガード」の練習です。上になって、膝立ちの状態の人間が、まずは右膝を相手の尾骨に押し当て、左膝を引いて、半身になります。相手の右膝に、自分の肘を押し付けながら、体重をかけます。その後に、左下腿を相手の右大腿部に押し当てながら、相手の右脚を越えます。このときに、自分の右足を、相手の右足関節の前面に引っ掛けるのがポイントです。こうすると、相手の左脚が絡まってくるのを防ぐことができます。
jujutsu-sankakujime-20111223
 最後、柔術の技の中で、華とも呼ぶべき「三角締め」を教わります。もちろん柔道でも使われる技ですが、実は私、寝技が得意ではありません。まあ、立ち技もそんなに得意というわけではないですが・・・(笑)。
 私の悪い点が分かりました。私のは、「三角締め」ではなくて、「四角締め」になっていたのですね。相手の頸に絡めた膝の後面と相手の頸との密着も悪く、その足に引っ掛けた反対の足も、外に開いていて、締め方が足りませんでした。
 立ち技の打ち込みのように、左右で、この「三角締め」の打ち込みを行います。
 「相手がこう来たらこう返す」、「こう行くと見せかけて、相手の動きを誘っておいて、実はこの技を出す」、柔術は、身体で行うチェスのようです。
jujutsu-hadakajime-20111223
 最後、希望者は、小野田氏に締め落としてもらいます。というのは冗談ですが、締め技を初めて体験した人達は、人の顔が一瞬で赤くなったり、白くなったりするのを目の前で見て、驚きの声を挙げていました。
 柔術の講義の後、荻野聡指導員に号令をかけていただき、正拳中段突きを30本で、今日の稽古を終了しました。

koyamaclinic at 23:21│Comments(4)TrackBack(0)空手 | トレーニング

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この記事へのコメント

1. Posted by ヨシダ@カラテ   2011年12月25日 12:14
こんにちは。

天気が良く、身の引き締まるような気温ですねえ。

ワタシは身が引き締まるよりも先に、見事に三角締めされてしまいました(^^;)。落ちるところまではいきませんでしたが、脳ミソの血管が収縮し、拡張するような感覚を覚えました。

チェスや将棋のような緻密さですね。実際の攻防は、長考は許されないでしょうから、判断力、選択力も養われなければならないでしょう。

ということで、また一つ、「ワタシの知らない世界」の扉を開けたのでありました、、、。

小野田先生、ありがとうございました。
2. Posted by 小山郁   2011年12月25日 20:28
 ヨシダ@カラテ様、コメント、ありがとうございました。
 一度、落としてもらうとよかったのに・・・(笑)。
 
 いやあ、楽しかったですね。私は、柔道で、寝技、絞め技を経験したことがあるというだけで、それを追求したわけではありませんでした。いい経験をさせていただきました。
3. Posted by タケウチ   2011年12月26日 12:24
参加させていただき、ありがとうございました。
知らぬ間に知人が直前に参加するとかしないとかで、ご迷惑をお掛けしました。

私自身、体育の授業に武道が入っていない時代を過ごし
柔術は(多分)初めての経験で、
三角締め・ダメの見本を担当させていただきましたが、とても楽しかったです。
相手が着ている衣類の種類別の技説明や、「no-gi」という単語も面白いと思いました。

次の機会には是非、十字固め(?)を習いたいです。
また宜しくお願い致します。
4. Posted by 小山郁   2011年12月26日 12:57
 タケウチ様、コメント、ありがとうございます。
 柔道経験者の私でも、三角締めの細かい注意など、いろいろと「目から鱗」でした。
 そうですね。来年の第二弾では、十字固めの裏と表ですね。また企画します。
 今後とも、よろしくお願いいたします。

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