2012年09月23日

2012年9月23日(日) .ロストレーニングセミナー・伝統派空手編

 9時前に、高田馬場駅に到着します。「Vie de France」で、コーヒーを飲みながら、ゆったりとした時間を過ごします。
cross-training-seminar-20120923
 9時半前を目処に、増田道場に移動しました。今日は、クロストレーニングセミナーの日です。今日で62回目のセミナーになります。今日は、道場内から3名、道場外から6名、合計9人の方が参加してくださいました。それに今日は、見学者が2名です。
 
running-20120923
 道場内のランニング、サイドステップ、カリオカステップで、まずはウォーミングアップです。下半身のストレッチングは、前回同様、テコンドーの三岩さんに、指導をお願いしました。
 
 
kihon-keiko-20120923
 その後、空手の基本動作です。まずは突き、裏拳、手刀、肘打ち、そしてディフェンスの基本動作、さらに、蹴りの稽古に移ります。今日は、もともと空手をやられていたり、空手が専門種目ではなくても、このセミナーに何度も出席されていたりで、「まったくの初心者」という方がいらっしゃらず、言葉での説明をしなくてすむので、テンポよく進んでいきます。
akimoto-seigo-sensei-20120923
 今日の第二部は、早稲田大学で極真空手を始められる前に、伝統派空手を修行されておられた、秋元誠吾先生に、第二部の講師をお願いしました。高校時代は、富山県の国体強化選手だったとか。
 空手の流派は、大きく、「伝統派空手」と、「フルコンタクト空手」に分けられます。伝統派空手の競技では、相手に攻撃を当てずに、相手の身体の寸前で止めます。相手の攻撃よりも先に、自分の攻撃が相手に入ったと審判が判断すると、自分にポイントが入ります。ですから、いかに遠い間合いから、相手に自分の攻撃を入れるかが勝負です。そのためのトレーニング方法を、今回、ご紹介いただきました。
 先に、「プライオメトリクストレーニングから伝統派空手、そしてフルコンタクト空手へ」と題されたレジュメをいただいていました。それに沿って、今日のトレーニングについて、解説したいと思います。
 筋肉には、急に伸ばされると、「これ以上、伸ばされたらマズイ!」とばかりに、そこで収縮する働きがあります。これを「伸張反射」といいます。電車の中などで居眠りをしていて、頭が前に倒れたときに、ガクッと頭を持ち上げるのも、後頸部の筋肉の伸張反射です。
 
pryometrics-20120923
<爆発的瞬発力養成のための、下肢のプライオメトリクストレーニング>
 まず、何種類かのジャンプをしながら、下腿三頭筋の、伸張と収縮とを意識します。
・その場ジャンプ(何も考えずにその場で軽く連続ジャンプ)その場、前後、左右
・プライオメトリックを意図したジャンプ(接地時間を短く意識する)
・プライオメトリックを意図したジャンプ(さらに接地時間を短く、膝や股関節を極力曲げずに)
・その場でジャンプして、踵を臀部につける
・プライオメトリックを意識して、前方向へのジャンプで、道場の端から端まで移動
・プライオメトリックを意図したジャンプ(台を使用)

<伝統派空手への応用>
組手の構えで
・その場フットワーク、前後フットワーク(左右の構えで)
 この時に、後ろにある下肢の、下腿三頭筋の伸張と収縮を意識して、爆発的に前に飛び出すように心掛けます。
・フットワークから飛び込み刻み突き(左ジャブ)
 後ろの足を、前足に引きつけ、そこから前に飛び出します。
・フットワークから飛び込み逆突き(右ストレート)
・フットワークから飛び込みワン、ツー
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・ピンポン玉キャッチ(2人組) 
 刻み突きの形でのキャッチ
 追い突きの形でのキャッチ
 これは面白かったですね。ゲーム感覚でできる、いい稽古だと思いました。

<2人組で組手の構え>
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フットワークから寸止めで
・飛び込み刻み突き
・飛び込み逆突き
・飛び込みワン、ツー
・飛び込み追い突き
 
mit-uchi-20120923
フットワークからフルコンタクトで
・飛び込み刻み突きのミットへの打ち込み
・飛び込み逆突きのミットへの打ち込み
・飛び込み追い突きのミットへの打ち込み
 
 いい稽古ができました。
 手の幅を変えての腕立て伏せを30本、腹筋50本で最後の20本はひねりを入れて、背筋50本で最後の20本はひねりを入れて、ハーフスクワット30本と四股20本、握力のトレーニング10本×人数分で100本、ワンツーパンチ20本、中段回し蹴り20本で、今日の稽古を終了します。

koyamaclinic at 23:24│Comments(6)TrackBack(0)空手 | トレーニング

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この記事へのコメント

1. Posted by 宮田   2012年09月25日 02:35
前回に引き続き、今回も良いトレーニングでした。

私のフィールドはボクシングですが、今回学習した技術を持っている方と時々マスボクシングをしたりします。遠い間合いから一気に間合いを詰めて攻めて来ます。何が違うのか、そのロジックが明確に分かりました。吉田さん風に「目からウロコ」でした。

自分で今回の技術を身に付けるとともに、カウンターのタイミングを覚えたいと思いました。

秋元講師、ありがとうございました。
今日は久々に強い筋肉痛でした。
2. Posted by 秋元@タンス空手   2012年09月25日 10:38
小山先生
講師をやってみると、準備段階から自分の勉強になりますね。久々に伝統派空手を見直す良い機会になりました。
自分なりにもう少し掘り下げてみたいと思いました。
ありがとうございました。お粗末ですみませんでした。

宮田さん
ボクシングのフットワークやステップなど、また教えてください。
3. Posted by 小山郁   2012年09月26日 10:39
 宮田様、コメント、ありがとうございました。
 お疲れさまでした。
 違うフィールドの人の話を聞いたり、トレーニング方法を体験したりするのは、本当に、言い刺激になりますよね。
 今後とも、よろしくお願いいたします。
4. Posted by 小山郁   2012年09月26日 11:06
 秋元先生、コメント、ありがとうございます。
 おっしゃる通り、人に教えるということは、自分の勉強になりますよね。それを認識されて、「自他共栄」の精神で、今回の講師を気軽に引き受けてくださった、秋元先生の人間性に敬意を表します。すばらしいです。
 講義の内容も、よかったですよ。田村先輩が、FACEBOOKに、動画を載せてくださいましたが、反響がすごいですね。
 今後とも、よろしくお願いいたします。
5. Posted by 7F@早大極真会OB   2012年09月26日 23:43
ほんと、今回の動画は好評ですね。
私もうれしいです。
今後もクロストレーニング盛り上がって欲しいですね。
6. Posted by 小山郁   2012年09月27日 09:22
 7F@早大極真会OB先輩、コメント、ありがとうございます。
 カメラマンのお手柄です。
 今後とも、よろしくお願いいたします。

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