2014年12月23日

2014年12月23日(火)1 クロストレーニングセミナー・グラップリング編

 火曜日が休診日なので、祝日が火曜日に重なるのは、まったく嬉しくありません。せっかくの平日休みのメリットが、なくなります。まあ、それは、温泉とか観光地とか、休日の混雑を避けるのに好都合だからという話です。今日は、ちょっと違います。
 朝の9時前に、高田馬場にやってきました。今日は、クロストレーニングセミナーの第92回の予定の日です。いつもの「Vie de France」で、ゆったりとした時間を過ごします。
cross-training-seminar-shugoshashin-20141223
 ちょっと、ゆったりし過ぎてしまいました。極真増田道場に到着したときには、9時半を過ぎていました。すでに来られていて、道場の外で、二人ほど待たれていました。申し訳ありません。
 トレーニングウエアに着替えて、ウォーミングアップを始めます。
 道場内から女性3人を含む5人、道場外から女性1人を含む9人、合計14人の方が集まってくれました。さらに、ケガのためだったりで、見学者が4人です。
cross-training-seminar-warming-up-1-20141223
 まず、ランニング、サイドステップ、カリオカステップ、アジリティートレーニングで、ウォーミングアップします。その後、ストレッチングをして、空手の基本稽古に移ります。
 
 
 
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 第二部のことを考えて、途中で、マット運動、受身を入れました。
 今日の第二部は、柔術のアジアチャンピオンの小野田孝英氏に、8月に続いて、お願いすることになりました。8月は、「gi(着)」の柔術でしたが、次回は、柔術着、柔道着を着ない、「no-gi」のテクニックを教えてくださるとのことになっています。
onoda-takahide-sensei-20141223
 まず、柔術での「ポジション」、つまり相手との位置関係について、簡単なレクチャーをしてくださいます。相手の上になる「トップポジション」と、相手の下になる「ボトムポジション」があり、「ボトムポジション」で戦うためには、「ガードポジション」を取らなければならないという説明を受けました。下になって相手を自分の股の間にはさんだポジションを、「ガード・ポジション」といいますが、さらに詳しく、両足首をロックして、相手の胴体に回した両脚を締めるのを「クローズド・ガード」、両脚を開いた状態を「オープン・ガード」というのだということは、前回のセミナーでご説明いただきました。
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さらに、そのガードポジションにも、この「クローズド・ガード」、「オープン・ガード」を含む、両脚で相手の身体をはさむ「フルガード」と、相手の片脚だけを自分の両脚ではさむ「ハーフガード」とがあり、これも防御には、かなり有効だとのことでした。
 また、他のガードとして「フックガード」や「エックスガード」があるとのことでした。「エックスガード」とは、は相手の足の中にもぐりこんだ状態のことで、ここで相手の足を取って、相手を倒すころができます。他にも、「デラヒーバガード」などのガード方法があるとのことでしたが、初心者にはレベルが高すぎます。
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 ここから、実戦練習に入ります。
 下の人が「クローズド・ガード」を取った際に、そこからどうやって相手を乗り越えて、抑え込むことができるかの、「パスガード」の代表的な方法を教わりました。相手に正対せず、右の膝を相手の臀部に押し当て、右半身の姿勢になります。左肘で相手の右膝の内側を圧迫して、痛がらせ、相手に組んだ脚を解かせます。相手が右脚をマットに倒したら、自分の右足首を、相手の足首にフックさせて、相手の脚を押さえます。相手の脚が上がらないようにしてから、相手の脚を乗り越えます。
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 次に、「ボトムポジション」からの代表的な攻撃、「三角締め」、「下からの十字固め」、「オモプラッタ」を教えてくださいました。
 「三角締め」には、前からの「前三角締め」の他に、相手が「亀」の姿勢になったときに使う「横三角締め」、相手の後ろから入る「後ろ三角締め」があるということでした。
 
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 また、「腕十字」から「オモプラッタ」へ、「オモプラッタ」から「三角締め」へと、相手の反応次第で技を変えていくことができます。またその「オモプラッタ」も、相手の腕を曲げることができた場合と、相手があくまで腕を伸ばしたままの場合とで、やり方が違うことを説明していただきました。
 小野田先生、実際の柔術の練習でも、身体の大きな人を相手にして、それを打ち破っていくのが好きだとのことでした。今日のデモンストレーションでも、体重90キロの李允洙氏を相手に、次々と技を展開していきます。柔術はパワーではなく、技術なのだ、頭なのだということですね。
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 次に「ボトムポジション」からバックを取るための、「アームドラッグ」、「トップポジション」から押さえこむ、またはバックを取るための、「レッグドラッグ」を教えてくださいました。「ドラッグ」というのは「引く」という意味で、ともに相手の腕または足を引いて、相手の体制を崩すテクニックです。
 一つ一つのテクニックを、ペアをつくって、練習していきます。
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 最後に、さらにバックを取ってからの、攻め方を教えていただきました。まず、手の組み方ですが、肩越しに回した手を下に、脇の下から回した手を上に組みます。これが逆だと、肩から回した手を切られてしまい、その腕を取られて、腕を極められたり、投げられてしまいます。脇から回した手を切られても、肩越しに回した腕で、「裸締め」に移行できます。
 なお、道着を着ない「ノーギ(no-gi)」での「裸締め」は、自分の肘を相手の顎の下まで深く入れ、前腕で首を絞めるのではなく、頸動脈を絞めるのが正しいのだとのことでした。
 顎の下に肘が入らなくても、上腕と前腕とで顎の関節を締め上げるだけでも、十分に痛くて、タップしてしまいたくなります。
 時間の関係で、今日の講義はここで終わりです。小野田先生、この後に、足関節の取り方の講義まで、考えていてくださっていたようですが、残念ながらここまででした。また次回、お願いしたいと思います。
 正拳中段突きを20本、金的蹴りを20本で、今日の稽古を終了しました。
 今年のセミナーは、これで終了です。マットの拭き掃除をして、道場を後にしました。

koyamaclinic at 23:17│Comments(0)TrackBack(0)空手 | トレーニング

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