2015年02月01日

2015年2月1日(日)1 クロストレーニングセミナー・フェンシング編

 朝の9時過ぎに、高田馬場にやってきました。今日は、クロストレーニングセミナーの第94回の予定の日です。
 9時半前に道場に到着しました。トレーニングウエアに着替えて、ウォーミングアップを始めます。
cross-training-seminar-shugoshashin-20150201
 道場外から女性1人を含む5人の方が集まってくれました。前回、今回と、今年になって、参加者の数が少ないです。ちょっと寂しいですね。
 自己紹介も不要な、お馴染みのメンバーだけでしたので、いつもより、開始時間を10分遅らせて、各自でウォーミングアップしていただきます。ウォーミングアップ、ストレッチングの後、空手の基本稽古に移ります。
 蹴りの基本稽古では、ストレッチング、「前蹴上げ」、「横蹴上げ」、前回から取り入れた「後ろ蹴上げ」を最初に行い、「前蹴り」、「回し蹴り」、「横蹴り」、「後ろ蹴り」、「後ろ回し蹴り」は、移動稽古で行います。
 しばしのウォーターブレイクの後、今日の第二部に移ります。今日のテーマは、「フェンシング」です。
 フェンシングとは、剣を用いて攻撃、防御の駆け引きを行う競技、スポーツのことで、相手の胴体を突く「フルーレ」、相手の全身のどこを突いてもいい「エペ」、上半身の突きと斬りつける攻撃も許される「サーブル」の3種類があります。
 私自身は、競技の経験はないのですが、フェンシングとは縁があります。
 日本体育協会の認定スポーツドクターの資格を得る際に、競技人口、経験者数が多く、内部の希望者が多いことから、柔道連盟からの推薦の順番を待っていると、数年後になると言われました。そこで、枠の空いている競技団体からの推薦を受けたらいいということで、日本フェンシング協会からの推薦で、スポーツドクターになりました。その「お礼奉公」というわけではないですが、その後、10年ほどは、フェンシングの試合の大会ドクター、ドーピング検査、講演などでのお手伝いをしてきました。
 今日は、そのときの知人に連絡を取り、講師として、お招きしようとしたのですが、都合がつかず、残念ながら、日本フェンシング協会から入手したDVDを見てもらいながら、私が講師を務めることになりました。
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 まずは、フェンシングの基本的な動作ということで、いくつかの姿勢と、その呼称を紹介します。
 「アンガルド」、英語で「on guard」という意味になるようですが、フェンシングの基本姿勢です。右利きの人は、右手に剣を持ち、右足は正面に向け、左足は肩幅だけ後ろに位置して、斜め左前方を向きます。膝を曲げ、腰を下ろし、体軸は垂直に保ちます。
 「アロンジェルブラ」、「アンガルド」の状態から腕を伸ばした、基本的な攻撃の型です。
 「ファント」、「アロンジェブラ」から、前足を前に大きく踏み込む姿勢です。
 「マルシェ」、一歩前進という意味です。
 ちなみに、フェンシングの基本用語は、フランス語です。参加者の一人、シルヴィー・バッハさんに、用語の解説をしてもらいます。蹴りの稽古のために使うプラスチックの棒を使い、動作の反復練習をします。シルヴィーさんに、正しい発音で、号令をかけてもらいます。
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 次に、DVDの中で紹介されていた、「体軸のブレをなくすためのトレーニング」を行います。
・両足を揃えて、小刻みに、前に移動する
 以前、講道館少年部の稽古で、「キョンシージャンプ」という、膝を伸ばした状態で、ジャンプしながら前へ移動するものがありました。「体軸は垂直に保つ」、「足底感覚を意識する」というのが、ポイントのようです。底面積が狭いので、体軸を垂直に保っていないと、つんのめってしまいそうです。
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 さらに、その応用編です。
・前に進みながら、左右の上肢を同時に屈伸させる
・前に進みながら、左右の上肢を同時に前方、側方と、交互に屈伸させる
・前に進みながら、上肢をクロールのように交互に回転させる
・両足を開閉しながら、小刻みに前に進む
・足を開閉しながら前に進み、左右の上肢を同時に屈伸させる
・足を開閉しながら前に進み、左右の上肢を同時に前方、側方と、交互に屈伸させる
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・足を開閉しながら前に進み、右上肢を前に、左上肢を横に挙上して、素早く5回屈伸したら、左上肢を前に挙上して、右上肢を横に、素早く5回屈伸する
 
 
 
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・足を開閉しながら前に進み、両上肢を前に屈伸、横に屈伸、ジャンプして「大の字」の、3つの動作の繰り返し
・足を開閉しながら前に進み、両上肢を前に屈伸、横に屈伸、ジャンプして「大の字」の、3つの動作の繰り返し
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 さらに、フェンシング動作を入れてのエクササイズに移ります。
・しゃがみ込みの姿勢からジャンプして、右前のアンガルド姿勢、またしゃがみ込み、ジャンプしてアンガルド姿勢、またしゃがみ込みの繰り返し
・正面に向いたしゃがみ込み姿勢から、右足前のしゃがみ込み姿勢、中腰になってのアンガルド姿勢、ファント姿勢、また右足前のしゃがみ込み姿勢、正面に向いたしゃがみ込み姿勢、左足前のしゃがみ込み姿勢、ファンと姿勢の繰り返し
・アンガルド姿勢から、一歩踏み出して、ファント
・アンガルド姿勢をとらずに、しゃがみ込み姿勢から、直接、ファント
 これが、実に厳しいトレーニングでした。筋肉痛になります。
 「つま先と膝を同方向」、「体軸は垂直に」、「柔軟性や筋力の度合いによってスピードや回数を加減する」、これらが、このエクササイズの注意点でした。
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 その後、スキップで前に移動し、身体を反転させて、アンガルド姿勢で着地したり、2人が向かい合って、1人が移動する方向に合わせて自分も移動するようなドリルを行ったりしました。
 最後、腕立て伏せ、腹筋、背筋、ワンツーパンチ、金的蹴りで、今日の稽古を終了しました。

koyamaclinic at 23:18│Comments(0)TrackBack(0)空手 | トレーニング

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