2015年03月01日

2015年3月1日(日) クロストレーニングセミナー・サバキ編

 朝の9時前に、高田馬場にやってきました。今日は、クロストレーニングセミナーの第95回の予定の日です。いつものように、「Vie de France」に寄りました。起床後に自宅でコーヒーを飲み、電車の時間に余裕があり、缶コーヒーを買ってしまいました。さすがにコーヒーはいいやと思い、黒ごまバナナジュースなどといったものを頼んでみました。
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 9時半前に道場に到着しました。空手着に着替えて、ウォーミングアップを始めます。
 道場内から含む2人、道場外から4人、合計6人の方が集まってくれました。
 ウォーミングアップ、ストレッチングの後、空手の基本稽古に移ります。
 蹴りの基本稽古では、ストレッチングの意味で、「前蹴上げ」、「横蹴上げ」、前々回から取り入れた「後ろ蹴上げ」を最初に行い、「前蹴り」、「回し蹴り」、「横蹴り」、「後ろ蹴り」、「後ろ回し蹴り」は、移動稽古で行いました。今日はそれに、パンチから蹴りへの連繋動作を入れてみました。
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 しばしのウォーターブレイクの後、今日の第二部に移ります。今日のテーマは、「サバキ」です。
 中学高校と柔道を、早稲田大学で極真空手と芦原空手を修行された、弥永尚氏が、今日の第二部を担当してくださいました。なかなか、次のセミナーの内容が決まらないといったときに、弥永氏が、ご自身で手を挙げてくださいました。今後は、いつまでも「お客さま」意識ではなく、一人一人が積極的に参画してくださることを願っています。
 今日のゴールを、「サバキの投げ技の基本動作を身につけましょう」と設定されています。弥永氏、企業のリクルート採用のお仕事をされています。事前に課題を決めて、資料を用意してくださったり、汗で濡れてもいいように、それをクリアファイルに入れてくださったり、ビジネスマンとしての一流の気配りを感じます。
positioning-20150301
 まずは、サバキの基本パターンを教わります。相手の攻撃を受けて、「自分は攻撃しやすくて、相手が攻撃できない場所」に移動するのが「サバキ」の第一歩です。この場所に移動するのが、「ポジショニング」ということです。
 あと、「サバキ」とは、柔道で言うところの「後の先」、つまり返し技なのだとも、弥永氏はおっしゃいます。
 以後、弥永氏のレジュメに従って、解説していきます。
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<ポジショニング>
1.4つのポジション説明
�1のポジション
 相手の右手、右足の攻撃を受けて、前左方向に移動し、相手の背後に回る。
 左足を前方、相手の身体の幅だけ、軽く左方向に移動させて、それを軸にして、右足を90度、時計回りに移動させます。
�2のポジション
 相手の左手、左足の攻撃を受けて、前右方向に移動し、相手の背後に回る。
 右足を前方、相手の身体の幅だけ、軽く右方向に移動させて、それを軸にして、左足を90度、反時計回りに移動させます。
�3のポジション
 相手の右手、右足の攻撃を受けて、左方向に移動し、相手の背後に回る。
 左足をほとんど移動させないか、軽く左に移動させて、それを軸にして、右足を90度、時計回りに移動させます。
�4のポジション
 相手の左手、左足の攻撃を受けて、右方向に移動し、相手の背後に回る。
 右足を軽く右方向に移動させて、それを軸にして、左足を90度、反時計回りに移動させます。
 3、4のポジションは、相手の攻撃の勢いが強いときのものです。
 この4つポジショニングを、繰り返して練習します。

 続いて、「投げ」の動作に使える、基本稽古での動作を教えていただきます。意外にも、「まわし受け」、「まわし打ち」の動作が、投げの動きに使えるとのことでした。
 基本稽古でも、あまり行われず、省かれることも多い技ですが、これは、目から鱗でした。
 実際の投げの動作ですが、まず、「巻き込み投げ」、「裏投げ」という投げを教わりました。
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<巻き込み投げ>
 まずは、基本動作の説明ですが、相手を自分の右方向に投げる際には、相手の右袖を左手で引き、相手の首の後ろに右手をかけて、1のポジションか3のポジションに移動するための、右足を引く動作を利用して、上から見て時計回りに身体を回転させて相手を転がします。
 相手を自分の左方向に投げる際には、相手の左袖を右手で引き、相手の首の後ろに左手をかけて、2のポジションか4のポジションに移動するための、右足を引く動作を利用して、上から見て反時計回りに身体を回転させて相手を転がします。
 相手の首の後ろに腕をかけるところなど、横綱千代の富士の「ウルフスペシャル」ですね。
 次に二人でペアになり、攻撃を出してもらい、それを捌いて投げにつなげます。
�相手の左の攻撃に対する巻き込み投げでのサバキ
 相手の左前蹴り→下段払い→崩しながら巻き込み投げ
 相手の左中段突き→外受け又は内受け→崩しながら巻き込み投げ
�相手の右の攻撃に対する巻き込み投げでのサバキ
 相手の右前蹴り→外受け→崩しながら巻き込み投げ
 相手の右中段突き→外受け→崩しながら巻き込み投げ
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�巻き込み投げのバリエーション:かんぬき
 相手の左前蹴り→下段払い→崩しながらかんぬきを決めて巻き込み投げ
 相手が道着を着ていないようなときのために、そのバリエーションとして、相手の腕の下から手を回して、相手の背中に置き、相手の腕をロックした状態で投げる「かんぬき」を教わります。

 続いて、こちらからの攻撃から、投げにつなげる練習です。
�左前蹴り(ストッピング)→右下段回し蹴り→崩しながら巻き込み投げ
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<裏投げ>
 柔道の場合、「裏投げ」とは、相手の後ろに回って、そこから身体を反らせたり、反転させたりして相手を投げる技です。プロレスのバックドロップですね。芦原空手の「裏投げ」は、柔道の「大外刈り」のような感じです。
 相手の右手、右足の攻撃を受けて、相手の背後に右足を出し、右手を相手の顎の下に当てて、後ろに倒します。
 相手の左手、左足の攻撃を受けて、相手の背後に左足を出し、左手を相手の顎の下に当てて、後ろに倒します。
 相手に攻撃を出してもらい、それを捌いて投げにつなげます。
�相手の左の攻撃に対する巻き込み投げでのサバキ
 相手の左前蹴り→下段払い→崩しながら裏投げ
 相手の左中段突き→外受け→崩しながら裏投げ
�相手の右の攻撃に対する巻き込み投げでのサバキ
 相手の右前蹴り→外受け→崩しながら裏投げ
 相手の右中段突き→外受け→崩しながら裏投げ

<投げの連携>
 柔道で、「背負い投げ」から「小内刈り」につなげるように、「巻き込み投げ」から「裏投げ」に、「裏投げ」から「巻き込み投げ」につなげるコンビネーションを稽古します。
�相手の左の攻撃に対する巻き込み投げでのサバキ
 相手の左前蹴り→下段払い→崩しながら巻き込み投げ→裏投げ(裏投げ→巻き込み投げ)
�相手の右の攻撃に対する巻き込み投げでのサバキ
 相手の右前蹴り→外受け→崩しながら巻き込み投げ→裏投げ(裏投げ→巻き込み投げ)
 盛りだくさんでしたが、予定の1時間が、あっという間に過ぎてしまいました。
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 最後、腕立て伏せ30本、普通の腹筋を30本、ひねりを入れた腹筋を20本、背筋を30本、ひねりを入れた背筋を20本、ハーフスクワットを30本、四股を20本で、今日の稽古を終了します。
 
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 稽古終了後、有志4人と「石庫門」に向かいます。ここから合流した2名を含め、第二道場の厳しい修行の始まりです(笑)。
 私は「野菜たっぷり麺とミニ麻婆丼」のセットをいただきます。いつもは、一皿に40個の餃子が入った大皿を頼み、それを肴に少し飲んでから、それぞれが昼の定食メニューを頼むのですが、今日は定食が先に来てしまいました。ちょっと、調子が狂ってしまいます。

koyamaclinic at 23:18│Comments(0)TrackBack(0)空手 | トレーニング

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