2015年11月29日

2015年11月29日(日)1 クロストレーニングセミナー・沖縄空手編

cross-training-seminar-shugoshashin-20151129
 9時を目処に、高田馬場の極真増田道場にやってきました。今日は、104回目のクロストレーニングセミナーです。
 今日は、道場内から3人、道場外から5人、合計8人の参加がありました。
 まずは、ランニング、サイドステップ、カリオカステップで、ウォーミングアップをします。
 その後、アジリティートレーニングをしました。両足で細かいステップを繰り返す「シャッフル」という動きから、前に立つ人の指し示す方向に向けて、ツイスト、90度ジャンプターン、180度ジャンプターン、360度ジャンプターンを行います。
 続いて、空手の基本稽古です。蹴りの稽古を移動稽古で行い、コンビネーションを入れてみました。
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 続く第二部は、11月1日に開かれた「国際明武舘剛柔流空手道連盟総本部」の舘長、八木明人氏による「沖縄空手セミナー」で、秋元誠吾先生と私が教わったことを、みなさまに紹介させていただきました。
 まず、「三戦立ち(さんちんだち)」という、剛柔流という空手の流派での基本的な立ち方について、習ったことをお伝えします。
 足幅は肩幅程度で広げすぎず、右足を左足の一足分だけ前にして立ちます。両足のつま先を少し内側に向け、足指で地面をしっかり噛むことを意識します。
 上半身は真っすぐ、上から引っ張られているようなイメージで、肩は前に出さず、軽く胸を張ります。
 膝は曲げず、股関節は内旋し、下腿は外旋するようにとのことでしたが、股関節と下腿の間にある膝関節は、ほとんど回旋しない関節です。股関節を内旋して、下腿を外旋するなんて、普通はできません。「そうするような意識で・・・」とのことでしょう。
 また、「三戦立ち」で膝を伸ばしていると、極真では「棒立ちになってるぞ」と注意されたものです。
 流派によって、さまざまです。
 この「三戦立ち」から、両手を「内受け」にする姿勢をとります。この際に、脇は締め、拳は肩の高さより少し下にします。両前腕は、拳の小指側が、やや自分の顔の方向を向くように、しっかりと回外させます。
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 その姿勢から、息を吸いながら左拳を引き、息を吐きながら、拳をゆっくり前に突き出していきます。突きの最後で、息を「ハッ」と吐いて、拳を最後まで突き切るようにします。
 拳を引く際には、胸の高さに引きます。引いた際に、相手から前腕が見えず、拳しか見えないように状態になるようにします。
 突く際には、真っすぐの姿勢のままで、相手に届かせようと上体を流したりはしません。自分から攻撃に行くのではなく、自分の領域に相手が入ってきたときに初めて攻撃する、つまり、攻撃のための攻撃ではなく、護身のための攻撃という意味合いのようです。「空手に先手なし」、沖縄空手の基本哲学なのでしょうか。
 突いた後に、伸ばした腕を、肘を支点にして「内受け」の動作をしながら息を吸い、受けの最後に、息を「ハッ」と吐きます。これを、右、左と繰り返します。
 呼吸については、吸うときは口を横一文字で、吐く時は縦に開きます。吐きながら下腹部を締めてゆき、最後に「ハッ」とお腹に一瞬で力を込めるようにします。
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 「小手鍛え」と呼ばれる、前腕部の部位鍛錬の方法を紹介しました。
 相手と向かい合って立ち、胸の前でお互いの前腕の親指側を合わせます。このときに、手は「開手(かいしゅ)」と呼ばれる開き方をします。親指だけを曲げます。他の四指は伸ばして、軽く広げるようにします。ここから、お互いに「内受け」、「下段払い」で前腕をぶつけ合い、前腕を鍛えます。本当に相手を痛めつけるような防御の際には、前腕の小指側の先、解剖学的に言うと、「尺骨茎状突起」の部分を相手にぶちあてるようにします。しかし、この突起は、よく骨折する部位ですから、自分も注意しないといけません。
 これも、本当は、呼吸を意識しながらやるべきなのでしょうね。
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 次に、「掛け手」と呼ばれる、上半身の鍛錬方法をお伝えしました。
 まずは「三戦立ち」で、相手と少し横にずれた状態で向かい合います。「小手鍛え」で、お互いの前腕の拇指側を合わせた状態から、稽古が始まります。片方が、手関節の拇指側を相手の手首に引っ掛けて、相手を前方に引き出します。ここで相手のバランスを崩し、その後、前腕を回内させながら、掌底部分で相手の前腕を下に押し下げます。
 相手を引くときに息を吸い、相手の腕を押し下げるときに、息を吐きます。最後、腕を押し切ったときに、「ハッ」とお腹に一瞬で力を込めるようにします。
 このとき、引っぱられたり押されたりする人は、相手が最大限の力を発揮できるように抵抗をかけます。
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 腹筋を使っての呼吸ができているかどうか、最後に腹が硬く前に出るかどうかを、やっている人間が意識できるように、第三者が下腹部を手で押してあげます。
 これを「四股立ち」で、相手と大腿の内側が接するように立ち、大腿を押し合いながらやると、下半身の鍛錬にもなります。
 最後、筋トレです。腕立て伏せ20本、ジャンピングプッシュアップを10本、新日本プロレス式のライオンプッシュアップ10本、通常の腹筋30本、ひねりを入れた腹筋20本、V字シットアップ10本、通常の背筋20本、ひねりを入れた背筋20本、新日本プロレス式の「エアプレーン」10本、ハーフスクワット20本、四股立ちでのスクワット10本、四股20本をおこないました。
 その後、ワンツーパンチ左右10本ずつ、金的蹴り20本で、今日の稽古を締めました。

koyamaclinic at 23:05│Comments(2)TrackBack(0)空手 | トレーニング

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この記事へのコメント

1. Posted by kikukawa   2015年12月01日 07:34
クロストレーニング有難うございました!得るもの多かったです。写真シェアさせて頂きました!!
2. Posted by 小山郁   2015年12月01日 20:26
 kikukawa様、コメント、ありがとうございます。
 いろいろなバックグラウンドがある人が、集まってくださること、いつも嬉しく思っています。
 今後とも、よろしくお願いします!

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