2016年04月17日

2016年4月17日(日)1 クロストレーニングセミナー・「Kali」編

 9時過ぎを目処に、高田馬場に向かいます。高田馬場駅戸山口から徒歩数分、極真空手増田道場にやってきました。
 今日の第二部は、フィリピン武術「Kali」の稽古方法を紹介いただくことになっています。
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 「Kali」、2本の杖のような道具を使います。この「Kali stick」を求めて、昨日の診察終了後、水道橋の「尚武堂」に来てみましたが、扱ってはいないとのことでした。仕方がないので、「タウン・ドイト後楽園店」で、材木か竹の棒か、何か替わりになるようなものはないかと探してみました。
 ありました。塩化ビニールのパイプ、20ミリ径で、1メートルのものを買い、半分に切ってもらいました。加工料金60円を含めて、327円なり・・・(笑)。
 「Kali」だけに、「仮りの道具」ということで・・・(笑)。
 第一部は、ウォーミングアップ、アジリティートレーニング、ストレッチングに続いて、空手の基本稽古です。上肢での攻撃、防御の後、マット運動を入れ、その後、蹴りの基本稽古を行います。蹴りの移動稽古は、増田道場の荻野聡指導員にお願いしました。前蹴り、回し蹴り、後ろ回し蹴りを行います。1回の号令で、同じ脚で1本、3本、5本蹴ってから、前に進みます。
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 数分のウォーターブレイクに続いて、今日の第二部です。お待ちかねの「Kali」です。クロストレーニングのメンバー、李鍾爀(イ・ジョンヒョク)氏にお願いしました。韓国特殊部隊に所属されていた李氏には、以前は「ナイフ術」を指導していただきました。それが2012年6月でした。そのときより、ずいぶん、日本語が上手になっておられましたね。
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 まずは、ウォーミングアップも兼ねて、基本的な動作を教えていただきます。走るときにように、左右の腕を振りますが、右腕を引いたときに、左手は右胸の前、顔の右横に置くようにします。つねにガードの手を残しておくという意味での動きですが、特に道具を持って攻撃をするような場合、右腕と左腕が交差しないようにするということが重要なのだそうです。これを各自、20本ぐらい、繰り返します。
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 実際に、「Kali stick」を持ってのトレーニングに移ります。まずは、スティックを1本持ちます。右手に持った場合、右上から左下に向けて打つのが「1」、左上から右下に向けて打つのが「2」、右下から左上に向けて打つのが「3」、左下から右上に向けて打つのが「4」ということで、まずは一人で素振りをして、動きの練習をします。
 動きを止めずに、振り切る方法と、対象に当てて元に戻す方法と、2つの振り方があることを教わります。最初を「flow」、後者を「break」と呼ぶとのことです。
 次に二人で向き合って、「1」から「4」まで順番にスティックを振り、スティックをぶつけ合います。間違うと、相手の腕を叩くことになるので、注意が必要です。これを、右手と左手の両方でやります。
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 次に、2本のスティックを持って、相手と向き合います。右手で持ったスティックを右肩の上、左手で持ったスティックを右脇の下に構えます。これが、右側の基本姿勢です。
 ここから、右手のスティックを右上から左下に向けて打ち、スティックを左肩の上に乗せるのが「1」、左手のスティックを右上から左下に向けて打ち、スティックを左肩の上に乗せるのが「2」、右手のスティックを左上から右下に向けて打ち、左の脇の下に構えるのが「3」です。これで、基本姿勢の左右が逆の姿勢になります。ここから、左手のスティックを左上から右下に向けて打ち、スティックを右肩の上に乗せるのが「4」、右手のスティックを左上から右下に向けて打ち、スティックを右肩の上に乗せるのが「5」、左手のスティックを右上から左下に向けて打ち、右の脇の下に構えるのが「6」です。これで、基本姿勢に戻ります。
 これも、二人で向き合って、「1」から「6」まで順番にスティックを振り、スティックをぶつけ合います。途中で、「あれっ、どっちだったっけ・・・」と、動きが止まってしまいます。慣れてくれば、少しずつ動きを速くしていくのですが、なかなか慣れることができません。
 フットワークの練習、スティック以外の武器の紹介がありました。
 楽しくて、時間が過ぎるのが速いです。
 最後、正拳中段突きを20本、金的蹴りを20本で、今日の稽古を締めました。
 李氏から、面白いことを聞きました。日本の空手では、まずは徒手空拳の技を稽古してから、道具を使った技に進みます。道具を使わない動作も、道具を使っての動作も、基本的には共通するものがあり、フィリピンでの武道の練習は、道具を使っての稽古が先だとのことでした。確かに、道具を持っていた方が、身体がぶつかり合う感覚、相手との距離の感覚がよく分かるのかもしれません。

koyamaclinic at 23:24│Comments(0)TrackBack(0)空手 | トレーニング

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