2016年08月21日

2016年8月21日(日)1 クロストレーニングセミナー・伝統派(松濤館系)空手編

 9時過ぎを目処に、高田馬場にやってきました。高田馬場駅戸山口から徒歩数分、極真空手増田道場にやってきました。今日はここで、113回目のクロストレーニングセミナーです。
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 道場外から4人の方が参加してくださいました。まずはウォーミングアップですが、第二部も空手の予定なので、空手以外の動きのトレーニングを、いつもよりも多く入れてみました。まずは、道場の回りのランニング、サイドステップ、後ろ向き走、身体を回転しながらのランニングをします。
 前回、立花寿人先生が紹介してくださった、メディシンボールを使ってのパスワークをしてみます。胸の前からのチェストパス、頭の上からマットにバウンドさせてのパス、両足の間からの放り上げるパス、砲丸投げのようなパスを左右で行います。
 プッシュアップで身体を反らした姿勢から、足を前に運び、少しずつ前進しながらマットの端から端まで進みます。「ベントニーウォーキング」でマットの端から端まで進み、その後、「膝抱え込みジャンプ」を5回。四股での擦り足でマットの端から端まで進み、その後、「膝抱え込みジャンプ」を5回。最後に「右膝立ち→両膝立ち→左膝立ち→両足立ち→左膝立ち→両膝立ち→右膝立ち」といった感じで、レスリングの構えている姿勢と、両膝立ちの姿勢を交互に繰り返しつつ、マットの端から端まで進み、その後、「膝抱え込みジャンプ」を5回。
 パートナーを身体の前で抱っこしての「抱っこ歩き」、背中に背負っての「おんぶ歩き」を、マットの端から端まで行います。友人の柔道指導者のFACEBOOKの記事だったかに、「子どもに『投げ技』を教える前に、『抱っこ』と『おんぶ』を教える」とあったので、それを取り入れてみました。相手を投げようとしても、しっかりと相手の身体の下に入ることが意識できないと、投げることができません。
 相手の肩を軽くタッチする「肩タッチゲーム」を、30秒ずつ、相手を替えて3回ほど、相手の肩か膝を軽くタッチする「肩膝タッチゲーム」を、30秒ずつ、相手を替えて3回ほど行います。
 続いてマット運動です。前転、後転、その後、マットの上に寝て、体幹の伸展と屈曲を繰り返しながら、手と足をマットにつかずに横に転がっていく、「イモムシごろごろ」を紹介しました。
 やっている私も、この時点で、かなり疲労困憊しています。口先だけで指導するような指導者になりたくないので、自分でできなくなったら、それが引退ですかね。
 ストレッチングに続いて、いつもの空手の基本稽古ですが、ウォーミングアップの意識で、数を少なめにします。
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 数分のウォーターブレイクに続いて、今日の第二部です。今日の第二部は、鍼灸師の秋元誠吾先生に、お願いしました。秋元先生、高校時代は伝統派空手を、早稲田大学在学中には極真空手を経験されました。現在はまた、伝統派空手の道場に通われています。
 今回、伝統派空手、特に松涛館系の稽古方法を紹介してくださることになりました。組手の東京都チャンピオンによる「チャンピオンメソッド」です。
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 まず、肩甲骨の動きを意識するウォーミングアップとして、両手を肩の上に置き、肘でクロールをするような動き、背泳ぎの動き、バタフライの動き、バタフライの逆回転の動きをすることを教わりました。
 これ、いいですね。「肩関節周囲炎」、いわゆる「四十肩」、「五十肩」の患者さんにもよさそうですね(笑)。
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 続いて、「自然体」で立ち、その場での「突き」の稽古をします。ボクシングや、他の流派の空手では、足を踏み出したり、後ろにある足の蹴り出しの力を使って、パンチを打ったりしますが、ここでは下肢の力は使いません。腰をひねりはしますが、突きの最後の瞬間に、振った鞭の柄を、元に戻すようにまた真正面に向けます。
 この際に、左右の前腕が擦れ合うような軌道を意識します。
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 「自然体」の姿勢から、心持ち体重を前にかけていき、たとえば右足の力を抜いて、身体が前に倒れて「前屈立ち」になる瞬間に右の突きを出すような稽古をします。足の力を抜いて、身体が自然に倒れる、「つっかえ棒が外れる」ことをイメージします。左足で身体を前に蹴り出したりはしません。
 これは、前後の方向だけでなく、左右にも応用が可能だとのことでした。「自然体」から右に体重をかけつつ、右足の力をフッと抜き、「騎馬立ち」になりながら、右の突きを出します。身体は右に、突きは前に出しますから、ベクトルを考えると、月に威力を加える稽古ではなく、タイミングをあわせる稽古なのかなと思いました。
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 さらに、相手に前に立ってもらって、「上段突き」と「中段突き」のワンツーの稽古をします。それを相手が防御して、自分の技を出す、「約束基本組み手」も紹介していただきました。
 
 
 
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 これで、フットワークを入れて稽古をします。両足を、左足を前に、右足を後ろにした姿勢から、「左足を前に踏み出すフットワーク」、「右足を左足の後ろに引き付けてから、左足を前に踏み出すフットワーク」、「左足を前に出し、それに右足を引き付け、さらに左足を前に出すフットワーク」、この3つを稽古します。このフットワークが、私にとっては、「目から鱗」でした。今後、道場に入って、みなさんが来られる前なんかに、密かに稽古しようかと思います。
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 最後、面白い稽古方法を2つ紹介していただきました。相手とお互いの攻撃が届かない位置に向かい合って立ちます。相手が出した技と同じ技を、瞬時に真似をして出すというものです。
 次に、構えている人の後ろに、パートナーが立ちます。後ろから、左肩をタッチしたら、左の「上段突き」を出し、右肩をタッチしたら、右の「中段突き」を出し、左の太ももをタッチしたら、左の「回し蹴り」を出し、右の太ももをタッチしたら、右の「前蹴り」を出します。ゲームのような稽古で、少年部などの指導なんかにも、いいですね。
 普通の腕立て伏せを30本、新日本プロレス式の「ライオン・プッシュアップ」を10本、体幹のひねりを入れたプッシュアップを10本、普通の腹筋を30本、ひねりを入れた腹筋を20本、普通の背筋を30本、ひねりを入れた背筋を20本、ハーフスクワットを30本、四股を10本、ジャンピングスクワットを10本、その後、スクワットをして、今日の稽古を終わります。
 秋元先生、ありがとうございました。みなさん、お疲れさまでした。

koyamaclinic at 23:01│Comments(0)TrackBack(0)空手 | トレーニング

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