2018年10月18日(木)2 チャプチェ2018年10月20日(土)1 「マイまわし」

2018年10月19日

2018年10月19日(金) 急患

 今日は午後からの診察ですが、月に一度の業者振込み、給与計算のために、午前中の、いつもより少しだけ早い時間にクリニックにやってきました。
 診察終了後、講道館に移動します。
「来て早々に申し訳ないのですが・・・」
 柔道着に着替えて、大道場に上がったところで、講道館の指導者の先生に声を掛けられます。足から出血している外国人男性の診察依頼でした。「受け身」をとったときに、畳の隙間に足を踏み込みだらしいとのことでした。傷を見ると、皮下に達するほどの傷ではありません。縫合することはないと思われ、その旨を説明しました。ただ、感染予防のために、抗生物質の服用を勧めます。初来日とのこと、「抗生物質は、どこで手に入れたらいいのか」と聞かれました。私の稽古が終わるまで待ってもらい、クリニックに来ていただくことにします。
 残り時間が30分、自分の稽古に集中します。普段の稽古相手とは違う男性に、「打ち込み」に続いて、「乱取り」をお願いしました。五段だとのこと、動きがきびきびしていて、「背負い投げ」で何度も投げられてしまいます。完敗でした。続いて、一度か二度、「打ち込み」をしたことがあるだけの男性に、恐らくは初めて「乱取り」をお願いしました。段位は同じ四段だとのことですが、私の技は決まらず、組み際の「送り足払い」で、きれいに投げられてしまいます。
 稽古が終わり、着替えた後に、先ほどの外国人男性を連れて、クリニックに戻ります。
 当初の話から、傷の処置と抗生物質の処方だけでいいかなとも思っていましたが、クリニックで本人の話を聞くと、足の指が、あらぬ方向に曲がっていて、それを引っ張って自分で戻したとのことでした。骨折、脱臼、亜脱臼も考えなければならず、あわててレントゲン撮影機器の電源を立ち上げます。レントゲンの画像を処理するために、名前や生年月日を登録しないことには先に進めないのが、電子カルテの面倒なところです。「学校の保健室」の処置ですむかと思っていたことが、しっかりと診療所の仕事になってしまいました。
 何やかやで、今日も帰宅が遅くなってしまいました。

koyamaclinic at 23:30│Comments(0) 柔道 | 医療

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