2021年6月12日(土) 「院内掲示」2021年6月13日(日)2 「台湾無骨香脆鶏柳」

2021年06月13日

2021年6月13日(日)1 クロストレーニングセミナー・リズムトレーニング編

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 午前9時過ぎに、JR高田馬場駅にやってきました。戸山口から徒歩数分、極真空手増田道場に移動します。今日はここで、172回目のクロストレーニングセミナーが開かれる予定になっています。検温、手指のアルコール消毒をして、道場の中に入ります。今日は、道場内から2人、道場外から女性2人を含む8人、合計10人の方がいらっしゃいました。
 ストレッチングに続いて、空手の基本稽古に入ります。蹴りの稽古では、久しぶりに「移動稽古」を入れてみました。
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 今日の第二部の講師は、極真増田道場の指導員、吉田健二氏にお願いしました。メトロノームを用いた「リズムトレーニング」を考えてくれています。
 まずは、道場のまわりに車座になって座り、「リズム」というものについての、基本的な予備知識を教えていただきます。一回だけ手を叩くような、単発の音を「拍」というそうです。一定数の「拍」が集まって、「拍子」になります。「拍」が2つで「2拍子」、「拍」が3つで「3拍子」、「拍」が4つで「4拍子」といった具合です。それにアクセントが加わり、「リズム」になるとのことでした。
 一人の人が、「4拍子」、「3拍子」などで手を叩き、順番に輪の隣に座った人が手を叩いていきます。まずは、頭のウォーミングアップですね。
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 次に、ラダーを使っての、実践に移ります。「両足ジャンプ」、「クイックラン」、「開閉ジャンプ」、「開閉クイックラン」などの動きを、図にしてくれています。これは助かりました。
 「四拍子」、「三拍子」、「三連符」といったリズムにあわせて、いろいろな動作を繰り返します。升目に合わせられずに、ラダーを踏んでしまったり、バランスを崩したり、リズムに乗れなかったり、散々でした。
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 まずは、道場の横のラインに平行に、2本のラダーを置き、2つのグループに分かれます。まずは、普通の歩行から始め、「両足ジャンプ」、「開閉ジャンプ」など、いろいろなステップを、メトロノームの発する、さまざまな「拍子」、さまざまなテンポにあわせて、移動していきます。
 1本のラダーには、9つの升目があります。動きに慣れるまでは、最初はよくても、最後の方でバランスを崩してしまいます。
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 2本のラダーをつないで、道場の対角線上に置きます。今度は、蹴りの動作を入れたりしてみます。ここでも、「着地」、「蹴り」、「着地」といった一つ一つの動作を、メトロノームの音にあわせていきます。
 自由に動くと、何となく、上手く動作ができているように錯覚してしまいます。しかし、決められたテンポで、決められた移動距離を動くことは難しいです。それができて初めて、動く相手にも対応して動けるようになるのではないかと思いました。自由に動くシャドーボクシングといったトレーニングと、ラダートレーニングとは、空手では「組手」と「型」、柔道では「乱取り」と「形」、テコンドーでは「マッソギ」と「トゥル」のような関係にあるのかと思いました。
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 いつもなら、補強トレーニングで稽古を締めるのですが、せっかくラダーがあるので、これを使わせていただきました。枠の中に手を置いて、横に一升ずつ移動しながらの腕立て伏せを提案しました。一升ごとの「アヒル歩き」、「ジャンピングスクワット」を、スクワットの代わりとしました。腹筋と背筋は、いつもの通りでした。
 いいトレーニングができました。ありがとうございました。

koyamaclinic at 23:21│Comments(0) 空手 | トレーニング

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