はじメル

起業や社会の不条理、政治の裏側など面白く解り易くコメントします ! 旅行会社は「ハミングツアー」と貸切バス部門の「ハミングバス」を運営中で、広告制作・デザイン部門や、コンサート制作部門も支持を集めています。2019年には月岡温泉に泊食分離型ホテルを新規開業。 新潟大学経済学部を社会人学生として6年がかりで2015年春卒業。新発田市議会議員として地域の政治活動にも携わっています。

本日、私の一般質問は10時半頃からです。

二階堂市政3期目の政策と懸念、その実現に向けて

 本年11月、激戦を制して二階堂市長が再選され、3期目の初議会を迎えたました。
激しい選挙戦の最中、4年間の公約として「市民との約束」が大幅に増えていきましたが、市長に投票した2万7千余の市民は、その公約実現に向けて大いに期待していることと思います。
 今回は、来年度予算編成に向けての新たな約束についての「ロードマップ」示してもらうべく質問を行います。

 現在、新発田市の借金は、一般会計、特別会計を全て合算すれば1000億円の大台に載っています。もちろん、交付税措置や使用料収入など将来の歳入を見込めば、実質的な借金は170億円余で、ほぼ年度の自主財源と同じ規模であり、危機的であるとは考えていません。しかし、国の財政状況は緊迫しており、様々な市独自財源による財政出動が増大傾向を示す中、市長の約束した政策の実現をどのような財源で手当を考えているのか見込みを説明してください。
 1期目の公約「まちづくり実行プランVer.1〜2」では、「成長戦略で仕事をつくり、事業仕分けでムダをなくし、収入を増やして、お金は福祉にまわします!」であり、その歳入面での柱は「職員総人件費の10%削減」でありました。今後の行政改革の取り組み姿勢を聞かせてください。
また、来年度予算編成にあたり、財政調整基金及び庁舎建設基金にどの程度手をつけるのか、市長の腹案をお聞かせください。

 選挙戦の最大かつメインの約束であった「小中学校の教室エアコン設置」ですが、国は予算執行の優先順位について明確な指針は示していません。
 そのような中で、文科省の課長との陳情の際「新発田は一番先に来たからね」と言う対応のみをもって、国からの予算措置が「ほぼ確実」のような発言を行っていましたが、万一、国の予算措置が全ての施設を賄うだけの規模が無かった場合は、基金取り崩しの拡大などの覚悟もあるのかその本気度を確認します。

 選挙戦後半から目に付くようになった「幼稚園・保育園の無償化」政策ですが、そもそも国は「来年度の消費増税」とセットでの導入を表明しています。
 相当数の市民は、「二階堂の公約」として認識していました。よって、国が来年10月から制度を導入としても、市は当然年度初めの4月からと認識するのでないでしょうか。
現在、無償化を巡っては、国と地方は負担比率を巡って対立していますが、市長はいつから導入を行い、どの程度の財政負担を見込んでいるのか、想定をお聞かせください。
 まちづくり実行プランVer.3に記載された政策公約について、時間の許す範囲で市長の考えをお伺いします。

新潟空港の浮上なるか!?月岡温泉振興のキーワード

新潟空港では以前、『ダブルミリオン計画』とのウソのような県の公式目標がありました。
つまり、国内線、国際線とも100万人を達成する野心的?な計画でした。
あれから20年。他力本願的な「何もしない&何も足さない」無策が祟り、今では国内線と国際線を足しても70万人止まり・・・
この間、他県の空港は大幅な伸びを記録しているので、年々利用者数が下がり続ける新潟の一人負けは、インバウンド時代の“新越後七不思議”とも言える燦々たる状態です。

新潟は江戸時代は日本一の人口を誇り、経済圏がそれなりに大きな地域でした。
よって、他県や世界に目を向けなくとも、圏内での消費規模がそれなりにあるため、経済が成り立っていた訳です。
この閉鎖的なマーケットが、現在になって足を引っ張る要因になっているのでしょう。
そう言えば、例えば月岡温泉のホテルにしたっても、地元新聞やテレビCMは一所懸命ですが、県外へのアピールは二の次ですから・・・
人口減少の時代、特に購買力の大きな「団塊世代」が消費の主役から引退したときが空恐ろしいですね。
20181130新潟日報 新潟空港国際線



赤穂浪士討ち入りをイメージした12月議会初日

12月3日(月)赤穂浪士の討ち入りをイメージした法被着用して議会初日を行いました。
地方局4局のカメラが入り、夕方のローカルニュースで取り上げられました。
議長は「4年前の請願に基づき・・・」と述べましたが、この行事は、7年前の2013年から私が一期目の翌年から、「堀部安兵衛の生誕地が新発田であること自体が意外と知られていないので、法被着用だけでもマスコミにタダで宣伝してもらえるし、12月=忠臣蔵のイメージに合うため、その後の広がりも期待できる」と強く提案を行っていたイベントです。
当時から、「12月議会初日」での着用を提案しましたが、反対も多く散々見送られ、忠臣蔵サミット開催の年に、当時の故斉藤明議長の決断で初めて行われた経緯があります。
その翌年も、斉藤議長が亡くなってしまい、実施されませんでした。

20181204新潟日報 12月議会初日001

12月議会での私の一般質問

再選を果たした二階堂市長に対し公約について質問を行います。
私は2番目で、12月12日(水)午前10:30頃からです。

二階堂市政3期目の政策と懸念、その実現に向けて
 本年11月、激戦を制して二階堂市長が再選され、3期目の初議会を迎えた。
激しい選挙戦の最中、4年間の公約として「市民との約束」が大幅に増えていったが、投票した多くの市民は、その公約実現に向けて大いに期待していることだろう。
今回は、来年度予算編成に向けての新たな約束についての「ロードマップ」示してもらうべく質問を行う。
〆眄状況について
現在、新発田市の借金は、一般会計、特別会計を全て合算すれば1000億円の大台に載っている。もちろん、交付税措置や使用料収入などの今後の歳入を見込めば、実質的な借金は170億円余で、ほぼ年度の自主財源と同じ規模であり、危機的であるとは考えていない。しかし、国の財政状況は緊迫しており、様々な市独自財源による財政出動が増大傾向を示す中、市長の約束した政策の実現をどのような財源で手当を考えているのか見込みを説明して欲しい。
1期目の公約「まちづくり実行プランVer.1〜2」では、「成長戦略で仕事をつくり、事業仕分けでムダをなくし、収入を増やして、お金は福祉にまわします!」であり、その歳入面での柱は「職員総人件費の10%削減」であった。今後の行政改革の取り組み姿勢を聞かせて欲しい。
また、来年度予算編成にあたり、財政調整基金及び庁舎建設基金にどの程度手をつけるのか、市長の腹案を示して欲しい。
∩挙戦の最大かつメインの約束であった「小中学校の教室エアコン設置」であるが、国は予算執行の優先順位について明確な指針は示していない。そのような中で、文科省の課長との陳情の際「新発田は一番先に来たからね」と言う対応のみをもって、国からの予算措置が「ほぼ確実」のような発言を行っていたが、万一、国の予算措置が全ての施設を賄うだけの規模が無かった場合は、基金取り崩しの拡大などの覚悟もあるのかその本気度を確認したい。
A挙戦後半から目に付くようになった「幼稚園・保育園の無償化」政策であるが、そもそも国は「来年度の消費増税」とセットでの導入を表明している。相当数の市民は、「二階堂の公約」として認識していた。よって、国が来年10月から導入としても、市は当然年度初めの4月からと認識するであろう。現在、無償化を巡っては、国と地方は負担比率を巡って対立しているが、市長はいつから導入を行い、どの程度の財政負担を見込んでいるのか、想定をお聞かせ願いたい。
い泙舛鼎り実行プランVer.3に記載された政策公約について、時間の許す範囲で市長の考えをお伺いする。

12月定例会で私が紹介議員となって提出した請願

新発田市では現在給食のアレルギー除去食については、乳、卵、種実類の3品目です。
国はこの3項目に加えて、小麦、そば、かに、エビの4項目を加えた7項目を基本的に対応するよう、指針を示しています。
食物アレルギーは、現時点で赤ちゃんだと10人に一人に達すると言われ、年々その数は増えています。
近い将来、決して特異な例では無くなることが確実な状況ですので、一刻も早くその対応が求められます。
特に、学校教育の要である「食育」の観点からも、給食の対応は待ったなしです。
新発田は、教育や子育て支援の充実を掲げている以上、スピード感を持って取り組むべきです。
12月18日の社会文教常任委員会で採択の可否が審議されます。
請願者の意見陳述が9:30より行われます。

■学校給食に於ける除去食拡大に関する請願書■
請 願 趣 旨
 全国に先駆け「食の循環」に全市的に取り組み、「食育」を教育の重要テーマに掲げる新発田市にとって、学校給食は教育の中核を成しています。
 子供たちにとっても、給食のひとときは楽しく、成長の糧となっていますが、現代人が避けて通れなくなっている「食物アレルギー」については、平成24年に発生した「調布市学校給食・食物アレルギー事故」の痛ましい事故を契機に、自治体には高度で繊細な対応が求められており、教職員や栄養士、調理員の皆様には感謝の言葉もございません。
 現在、新発田市では学校給食における、食物アレルギー対応について、卵、乳・乳製品、種実類の3品目について対応を実施していますが、平成27年に示された、国の指針では、
「発症数、重篤度から勘案して表示する必要性の高い食材」として、小麦、そば、海老、蟹の追加4品目が明記されています。
 食物アレルギーに関しては、年々対象の児童生徒数が増加していますが、残念ながら対応は遅れ気味です。
 児童生徒が平等かつ安全に、そして楽しい学校生活が送れるよう、食物アレルギーの対応品目の拡大について、新発田市議会として取り組んで頂けるようお願い致します。

請 願 事 項

1 食物アレルギーの対応品目を国指針準拠の7品目まで速やかに拡大をお願いします。
2 実態調査を行い、理想的な給食提供方法について調査・検討をお願いします。
3 完全除去食の提供は新たな負担を生じずに代替食を提供するようお願いします。

どこまで本気になれるかお手並み拝見です!

一昨年、昨年と連続で入港した「コスタクルーズ」も来年は新潟寄港なしでさみしい限り・・・
結局のところ、行政も無関心、経済界も無関心、市民も無関心です。
地方が外貨を稼ぐって事はどういうことか本質的に理解していないヒトが多すぎます!新潟は!
裏を返せば、それだけ「新潟だけ」の経済圏がしっかりしていてマーケットがそれなりに大きい証でもあります。
江戸時代は日本一の人口を誇っていた新潟県の底力恐るべしではありますが、これからの人口減少は、新潟没落の時代でもあります。
ペティ・クラークの法則(経済の発展に伴い、国民経済に占める第一次産業の比重は次第に低下し、第二次産業、次いで第三次産業の比重が高まるという法則。産業構造の高度化。)の最終章に入って、経済の成熟化が進む新潟県は、今後外貨をどうやって稼ぐかがポイントになります。

20181127新潟日報 アジア誘客002

インバウンドで周回遅れの新潟県がようやく本腰か?

周辺県と比較しても、問題にならないほどインバウンド観光客の取り込みが遅れている新潟県がようやくインバウンド観光客誘致に本腰を入れるらしい・・・
新発田市長選でも、市民はあまり関心が無いようですが、今や日本経済を引っ張っているのは訪日外国人に他なりません。
その訪日外国人が殆どいない新潟(特に下越)は全く恩恵が無い訳ですね。
花角知事の肝いりではありますが、やる気を感じない県の役人が実際に動くんでしょうかね?
20181123新潟日報 観光局設置001

新潟日報による市長選の分析と今後の二階堂市長への危惧

2日間にわたり、新潟日報による「市長選総括」が記事になっていました。
20181121新潟日報 市長選002

20181122新潟日報 市長選001


私が先に記した部分と大きくは変わりませんが、気になる部分をピックアップしました。
・投票率があまりに低かった・・・これだけ激戦で身近な市長選としては60%に届かないのは気になります。→大きな争点が無かったことが原因か?最大のボリュームのある無党派層が保革の代理戦争に嫌気がさしたか?特に困っていることが無く平和なのか?未来に対する危機感が無いのか?
○同じく大激戦だった新潟市長選でも49.83%なので、「今後の市長選は50%行けば上々」とみて置く必要があります。
・20〜50代の6〜7割が二階堂氏に投票・・・一般的に若年層ほど、親子ほど年の差がある若い小林氏に投票するのがセオリーでは?現役世代ほど子育てや産業振興に興味があるのでは?
○国政でも現役層は自民党への投票行動が鮮明になっています。野党や革新というのは中高年以上の一定層はいるようですが、高年齢化の波で徐々に勢力を縮小しているようにも見えます。
・二階堂市政2期8年を「評価する」28.7%、「どちらかと言えば評価する」37.3%で全体の7割が肯定的・・・現状大きな不満は無いと言う判断?、移住定住施策などは意外に興味ない?
○やはり地方でも保守化の流れが鮮明です。世界的な潮流とも軌を一にする傾向でしょう。

◎最も気になったのが「新しい県立の施設を阿賀北に建設する」という事実上の「県へのおねだり」ですね。
阿賀北と言っても事実上は新発田を指すのは明白、おまけに今回の地域集会などで「大規模な屋内体育施設」建設に言及していることから、その実は「阿部聡」議員がかねてより、一般質問で取り上げている「屋内野球場」を指しているものと思われます。
花角県知事〜中原新潟市長〜二階堂新発田市長と連戦連勝を陰で支えている選挙プランナーの阿部議員と経営する会社ですが、この策にはやや無理がるような気がします。(これも持ち前の強運で引き寄せるのか?)そういえば泉田県政の際も、1期ごとに、ビックススワン〜朱鷺メッセ〜野球場と大きなハコ物が増えましたが・・・
要は、「屋内(ドーム)野球場・サッカー場などを作り、プロリーグなどの試合によって、白新線の利用を増やして複線化につなげる」と言うストーリーなのでしょうが、ややその論法には無理があるように思います。
鉄道の利用は沿線住民の通勤通学収入がベースであって、人口集積のある都会ならいざ知らずイベントや観客動員に期待するのは筋が違います。その実態はコンサートを県内各地で開催している私の肌感覚で充分解りますので断言します。
確かに長岡のアオーレでプロバスケットリーグなどが行われており、それなりの集客がありますが、白新線の複線化のインセンティブになるほどの数になる訳は無いです。
そうなると、小林候補が糾弾していた「ハコ物建設行政」や「側近の特定業者利益」の方向へ本当に走って行くかもしれません。
実際、二階堂氏は「私には信念がある、一つ目は精神的な軸がぶれないこと、もう一つは、右だ左だ構わず、どこの政党にも属さず市民のために動く市民党だ」と言います。「黒い猫でも白い猫でもどちらでも良い、ネズミを捕ってくる猫が良い猫だ!」とお決まりの台詞も並べますが、知事選辺りから「昭和の古い自民党のようなスタンス」に完全に陥ってしまっています。

選挙のほとぼりが冷めて2年後位に、「佐々木駅隣接で新潟県初ドーム野球場建設」なんて話を打ち上げて、「4期目を狙う」みたいなストーリーは現実味を帯びています。
新たなことをやるためには、プラスとマイナスがあります。つまり明暗です。
新発田市民にとってはどちらが本当に賢い選択なのか?
今後は市議会側に、その監視役が強く求められるように感じる今日この頃です。

市長選に対して市民が望む政策

新潟日報記事で、投票者の出口アンケート結果が掲載されていました。
20181121新潟日報 市長選アンケート004

記事によれば「医療・福祉・介護」が29%と突出、「景気・雇用」が21.7%で続きます。
結局のところ、投票率が高く分母も大きな、中高年齢層に左右されていることが見て取れます。
今回の市長選では小林候補が比較的多く「医療介護の連携強化」を訴えてはいましたが、新味に欠ける項目だったこともあり、支持拡大にはつながらなかったようです。
冗談ですが、「市独自で年金を1万円加算!」とかやれば、大いに票数は増えるでしょうけどね・・・
よっぽど、そんなことすれば、全国から年金受給者の移住が爆発して財政破綻は時間の問題ですが、街の行方を左右する産業政策やまちづくりは「二の次」の感があります。

国がイヤと言うほどアピールし、両陣営とも多くの時間を割いていた「子育て支援」を巡っては、主戦場のテーマとして激しい論戦を繰り広げてはいましたが、「教育・子育て」18.0%と、直面している子育て世代にはそれなりに響いたようですが、何せ対象人口が少なすぎました。
年代も投票率も少なく、おまけに未婚者の拡大もあるのでしょうか「人口減少問題」に対する危機意識は国民全体に共有されているモノかと思いきや、現実的に重要テーマで無いのかもしれません。
年金原資は、将来の働き手=今の子どもたちなので、「年金額が出生数に左右される係数」などをかけるなど(出生率が0.1%上下すると1%年金が増減するとか)、露骨にやれば別でしょうが(スライド制はあるが物価や現役世代との賃金差で出生数係数は無い)そうでもしなければ、今の年金受給者にはあまり影響が無く、「逃げ切り勝ち」との考えが主流なのかと思われます。

やはり、投票はヨーロッパなどで導入されている「年代別投票係数」によって補正すべきでしょう。
今の若者は、団塊世代の半分の人数しかいませんから、仮に投票率100%になっても、世代人口の多い高齢者には票数的に敵いませんから、「どうせ投票なんかムダ」と無意識のうちに諦めてしまっています。
また、親権のある子どもの数に対して、保護者の投票加算も良いのでは無いかと思います。
今の民主主義の前提では、これほど人口の不均衡が起こることは想定していませんでしたから・・・
「シルバー民主主義」に陥ってしまう元凶でしょう。

これまた両陣営が経済政策の要として挙げていた「観光」はたったの3.7%です。
新発田市民は、10年先の街の形より、目の前の現実を重視しているようです。
殖産興業のサイクルが上手く回らない地域の衰退は火を見るより明らかです。
農業→食品工業に続く柱であろう「観光」については、ピンときていないのでしょうね。
実際に「訪日外国人」の落とすカネが目に見えていれば話は別なのでしょうが、インバウンド一人負けの新潟県にあってはこれが現実なのかもしれません。

選挙が終わっての新潟日報の記事が掲載

月曜の取材を基に新潟日報の記事が掲載されました。
特に目新しいソースは見当たりませんが、激戦につれ市長の大盤振る舞いが気になりました。
12月議会から早速その実現へのプロセスについて質問したいと思います。

20181120新潟日報002

新発田市長選は現職の二階堂かおる氏の当選となりました。

7日間の激戦が繰り広げられた新発田市長選挙ですが、午後10時半に票数が確定し、現職で3期目となる二階堂かおる氏が当選致しました。

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期日前投票が前回の2.6倍、実に1万人以上が投票しましたが、投票率はそれに比例するほどは伸びずに、事実上無風だった前回の35.65%は大幅に上回るものの僅か53.12%でした。
両陣営とも60%前半程度と高い投票率を予測する中、私の予想した、「関係者や周辺部は盛り上がっているが市街地は冷めているので50〜55%」の予想通りの結果となりました。
この数字から見て取れるように、激しい「与野党一騎打ち」の割には、無党派層は無関心だったといえます。

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■当日有権者数 82971/投票者数 44075/投票率 53.12%/無効 382/持ち帰り 1
■新発田市長選開票結果(選管最終)
当 26292 二階堂 馨 66
   17400 小林   誠 42

詳しくは更に分析を行う必要がありますが、大方の接戦予測を覆しての大勝と言えます。
小林氏は極めて堅い佐藤ひろお県議&黒岩衆議院議員の基礎票に、連合の組合票、共産党の上乗せ、更に若い新人というおまけ、現職批判票も足していけば、24000位は堅かったはずです。
それが7000票も足りなかったと言うことは何を意味しているのか・・・?
革新陣営の厳しい「犯人捜し」が始まるとは思いますが、次の理由が推測されます。
・出馬表明が遅かった→都会型なら別ですが田舎で事実上1ヶ月前では組織選挙には遅すぎた
・市議1期目途中で任期を全うしていない→市政に関しての理解度不足とあまりの実績のなさ
・共産党が一枚岩ではなく自主投票だった→市議の3議員は2期8年現職と歩調を合わせていた事実
・新発田出身者でなく離婚歴があった→保守的な新発田では思いの外マイナス材料となる
・現職の大きな失政がなく争点がぼやけた→教育長の任命責任など情に訴えることをしなかった
・政策の掘り下げが全く出来ていなかった→首長選挙に挑む割には政策がデタラメで咀嚼出来ていない
・基礎自治体レベルに「与党vs野党」の構図を持ち込んだ→無党派層がちっとも熱狂せずドン引きした
まぁこんなところでしょうか?
他にも、過去の人とも言える、鬼嶋前紫雲寺町長や小川元議長・副市長、森市役所OBらが顔を出せば出すほど、メインキャッチの「若くてフレッシュ!世代交代!」が全く逆のイメージになっていく負のスパイラルに陥ったと思います。結局は、政策や信念で集まったのではなく、「二階堂氏への個人的な恨み辛み」で凝固していた実態が逆に白けを生んで、信者とも例えられる佐藤県議の熱心な支持者が失望したのも遠因でしょう。

一方の二階堂氏ですが、前回2014年、三村氏との一騎打ちの際は下記のデータでした。
■当日有権者数 83315/投票者数 29701/投票率 35.65%
当 24134 二階堂 馨 62
   4715 三村 誉一 68

有権者数は人口が減った分、18歳投票権が相殺されてほぼ同じような数ですが、注目すべきは、約14000票も投票数が増えたのに約2000票つまり15%しか得票が増えていない事実。(小林氏には増えた14000票のうち12000が流れた計算となる)
ましてや、厳しい選挙戦で、前回より陣営は「投票に行くよう」繰り返しお願いしていたため、組織票はもっと上乗せがあっても良かったはず・・・
と言うことは無党派層は、ほぼそっぽを向いたか、大多数が小林氏に投票したとも言えます。
裏を返せば、二階堂氏への案外多い批判票が生まれた事と、小林氏側の自沈によって救われた側面があるとも解せます。
仮に両陣営が予測していた、60%代前半、オーバーに65%だったなら、あと1万票増えるので、85%の8500票が小林氏に、1500票が二階堂氏にプラスされると、2000票差まで差が詰まってしまいます。
こうなると、ちょっとした「選挙の風」によってひっくり返ってしまいます。

私の感覚では、下記が速報的総括ですね・・・
〇堋村では政党間の争いは馴染まず、逆に無党派層からは敬遠される
∋廚い粒亜現市政への批判は根強く支持層は盤石とはいえない
7秬錣噺世錣譴討い襪曚鼻一般市民は案外関心が高いとは言えない


新発田市長選に関してブログ宛の質問に回答します!

Q1:小林陣営が選挙カー(街宣車)を複数台出しているが違反でないのか?
A1:選挙期間中の、街宣車は公職選挙法で細かく規定が定められいて、台数や車輌、運行については選挙管理委員会が、車輌の看板部分の寸法オーバーについては警察の許可を得た車輌が1台のみ使えますので、2台目以降は、都度交換などの手続きをしていれば別ですが、同時に2台走れば当然選挙違反です。
但し、ここが面倒なところで、頂いた写真は、「小林誠」と看板に記載の車は1台で、残りは「NEXT新発田」と記載されています。情報では応援している佐藤ひろお県会議員が「次のリーダーは小林誠でお願いします」「小林誠を市長に!」と言っていたそうなので、これは完全にアウトです。
佐藤県議が、「NEXT新発田」や「世代交代」、「市長には若手を」位であれば、究極のグレーゾーンで、違反ではありますが「佐藤県議個人による政治活動の一環」なので警察も警告レベルでしょう。
候補者の名前を言えるのは選挙管理員会に届け出た1台のみですが、佐藤県議に加えて、黒岩衆院議員の車も街宣しているとの情報なので、そうなると3台が回っている勘定になります。
市民から、「二階堂の街宣車は殆ど見ないのに、小林の街宣車はやたら目に付く」との情報はこの辺りの事情かと思われます。
これだけ、激戦となるともはや「何でもあり」「やったモン勝ち」状態です。現職はコンプライアンスを求められるので、公然と違反はしにくいでしょうが、野党共闘となるとこのような不自然な事が起きてしまいます。

Q2:選挙区の各議員のスタンスはどのようになっているのか?
A2:厳密なところは各個人に確認いただきたいですが、政党、集会や出陣式などの出席から下記が伺えます。今回は、保守系と野党連合で市議以外は比較的解りやすい構図です。
国会議員は、黒岩たかひろ氏が小林陣営、斉藤ひろあき氏が二階堂陣営です。新発田市長選は国会議員の代理選挙の様相を呈しています。
県会議員は、佐藤ひろお氏が小林陣営、石井修氏、岩村よしかず氏が二階堂陣営です。
市議会議員がやや解りにくいです。
小林誠氏が所属していた、市議会会派の革新系民主クラブの渡部、入倉、小坂の3議員
革新系共産党の宮村、佐藤副議長、加藤の3議員
保守系市民クラブのうち、稲垣、宮島2議員
→合計8名です。バリバリの保守系会派の市民クラブのうち2議員が小林陣営です。
理由は、稲垣議員は来春の自分の改選に向けて佐藤県議の票を頂こうという魂胆で、なんら政治思想的な背景はありません。宮島議員はもっと良く解らないのですが、表向きには、議長になれなかった腹いせ&矛先が二階堂憎しに向かったと言われています。

一方の二階堂陣営は、保守系18議員でまとまっています。
新発田政友会の川、比企議長、今田、若月、小柳、湯浅、宮崎、水野の8議員
公明党市議団の、渡邉、石山2議員
つなぐ会の、阿部、中野、板垣の3議員 ※中野議員は当初中立的でしたが後半に小林陣営につきました。
保守系ながら割れた、市民クラブの佐藤、中村、小川、佐久間、井畑の5議員
但し、中村議員は連合推薦で付託を受けているので、本来は民主系で無ければならないはずですが、原発再稼働のスタンスでなぜか保守系になっています。

国会議員〜県議はキレイに保守系vs野党系ですが市議レベルは大人の事情と言ったところです。
私はブログ記事に関して、政策やマニフェストについて検証をするため、現職市議の立場で可能な限り解る範囲で公平に記事を書いていますが、個人的な政治スタンスとして二階堂現職を応援しています。
それについて質問や意見のある方は、個人宛てにご連絡をください。

両候補のマニフェスト「選挙ビラ」が朝刊新聞折込されました。

本日、両候補とも朝刊に「選挙ビラ」が折り込みされました。
過去の選挙では、折り込みチラシには消極的で、手配りが多かったようですが、無党派層への訴求を目指すための判断なのでしょう。
ちなみに私が所属する「ローカルマニフェスト推進議員連盟」の熱心な活動もあり、来年の統一地方選から市議会議員も4千枚と少ないですが「選挙ビラ」が認められました。
ネットの解禁と併せて、田舎の選挙も大きく変わろうとしています。


とは言っても、選挙ビラは選挙ビラでれっきとした選挙期間中のものです。
印刷物は証紙を貼付したものしか頒布できず、ネットにアップは出来ますが、印刷して他人に渡すのは違反になりますのでご注意願います。

気になったのは両氏の政策がほぼ同一化していること・・・
当初は、幾分差異が有りましたが、激しい選挙戦のせいか、片方がやると言ったことは、もう片方もやると言ってるので、選択する必要がさほどありません。

小林誠氏

20181116候補法定ビラ 小林001

口頭では話していたものの、文書化として新たに登場したのは、下記の通り
・「低速(無人)電動バス」の市街地導入(演説会では大栄町に走らせると具体的な地名まで言及)→4年間に実現できるのかその方策について触れていません。マニフェストなら、道筋を明示すべきです。
・市内各地に無料WiFiスポットを造設します→既に整備が始まっていますので「増設」の間違いなのか?マニフェストには4年間で50カ所など具対数が必要です。これでは今も既にやってるので、マニフェストに記載する意味がありません。
・放課後児童クラブ無償化が「受け皿拡大」に変化しました。「政策の目玉として訴えるような負担はそもそも無い」と断じた本ブログの指摘で修正したのでしょうか???

他は既に討議資料などで公表の通りです。




二階堂馨氏

20181116候補法定ビラ 二階堂002

前回、前々回の選挙時は財源について「職員総人件費の削減」が前面でしたが、今回はひたすら「国からもらってくる!」オンリーです。政権与党が自民党になったことや、革新系から保守系の花角知事に変わった事による自信の現れかと思われます。

・保育料完全無料化へ!→これはかなりの決意のようですが、既に国が来秋から実施を決めていることなので、いつからやるのかがポイントです。春からやるというなら評価出来ますが、10月からならそもそも書く必要がありません。
・医療費補助を高校生までに拡充→これも本ブログの指摘で踏み込んだんでしょうか?これについてもやや内容が不明です。いつからどのレベルまでの約束はマニフェストで必須です。
・児童クラブ無償化→これは小林氏が先にメイン項目として訴えていた政策です。パクりですかね?と言っても元々、おやつ代を除けば、タダみたいなモノなので政策としては点数稼ぎ的で私は好きではありません。

他は既に討議資料などで公表の通りですが、「現職の余裕綽々」だった表現が、「厳しい緊迫感」のある内容に変化しています。

新潟日報朝刊に掲載されていた候補者の横顔

11月14日の掲載分の記事です。
20181114新潟日報 新発田市長選002


前日の朝刊に続き、2回目は候補者の「人となり」を記事にしています。
私としては、政策の比較に重きを置いていますので、内容についてはさほど詳しくは見ません。

先攻は小林氏
新発田に移住した経緯や「娘を大切にする良きパパ」を演出していますが、内容は確かに間違いでありませんが私には大いに違和感がある内容です。
「市議になってからは活動資金にあてるため、コンビニエンスストアでのアルバイトに汗を流す・・・」とありますが、ものは言い様ですがこの部分は完全な誤報です。(誤報と言うよりは虚偽)

コンビニで夜間アルバイトをしていたのは事実ですが、以前私が「新発田なら市議の報酬で充分やっていけるのになんでそこまでやるのか?」と聞いたところ、本人は「離婚して魚沼に残してきた子ども2人に3万円の養育費を送るので、39万6千円では足りないんです!」とのこと、子どもは2人分で6万円と明細や内訳を示しながら訴えていました。1期目の新人で若いのに議会中の居眠りが多いため「寝てばかりいると信用をなくすから夜のコンビニバイトは辞めた方が良い」と忠告しましたが、本人は「深夜は時間給が良いから割が良いのでやむを得ない」と言いました。
記事を見ると「政治活動のため」とありますが、大いにい違和感があります。
市民に嘘を流布しているようなモノですから・・・
政治活動のためなら、何もコンビニの深夜アルバイトをする必要はありませんからね!



続いて後攻の二階堂氏
盛んに「子どもたちのため」を強調していますが、これほど執拗に「子ども・・・」をネタにするのは、市長選初挑戦の選挙時からです。
政治家なら誰もが「未来を託す子ども・・・」は定型かつ誰もが使っているキーワードですし、選挙公報ではキャッチフレーズ等にも使ってはいました。
ご多分に漏れず、市議時代でキッチリとマニフェストなどは出してなかったはずで、8年前に現在の阿部聡議員が、選挙プランナーをやり始めてからメインのキャッチコピーとなった訳です。
私が市長選に出馬した16年前、「子育て支援」を訴えましたが、その時代は「高齢者に優しい政策」、福祉の充実などがオンパレードでしたから・・・

自身で「プラス思考なのでストレスが溜りにくい」とは言い得て妙的でもありますが、この辺りは私から言わせれば極楽とんぼ爆裂なところなのです。
運も実力のうちですが、強運をつかみ続ける政治センスと深く考えない脳天気さはある意味賞賛に値するレベルですね。


新潟日報朝刊に掲載されていた候補者の訴え

11月13日の掲載分の記事です。
20181113新潟日報 新発田市長選002


言ってる政策がお互い殆ど同じというのが悩ましい・・・

二階堂氏は2期8年の実績をこれでもかと訴えていますが、小林氏は実績はありませんから、なかなか同じ俎上に乗っかってしまうと、行政執行権のある現職の方が有利になってしまいます。

学童保育の無料化は二階堂氏は当初公約メニューにはありませんでしたので、小林氏が先出しのように思います。ただし、前のブログでも記事を書いたとおり、新発田市の「放課後児童クラブ」の料金はタダ同然。(確か2〜3000円/月程度)おやつ代の方が金額は嵩張ります。
義務教育ではありませんので、私は無償化より「官製ワーキングプア」に苦しむ指導員の待遇改善や研修強化、備品の整備、長期休暇中の特別メニューの方が先だと思います。

一方、「高齢者の移動の足」については、小林氏は告示前のマニフェストには殆ど触れていませんでしたので後出しのようです。どちらもほぼ同じような事を訴えています。

ただし、二階堂氏は私の過去再三に渡る一般質問では「周辺部の公共交通は小学校の通学と一体の路線バス整備で無く、登下校は直営の自家用マイクロバス、日中の高齢者の足はデマンドタクシーにすべき」と提案していますが、何度も却下されてきた経緯があります。
中心市街地内の自動運転バス導入を目玉に据える小林氏に対抗して「実現可能性が高い政策」に舵を切ったようにも見えます。

まぁそれは市民にとって良いこと尽くめですので、粛々と進めていただきたいと思います。

最後は観光ですが、産業経済政策で観光が目玉になっているのは両氏とも同じです。
「広域観光+食と文化資源を活用して、観光客を誘客する」とほぼ瓜二つ!
全く差がありません。

唯一、違いがあるのは、二階堂氏は「ヒトのインバウンド&モノのアウトバウンド」をスローガンにしています。
つまり、「観光客を呼び込んでカネを落として貰い、同時にコメの輸出で外貨を稼ぐ」と言うこれまた、私が16年前から策定したマニフェストとほぼ一緒です。
小林氏の方は、「コメの輸出はムダ!」と一刀両断していて、観光客の呼び込みでの外貨獲得のみを訴えています。

両候補に言いますが、今は日本全国津々浦々、猫も杓子も観光客の誘致をやってますから、簡単じゃ無いです!
そこをもっと理解の上、緻密な提案をやって貰いたいと思っています。

観光政策については、両者の共通こうですので改めて、記事をアップしたいと思います。

新潟日報の朝刊に記事掲載されていました。

20181113新潟日報 市長選003


青年会議所がネット上の公開討論会を行うそうです。
大変素晴らしい取組です。
昔は「立会演説会」というものがあって、候補者が決められた時間内に政見演説をすると言う機会がありました。

候補者の政権を比較対照できるなんとも良い機会だったのですが、特定候補の動員やヤジや妨害が酷く、無くなってしまいました。
今後はネットを使ったこのような低コストの討論会はどしどしやるべきですね。
街宣車で連呼したって何の政策を訴えることも出来ませんから・・・
20181113新潟日報 市長選004

いよいよ選挙戦がスタート!

来週11月18日の日曜日が投票日の新発田市長選挙がスタートしました。
予定通り、現職市長に対して元市議の新人の一騎打ちで確定しました。
1 小林誠    42歳 無所属 新人
2 二階堂かおる 66歳 無所属 現職
私の過去のブログを見ていただければ政治的なスタンスや政党などの背景は読み取れると思います。
民主党系で立憲民主、国民民主、共産党など実質的な野党共闘候補の小林氏が、自民党、公明党の与党系の現職市長の二階堂氏に挑む一騎打ちの構図です。
現職にとっては2期8年の評価が下される形となります。
消化試合的だった前回市長選よりは投票率は高くなるでしょうが、国政の対立構図を全国で初めて基礎自治体レベルに持ち込んだ形で、逆に無党派層にとっては興味が薄れ、8年前の投票率のように高くなるとは思えません。結果的に50%前半程度に落ち着くのではないでしょうか?
ってことは有権者の半分は棄権する形となってしまいます。
住所を残して他県に進学している学生等もいますので、今後は是非ともネット投票なども検討する必要があるのでは無いでしょうか?

私の所属する総務常任委員会では、来年の統一地方選から「ショッピングセンターでの期日前投票」を実施するよう調整を図りましたが、これだけの首長選挙があるなら、無理しても今回から実施できるよう無理押しすれば良かったですね。

いずれにしても、皆さん必ず投票に行きましょう!
投票で選ばれた人に舵取りを任せるのが民主主義の基本。
棄権して文句を言う資格はありませんよ!


新発田市長選候補予定者 比較シリーズPart5 その他の政策編

新発田市長選の候補予定者の討議資料から見る「訴えている政策」の中から「その他の政策」を読み解いてみます。
早いもので、日が変わりとうとう今日は告示日になってしまいました。
今まで、両氏の討議資料によって、子育て、産業・経済振興・まちづくりのジャンルで双方の訴えを分析してきました。

私は現職議員で公職ですので、告示後の選挙期間中は、政策の比較なども公職選挙法に定める「人気投票の公表の禁止」条項に緩く抵触するか可能性があるため、気をつけて記事を書く必要があります。
よって、投票日前日までは、討議資料では伺えなかった内容について公平に取り扱っていきたいと考えています。

今後の4年間を任せる大切な市長選挙です。
議員は過半数でようやく市長と対等ですので、首長選挙の重みは議員選挙の比ではありません。
国政と違い「良く解らない」ことだらけの地方自治ですが、市民生活に直結していますので、とても大切です。

私の記事を参考にして、棄権などの無いように投票に行ってくださいね!

さて、その他の政策について記してみます。
二階堂氏
IMG_20181103_0008

二階堂氏は、「子育て世代から選ばれる街」になるためには、教育の充実が重要であると訴えていまして、これは二期目に追加した大項目です。
最後の二項目は、国の政策ですし、居場所カフェの新設というのも、ややきな臭さを感じる(ビルの空き店舗対策的?)政策ではあります。
英語、数学の専任職員配置は小さい投資で大きな効果があった政策でしょう。
また、賛否両論ですが、標準学力テストの導入によって、弱点の見える化や、成績の数値化が可能となり、さじ加減的な教育の現場でもPDCAサイクルによって良い循環が出来上がっているように感じます。

一方の小林誠氏は教育の充実についてはあまり触れていません。
市長の肝いり政策なのだから是非対案を示して欲しかったですね。残念!
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小林氏は、大項目として
・高齢者対策として地域包括ケアシステムの強化と、公共交通施策を見直して、まちなかの高齢者の足を確保すると訴えています。一体国から指定されたスキームでどのような独自性のある包括ケアシステムを考えているのでしょうか?こちらも具体策は何も示されていません。
公共交通に関しては、市街地を無人走行するバスの導入を想定しているようですが、現在の自動運転レベルは2〜3と言ったところ・・・。あと4年でレベル4〜5に行くと思っているのでしょうか?バス会社を起業した私から見ると、これも遠い未来の夢を公約にしてしまっています。
改めて言いますが、公約とは4年間に手がける政策について市民との約束ですよ!


・地域のコミュニティ団体活動資金助成制度を作る
→地域の若手リーダーの育成を推進とありますが、生活にそれなりの余裕がある若年層はそんなに層が厚いのでしょうか?若者が声を上げてくれる仕組みが出来れば素晴らしいことですが、こちらも詳細な制度設計につながるロードマップはありません。

・稼げる農業の仕組み作り
→口頭では個別補償復活!と言っているそうですが、財源は一体どこから捻出するのでしょう・・・。
現職の二階堂氏は、農産物輸出によって農家の所得を増やすという作戦を訴えていますが、小林氏はDMOでのコメ輸出は無駄と一刀両断しています。
今のところ、どちらが良いかは結果は解りませんが、同じく所得向上の道筋を示している現職に対しては、是非とも所得向上についての詳細を示して欲しいですね。
また、「市独自の新規就農者への支援制度をつくる」とあります。二階堂氏は国の新規就農者メニューに市独自の「住宅取得支援」などの合わせ技を掲げていますが、小林氏はどのような市独自の秘策があるのでしょうか?是非聞かせて欲しいと思います。

新発田市長選候補予定者 比較シリーズPart4 街づくり編(小林)

新発田市長選の候補予定者の討議資料から見る「訴えている政策」の中から「街づくり」関連を読み解いてみます。
いわば市長が描く近未来のグランドデザインですので、「政治のことは良く解んない〜」と言う、やや距離を置いている方は、是非とも、この政策の比較だけは見て欲しいです。
なぜなら、真っ先に「自分の生活に影響しますから」ね!!

小林誠氏
下記が記載事項です。
IMG_20181103_小林 まちづくり

・若者の発想が市政に反映される「市長×わかもの会議」を創設
→街を活性化するのはかねてより「よそ者、若者、ばか者」と言われてます。若者の声を反映させるのは大賛成です。しかしそもそも、現状にゆる〜く満足している今の若者は、声を上げてくれるんでしょうか?国政には色々とありそうですが、こと市政に関してだけ見れば、声がそんなに上がってくるとも思えませんがどうなんでしょう。結局、「一部の熱烈な取り巻きだけ」とか、「反体制のような野党共闘バンザイ」みたいなパーティーにならなければ良いのですが・・・。
まぁそれは百歩譲って、地方は茶坊主政治みたいになってるので、そういった意味では多少期待を持てますね。

・空き店舗を利用したライブスペースやアートギャラリーの創設など、しばたに楽しさをつくります。
→新発田で苦節28年「街に刺激が無い」と一念発起して音楽鑑賞団体を起ち上げて、今までに200回を超すコンサートやイベントを主催してきた私に任せろ!と言いたいです。
地方でライブやっても展覧会やっても、アマチュアなら良いですが、プロの公演などそう簡単でありません。アマチュアなら、徐々に企画が陳腐化して、持続可能な仕掛けにはなりっこないです。
アート系はもっと厳しいです。
小林氏が一般市民や一議員なら、こういう夢を大声で発信しても良いんです。大いに発信すべきです!
だけどこの場は首長候補のマニフェストですから、市民との契りを交わす場。裏付けの無い実行不可能な夢や戯言を言っちゃダメですね。嘘もいけません。
先ずは自らで、空き店舗を借りて1店舗だけでも運営してみてから言えば良いんですよ。コンサート1回でも良いですけどね!

・移住定住を同時に推進して民間主導の「まちづくり」の会社を創設
→つまり、IターンJターン者などのへの支援を行う会社組織を起ち上げるというアイディアです。
有名なところでは隠岐の海士町などでは、町の観光協会がその業務を担っています。
なかなか、地域に溶け込めない方へのサポートやら仕事の斡旋、住宅の斡旋など「移住者のための万屋」です。言うのは簡単ですが、財源や組織運営のアプローチはどのように考えているのでしょうか?
私も、竹田市の後藤さんや、海士町の青山さんなど、寝食を忘れて移住者に寄り添う「スーパー公務員」のお話を聞いてきましたが、それ位気概のある人材は新発田にいるのでしょうか?
思いはあっても、最後は生活保障も必要となります。それに見合う財源措置をどのように設計しようとしてるのでしょうか?もう少し、外目を見て口だけで語る「無責任政治家」じゃ無くて、現場をよく見て、自分でやり遂げる位の行動力があれば、この提案にも共感する若者が続出しそうですが、「言いっぱなし」では、政策は浸透しないと思いますね。


2期8年で次から次へのハコ物建設を実現して、1000名規模の高給取りのスタッフを召し抱える現職市長に対抗するにははっきり言って簡単なことじゃないです。だから、しっかり頑張って貰いたいのですが、政策への掘り下げや執着が浅すぎるのでは無いでしょうか?
ただ「言ってみただけ」的な、財源の手当方法や責任をとれないような政策の発信は、ある意味選挙民=市民が不幸になるだけです。
現職が「実績てんこ盛り」でそればかり強調!というのは癪に障りますが、選手交代を、訴える以上は、政策で論破できる位の理解と制度設計が必要でしょう。

選挙期間中に配布される法定ビラや、制限の無くなったwebの訴えに期待したいところです。

新発田市長選候補予定者 比較シリーズPart4 街づくり編(二階堂)

新発田市長選の候補予定者の討議資料から見る「訴えている政策」の中から「街づくり」関連を読み解いてみます。
いわば市長が描く近未来のグランドデザインですので、「政治のことは良く解んない〜」と言う、やや距離を置いている方は、是非とも、この政策の比較だけは見て欲しいです。
なぜなら、真っ先に「自分の生活に影響しますから」ね!!

二階堂馨氏
下記が記載事項です。
IMG_20181103_0009

2期8年の実績の中に4項目が記されています。
・新市庁舎「ヨリネス」、防災公園「アイネス」、駅前複合施設「イクネス」(図書館・子育て支援施設など)を建設しました。この結果、平日市街地通行量は11.5%増加しました。
→二階堂市政2期目に一気に整備が行われた「3ネス施設」ですが、市民からは「ハコ物建設」と冷ややかな声があります。「新規ハコ物整備案件の嫌いなスタンスを取る小柳市議は何で反対しないんだ!」「二階堂に取り込まれたんか?」とお叱りの声もいっぱい頂戴していますので、このあたりのカラクリも説明しますね。

◇先ずは、新市庁舎「ヨリネス」ですが、以前の新発田市庁舎は昭和39年に火災で焼失し、突貫工事で昭和41年に完成させた「老朽かつ狭あいに加え、耐震基準を満たさない」かなり危険な建物でした。建替計画自体は平成4年からスタートして、前片山市長時代の平成22年に「新庁舎建設推進本部」の設置によって具体的な移転建設の計画作業がスタートしました。当時の二階堂市長は、二元代表の反対側の市議会議員でしたので、市側をチェックする立場だった訳です。

その後、図書館裏の駐車場や商工会議所、その時の市役所庁舎に新庁舎を建設するというのが、片山市長時代の「ある種の既定路線」でした。(土地所有者などその場所を強く望んだ、取り巻きとの背景なども色々とはありますが割愛します)
それに噛み付いたのが二階堂氏です。
レームダック化した片山市長は引退し、「新発田駅橋上化」を争点にして、平成22年11月の市長選に突入し当選したのが二階堂氏です。
市長に就任した二階堂氏によって「ご意見番」が総入れ替え状態となり、市庁舎は、最終的に建設地に選ばれた 峙貉唆伐餞枩彙話鷦崗譟廖当初の既定路線だった◆峙貉堋舎及び図書館裏駐車場」、そして現在は老人福祉施設が建っている「中央高校グランド跡地」の3カ所に絞られました。
市民から期待の高かった「旧県立病院跡地」(現在のアイネス)に関しては、県の1億円という「破格の激安払い下げ」の条件が「災害時に避難地又は拠点となる防災公園を整備すること」だったことや、城址公園の場合は、条例による高さ制限から2階建てが限界で「莫大な床面積」となることから、以上の3カ所で「市民アンケート」が行われ、結果的に現庁舎の場所に決まった経緯があります。

続いて財源ですが、国主導による平成の大合併によって、豊浦町と紫雲寺町、加治川村が合併した際、国は得意の「アメとムチ作戦」で「合併特例債」という、餌を全国の自治体に蒔きました。
広域合併を行った自治体にはその人口規模や面積などを勘案して、「ハコ物建設資金をめぐんでやる」と超甘い特大のアメです。

元来、有利な財源と言い、「国から降ってくるカネ」を待ちわびていたヒラメ的な新発田市はこれにパックと飛びついた訳です。
建設費など事業費の95%を市債発行すると、国が後々、返済の70%を交付金でめぐんでくれるというものですので、例えば新発田の場合、ざっくり50億円の新庁舎建設とした場合、47億5000万円を市債(借金)発行すると、33億2500万円を国がお小遣いとして借金返済を肩代わりしてくれます。つまり、50億円の投資に対して市は16億7500万円しか払う必要が無い訳です。
新発田市は、市庁舎建替が長年の懸案だったので、庁舎建設特別会計(積立金)が充分にあり、結果的にこの貯金を10億円以上残せたわけです。

借金をした方が正義みたいな話ですので、私が市民に説明するときは、「1000万円の家を立て替えるとき、国がローン返済に協力してくれて、あなたは335万払えば新築できますよ!」と甘い誘惑があれば、建てない訳にはいかないと思いませんか???そんな説明をしています。
要は二階堂氏は史上最強の「強運の持ち主」なのです。
市庁舎建設計画をスタートさせたのは近市政、片山市政で具体策や調整を終えて、一番おいしいところ(建設選定・発注&予算執行)は二階堂氏な訳です。なんだか織田信長〜豊臣秀吉〜徳川家康みたいな流れですね!私的には一番不運なのは晩節を汚した片山前市長だと思います。

◇防災公園の「アイネス」は文中に触れましたが、これも「東日本大震災後」の防災意識の高まりで特別に神風が吹いたみたいなものです。おまけに地中の汚染物質の処理まで県持ちですから、あれだけの土地をタダ同然で貰ったみたいなものです。これも、強運と私が言う所以。

◇駅前複合施設「イクネス」は更なる幸運な案件です。以前から手狭になっていて、歴史的な古文書や文化財の展示もままならなかった旧図書館は、建替又は増築の要望が出ていましたが、図書館整備には「国からの補助金メニューが殆ど無く、市単独の予算で整備する必要があり、「現状ではほぼ無理」とも言える状況でした。
一方、駅前には、かなりの広大な遊休地があり、それぞれ市の他、石井組とイオンが所有していました。こちらの方は、石井組が中心となって、駅前活性化のかけ声の下、官民で再開発を行うというものでした。しかしこちらも財源の問題からさしたる進展はありませんでした。
そんな折、偶然、「駅前の遊休地に官民共同で再開発を行う場合は、補助金を事業費の半分を出してやる」と言う、嘘のようなホントの話!が舞い込んだ訳です。しかも全国的にも新発田だけ状態。
イクネスは整備要望の大きかった旧図書館から、一般図書を駅前の新図書館に移転させて、空いた図書館を「歴史図書館」として分離整備。新図書館には、耐震基準を満たさず老朽化していた「子育て支援施設」や食育の拠点を同時に設けると言う案です。(私が強力に提案した音楽スタジオも入れてくれました)
これもなかなか強運でした!
事業費をざっくり30億円とすると、半分の15億円を国からの「地方都市リノベーション事業債」で賄い、残った15億円を合併特例債で95%市債発行し後々70%がもらえると言うことは、約5億250万円つまり、事業費の17 %ほど負担するだけでハコ物を建てられる訳です。
1000万円の自宅新築に置き換えれば、国が830万出してくれて170万円だけの自己負担となります。
こうなると、ハコ物行政の真犯人は国にある訳で、やらない方が損をしてしまうと言う、一般市民には理解不能な摩訶不思議なカラクリな訳です。


以上が、「3ネス施設」建設の裏事情な訳ですが、結局のところ、どう考えても二階堂氏は「強運の持ち主」という結論なのです。
市長は自らが作ったと実績を訴えてはいますが「新市庁舎」は歴代市長が、「防災公園」は東日本大震災のおかげで県から、「駅前複合施設」に至ってはまさに“ミラクル”レベルで国から降ってきた。

運も実力のうちですが、小学校の耐震化もしかり、地震によって降って湧いた国からの施しを、市長が在任期間中に予算執行できるというのは、笑っちゃう位の強運です。(羨ましい限り)
まあ、このあたりの財政出動はゆうに100億円を超えています。新発田市の年間予算は400億円強ですから、これほどのバラマキをわずか4年で執行できたのですから、基本的に経済界は逆らえない訳です。おまけに石井組の駅前「塩漬け土地」もある意味の貸しになりますから、一石二鳥ならぬ一石三鳥デス。

だから、二階堂市長の3期目は苦しくなるのは必定なのです。
国からの施しメニューはそろそろ終わりが見えてきています。私が「市長選出ないのか?」と言われても「勝ち目が無いでしょ」という理由はここにあるのです。小林氏は「こんな状況で良く勝負賭けたな!」とその無鉄砲ぶりには感心しちゃいます。
冷静かつ普通に考えれば、市民の税金や貯金(特別会計)の減少を最低にしつつ、これだけのハコ物整備をすれば、実際のところ誰も困る人はいませんからね〜。(国レベルでは孫子に借金を残しまくってる)

最後の「JR新発田駅」周辺事業は、橋上化を取り止めたことに対する、贖罪みたいなもんです。
公共施設のバリアフリー化は、ある程度自治体に課せられてますので、JRが民間企業といえども、エレベーター整備や地下道のリニューアルはマストになります。
それでも、当初約束した「地下道のモニタを警察にやって貰う」という訴えはいつの間にやら消えてしまいました。その後の「市役所でやる」という約束も未だ果たされてはいませんから・・・。

私は「街づくり」に関して、行政コストを最小にしてきめ細かいサービスを提供するためには「市民協働の仕組み作り」や免許返納と一体の「持続可能な公共交通の整備」が2大重要テーマだと思っています。

両氏とも、公共交通の確立は「ちょっとだけ」は触れてはいますが、具体策は何も示していません。
このあたりが、財政出動も期待される上、なかなか一筋縄ではいかない票にならない難題です。この先10年を占う、街づくりの肝なのに、この辺りをもっと発信して欲しかったですね!


超長文記事にお付き合いいただきありがとうございます。

私の記事が政策選択のヒントになればとてもありがたいことです。






Profile

小柳はじめ

県内各地で「コンサート」企画提供とテーマ別の「こだわり旅」を提供する「ハミングツアー」「ハミングバス」を経営する起業家。月岡温泉にホテルも開業。
「政治風土の改革無くして地方の元気は無し!」を信条に、2期目の新発田市議会議員としても活動中。

ダイレクトメッセージ

非公開で「小柳はじめ」本人へメッセージを送る事が出来ます。 ご意見、ご要望、困りごと、通報、内部告発、よろず相談・・・何なりとお寄せ下さい。

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