未来へ向けての新発田市政運営のビジョンについて
 駅前複合施設「イクネスしばた」は、7月3日のオープン後、何度か訪問したが、2階は子どもたちの元気な声で満ち溢れ、子育ての悩みに応える場としても充分に機能を発揮している。
 また、図書館の読書スペースは、高校生の学習場所として連日ほぼ席に空きが無いほどの盛況となっており、市長が目標とした年間来所者100万人も無謀な数字でないように思う。
 あとは市中心部のランドマークとなる「新市庁舎」の年明けからの開庁を待つばかりとなったが、先日の現場視察において、「札の辻広場」が想像以上に素晴らしい空間で、今後様々なイベントなどへの活用が見込まれる。今後は「造ったハードウエアの有効活用」が最大のテーマになると思われるが、6月定例会の一般質問でも取り上げた通り、まだまだ「お役所気質」が抜けずに、「主体的に活用する」気概に欠けるように思う。
 市役所新庁舎の街に賑わいを呼び込む肝である半屋内のイベントスペース「札の辻広場」はその意気込み次第で、価値が変わってくると思われる。
 市長が言う「目鼻口」のハードウエアが揃う今後の新発田の街に於いて、どのようにソフトウエアを充実させていくのかがポイントとなろう。


/兄堋舎における「札の辻広場」の活用について
「予算委員会では、イベントを切れ間無く打っていく」との説明であったが、具体的にどのようなイベントを企画しているのか?「イクネスしばた」は、館の設置目的自体が、ある程度確定されていたためイベント運営も代理店などに「丸投げ」でも、それなりの格好は付いたが、新市庁舎の場合は「中心市街地の賑わい」と言う、非常に曖昧で難しいテーマとなる。市長の考えと意気込みを伺う。

■奸Γ疋拭璽鵑鯀枋蠅靴浸堝伴の「奨学金制度」の早期設立について
 街の顔となるハードウエアの整備が完了する今後は、いよいよソフト事業に力点が移ることは明白である。「企業版ふるさと納税」を原資に福井県などは、奨学金の基金設立を行うとしており、糸魚川市もU・Iターンに的を絞った支援メニューを整備した。新発田市としても、奨学金基金の財源に於いて、返礼品を設定しない「ふるさと納税」をメニューに加えるなど、直ぐにでも出来る事から実施すれば、充分実現可能と思うが市長の考えは?また、市の特別職の報酬を削減中であるが、この財源を充てる価値は大いにあると思うがどのように考えるのか?市長は最近特に「財源がない」と口癖のように話すが、要は政策の優先順位次第だと考える。市長は奨学金制度の優先順位をどれ位に考えているのか?

B耋僂離ぅ鵐丱Ε鵐票要の取り込みについて
 今年11月から遠東航空が新潟空港に就航する。台北と釧路、青森、新潟を結ぶ定期便を想定していると言うが、東京〜富士山〜京都などのゴールデンルートを既に訪れ、日本慣れした台湾人個人旅行者が増えていることに対応すると見込まれる。今下期はプログラムチャーターとして運航され、台湾の旅行者にとってメリットの大きなタイムテーブルであるが、往復3万円程度の運賃で、平均搭乗率は60%を目標にすると言う。日本への旅行者の関心が、ゴールデンルートから地方の自然や温泉、食へと移っており、6月に現地視察を行った際には、日本の特に雪国への指向が強い事が裏付けられた。これは雪・温泉・食と台湾人が求めるコンテンツに、「空港から最も近い温泉」である月岡温泉にとって最大のチャンスになり得る。私は、かねてから「台湾のインバウンドについて早急に取り組むべき」と訴え続けてきたが、4年前、市長及び観光振興課長からにべもない返事であった。今後のインバウンド観光への取組と6月に実施した台北での「物産展」の成果、今後のブランディング戦略の展望について広範に伺う。


今定例会も2月、6月定例会にひき続き、以上3項目をベースに地方創生と人口問題、産業振興と子育て、市民協働に関する市長の政策概論を広範に伺う。