新発田市長選の候補予定者の討議資料から見る「訴えている政策」の中から「街づくり」関連を読み解いてみます。
いわば市長が描く近未来のグランドデザインですので、「政治のことは良く解んない〜」と言う、やや距離を置いている方は、是非とも、この政策の比較だけは見て欲しいです。
なぜなら、真っ先に「自分の生活に影響しますから」ね!!

小林誠氏
下記が記載事項です。
IMG_20181103_小林 まちづくり

・若者の発想が市政に反映される「市長×わかもの会議」を創設
→街を活性化するのはかねてより「よそ者、若者、ばか者」と言われてます。若者の声を反映させるのは大賛成です。しかしそもそも、現状にゆる〜く満足している今の若者は、声を上げてくれるんでしょうか?国政には色々とありそうですが、こと市政に関してだけ見れば、声がそんなに上がってくるとも思えませんがどうなんでしょう。結局、「一部の熱烈な取り巻きだけ」とか、「反体制のような野党共闘バンザイ」みたいなパーティーにならなければ良いのですが・・・。
まぁそれは百歩譲って、地方は茶坊主政治みたいになってるので、そういった意味では多少期待を持てますね。

・空き店舗を利用したライブスペースやアートギャラリーの創設など、しばたに楽しさをつくります。
→新発田で苦節28年「街に刺激が無い」と一念発起して音楽鑑賞団体を起ち上げて、今までに200回を超すコンサートやイベントを主催してきた私に任せろ!と言いたいです。
地方でライブやっても展覧会やっても、アマチュアなら良いですが、プロの公演などそう簡単でありません。アマチュアなら、徐々に企画が陳腐化して、持続可能な仕掛けにはなりっこないです。
アート系はもっと厳しいです。
小林氏が一般市民や一議員なら、こういう夢を大声で発信しても良いんです。大いに発信すべきです!
だけどこの場は首長候補のマニフェストですから、市民との契りを交わす場。裏付けの無い実行不可能な夢や戯言を言っちゃダメですね。嘘もいけません。
先ずは自らで、空き店舗を借りて1店舗だけでも運営してみてから言えば良いんですよ。コンサート1回でも良いですけどね!

・移住定住を同時に推進して民間主導の「まちづくり」の会社を創設
→つまり、IターンJターン者などのへの支援を行う会社組織を起ち上げるというアイディアです。
有名なところでは隠岐の海士町などでは、町の観光協会がその業務を担っています。
なかなか、地域に溶け込めない方へのサポートやら仕事の斡旋、住宅の斡旋など「移住者のための万屋」です。言うのは簡単ですが、財源や組織運営のアプローチはどのように考えているのでしょうか?
私も、竹田市の後藤さんや、海士町の青山さんなど、寝食を忘れて移住者に寄り添う「スーパー公務員」のお話を聞いてきましたが、それ位気概のある人材は新発田にいるのでしょうか?
思いはあっても、最後は生活保障も必要となります。それに見合う財源措置をどのように設計しようとしてるのでしょうか?もう少し、外目を見て口だけで語る「無責任政治家」じゃ無くて、現場をよく見て、自分でやり遂げる位の行動力があれば、この提案にも共感する若者が続出しそうですが、「言いっぱなし」では、政策は浸透しないと思いますね。


2期8年で次から次へのハコ物建設を実現して、1000名規模の高給取りのスタッフを召し抱える現職市長に対抗するにははっきり言って簡単なことじゃないです。だから、しっかり頑張って貰いたいのですが、政策への掘り下げや執着が浅すぎるのでは無いでしょうか?
ただ「言ってみただけ」的な、財源の手当方法や責任をとれないような政策の発信は、ある意味選挙民=市民が不幸になるだけです。
現職が「実績てんこ盛り」でそればかり強調!というのは癪に障りますが、選手交代を、訴える以上は、政策で論破できる位の理解と制度設計が必要でしょう。

選挙期間中に配布される法定ビラや、制限の無くなったwebの訴えに期待したいところです。