7日間の激戦が繰り広げられた新発田市長選挙ですが、午後10時半に票数が確定し、現職で3期目となる二階堂かおる氏が当選致しました。

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期日前投票が前回の2.6倍、実に1万人以上が投票しましたが、投票率はそれに比例するほどは伸びずに、事実上無風だった前回の35.65%は大幅に上回るものの僅か53.12%でした。
両陣営とも60%前半程度と高い投票率を予測する中、私の予想した、「関係者や周辺部は盛り上がっているが市街地は冷めているので50〜55%」の予想通りの結果となりました。
この数字から見て取れるように、激しい「与野党一騎打ち」の割には、無党派層は無関心だったといえます。

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■当日有権者数 82971/投票者数 44075/投票率 53.12%/無効 382/持ち帰り 1
■新発田市長選開票結果(選管最終)
当 26292 二階堂 馨 66
   17400 小林   誠 42

詳しくは更に分析を行う必要がありますが、大方の接戦予測を覆しての大勝と言えます。
小林氏は極めて堅い佐藤ひろお県議&黒岩衆議院議員の基礎票に、連合の組合票、共産党の上乗せ、更に若い新人というおまけ、現職批判票も足していけば、24000位は堅かったはずです。
それが7000票も足りなかったと言うことは何を意味しているのか・・・?
革新陣営の厳しい「犯人捜し」が始まるとは思いますが、次の理由が推測されます。
・出馬表明が遅かった→都会型なら別ですが田舎で事実上1ヶ月前では組織選挙には遅すぎた
・市議1期目途中で任期を全うしていない→市政に関しての理解度不足とあまりの実績のなさ
・共産党が一枚岩ではなく自主投票だった→市議の3議員は2期8年現職と歩調を合わせていた事実
・新発田出身者でなく離婚歴があった→保守的な新発田では思いの外マイナス材料となる
・現職の大きな失政がなく争点がぼやけた→教育長の任命責任など情に訴えることをしなかった
・政策の掘り下げが全く出来ていなかった→首長選挙に挑む割には政策がデタラメで咀嚼出来ていない
・基礎自治体レベルに「与党vs野党」の構図を持ち込んだ→無党派層がちっとも熱狂せずドン引きした
まぁこんなところでしょうか?
他にも、過去の人とも言える、鬼嶋前紫雲寺町長や小川元議長・副市長、森市役所OBらが顔を出せば出すほど、メインキャッチの「若くてフレッシュ!世代交代!」が全く逆のイメージになっていく負のスパイラルに陥ったと思います。結局は、政策や信念で集まったのではなく、「二階堂氏への個人的な恨み辛み」で凝固していた実態が逆に白けを生んで、信者とも例えられる佐藤県議の熱心な支持者が失望したのも遠因でしょう。

一方の二階堂氏ですが、前回2014年、三村氏との一騎打ちの際は下記のデータでした。
■当日有権者数 83315/投票者数 29701/投票率 35.65%
当 24134 二階堂 馨 62
   4715 三村 誉一 68

有権者数は人口が減った分、18歳投票権が相殺されてほぼ同じような数ですが、注目すべきは、約14000票も投票数が増えたのに約2000票つまり15%しか得票が増えていない事実。(小林氏には増えた14000票のうち12000が流れた計算となる)
ましてや、厳しい選挙戦で、前回より陣営は「投票に行くよう」繰り返しお願いしていたため、組織票はもっと上乗せがあっても良かったはず・・・
と言うことは無党派層は、ほぼそっぽを向いたか、大多数が小林氏に投票したとも言えます。
裏を返せば、二階堂氏への案外多い批判票が生まれた事と、小林氏側の自沈によって救われた側面があるとも解せます。
仮に両陣営が予測していた、60%代前半、オーバーに65%だったなら、あと1万票増えるので、85%の8500票が小林氏に、1500票が二階堂氏にプラスされると、2000票差まで差が詰まってしまいます。
こうなると、ちょっとした「選挙の風」によってひっくり返ってしまいます。

私の感覚では、下記が速報的総括ですね・・・
〇堋村では政党間の争いは馴染まず、逆に無党派層からは敬遠される
∋廚い粒亜現市政への批判は根強く支持層は盤石とはいえない
7秬錣噺世錣譴討い襪曚鼻一般市民は案外関心が高いとは言えない