2日間にわたり、新潟日報による「市長選総括」が記事になっていました。
20181121新潟日報 市長選002

20181122新潟日報 市長選001


私が先に記した部分と大きくは変わりませんが、気になる部分をピックアップしました。
・投票率があまりに低かった・・・これだけ激戦で身近な市長選としては60%に届かないのは気になります。→大きな争点が無かったことが原因か?最大のボリュームのある無党派層が保革の代理戦争に嫌気がさしたか?特に困っていることが無く平和なのか?未来に対する危機感が無いのか?
○同じく大激戦だった新潟市長選でも49.83%なので、「今後の市長選は50%行けば上々」とみて置く必要があります。
・20〜50代の6〜7割が二階堂氏に投票・・・一般的に若年層ほど、親子ほど年の差がある若い小林氏に投票するのがセオリーでは?現役世代ほど子育てや産業振興に興味があるのでは?
○国政でも現役層は自民党への投票行動が鮮明になっています。野党や革新というのは中高年以上の一定層はいるようですが、高年齢化の波で徐々に勢力を縮小しているようにも見えます。
・二階堂市政2期8年を「評価する」28.7%、「どちらかと言えば評価する」37.3%で全体の7割が肯定的・・・現状大きな不満は無いと言う判断?、移住定住施策などは意外に興味ない?
○やはり地方でも保守化の流れが鮮明です。世界的な潮流とも軌を一にする傾向でしょう。

◎最も気になったのが「新しい県立の施設を阿賀北に建設する」という事実上の「県へのおねだり」ですね。
阿賀北と言っても事実上は新発田を指すのは明白、おまけに今回の地域集会などで「大規模な屋内体育施設」建設に言及していることから、その実は「阿部聡」議員がかねてより、一般質問で取り上げている「屋内野球場」を指しているものと思われます。
花角県知事〜中原新潟市長〜二階堂新発田市長と連戦連勝を陰で支えている選挙プランナーの阿部議員と経営する会社ですが、この策にはやや無理がるような気がします。(これも持ち前の強運で引き寄せるのか?)そういえば泉田県政の際も、1期ごとに、ビックススワン〜朱鷺メッセ〜野球場と大きなハコ物が増えましたが・・・
要は、「屋内(ドーム)野球場・サッカー場などを作り、プロリーグなどの試合によって、白新線の利用を増やして複線化につなげる」と言うストーリーなのでしょうが、ややその論法には無理があるように思います。
鉄道の利用は沿線住民の通勤通学収入がベースであって、人口集積のある都会ならいざ知らずイベントや観客動員に期待するのは筋が違います。その実態はコンサートを県内各地で開催している私の肌感覚で充分解りますので断言します。
確かに長岡のアオーレでプロバスケットリーグなどが行われており、それなりの集客がありますが、白新線の複線化のインセンティブになるほどの数になる訳は無いです。
そうなると、小林候補が糾弾していた「ハコ物建設行政」や「側近の特定業者利益」の方向へ本当に走って行くかもしれません。
実際、二階堂氏は「私には信念がある、一つ目は精神的な軸がぶれないこと、もう一つは、右だ左だ構わず、どこの政党にも属さず市民のために動く市民党だ」と言います。「黒い猫でも白い猫でもどちらでも良い、ネズミを捕ってくる猫が良い猫だ!」とお決まりの台詞も並べますが、知事選辺りから「昭和の古い自民党のようなスタンス」に完全に陥ってしまっています。

選挙のほとぼりが冷めて2年後位に、「佐々木駅隣接で新潟県初ドーム野球場建設」なんて話を打ち上げて、「4期目を狙う」みたいなストーリーは現実味を帯びています。
新たなことをやるためには、プラスとマイナスがあります。つまり明暗です。
新発田市民にとってはどちらが本当に賢い選択なのか?
今後は市議会側に、その監視役が強く求められるように感じる今日この頃です。