公共交通は解りやすいようイラストも使って一般質問を行いました。
H31年2月議会一般質問

1:ふるさと納税に関する今後の方針とガバメント・クラウド・ファンディングによる博物館・美術館の設置について
国民の間で定着し、返礼率やその抜け駆け的な方法により、多額の寄付を集めた自治体が逆に注目を浴び、皮肉なことに「更にとてつもない巨額の寄付」を集める結果となった、ふるさと納税制度ですが、当市では、返礼率を5 割から3 割に引き下げたものの、減少することもなく「横ばい」とのことで安堵しております。
今後は、地域限定のサービス利用券として総務省の「お墨付き」を得た「月岡感謝券」を最大の武器に、6 月以降の改正後も「努力によって報われる独自財源」として、更なる強化を図るべきと思います。
また、過当な返礼品競争に陥り、あたかも「カタログショッピング」の様相を呈していた本制度には、一定の終止符が打たれ、自治体間の「アイディア勝負」へと移っていくことになると思われます。
今後の方針や見込みについて市長に伺います。

1 今後は「知恵比べ」となっていくのが確実ですが、来年度に向けての当市の方針について伺います。

2 昨日の代表質問でも答弁がありましたが、今後は共感を得られやすい、ガバメント・クラウド・ファンディングの活用が多くなると思われます。再三の請願採択もされ、市長・議会とも長年の懸案として共有している、「博物館・美術館設置」へ向けてのメニューを追加してはいかでしょうか?

3 庁舎建設基金残について、市長は以前の一般質問に対して「老朽インフラへの活用」について考えていると述べているが、夢を語るのであれば、「博物館・美術館」のための基金への転用を行いその上でG C Fによる募集を考えてはいかがでしょうか?
H31年2月議会一般質問 再質問


2:「生活の足」地域公共交通の今後の整備方針と早期実施について
市長はかねてより地域公共交通整備は、「小学校統合に併せて順次行っていく」と、昨日の代表質問でもその基本方針を示しています。
川東地区、五十公野地区に続き2 年後には旧豊浦町4 校の統合が決定しましたが、現状の住民の利便性を考えると、市長が描く中学校学区単位」の路線構築の考え方は、私が再三指摘しているとおり、小学校スクールバス運行とはニーズが相容れないと考えられます。
ここで、各交通手段のメリット・デメリットを整理してみます。
地域交通イメージ

図1 公共交通構築は「乗合バス」がベースとなります。しかし
ながら、若年者はバス停までの距離も何ら問題はありませんが、
高齢者や体の不自由な方にとっては厳しい形態の上、路線バス事
業者の乗務員不足による路線撤退も頻発しています。
地域交通イメージ 路線バス

図2 続いて現在、地方の公共交通の切り札であり、細かな路線構築の出来る「コミュニティバス」です。各集落と交通結節点、主要目的地を結びますが、悪天候時や通学時間帯の高乗車率の反面、日中の乗車率は大幅に下落します。
地域交通イメージ 路線+コミュニティバス

図3 交通弱者にとって一番良いのは、自宅t o 目的地の「デマンドタクシー」です。しかしながら、経費的に高額になることや市街地住民との不公平も生じます。
地域交通イメージ デマンドタクシー

図4 私が強力に推進するのが、コミバスとデマンドタクシーの複合方式です。「コンバインド交通」と名付けました。市街地は小型E V バスによる高頻度循環運行でカバーし、周辺部の結節点までは、路線またはコミバスによる中頻度循環運行を行います。
地域交通イメージ デマンド+コミュニティバス

図5 通学時間帯など高乗車率の時間帯のみ路線バス、低乗車率
の時間帯をデマンド運行とする方式です。
ある日の運行イメージ

以前は各旧町村の中心地が生活の拠点でしたが、広域合併によって交通弱者である高齢者の公共交通ニーズは明らかに「中心市街地」へと向かっており、実際に東小学校の松浦地区では、小学校通学は専用の通学バスとなり、住民の足については「デマンドタクシー」となっているが、コスト的、利用実績的にまだまだ課題が多く修正が必要と思われます。
今後の方針について広範に市長に伺います。

1 小学校統合に併せてのスピード感では、高齢化の進行スピードに追いつかないのではないでしょうか?

2 今後は少ない運行数で、多少の利便性を犠牲とした「複数地
域を一つの面」と捉えた「循環ルート」などの工夫が必要でないでしょうか?

3 現状から鑑みて、「中心市街地」「中間地域」「周辺地域」と分けて考えて、コミュニティーバスとデマンドタクシーの複合型の運営( コンバインド方式) が、コストパフォーマンスが優れているのでないでしょうか?