質問コメントにお答えします。
石井組が何で複合施設建設で助かったか?
ズバリ、長らく塩漬け状態だった駅前の遊休土地の利用ができたから!

土地は、新発田市のほか、イオンと石井組の3社で保有してました。
駅間交差点の角地が新発田市、今の複合施設当たりに石井組、さらに市の奥がイオン・・・といった感じの配置です。

まずは、新発田市と石井組で土地を交換しました。もちろん土地の鑑定を行っての換地です。
こうして交差点部分が石井組でそこに4階建ての民間棟を、駅から向かって右側と奥の大きな土地をイオンから市が購入して一体化したうえで、複合施設を建設したのです。

事業全体は、国交省の地方都市リノベーション事業に採択されて、官民共同で駅前などの遊休土地を利活用して賑わいを創出しようという「いわゆる紐付き補助金」です。

事業の概要は資料つけておきますが、要は交通結節点近接で塩漬けの土地を、社会教育、医療、福祉などを統合した複合施設作るなら、建物の半額出してあげますよ!という超オイシイ補助金です。
多分、岩手県の紫波町の複合施設の成功事例を国がパクったんだと思いますが・・・
地方都市リノベーション_1
地方都市リノベーション_2
地方都市リノベーション_3


二階堂市長が強運なのは、この補助金にピタッとはまったことで、下記の懸案事項を一気に解決してしまいました。
・狭隘な図書館の整備→旧図書館は古文書など歴史資料中心に分離整備
・冬の幼児の遊び場整備→小学生低学年くらいまでの遊び場
・高校生の居場所づくり→新発田は駅利用の大半が高校生
・駅前エリアの賑わい創出→低迷する商店街対策
・オープンキッチン→食の循環を具現化
さらに私が設計段階で提案した、音楽スタジオも追加で作ってもらいました!

まぁ有利な補助金使って建物を実質半額で建てられたわけで、美味しいったらありゃしないワケなのです。市は残り半額も95%を市債でそのうち70%が交付金なのでやらなきゃ損というわけです。

石井組としては、基本半額で建物建設して、同族企業が運営する民間棟は賃貸リスクに関して、1階に観光案内所を市がお借り上げ、3〜4階は敬和大学へ学生寮として貸出と至れり尽くせりな内容なわけです。
オマケに、敬和大学には毎年市から家賃補助の名目で1千万円もの補助金が入っており、相場よりかなり高い寮費を設定できています。

イオンは複合施設の指定管理者となっておりこれも売却時の申し合わせなんでしょうか?
これじゃ二階堂憎しの某県議だって市長選で対立候補は立てられませんからね・・・

運がいいだけじゃなくて、市民には少ない投資でサービス向上、これは目論んだのではないですが結果的に政敵にもしっかり配慮して対抗馬封じと、二階堂市長のこの辺りの強運と政治的センスはさすがなワケです。