遺族まで攻撃するのか・・・
兵庫県の先鋭的とも言える世論の対立は恐ろしい状況に陥っている。
白黒つけて徹底的に叩くのが正義なのだろうか?今は斎藤知事に不利な発言をすれば即「左翼」とレッテルを貼ってしまう恐ろしさ・・・
公的PCの内部の文書が「私的」なものであった場合、「PC所有者」がその扱いを自由に出来るのであれば、会社のPCで休憩時間に「趣味の文書」作成しただけでも違法性を問われかねない。
人間生きている以上、潔癖などと言うことはあり得ないし、聖人君子と言われる方々だって探せば何かしらの埃は出るものだ。
このような「糊代の無い」余裕無き社会の行き着く先は「争いが正当化されるギスギスした社会」となってしまう。
日本は戦前に住民同士を「国のため」と相互監視させて数々の誤った政治を行ってきたのは周知の事実。今も北朝鮮など独裁国家は同様の手法で統治を行っているのが例えとして解りやすい。
人類が平和な社会を形成するにあたり、恐ろしいほどの長い時間を使って築いてきたある意味「社会の規範」が音を立てて崩れているような気がしてならない。
このような社会の行き着く先に「ファシズム的」な独裁者が礼賛されるようになることは歴史が証明している。
私は今年還暦を迎え、社会の主役は次の世代に変わっていくが、彼らが「末永く幸福な社会を維持できるのであろうか」非常に危惧する毎日だ。