6月定例会初日で新発田市長が「従来の副市長は2名置かない」との従来の方針を突如翻して、財務省のノンキャリ官僚を副市長として受け入れることの人事提案があり、即日採決され13対10の僅差で承認となり、7月1日より新発田市は副市長2名体制となりました。

元々、おかしな話だったのですが、市長与党と言われる令和会8名に、その「連結子会社」的な3会派6名が賛成するので、どんな怪しい議案も数の力で通ってしまうのが今の新発田市議会の現状です。

さて、当の副市長ですが、市長から説明のあった「法政大学二部卒業」ではなく、「青山学院大学二部除籍」であったことが明らかになりました。

議長から「議事録を訂正したい」旨の申し入れがあり判明しましたが余りにおかしな話です。
経緯を整理するとこんな感じ

1)今年5月12日、市長は全会派長を招集し「財務事務次官から紹介があり副市長に登用したい」旨の説明がなされた。
→人物的には「新潟高校が合格確実だったにも関わらず落ちてしまい、やむを得ず新発田中央高校へ入学した。家庭などの事業もあり、新聞配達など働きながら苦学して法政大学の二部を卒業して国税庁に入った」あまりに優秀だったので「財務省主計局で出世した」といった紹介があった。
2)各会派毎に賛否の態度を知らせて欲しい旨の依頼があり、5月19日迄に意見を取りまとめて回答する事に決定→3会派は従来の市長答弁と辻褄が合わず副市長2名体制に否定的な回答。
3)その後何の動きもなく話が消えたと思っていたら、6月5日の議運にて突如、議会同意人事の追加議案が提出された。議運では「一般質問や委員会審査が終了の後に採決すべき」と言った意見を、令和会及び連結子会社らで封殺し、6月定例会初日で上程即日採決が決まってしまう。
4)6月10日の定例会初日で「経歴の資料に新発田中央高校卒業」の資料が配付され、本会議の休憩中に本人の所信表明スピーチが実施され、総括質疑が行われるが市長の従来の方針の転換についてや何を担当してもらうのか、登用のメリットなどが質疑された。質問回数が限られていたため学歴については「二部だったので高校にしたのだろう」とそれ以上の審議は行えなかった。
5)6月16日の私の一般質問で、「市長の説明では法政大学二部の卒業なのになぜ履歴の文書は新発田中央高校卒業になっているのか?」に対して市長は「法政大学の夜間を中退していたから履歴に敢えて書かなかっただけ」と答弁があった。
6)6月18日の総務常任委員会にて副市長登用に関わる関連議案の、報酬と赴任に関わる経費の補正予算と赴任費用算定に関する条例の修正が審議され、私は本質的に筋が違うと反対した。
7)6月26日の定例会最終日の補正予算及び関連議案の採決で私は、「筋は通らない話だが人事権は市長の権力の根源であり人事案件が議会同意されている以上は報酬を払わないという訳にはいかない」旨の賛成討論を行った。
8)7月8日、議長から私の一般質問での市長答弁で「法政大学二部中退とあったが市長の思い込みによる答弁で実は青山学院大学中退だった」ので議事録を修正したい旨、市長から申し入れがあったとの電話があった。
9)私が「それほどの重要案件で秘密裏に議事録修正するのはおかしいので拒否する」と回答。更に「市長は苦学して法政大学二部を卒業した」と言うストーリーで人となりや背景を紹介しておいて、今更青山学院大学とはどういうことか?また、青山学院大学に当時二部はあったのか?と質問すると、議長は「調べて回答する」と返事をした。
10)議長から再度の電話回答があり、よくよく聞いたら「青山学院大学二部中退でなく除籍だった」との連絡があり、「5年次まで在学したが仕事が忙しくなって必要な単位が取れず除籍となった」との説明だったので、「普通であれば取得単位が認められる中退を選ぶはずなのに除籍となると話が違う」と回答し、「議事録を議長権限で訂正するのであれば、全員協議会や9月定例会の行政報告などで全議員に対して市長の口から真摯に説明を行い、大多数の議員が了承するなら議事録訂正に応じる」と回答した。