研究室のOBのご厚意で、青木淳さん設計の青山プロジェクトの内覧会に行ってきました。敷地が伊東さんの事務所のすぐ近くだったので、オープンデスクをしていた頃が思い出されましたね。



賃貸オフィスではありますが異常に天井高が高く、一層辺りに二段の開口がとりつきます。窓の大きさも複数種類、またわかりにくいですが、外壁からの窓面のデプスもランダムに設定されており、平滑な外壁から一段奥まったところに第2の平滑面が立ち現れないように注意が払われています。この操作は控えめではありますが、インテリア、エクステリアともに確実に効果がわかります(しかしお金がかかることをするものですw)。

水切りも極力目立たないようになっていて、ツォルフェラインと遜色ない穿ち感。

また「目地があると何階の建物かわかってしまう」と言う理由で外壁は純コンクリート造にも関わらず目地なし仕上げ(ミキモトは鋼板RC)。ひび割れへの驚きの対処方法は、特殊なコンクリートを使い、免震構造とすることだそうで。



内部写真はアップできませんが、独特の天井高と開口の雰囲気はもちろん、高級車並みの行程を経てなされた内装壁面塗装、カーテンの裏地、空調配置、照明の選択などなど、数々のこだわりと工夫が見られました。

これは9階から隣の建物を撮ったもの。およそ13階相当の高さに9階の床があるわけですから、ワンフロア辺りの階高の高さは推して知るべし。


ひいてみるとわかりやすいですかね・・・いや、逆にわかりにくいか。

最上階の囲いが律儀に開口二段分が屋上床面から立ち上げられているのが分かります。



地下へ続く階段。手すりが青森っぽい。


装飾的な手すり。



おまけ。明治神宮と代々木体育館を俯瞰で。



やはり現場を知ってる方に説明を受けながら見ると面白いですね。あとは什器や人が入ったときにどれだけ雰囲気が変わるのかが見てみたいところです。