南アフリカのワインです。
キアモント フルーフォンティン 2015を再度テイスティングしました。

キアモント(ケールモント)は南アフリカステレンボッシュのワイナリー。
ティムアトキンMWによる南アフリカワイン格付けは3年連続「1級」に位置します。

Upper Blaauwklippen Valleyという農場を2003年に現オーナーであるルイスファミリーが購入。
その歴史は1694年までさかのぼることが出来るようですが、畑の購入自体がされるまでは荒れていた農地だったようです。
現オーナーの所有に変わったのち、2005年に植樹を開始、2007年をファーストヴィンテージとします。
植樹面積は29ヘクタール。初期は8ヘクタールほどとのことですが徐々に面積を拡大しています。

ワインメーカーおよび栽培家はアレックス・スターレイ氏。
ステレンボッシュ地区のブラークリッペン・ヴァレーの標高350-400mの高地に畑は位置。比較として、ステレンラスト、ドルニエ、ウォーターフォードなどのワイナリーよりも高地に位置するようです。1つは北向きの温かい斜面、もう一つは西向きの冷涼な斜面にあるとのこと。

フルーフォンティンは極甘口ワイン。
ワイン名のフルーフォンティン(FLEURFONTEIN)はflower fountainの意で「花の噴水」。
このワインに使われるソーヴィニヨンブランの収穫される地域に、美しい春が訪れることから。
葡萄は2005年に植樹(樹齢12年)のソーヴィニヨンブランを使用。ハンガリーオークで天然発酵後、18か月熟成。ろ過せずに手作業で瓶詰め。2,400本の生産。



■キアモント フルーフォンティン 2015
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輸入元価格は3,800円(375mlのハーフボトル)
WA94点、プラッターズガイド星4つ。
また、ティムアトキンMWの最新評価(2017)では95点。


香りはピーチやマンゴー、マーマレードを思わせる豊かな果実の香り。
また、ハチミツを思わせる甘い香り立ちがハッキリとあります。
トロピカルでリッチ。この日は乳酸菌飲料(ヤクルト)的な香りを感じました。

あまりベタベタと甘くなく、それでいて過度に苦さのない、バランスのとれた香り立ちです。


味わいはマンゴーを主体としたトロピカルな要素が口の中に比呂があります。
酸はトロピカルフルーツのような印象があるものの中庸。
乳酸菌飲料のようなスキッとした味わいの底ささえがあります。

次いでココナッツやカスタードプリン、キャラメルのような甘い要素がグッと開いていきます。


余韻は長くマンゴーやココナッツを思わせるトロピカルな印象があります。


さて、前回試飲させてもらった時は、オレンジだとか柑橘系のイメージを強く感じましたが、少し落ち着いたからでしょうか、どちらかというと豊満でトロピカルな印象が立っているように思いました。

印象的だったのはヤクルト的なミルキーさと酸味があったことでしょうか…。
もちろんネガティブではなく、トロピカルな要素と相まって、不思議に後を引く。
やはり過度なベタベタした甘さがなく、柑橘なのか、乳酸菌的なのか、シュッとスマートに引きあげるような印象がある点に良さを感じます。


価格対比ではやはり納得感のあるワインです。
南アのデザートと言うと高額帯が目立つのですが、まずはこのキアモントのフルーフォンティン。それとポールクルーバーのノーブルレイトハーベストは抑えたい所。とても良い印象でした。



キアモント ソーヴィニヨン・ブラン "フルーフォンティン" ステレンボッシュ 375ml [2015] (正規品) Keermont Fleurfontein

上記YANAGIYAさんの商品説明(PC版)も是非ご覧ください。


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