南アフリカ最高峰のワイナリーとして名高い
ブーケンハーツクルーフのトップレンジ
ブーケンハーツクルーフ シラー 2011を飲みました。

日本への入荷が各銘柄100~150本前後と極々少量であり、
かつ品評会などには自らは出展しない「ノー・ショー・ワイン」であり、
日本での入手の困難さから、カルトワイン的な位置づけになっている銘柄です。

インポーターは株式会社マスダ。
ワイナリー名は「土着のブナの木」という意味で、各銘柄は
・ウルフトラップ
・ポークパインリッジ
・チョコレートブロック
・フラグシップ(7つの椅子)

となっています。フラグシップは
レイトハーベス(甘口)、セミヨン(白)、カベルネソーヴィニヨン(赤)、
そしてトップレンジのシラー(赤)です。
他にジャーニーマンというボルドーブレンドがあるようですが、
日本への入荷はおそらくされていません。

個人的には過去に2008年カベルネを飲み、感銘を受け
南アフリカワインが好きになった経緯がある憧れのワインです。

南アフリカの権威あるワインガイド本
「Platter's South African Wine Guide」では
2011年シラーは5点満点中4.5点。この年はカベルネが5点満点です。
2012年シラーは5点満点。さて2011年はどうでしょうか。


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フランスローヌのエルミタージュを感じさせます。

香りはブルーベリー、プラム、バニラ、スパイス、キャンディ香、
煙のような要素、肉の燻製香。香りの奥にシナモンのようなスパイスの香り。

抜栓して2時間も経つと
トーストのような要素やプラム、ミルク、
木質香、シャボン玉のような香り。

味わいはスパイシーさ、ブルーベリー、ヨーグルトっぽさが主体。
余韻にはカラメルなどがあり、分かりやすいシラー的な味わい。

余韻はそんなに強くなく、比較的穏やかでなだらかに収縮するイメージです。
口にはあまり残る印象がなく、スッと上品にフィニッシュします。

総評して、さすがに南アフリカのトップクラスのワイナリー。
色んな要素がギュッと詰まっていて、旨いです。

ブルーベリー主体のエルミタージュっぽさ、
赤いベリーを思わせる軽やかな余韻、グラーヴっぽい煙っぽさ、
バニラ香をしっかり効かせたナパカベっぽさなどなど。

南仏+アメリカっぽい感じがするのが率直な所ですが、
要素を追いかけると「これはどの国のワインだっけ…」とうろたえるくらい、
一言では終わらない要素がくるくると変化していくので飲んでいて楽しいですね。


飲む前に予想していた、南アフリカ特有の土っぽさはあまり感じません。
ブログを始めるより前に「カベルネ 2008」も飲んでいて、
土っぽさを強く感じたので、シラーも絶対土臭いとあると思っていたんですけど。
シラーは果実実が先行している印象です。


ハッキリ言って素晴らしいのですが、
個人的には、「今飲む」という前提であれば、
年始に飲んだロバートソンno.1シラーズ 2011の方が好きかも知れません。

余韻に甘いのがドッとくるとんがったワインが個人的に好きなんですが、
ブーケンハーツクルーフはあくまで色々な要素を詰め込み、かつ上品なので。


抜栓後から日持ちはします。閉じたり開いたりを繰り返すので難しいですが、
2日目>初日>5日目>3・4日目みたいな感じでしぶとく味わえます。

今飲んでもおいしいですが、飲み頃はもう少し先だと思います。
というのも、内包する要素がかなり多い一方、
果実みがかなり主張的で、もう少し待つべき印象をもったためです。


もし熟成させて果実実が抜け落ちてくる事を想定すると、
煙っぽさが生きて、今度は重厚なイメージが出てくると素人なりに感じます。


ということで、5年先にもう一度出会いたい所ではあります。
11や12年などストックはあるのでこれは寝かせておきます。


<追記>
上記でべた褒めしている
ロバートソンno.1 シラーズの最新ヴィンテージ2012を飲みました
南アフリカ ロバートソンCR No.1シラーズ 2012を飲む
明らかに早かったので、ちょっとブーケン代替としてはオススメしませんすみません



ちなみにいわゆるセット販売でしか在庫が無い状況です


【送料無料 お買い得3本セット!】ブーケンハーツクルーフ シラー [2012] 1本、マリヌー・ホワイト・ストロー 2013 マリヌー・ワインズ 375ml1本、リーボスクルーフ スパークリング クラシック ブリュット [2007] 1本




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