南アフリカのワインです。
モメントワインズ シュナンブラン ヴェルデホ 2015をテイスティングしました。

モメントワインズは南アフリカ オーバーバーグを拠点とするワイナリー。
ボーモンという日本でも過去「ボーモンホープマルゲリート シュナンブラン」というワインが日経新聞のワイン特集で1位に輝いたワイナリー。そこのワインメーカーを務めていた女性醸造家のマルニーズ・ニーマンが独立したワイナリーです。

設立自体が2011年という新興ワイナリーということもあり、醸造施設は友人であるピーターアランフィンレーソン(クリスタルム当主)の奥さんの実家のワイナリーでもあるガブリエルスクルーフの施設を借りています。
このガブリエルスクルーフの施設は非常に整っているようで、ピーターアランフィンレーソンのサブレーベルであるガブリエルスクルーフ、そして近年急速にその評価を上げているソーンドーターズ、そしてこのモメントワインズが共同で使用しています。

シュナンブランヴェルデホはシュナンブラン91%、ヴェルデホ9%のブレンド。
シュナンブランはスワートランドのブッシュヴァイン。樹齢38年。土壌は花崗岩。
ヴェルデホはフールパールドバーグのもの。頁岩(けつがん)粘土質。全房使用100%。
発酵は400Lと225Lのフレンチオーク使用。マロラティック発酵100%。


■モメントワインズ シュナンブラン ヴェルデホ 2015(マグナム)
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参考上代7,600円(マグナムボトル)

香りはカリンを思わせる果実み。
クリーミーな香り立ち、貝出汁のような塩気やうまみを感じる香り。
また、石灰的な硬質的な香りが感じられます。

香りを切り取るとやや淡泊な印象が膨らみます。


口に含むと、レモンのような酸やグレープフルーツを思わせる柑橘の苦み。
貝出汁のような塩気を帯びたうまみのようなものを感じます。

香り同様、淡泊でうまみを感じるタイプです。


16年ヴィンテージがまだシュワシュワとしたアルコール感を感じつつ、荒々しさがある中で、15年は少し落ち着いてきており、より
淡泊な味わいに。
一方で、酸を豊かに感じる印象です。
うまみの感じるシュナンブランというと、基本的には淡泊でふっくらした感じのものが多いように思いますが、
割とレモンのような酸を主に感じる造りだったと思います。


16年同様樽の感じは抑えめなのでお料理のペアリング向けかと思います。
参考になった試飲でした。


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