ギターが弾きたくなる、BLUES,ROCKの名盤紹介

ギタリスト目線で、BLUES,ROCK等の、おすすめ音源を紹介します。 「Youtube」の音源、動画もアップしていきますので、そちらもご覧下さい。

私が今まで聴いてきて影響を受けたものや、聴くと無性にギターが弾きたくなってくるような、ギタリストに是非聴いて欲しい音源をご紹介します。
もちろん、音楽好きな方々にも参考にして頂けたら幸いです♪
コメントもお気軽にどうぞ♪♪

ERIC CLAPTON (エリック・クラプトン) #21

   
第21回目は「ERIC CLAPTON (エリック・クラプトン)」です。

 先日、クラプトンのCD「アンプラグド~アコースティック・クラプトン」を聴きました。
冬の寒空の中、心に沁みてきます!四半世紀経っても、良いものは良いですね~♪
という訳で…久しぶりになるのですが、紛れもない名盤をご紹介したいと思います。

 1992年リリース。
同年3月に出演した『MTV アンプラグド』の模様を収録したライヴ・アルバム。

 クラプトンが思春期に聴き、影響を受けたと思われるブルーズマンのカヴァーと、自身のオリジナル曲を織り交ぜた構成になっています。

 バンドメンバーは…
◆エリック・クラプトン:ギター、ヴォーカル

◆アンディ・フェアウェザー・ロウ:ギター

◆レイ・クーパー:パーカッション

◆ネイザン・イースト:ベース、バックヴォーカル

◆スティーヴ・フェローン:ドラムス

◆チャック・リーヴェル:キーボード

◆マック・キスーン、ケイティ・キスーン、テッサ・ナイルズ:バックヴォーカル


 クラプトン使用のアコースティック・ギターですが、マーティンのヴィンテージ000-42のようです。
ボディトップが経年で良い感じの色合いになってますね。
因みに、 このギター…後にクロスロード・センター設立のためのオークションで、約79万ドル(当時のレートで8500万円!!)で落札されたようです。


それでは、私の曲ごとの感想です。

① 「サイン」 爽やかな感じのインストです。
朝のFMラジオのBGMで流れてきそうな曲調ですね。

② 「ビフォー・ユー・アギューズ・ミー」 ボ・ディドリーの曲。
自身のアルバム「ジャーニーマン」にも収められています。
ミディアムシャッフルのブルーズで、良い意味で泥臭いスタイルの、ライヴハウスでバーボンを呷りながら聴くと気持ちよく寝れそうな感じですね。あ…寝てしまうのは、私だけかも…(笑)

③ 「ヘイ・ヘイ」 ビッグ・ビル・ブルーンジーの曲。
モノトニック・ベースと言われるプレイスタイルで、この曲の場合Key が Eなので、6弦開放を4分でミュート気味に弾くのが基本になります。
4拍目の5弦の2フレットから7フレットにスライドする時に、弦を引っかけてパーカッシヴな音にすると、感じがでますね。
あと、2拍目の2弦8フレットを弾く時に、クウォーター・チョーキングにするのが肝ですかね~?
まずは、この曲の動画をどうぞ!

④ 「ティアーズ・イン・ヘヴン」 息子コナーの死を悼み作られた曲。
最愛の息子の転落死は、あまりにも悲劇的な出来事であったと思いますが、この曲を作り、歌い続ける事で悲しみを乗り越えて行けたのではないでしょうか?
時代を経ても語り継ぎたい名曲ですよね。


⑤ 「ロンリー・ストレンジャー」 クラプトン自身の曲。
前曲同様、ガットギターで演奏しています。
曲前に、さらっと弾いている手癖のフレーズが、カッコ良いんですよね~!
全体のアレンジが秀逸で、何とも哀愁が漂う曲になってます。

私自身も思春期の頃、日々周りと同じことをする自分に疑問を抱き、反発する時期がありました。
それから10年後、このアルバムを聴いたのはすっかり大人になってからですが…。
この曲の歌詞を一部分貼っておきます。
 
 人の目にはきっと見えないんだ
 俺を知る者はいない
 貧民街を這いつくばってきた
 
 生まれつき求める気持ちが激しかった
 自由になりたくてたまらなかった
 でも歳月を経てわかったんだ
 慰めを言わないでくれ

 俺は孤独なストレンジャー
 好きにやるさ
 何がどうなってるのかわからない
 好きにやるさ
 Yes そうするよ
 Yes そうするよ
 Yes そうするよ

⑥ 「ノーバディ・ノウズ・ユー」 ジミー・コックスの曲。
こちらも…やるせない感じの歌詞ですね。
~おちぶれちゃったら みんな知らん顔~…せつないですよね~。
曲調も、コード進行がやるせなさ感をより一層盛り立てます。
[ C / E(onB)  A7  Dm / A7  Dm  F / F#dim7 C / A7  D7  G7 ]
FからF#dim7の半音で上がっていく所なんかは、せ・つ・な・い・ですよね~…(しつこいですか?(笑))
Derek and the Dominosでもカヴァーしてます。
デュエイン・オールマンのスライドギターと相まって、素晴らしい演奏になってますので、そちらも是非聴いてみて下さい。

⑦ 「いとしのレイラ」 6曲目でも触れましたが、Derek and the Dominosのアルバム「Layla」に収められている、名曲中の名曲です!
後半ピアノから始まるインスト部分が、曲の半分以上あるという斬新な展開に、当時驚いた記憶があります。
デュエイン・オールマンの、フレットに捉われない高音域のスライドギターが秀逸です。
こちらのアコースティックバージョンでは、そのインスト部分はないですが、Keyはそのままに1オクターブ落したヴォーカルが渋いです。
テンポもスロー気味で、大人なアレンジという感じですかね~。

⑧ 「ランニング・オン・フェイス」 自身のアルバム「ジャーニーマン」に収められていた曲。
この曲ではリゾネーターを(俗にいうドブロギター)使ってますね。
ドブロ社のボディに、マーティンのネックを付けたカスタムのようです。
クラプトンは、ボトルネックを小指にはめてプレイしてますが、薬指、中指にはめるプレーヤーもいますよね?
小指だと他の指の自由度が増すメリットがありますが、一般的には薬指派が多いのでしょうか?
私は、薬指と小指の両方を試して、やっぱり薬指にはめるのがしっくりきましたね。
曲の方ですが、ドブロと言うとコテコテのブルーズの代名詞的なギターだと思うのですが、ここでは少し洗練されたアレンジの中に、ブルージーなスライドギターが溶け込んでますね。
心のどこかに"デュエイン・オールマン"が入り込んでいるのかも知れません。

⑨ 「ウォーキング・ブルース」 ウィリー・ディクソンの曲。
マディ・ウォーターズを始め、ロバート・ジョンソンや、数々のブルーズマンがプレイして来た定番曲ですね~!
前曲同様、オープンGチューニングです。
クラプトンのロバート・ジョンソンへのリスペクトがひしひしと伝わってきます!

⑩ 「アルバータ」 トラディショナルなカントリーブルーズです。
歌詞違いの"コリーナ コリーナ"と言って良いんでしょうか?
マーティンの12弦ギターを使用。
クラプトンが、前曲の流れでボトルネックをはめたまま演奏を始めてしまったため、慌てて曲を止めて笑いを誘っています。
そんな、プレーヤーやスタッフ、観客の和やかな雰囲気が伝わってきます♪ 

⑪ 「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」 ジェシ・フューラーの曲で、こちらもカントリーな雰囲気。
ハープはサイド・ギターの、アンディ・フェアウェザー・ロウが担当。
間奏とエンディングでユーモラスな音を奏ででいるのは、カズー(Kazoo) という楽器です。
バンドメンバーの楽しそうな顔な浮かんできますね!

⑫ 「モルテッド・ミルク」 ロバート・ジョンソンの曲。
アンディとクラプトン、2本のギターでの演奏です。
11曲目とは、対比的な…場末の安酒場か、小さ目のライヴハウスで聴いているような錯覚に陥りそうな曲ですよね?
酒のお供にどうぞ!!(こればっかり(笑))

⑬ 「オールド・ラヴ」 ロバート・クレイとの共作でアルバム" ジャーニーマン " に収録されている曲。
一言でいうと…う~ん…大人!渋すぎ!(笑)
当時のパティとの恋の終わりを歌った曲…といっていいですかね~?
切々と歌い上げるクラプトンと、アコースティックなサウンドがマッチしてます。
間奏のGソロを弾き終えた後の、クラプトンの表情が…良いですね。(DVDで是非!)
ピアノソロも良い雰囲気です。

⑭ 「ローリン&タンブリン」 ラストは言わずと知れたマディ・ウォーターズのナンバーです。
ここでも、ドブロとボトルネックでの演奏です。
後半で、リフレイン気味のスライドのソロ…痺れますね~!

バンドのメンバーとの息の合った演奏と、会場も含めてとても良い雰囲気のステージでした。
DVDで見ると、細かい表情も見れてより楽しいですね。

クラプトンのBLUES に対する思い入れが、存分に伝わってくる名盤といって良いですね。

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LITTLE FEAT (リトル・フィート) #20 

 
第20回目は「LITTLE FEAT (リトル・フィート)」です。

フランク・ザッパのマザーズに在籍していたローウェル・ジョージは、ドラッグが原因で脱退。
 1969年、ローウェル・ジョージ、同じくマザ-ズの一員だったロイ・エストラーダの2人を中心に、、ビル・ペイン、リッチー・ヘイワードの4人でリトル・フィートを結成。
カントリー、ブルーズ、ニューオリンズR&B、ジャズなど、アメリカのルーツを感じさせてくれるバンドといって良いでしょう。
 1973年、3rdアルバムの「Dixie Chicken」では、メンバーチェンジもあり、ニューオーリンズ・スタイルの、いわゆるセカンドライン・ファンクを取り入れ、バンドの幅を一段と広めました。
 1974年、4th「Feats Don't Fail Me Now」では、よりファンキーなサウンドに進化し、1975年5th「The Last Record Album」、1977年6th「Time Loves A Hero」では、ポール・バレア、ビル・ペインの役割が大きいのか、ジャズ、フュージョン寄りのサウンドにシフトしていき、その分ジョージの存在感は薄れていく事に…。
 1979年、ローウェル・ジョージは、ソロアルバム「Thanks I'll Eat It Here」をリリース、LITTLE FEAT は解散。
その直後のソロツアー中、ホテルの一室で心臓発作のため、34歳の若さででローウェル・ジョージは亡くなりました。
 1988年、LITTLE FEAT は再結成し、途中メンバーが変わりながらも、現在まで息の長い活動をしています。

Dixie Chicken"LITTLE FEAT" といえば、3rdアルバムの「Dixie Chicken」 が良く知られていますね。
ニューオーリンズ・スタイルのセカンドライン・ファンクで、独特のグルーヴを展開しています。
全体的にはミドルからスローテンポの曲が多く、味わい深いアルバムだと思います。
噛めば噛むほど味が出るような…。
機会があったら、このアルバムにも触れてみたいと思います。

ただ…"BLUES,ROCK" というのに相応しいのは?と考えると…2ndの「Sailin' Shoes」ですかね~。
あくまでも私の個人的な感覚ですのであしからず…。
 
そんな訳で、今回は…1972年リリースの2ndアルバム「Sailin' Shoes」 をご紹介したいと思います。
 ずっしりとした地を這うようなドラムスとベースが、ファンキーなグルーヴをキープしていき、ルックスに違わぬ野太いヴォーカルと、それとは対照的な、ストラトならではのシャープなスライドが空間を埋めていく。
そして、軽やかに曲を彩るキーボードが全体を包み込む…。
私がこのアルバムの印象を言葉にすると、こんな感じでしょうか。

ギターの器材的には、フェンダー・ストラトキャスターのラージヘッドに、コンプレッサー(MXR?)を効かせ、スチールのスライドバー(11/16 のソケット・レンチ?)を使用し、レギュラーよりやや太めのゲージで、弦高は高めのセッティングのようです。
チューニングは、オープンG系のオープンAなどでスライドを駆使し、メロディアスな演奏が特徴といえるでしょう。

「Sailin' Shoes」
の主なクレジットです。
リトルフィートBILL PAYNE:KEYBOAD&ACCORDION,LEAD VOCALS ON CAT FEVER…
LOWELL GEORGE:LEAD VOCALS,GUITARS,HARMONICA…
RICHARD HAYWARD:DRUMS AND PERCUSSION,BACKGROUND VOCALS…
ROY ESTRADA:BASS,BACKGROUND VOCALS…
PRODUCED BY TED TEMPLEMAN

それでは、私の曲ごとの感想です。

 1、「EASY TO SLIP」 アコースティックギターの荒々しいコード・カッティングがクイ気味に入り、オープニング・ナンバーの幕開けです。
Ds、B、Org が加わり、8小節目だけ8分の7になっているので、油断していると頭を見失いそうです(笑)
ドラムスのリッチー・ヘイワードが、結構トリッキーなドラミングをしているので、独特なアンサンブルになっています。
曲調は、いわゆるウエストコースト・サウンドを思わせる爽やかなメロディラインで、ある意味シングル向けですね。
"ドゥービー・ブラザーズ" を思わせるハーモニーに、ギター・ソロは複音を活かしたコンパクトでキャッチーなものになってます。
まずは、この曲の音源をどうぞ!!

 
 2、「COLD,COLD,COLD」 タメのきいたブルーズ・ロックナンバー。
パーカッションからフェイド・イン。
フィル・インから、重たいドラムスが入ってくる。
ここでのリッチーのドラミングもかなり変則的で、聴く者をハッとさせます。
そこに、A音を基調とした、おそらくオープンAで展開されていくギター・リフに、しゃがれたヴォーカルが絡む。
ピアノと、スライド・ギターも相まって、リトル・フィート独特のフィールを醸し出しています。
スライドでの、低音の開放A音と、高い音をミックスさせたメロディアスな音使いは、まさに "ローウェル・ジョージ の真骨頂" と言えるでしょう。
You Tubeの動画をご覧ください。
   

 3、「TROUBLE」 アメリカ南部の匂いがする、メローなバラード。
アコースティック・ギターとアコーディオンの柔らかい音色から静かに始まります。
ドラムス、ベース、ピアノも入り、ローウェルの優しい歌声に聞き入ってしまいますね~。

 4、「TRIPE FACE BOOGIE」 ビル・ペインと、リッチー・ヘイワードの共作。
ローズ・ピアノ(?)の3連連打から始まる、ノリノリのBoogieです!
曲のKeyがAなので、オープンAでしょうか?
ギターも、シャッフルのノリでご機嫌なプレイで、スライドも相変わらずの切れ味!!
ブルースハープのソロもローウェルのようです。
さすが、一番最初に手にした楽器と言う事もあり、お手の物ですね。
その後の、スライドソロの最後の高音は、もうフレットの無い所までいっちゃってます!!(笑)

 5、「WILLIN'」 アメリカ南部の広大な地平線が頭に浮かぶような…" ロード・ソング " と言った感じの、何とも枯れた味わいのある良い曲ですよね~。
1st、そしてライヴ・アルバムでも取り上げている所からも、ローウェルの思い入れのある曲なのでしょう。
ここでは、アコギがメインですが、バンドでのまとまった演奏に仕上げてます。
ビル・ペインのピアノと、ゲスト・ミュージシャンのスニーキー・ピートのペダルスティール・ギターとの絡みが堪りませんね~。
 ファースト・アルバムに、2本のアコギでのヴァージョンが入っていますので、音源をアップしました。
ローウェルと、もう1本のギターは何と…ライ・クーダーです!!
こちらの乾いた感じのヴァージョンと聴き比べても面白いですね。


 6、「A APOLITICAL BLUES」 こってりスロー・ブルーズをお楽しみ下さい!!(笑)
Rch、Lch に振り分けられた2本のギターの音質の違いが 、面白いですね。
Rchは、オープンチューニングを活かした、乾いた音色のスライドプレイ。
Lchは、艶のあるウェットな音で、オブリ的なプレイ。
間奏のコンプレッサーを効かせたギターと、ブルースハープのユニゾンで、思わずニンマリ…してしまうのは、私だけではないはず!(笑)
ローウェルの枯れた声での歌いまわしも、曲とマッチしてますね。

 7、「SAILIN' SHOES」 タイトル曲は、アコースティックな、カントリー、フォーク的な…ちょっと気だるいサウンドです。
ピアノとアコギでのスライド、ドラムスはブラシを使ったプレイ。
半音を交えた少し怪しげな雰囲気な部分と、女性コーラスが入るサビの対比が面白く、ローウェルの何処か捻くれた(?)一面が垣間見れますね…(笑)

 8、「TEENAGE NERVOUS BREAKDOWN 」 このバンドには珍しい、ハイスピードなR&Rチューン!!
アップテンポな8ビートのドラムス、疾走するベース、軽快なピアノ、そして切れ味抜群のスライド・ギター、乗りまくるヴォーカル…!!
理屈抜きに、楽しみましょう!!
これぞRock & Roll!!
 9、「GOT NO SHADOW」 ビル・ペインの書いた曲。
ローズ・ピアノでしょうか?軽くナチュラルに歪んだトーンが好きなんですよね~。
そこに、タイトなベースとドラムスが絡んできて、サウンドはクロスオーバー的な感じが色濃く出ていて、後期のLITTLE FEATが見え隠れしていますね。
Vo とスライドGで、ローウェルが主張してます!!

 10、「CAT FEVER」 こちらもビル・ペインの書いた曲で、Vo もビルが取っているようです。
イントロは、コミカルなピアノから始まります。
本編はミディアム・スロー・テンポのシャッフルで、ローウェルのスライドが入ると、やっぱりブルージーな感じの曲になりますね。
リトル・フィートならではの、タメの効いたグルーヴが聴けます。

 11、「TEXAS ROSE CAFE」 出だしはスロー目に入って、途中、ダンサンブルなリズムにチェンジします。
2分すぎに、突然インプロヴィゼイションに突入!!
そして、またスローな所に戻ってくるという、かなり強引な曲展開ですね~。
後々のジャズ、フュージョン寄りのアプローチとも考えられますが、どうでしょう?

ライヴ・アルバムの「WAITING FOR COLUMBUS」(ウェイティング・フォー・コロンブス)も、色んな意味で強烈ですので、こちらも是非、聴く事をお薦めします。

やっぱり、スライド弾きなら…外せませんよね~!ローウェル・ジョージは!!

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BLIND FAITH (ブラインド・フェイス) #19

 
第19回目は「BLIND FAITH 」です。

 1968年…クリーム解散後のエリック・クラプトンは、予てから親交のあったスティーヴィー・ウィンウッドを誘い、新たなバンドの構想を進めて行きます。
ブラック・ミュージックのフィーリングを持つ、彼の存在がクラプトンには必要だったという事でしょうか?

元クリームのドラマーのジンジャー・ベイカー、そしてトラフィックを脱退したウィンウッドと共にリハーサルを重ねて行きます。

ブラインドフェイスその後、やはり正式なベーシストが必要になり、当時ファミリーに在籍していたリック・グレッチが迎えられ、BLIND FAITH 結成。
 1969年6月、ロンドンのハイド・パークで行われたデビュー・ライヴは、当時史上最高の10万人が動員された事からも、世間の注目が高かった事がうかがえますね。
これを皮切りに欧米ツアーを開始し、同年8月アルバム「BLIND FAITH 」を発表。
英米でヒットチャート1位を獲得します。

しかし、ツアー中にクラプトンとベイカーの間に確執が生じ、ツアー終了と共に10月に解散。
活動期間としては、半年に満たないものとなってしまいました。

一瞬の輝きだったことが、幻の…伝説のバンドと称される所以でしょうか?

さて、今回はポリドール盤の「スーパー・ジャイアンツ・ブラインド・フェイス」をご紹介します。
*7、*8は、ブラインド・フェイス作、プロデュースの未発表曲です。

それでは、私の曲ごとの感想です。

 1、「 HAD TO CRY TODAY 」 出だしのリフや、ドラムの感じがクリームっぽいなあ~と思っていると、ウィンウッドのVoで全体のカラーが一変!メロディアスなBメロが印象的ですかね~。
Gソロは、クラプトン節が聴けます。
クレジットが無いので詳しくは分かりませんが、ウィンウッドもギターを弾いているのでしょうか?
途中、ギミック的なエフェクト処理をするなど、時代を考えるとジミ・ヘンドリクスの影響が垣間見られますね。

  2、「 CAN'T FIND MY WAY HOME 」 ウィンウッドの曲で、2人のアコースティックのツインギターが聴けます。
アルペジオで、何処か切ない…それでいて美しい響きです。
ナイーヴなファルセットのVo と相まって 、心の奥底にに訴えかけてきますね。
Ds のベイカーも、ここは控えめです。(笑)
何とも意味深なタイトルですが、当時の彼の心中を歌っているのでしょうか?

  3、「 WELL ALL RIGHT 」 バディ・ホリーの曲。
出だしと最後のマイナーな感じは、彼らのアレンジでしょうか?
曲中は、軽快なピアノと、フェイザーがかかった様なギターのカッティングが、ポップな曲を盛り上げてます。
あくまでも歌がメインといった感じですね。

  4、「 PRESENCE OF THE LORD 」 クラプトンの書いた曲で、近年も自らも歌うくらい大事にしている曲で、もはや名曲といって良いでしょう。
デレク&ドミノス以降のクラプトンの甘い歌声もよいのですが、ここでのウィンウッドの神懸かった歌声の前では霞んでしまいますね…。
クラプトンの声が嫌いと言っている訳ではなく、声質の違いでしょうか?
淡々と歌い上げていくウィンウッドの声に、吸い込まれて行きそうな感覚になります。
間奏のGソロでは、クラプトンのギターが冴え渡ります。
VOXのワウペダルでしょうか?
静かな空気を切り裂くようにサイケなフレーズで徐々に盛り上がり、短いながらもドラマティックなソロに仕上げてますね!
個人的には、カヴァーした事もあるので、思い入れのある大好きな1曲です。

  5、「 SEA OF JOY 」 出だしのマイナーなリフから、歌が入ると…空を吹き抜けるような爽やかな曲調に変わります。
この対比と、ウィンウッドのオルガンやグレッチの弾くヴァイオリンも入る事によって、とてもドラマティックな曲になっています。
研ぎ澄まされたハイトーン・ヴォイスも冴え、ウィンウッドの個性が良く出ている曲といえますね。

  6、「 DO WHAT YOU LIKE 」 ジンジャー・ベイカーの曲。
4分の5拍子で展開していき、デイヴ・ブルーベックの「TAKE FIVE」を連想させます。
拍を4分の5 にする事で、かなりスリリングな感じになりますよね。
後半はウィンウッドのオルガン、クラプトンのギター、グレッチのベース、ベイカーのドラムスが、白熱のジャム・セッションを繰り広げていきます。
このあたりは、クリームと通じる部分もあるかも知れませんね。
15分を超える熱演です。

*7、「 EXCHANGE AND MART 」 サイケな感じのインストです。
ギターとヴァイオリンでメロディーのユニゾンが主体なんですが、何とも微妙なんですよね…(笑)
スタジオでジャムってる感じですね…。
そんな訳で完成度はあまり高くないです。

*8、「 SPENDING ALL MY DAYS 」 こちらは歌入りですが、*7と同じスタジオで、同時期に録ったようです。
ウィンウッドらしい曲調ですが、特筆する程ではない曲ですし、やはり完成度がイマイチですかね~。
1969年の10月録音となっていますので、解散間際のバンドの音源として聴くと、この先を暗示しているとも思えます。

このバンドでの未発表曲と言う事でも、確かに貴重だとは思いますが、CD化記念のボーナス・トラックならば、ライヴ音源とかを入れて欲しかったですね。
あくまでも私の個人的な意見ですが…。

そんな訳で、最後にYouTube の動画をご覧下さい。
曲は「 PRESENCE OF THE LORD 」で、1969年 ハイドパーク でのライヴ映像です。



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