生活保護200万人時代 第2のセーフティネット シンポ多重債務・貧困対策NEWS  2011.7.24

2011年07月07日

最高裁判決 マルフクからCFJへ譲渡された貸金債権における過払金請求

 マルフクからCFJへ譲渡された貸金債権における過払金返還債務の承継に関する最高裁の判決が出ました。
 最高裁平成23年3月22日判決(タイヘイからCFJへの貸金債権の譲渡)の流れを受けて、同様に資産譲渡契約の契約条項の形式的な文言の解釈をしただけで、結論が出されています。
 マルフクとCFJが交わした合意内容だけで、借主が基本契約に含まれる過払金充当合意によって一連の充当計算をして過払金返還請求をすることの利益が奪われてしまうというものです。
 本来借主が得られるはずの過払金返還請求権の帰趨が、借主が介在しない譲渡契約の合意内容だけで決まってしまうという納得のいかない判決です。

 これらの判決に従えば、タイヘイやマルフクとの取引で発生した過払金の返還請求をCFJにはできないことになります。

http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=81486&hanreiKbn=02

事件番号  平成22(受)1784
事件名  不当利得返還請求,民訴法260条2項の申立て事件
裁判年月日  平成23年07月07日
法廷名 最高裁判所第一小法廷
裁判種別 判決
結果  破棄差戻し

原審裁判所名 名古屋高等裁判所
原審事件番号  平成22(ネ)323
原審裁判年月日  平成22年07月01日

判決要旨
貸金業者が貸金債権を一括して他の貸金業者に譲渡する旨の合意をした場合における,借主と上記債権を譲渡した業者との間の金銭消費貸借取引に係る契約上の地位の移転及び上記取引に係る過払金返還債務の承継の有無



kozomitani at 19:40│TrackBack(0) 過払金返還訴訟 

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