くっぴーchのGO! HAWKS!

NFLのシアトル・シーホークスを応援するブログです!

【自己紹介】2019年からシーホークスのブログをはじめました。スーパーボウルに出た頃からシーホークスファンです(アメフトのプレイ経験はありません)。 Twitter

地区単独首位に立ったシーホークス、今週は先々週ホームで戦ったカーディナルスと、今度は敵地アリゾナ州グレンデールのステイトファーム・スタジアムで戦います。

まずシーホークスの選手の異動からです。先週ミスが相次いだスペシャルチームから、リターナー2人(WRシェノールト、CBウィリアムズ)が解雇され、ウェイバーから新たにリターナーとしてWRジェイロン・ダーデンを獲得しました。



WRダーデンは2021年ドラフト4巡でバッカニアーズに加入、以来キックオフリターン27回、パントリターン78回、タッチダウンはゼロですがマフ(ボールをこぼす)もゼロです。4年間リターナーをしてきた経験と安定感を買っての獲得でしょう。これでシーホークスのスペシャルチームが締まると良いですね。

また、先週の試合後半でPディクソンが背中の痙攣でパントできずホルダーとしてしかプレイできない時間がありました。これの保険として、練習選手で前ラムズのPゼントナーと契約しています。

では今週の展望です。

今季の勝敗

シーホークスカーディナルス
7勝5敗
6勝6敗

今季のスタッツ

【攻撃】シーホークスカーディナルス
得点22.7(15)22.2(17)
総ヤード339.0(16)347.3(11)
パス250.3(2)205.9(22)
ラン88.7(28)141.4(6)

【守備】シーホークスカーディナルス
失点22.1(12)21.6(11)
総ヤード337.6(18)334.8(17)
パス210.6(12)217.5(18)
ラン127.0(21)117.3(13)

攻撃は、シーホークスがパス偏重、カーディナルスはラン主体です。守備は両チームともNFL平均程度ですが、シーホークスの守備は直近では相当良いです。全体のチーム力としてはほぼ互角でしょう。

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アリゾナ・カーディナルスは、先々週のシーホークスとの対戦のあと、先週は今季好調のバイキングスと戦い22-23で惜敗しました。ただ、バイキングスは現在10勝2敗ですから、この強豪相手に1点差で惜敗というのは、カーディナルスには自信になっていると思います。この試合では1巡ルーキーDEロビンソンがデビューしました。また、この間にチームはRBコナーとの契約を延長しています。

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両チームの戦力です。ポジションは基本的にはESPNのデプスチャート( SEA / ARI )に拠っています。 Q (クエスチョナブル:Questionable)は出場可能性50%、 D (ダウトフル:Doubtful)は出場可能性25%、 OUT は欠場です。インジュリー・レポート(怪我人一覧)は こちら。細文字名の選手はPSからエレベートされる選手です(試合当日に決まります)。

アルファベットは 今季の PFF の評価、 Sは100-90  Aは90-80 、Bは80-70、 Cは70-60、Dは60-50、 Eは50-40 、 Fは40未満 です。 青太字はルーキー 、 赤は主な新戦力 です。



シーホークスカーディナルス
攻撃ロースターPFFロースターPFF
QBG.スミス
ハウエル
A
C
マレー
チューン
A
F
RBウォーカーOUT
シャーボネイ
マッキントッシュ
ホラーニ
A+
C+
B
-
コナー
ベンソン
デマーカド
ダラス
A+
C
B
C+
WRメトカーフ
ボーボ
B
D
ハリソンJr.
Z.ジョーンズ
B+
D
WRロケット
D.ヤング
C+
D+
ウィルソン
ウィーバー
C
E+
WR
スミス-インジグバ
ホワイト
ダーデン
B+
C+
-
ドーチ
パスカル
D+
E+
TE
FB
N.ファント
バーナー
P.ブラウン

ラッセル
C
D+
E+

C+
マクブライド
ヒギンズ
リーマン
ヴォコレク
A+
C+
E
E+
LTクロス
Aジョンソン
C.ジョーンズ
B+
-
LGトムリンソン
Cブラウン
アダムズ
C+
C+
Cオルワティミ
サンデル
C
D+
フローホルト
ゲインズ
B
B
RGヘインズ
ラウメア

D
F
コロン
C+
RTルーカス
ジェレル

C
E
J.ウィリアムズ
ビーチャム

C+
C
守備ロースターPFFロースターPFF
DT
LDE
J.リード
マーフィー
C+
D+
コリンズ
スティルズ
Q
ディムキジ
B+
D+
A
NT
LDT
ハンキンス
F
N.ジョーンズQC
DE
RDT
L.ウィリアムズ
ロバートソン-ハリス
モリス

A+
D
D
ロペス
トンガ
D+
D+
RUSH
RDE
ホール
D.ジョーンズ

C
D
コーリアー
ロビンソン
E+
C
MLB
WLB
E.ジョーンズ
ロス
C
-
ウィルソン
ルテカ
パポー
C+
C+
C
WLB
MLB
ナイト
トーマス

オコネル
C+
E+
-
ホワイト
バーンズ
D
D
SAM
SLB
マフェ
ヌウォス
ギプソン

B
C
F
ブロウニング
X.トーマス
オクワラ
D+
F+
D+
CBウーレン
プリチェット
C+
F
マーフィー-バンティング
クラーク
D+
B
SSブライアント
ジェンキンス

B
D
トンプソン
テイラー-デマーソン
D+
B+
FSラヴ
リード
A
C
ベイカー
ブローント
B+
C+
CB
NB
ウィザースプーン
ジョーブ
T.ブラウン
D
B
E+
D
S.トーマス
メルトン
G.ウィリアムズ
D+
D
B+
STロースターPFFロースターPFF
KマイヤーズSライランド
A
PディクソンQ
ゼントナー
S
-
ギリキンB
LSストール-ブリュワー-
PRダーデン
ホラーニ
-ドーチ
ダラス
-
-
KRダーデン
シャーボネイ
-ダラス
ドーチ
-
-
故障者PFF故障者PFF
IR
PUP
Tファント
Tフォーサイス*OUT
Gブラッドフォード
DTヤング
CBバーンズ
Sウォーレス
C
E
D
E
C+
F+
Gヘルナンデス
Gオドネル
DEオジュラリ
DTニコルズ
DEジョーンズ
CBガーデック
Kプレイター
CB E.ジョーンズ*OUT
C+
-
-
F+
F
B
A
-

◆怪我人など

シーホークス
は、まずOLBヌウォスが故障者リストから戻って来ました。また、上に書いたようにリターナーが入れ替わっています。RBウォーカーとPディクソンがクエスチョナブル、Tフォーサイスは今週はロースターへ復帰できません。練習を休んでいたDLウィリアムズやWRメトカーフらは出場します。

※ウォーカーは欠場となりました。CBブラウンがダウトフルになりました。

カーディナルス
は、DLにクエスチョナブルが2人、3巡ルーキーCBジョーンズは今週はロースターへ復帰できません。

◆まずはやはりミスを無くすこと、特に選手が入れ替わったスペシャルチームは要注意

先週のジェッツ戦ではスペシャルチームにミスが相次ぎました。上にも書いたようにリターナー2人は解雇され、今週は新たに獲得したWRダーデンが主なリターナーを務める模様です。選手が入れ替わった直後はまたミスが発生しそうです。リターンでファンブルロストすると大きくゲームのモメンタムが失われますので、今週はまずは大事なリターンを心掛けてほしいものです。

ミスはスペシャルチームだけでなく、あらゆるところに発生する可能性があります。先々週のカーディナルス戦では、QBジーノ・スミスがエンドゾーンへのパスをインターセプトされてしまいました。今季のシーホークスはゴールライン際の攻撃で苦戦していますが、こういう焦るような場面でも、冷静に投げ捨てるなりして最低限のところは守って欲しいですね。

先々週同様にQBマレーとRBコナーらのラン攻撃を封じたい、TEマクブライドの止め方も鍵

カーディナルスはやはりラン攻撃をメインにして戦ってきます。先々週のシーホークスはQBマレー、RBコナーを封じて勝利しました。NFLで同じことを2度やるのは非常に大変だと思いますが、今週もこれをやってほしいですね。RBコナーは契約更新でモチベーションが上がっているでしょうから特に要注意です。

また、今季はTEマクブライドがパス781ヤードでチームトップと大きな成長を遂げています。先々週も133ヤードを獲得されてしまいました。体格の大きい彼をどう止めるか、DBではなかなか止められないところでしょうから、HCマクドナルドのコールによるマッチアップが重要になるでしょう。LBジョーンズやSラヴは先々週よく守れていたようですので、LBナイトやCBジョーブに頑張って欲しいところです。また、帰って来るOLBヌウォスのプレイぶりも注目したいですね。

攻撃に関しては、やはりOLですね。特に若いCオルワティミ、RGラウメアが十分なパフォーマンスをしてくれるか。彼らの十分なプロテクト・ブロックがあれば、QBジーノ・スミスものびのびと投げられますし、RBウォーカー(※欠場になりました)、RBシャーボネイのランも出ることでしょう。カーディナルスDLは1巡ルーキーDEロビンソンが先週からプレイしています。彼を乗せないことが必要です。

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試合は12/9(月)朝6時からです。元ESPNのアナリストの計算によれば、勝てばシーホークスのプレイオフ進出確率は62%、負けると17%とのことです(PFFでは勝つと76%、負けると25%)。ワイルドカードでのプレイオフ進出はNFCの現状ではかなり厳しいので、ぜひ地区優勝でプレイオフ進出を決めたいですね。そのためには非常に重要な一戦です。予想は拮抗していますが、絶対に勝ちたいですね。GO! HAWKS!!












早速試合経過です。

1Q、ジェッツに6分かけて80ヤード進まれ、最後はWRアダムズへのパスで先制TDを奪われます。ただPATはCBウィザースプーンがブロックし0-6。



その次のドライブでシーホークスはリターナーのCBウィリアムズがファンブル。



すぐジェッツRBデーヴィスがTD。2ポイントコンバージョンも決まって14-0とされます。



2Qに入りシーホークスは反撃。6分近くをかけて88ヤード進み、最後はTEバーナーへのパスでTD。7-14とします。



しかしジェッツはRBインワングがキックオフリターンTD。7-21と引き離します。



さらにシーホークスはリターナーのWRシェノールトがキックオフをファンブルしてジェッツボール。しかしここでシーホークスは、


DLレナード・ウィリアムズがピック6!ただしPATはブロックされ13-21とします。

さらにKマイヤーズが54ヤードFGを決めて前半は16-21で折り返します。



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後半はシーホークスが押し気味ながらなかなか攻め切れない展開。しかし4Qに入って、シーホークスはFGを追加したあと、6分かけて71ヤード進み、



最後は試合残り5分でRBシャーボネイが駆け込んでTD。26-21とこの試合初めてシーホークスがリードします。

その次のジェッツ最後の攻撃を、


DLレナード・ウィリアムズのQBサックで抑え、26-21で勝利、シーホークスは3連勝としました!



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◆スペシャルチームのミスが多発、STコーチのジェイ・ハーボウはコーチングを考え直すべき

今週はシーホークスのスペシャルチームにミスが多発しました。リターナーのWRシェノールトとCBウィリアムズがファンブルロストを1回ずつ、さらに相手リターナーRBインワングにリターンTDを1回食らいました。これだけで都合15点を失っています。それ以外にもパントをマフ(ボールが手に付かない)ったりPATをブロックされたりと、スペシャルチーム(ST)はひどいプレイぶりでした。(シェノールトは今日解雇されました。厳しいですね。)

これでシーホークスは今季スペシャルチームのファンブルが5つ、これは49ナーズやジャイアンツと並んで今季NFLトップタイです。STコーチのジェイ・ハーボウは今週もし負けていれば更迭まであったことでしょう。HCマクドナルドも遠慮せずに関与して、コーチングを考え直して欲しいですね。

◆シーホークス守備はジェッツの攻撃をほぼ封じ、シーホークスの攻撃はもう一つながら勝利するには十分な得点を確保できた

シーホークスの守備は今週もよく守りました。まともに取られた点は最初のジェッツのTDだけでしょう。後半はジェッツを0点に抑え完全に封じました。守備はLBアーネスト・ジョーンズの加入以降、本当に良くなりましたね。彼とともにSブライアントも覚醒し、そして今週一番良かったのが、DLレナード・ウィリアムズでした。4タックル2サック3TFL、さらにピック6と獅子奮迅の働きでしたね(PFFでは92.6の高ポイントでした)。古巣ジェッツ相手ということもあったでしょうが、本当にすごいプレイぶりでした。

一方の攻撃は、26点を取ったので十分とは言えますが、後半最初の攻撃でゴールライン際で8回も攻撃機会がありながらタッチダウンを決めきれないところは、OCグラブのプレイコールに疑問を感じました。この攻撃を書き下してみると、

1st&Goal WRメトカーフへのパス
2nd&Goal RBウォーカーのラン
3rd&Goal WRメトカーフへのパス(守備側のパスインターフェアで1stダウン更新)

1st&Goal RBウォーカーのラン
2nd&Goal TEファントへのパス
3rd&Goal RBシャーボネイのラン(守備側のオフサイドの反則でやり直し)
3rd&Goal WRメトカーフへのパス
4th&Goal QBジーノ・スミスがサックされる

こう見るとランとパスが交互ですね。読まれやすそうです。OLに問題があるのも原因の一つでしょうが、もうちょっとランでごり押しするとか、何か方法を考えてほしいですね。

また、今週もOLがもう一つでした。OLは開幕時から半分以上入れ替わりましたが、今週のPFFの評価を見てみると、

LTクロス 66.8(パスプロ78.0 ランブロ54.7)
LGトムリンソン 56.4(パスプロ67.8 ランブロ52.2)
Cオルワティミ 50.5(パスプロ55.1 ランブロ48.2)
RGラウメア 29.3(パスプロ30.8 ランブロ37.2)(※初先発)
RTルーカス 63.9(パスプロ67.7 ランブロ58.5)

ルーキーRGラウメアは初先発でしたが、PFF的には振るいませんでした。初先発で主な相手がクイネン・ウィリアムズだったのは不運だったでしょうが、シーホークスのOLを一気に良化させるゲームチェンジャーにはちょっとなれないかな、という感じです。

攻撃の悪いところばかりを見ましたが、良いところも多くありました。今週はRBシャーボネイが平均7.0ヤード獲得、1TDを決め、先週までの不調を脱した感じがありました。ウォーカーとシャーボネイの両輪が回ってこそのシーホークスRB陣だと思うので、頑張って欲しいですね。QBジーノ・スミスも、ややボールを持ち過ぎな時がありましたが、安定した動きでした。WRスミス-インジグバの好調も続いていますね。

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前半0-14で負けていた時は、なんだこれは、と思いましたが、その後は落ち着いた戦いで追い上げ、無事勝利しました。やはり守備が良いとチームが引き締まりますね。これでシーホークスは7勝5敗、地区単独首位に立ちました。来週はカーディナルスとの再戦です。敵地でもカーディナルスを倒して、地区首位を安泰なものにして欲しいですね。

▼下のダイジェストは、「YouTubeで見る」をクリックして見て下さい。NFL公式も埋め込みを認めてくれないのはちょっとケチですね。







再び地区首位に立ったシーホークス、今週はニューヨークへ遠征してジェッツとの対戦です。今季のシーホークスは試合ごとにキャプテンを決めるゲームキャプテン制を敷いていますが、今週のキャプテンは次の選手たちになりました。



DLレナード・ウィリアムズ、LGレイケン・トムリンソン、QBジーノ・スミスは、3人とも元ニューヨーク・ジェッツです。特にQBジーノ・スミスは、ルーキーから4年間過ごしたジェッツ時代はバスト(期待外れ)扱いだったので、古巣と相手の本拠地メットライフ・スタジアムで戦うのは特別な思いがありそうです(本人は「愛と尊敬」と言っていました)。ちなみにジェッツ自体とはシアトルでは過去対戦があります。そんな背景もある今週の@ジェッツ戦です。


今季の勝敗

シーホークスジェッツ
6勝5敗
3勝8敗

今季のスタッツ

【攻撃】シーホークスジェッツ
得点22.4(15)18.5(27)
総ヤード346.3(12)294.4(27)
パス257.2(2)207.2(18)
ラン89.1(28)87.2(30)

【守備】シーホークスジェッツ
失点22.2(14)22.0(13)
総ヤード344.8(20)30.5.0(8)
パス214.4(16)174.9(2)
ラン130.5(23)130.1(22)

攻撃は、シーホークスはラン攻撃が不調、ジェッツは全体的にあまり良くないです。守備は、シーホークスは最近特にラン守備が持ち直してきました。ジェッツは守備はなかなか良いです。特にパス守備が、元シーホークスのD.J.リードや3年目ソース・ガードナーらで堅い守りを誇っています。

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ニューヨーク・ジェッツは、QBアーロン・ロジャースが昨年のアキレス腱断裂から今季復帰することから、今季はチームを大幅に強化しスーパーボウルを目指して来ました。OLではLTにプロボウル8回のタイロン・スミス、RTモーゼス、控えQBには頼れるベテランQBテイラー、守備もOLBレディック、DTキンローと強力メンバーを補強して開幕を迎えました。しかしチームは開幕から歯車がかみ合わず、2勝3敗となったところでHCサラーを解雇しましたが、チームはまとまらず、WRダヴァンテ・アダムズを補強するも、そこからさらに負けが混んで現在3勝8敗、先週のBYEウィークのうちにGMダグラスも解雇され、QBアーロン・ロジャースには来季の去就の話も出始めるなど、チームが混乱しているのを感じます。

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両チームの戦力です。ポジションは基本的にはESPNのデプスチャート( SEA / NYJ )に拠っています。 Q (クエスチョナブル:Questionable)は出場可能性50%、 D (ダウトフル:Doubtful)は出場可能性25%、 OUT は欠場です。インジュリー・レポート(怪我人一覧)は こちら。細文字名の選手はPSからエレベートされる選手です(試合当日に決まります)。

アルファベットは 今季の PFF の評価、 Sは100-90  Aは90-80 、Bは80-70、 Cは70-60、Dは60-50、 Eは50-40 、 Fは40未満 です。 青太字はルーキー 、 赤は主な新戦力 です。



シーホークスジェッツ
攻撃ロースターPFFロースターPFF
QBG.スミス
ハウエル
ホール
A
C
-
A.ロジャース
T.テイラー
B+
C+
RBウォーカー
シャーボネイ
マッキントッシュ
S
C+
B
ホールQ
アレン
デーヴィス
アバニカンダ
インワング
D+
B
C
-
-
WRメトカーフ
ボーボ
B
D+
G.ウィルソン
コーリー
B+
D
WRロケット
D.ヤング
B
D+
D.アダムズ
チャールズ
C
D
WR
スミス-インジグバ
シェノールト
ホワイト
B+
D
C+
ギプソン
E+
TE
FB
N.ファント
バーナー
P.ブラウン

ラッセルQ
C
D+
D+
C+
コンクリン
ラカート
イェボア
D+
D+
A+
LTクロス
AファシアヌD
LGトムリンソン
Cシンプソン
ハンソン
Q
A
C+
Cオルワティミ
サンデル
B
D+
ティップマン
マクガヴァン
ニューマン
B
D+
C+
RGラウメア
ヘインズ

-
D
ヴェラ-タッカー
B
RTルーカス
ジェレル

C
E
モーゼス
ウォーレン
ミッチェル
C+
-
C
守備ロースターPFFロースターPFF
DT
LDE
J.リード
マーフィー
C+
C
マクドナルド
ワッツ
D+
C
NT
LDT
ハンキンス
F
キンロー
テイラー
D
B
DE
RDT
L.ウィリアムズ
ロバートソン-ハリス
モリス

B+
D+
D
クイネン・ウィリアムズ
トーマス
B+
E
RUSH
RDE
ホール
D.ジョーンズ

C+
D
レディック
クレモンス
マグレガー
C+
D
D
MLB
WLB
E.ジョーンズ
ロス
C+
-
シャーウッド
マクレイリー-ボール
B
B
WLB
MLB
ナイト
トーマス
オコネル
C+
E+
-
モズリーQ
エグアヴォン
B
C+
SAM
SLB
マフェ
ギプソン

B
F
クインシー・ウィリアムズC+
CBウーレン
プリチェット
C
F
ガードナー
スティガーズ
バーナード-コンヴァース
C+
E
C
SSブライアント
ジェンキンス
オカーダ
C+
D
-
クラーク
デーヴィス
D+
D+
FSラヴ
リード
フィンリーQ
B+
C
C+
ミルズ
アダムズ
オリヴァー
D+
C+
B
CB
NB
ウィザースプーン
T.ブラウン

ジョーブ
D.ウィリアムズ
B
D
D
C
D.J.リード
エコールズ
カーター
B+
D
D
STロースターPFFロースターPFF
KマイヤーズSカールソン
B+
PディクソンA+モーステッドC
LSストール-ヘネシー-
PRD.ウィリアムズ-ギプソン
デーヴィス
コーリー
-
-
KRシェノールト
D.ウィリアムズ
-ギプソン
デーヴィス
コーリー
-
-
故障者PFF故障者PFF
IR
PUP
Gブラッドフォード
Tファント
Tフォーサイス*
DTヤング
LBヌウォス*
CBバーンズ
Sウォーレス
D
C
E
E
C
C+
F+
Tスミス
WRテイラー
WRラザード
Gニューマン-ジョンソン*Q
RGシュワイツァー
DEジョンソン
DTフォトゥ
LBバーンズ
B
-
C+
-
-
E
F+
-

◆怪我人など

シーホークス
はまず選手の異動がありました。Gブラッドフォードが故障者リストへ行き、RGは6巡ルーキーのGラウメア今季初出場でスターターになる模様です。また、Sフィンリーをウェイバーから獲得しました。ゲームステータスは、クエスチョナブルがそのSフィンリーを含む2人のみ。先週まで欠場していたTEファントは今週こそは出場できそうです。練習を休んでいたWRメトカーフやWRロケット、DLウィリアムズも出場できます。

ジェッツ
は、大黒柱のLTタイロン・スミスが第10週で負った首の怪我から復帰できず欠場(故障者リストへ行きました)、LTは1巡ルーキーのファシアヌになります。RBホールらクエスチョナブルが4人です。

◆地区内2連勝で勢いに乗るシーホークス、現在チームが混乱しているジェッツを圧倒したい

ジェッツは上に書いたようにHCサラーの解雇、さらにGMダグラスの解雇でチームが混乱しています。逆にシーホークスは地区内の戦いを2連勝して波に乗っています。シーホークスはこの勢いでジェッツを圧倒して欲しいですね。今季第5週では勝てた相手だったジャイアンツに負けていますので、今週はがっちりと勝利をものにして欲しいところです。

そのためには、まずは今週もDLがQBへ強いプレッシャーをかけることです。ジェッツOLはLTタイロン・スミスが欠場で弱まっています。そこを突いてQBアーロン・ロジャースを焦らせてミスを誘えば、勝利は見えてきます。今季のロジャースは以前の正確無比のロジャースではありません。年齢ももう40歳です。彼を守備で圧倒して、大勝したいですね。

◆シーホークスは今週もラン攻撃がカギ、できれば大量得点で快勝してモメンタムを持続したい

シーホークスはラン攻撃がなかなか通らないのが課題ですが、先週はやや光が見えてきました。今週はパス守備の強いジェッツが相手ですから、ラン攻撃で相手を攻めていくのが定石かと思います。RBウォーカーに今週も期待したいですね。RBシャーボネイは最近やや不調気味ですが、今週はこれを跳ねのけて相手DLを突き抜けてほしいですね。

QBジーノ・スミスは、上にも書いたように古巣相手の戦いです。さらに当時のホームでの戦いですから、現地ファンからどういう声がかけられるかわかりません。しかし、そういう周囲に心を乱さず、自分のやれることを貫いて欲しいですね。幸い彼の精神力はOCグラブも高く評価していますので、私などが心配しなくても彼はやってくれることでしょう。

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試合は12/2(月)朝3時からです。各種予想もシーホークス圧倒的有利ですが、こういう勢いに乗っているときにポロっと負けるのがこれまでのシーホークスでもあります。でもここは絶対に完勝して欲しいですね。GO! HAWKS!!








さっそく試合経過からです。

前半はパント合戦が続きますが、



ルーキーLBナイトの初サックなどもあり、シーホークスが押し気味に試合を進めます。

2Qに入り試合が動き始め、カーディナルスがFGで先制しますが、シーホークスは残り1分ちょっとで、



最後はWRスミス-インジグバへのパスが決まって3-7と逆転し、前半はそこで終了です。

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後半も守備的な試合が続きますが、3Q残り7分、試合が一気に動きました。



Sコービー・ブライアントが相手のボールを奪ってそのままタッチダウン!このピック6でシーホークスは3-13とリードします。(最後のタッチダウン時の飛び込み方はビースト・クエイクの時のRBリンチのオマージュ、と実況もされていましたね。)

そのあとQBジーノ・スミスがエンドゾーンでインターセプトを食らったりしますが、



その後お互いにFGを追加し、最後のカーディナルスの攻撃を47ヤードFG失敗に抑え、6-16でシーホークス勝利となりました



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◆守備がQBマレーとRBコナーらのランをほぼ完封!Sブライアントのピック6でカーディナルスを押し切って勝利をゲット

ラン守備が課題だったシーホークスの守備ですが、LBアーネスト・ジョーンズが加入してから見違えるようになりましたね。この試合もカーディナルスの主戦RBコナーをわずか8ヤードに、そしてQBマレーのランも9ヤードに抑えました。この改善具合はすごいですね。ILB2枚を変えた時はどうなるかと思いましたが、会心のトレードだったのかもしれません。ルーキーLBナイトは初サックも記録しましたし、今ディフェンスは乗っています。

そしてチームを勢い付けたのがSブライアントのインターセプトからのピック6でした。ブライアントはもともとCBでしたが、CBでは出番が少ないためSへ転向して、ついに能力が開花したように見えます。初年度もパンチアウト王(フォースファンブル4つ)として名を馳せましたが、今季セイフティとしてスターターの座を獲得できそうです。今後も応援したいですね。

また、DLもQBマレーへ非常に強いプレッシャー(ESPNによればQBマレーにとっては過去最高のプレッシャーだったそうです)をかけていました。マレーには5サックを浴びせ、うちDLレナード・ウィリアムズが2.5サック、PFFではチーム最高の87.0ポイントと、素晴らしいパフォーマンスでした。その他PFFでは、DTハンキンス(85.9)、LBジョーンズ(73.5)、Sラヴ(71.1)、LBナイト(70.3)が高評価でした。

◆攻撃はWRスミス-インジグバ以下悪くはなかったものの、QBジーノ・スミスはもう少しミスをなくしたい

攻撃はまずまず、という感じでした。WRスミス-インジグバは好調が続いていて、今週も77ヤード獲得1TD、素晴らしい動きをしていましたね。ただ、今週もQBジーノ・スミスにエンドゾーンでのインターセプトが起きてしまいました。これでジーノ・スミスは今季すでに12インターセプト、NFL単独トップです。これはQBだけの責任ではありませんが、もう少し減らして欲しいところですね。

今季はOLの不出来がシーホークスの問題ですが、今週のOLはどうだったかをPFFの評価で見てみると、

LTクロス 63.6
LGトムリンソン 43.6
Cオルワティミ 58.3
RGブラッドフォード 60.7
RGヘインズ 57.4
RTルーカス 48.6

全体的に出来が良くなかったですね。一方でRBウォーカーが88.2の高ポイントを叩き出していて、ウォーカーの個人技に頼っている感じがあります。RTルーカスが全スナップに出場できたのは朗報ですが、OLはもう少しどうにかしてほしいです。

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この日ラムズがイーグルスの負けたため、シーホークスは再び地区首位に立ちました。とはいえ6勝5敗が2チーム、5勝6敗が2チームですので、まだまだまったく予断を許しません。ただ、チームの勢いは非常に感じます。次週の相手ジェッツはチーム内がごたごたしていて今季は不振ですが、足を掬われないようしっかりと勝って、再来週のカーディナルスとの再戦に臨みたいですね!



HCマクドナルドは徐々に感情を表に出すようになって来ていると感じます。チームをまとめるためには良いことだと思いますね。今週はSブライアントのINT前のタイムアウトもナイスコールでした。




先週は地区内のライバル49ナーズに勝って勝率を5割に戻したシーホークス、今週はホームに帰って現在地区首位を走るアリゾナ・カーディナルスとの試合です。

今季の勝敗

シーホークスカーディナルス
5勝5敗
6勝4敗

今季のスタッツ

【攻撃】シーホークスカーディナルス
得点23.0(16)23.8(13)
総ヤード352.4(10)346.4(12)
パス260.9(2)197.0(23)
ラン91.5(28)149.4(5)

【守備】シーホークスカーディナルス
失点23.8(21)22.0(12)
総ヤード349.5(22)346.0(21)
パス210.9(15)218.5(21)
ラン138.6(27)127.5(19)

攻撃は、シーホークスがパス偏重、カーディナルスはランがメインです。力的にはほぼ互角でしょう。守備は両チームともNFL平均程度ですが、カーディナルスは失点を抑えています。直近2試合を1桁失点に抑えているのが大きいですね。

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アリゾナ・カーディナルスは、昨季は4勝13敗と低迷し、怪我がちなフランチャイズQBカイラー・マレーへの疑問も生まれていましたが、結局今季もQBマレーと運命を共にすることになりました。そして攻撃強化としてドラフト全体4位でWRハリソンを獲得、一方でWRマーキス”ハリウッド"ブラウンはリリースとなりました。

今季は開幕以降しばらくチームはやや不安定で、第6週までは2勝4敗でしたが、第7週で現在7勝3敗の強豪チャージャーズに勝ってからチームに勢いがつき、第8週ではQBタゴヴァイロアの戻ってきたドルフィンズを1点差で撃破、さらにベアーズジェッツをともに1桁失点に抑え大勝し、現在チームは乗っています。先週はBYEウィークで休みでしたので休養も十分です。

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両チームの戦力です。ポジションは基本的にはESPNのデプスチャート( SEA / ARI )に拠っています。 Q (クエスチョナブル:Questionable)は出場可能性50%、 D (ダウトフル:Doubtful)は出場可能性25%、 OUT は欠場です。インジュリー・レポート(怪我人一覧)は こちら。細文字名の選手はPSからエレベートされる選手です(試合当日に決まります)。

アルファベットは 今季の PFF の評価、 Sは100-90  Aは90-80 、Bは80-70、 Cは70-60、Dは60-50、 Eは50-40 、 Fは40未満 です。 青太字はルーキー 、 赤は主な新戦力 です。



シーホークスカーディナルス
攻撃ロースターPFFロースターPFF
QBG.スミス
ハウエル
A
C
マレー
チューン
A
F
RBウォーカー
シャーボネイ
マッキントッシュ
A+
C+
B
コナー
ベンソン
デマーカド
ダラス
A
C
B
C+
WRメトカーフ
ボーボ
B
D+
ハリソンJr.
Z.ジョーンズ
B+
D+
WRロケット
D.ヤング
B
D+
ウィルソン
ウィーバー
C
E+
WR
スミス-インジグバ
シェノールトQ
ホワイト
B+
D
B
ドーチ
パスカル
D+
E+
TE
FB
N.ファントQ
バーナー
P.ブラウン

ラッセルOUT
メイブリー
C
C
E+

C+
-
マクブライド
ヒギンズ
リーマン
ヴォコレク
A
C
D
E+
LTクロス
Aジョンソン
C.ジョーンズ
A+
-
LGトムリンソン
C+ブラウン
アダムズ
C+
C+
Cオルワティミ
サンデル
B+
C
フローホルト
ゲインズ
B
B
RGブラッドフォード
ヘインズ

ラウメア

D
E+
-
コロン
B
RTルーカス
ジェレル

B+
E
ビーチャム
J.ウィリアムズQ
C
C+
守備ロースターPFFロースターPFF
DT
LDE
J.リード
マーフィー
B
C
コリンズ
スティルズ
ディムキジ
B
D
A+
NT
LDT
ハンキンス
F
N.ジョーンズ
D+
DE
RDT
L.ウィリアムズ
ロバートソン-ハリス
モリス

B
D+
D
ロペス
トンガ
D
D+
RUSH
RDE
ホール
D.ジョーンズ

C+
D
コーリアー
ロビンソンQ
D+
-
MLB
WLB
E.ジョーンズ
ロス
C
-
ウィルソン
ルテカ
ペポー
C+
B
C
WLB
MLB
ナイト
トーマス

オコネル
C+
E+
-
ホワイト
バーンズ
D
E+
SAM
SLB
マフェ
ギプソン

B
F
ブロウニング
X.トーマス
オクワラ
C
E
D+
CBウーレン
プリチェット
C+
F
マーフィー・バンティング
クラーク
D
B
SSブライアント
ジェンキンス

B
D+
トンプソンOUT
テイラー-デマーソン
C
A
FSラヴ
リード
B+
C
ベイカー
ブローント
チャシャーレ
B+
C
-
CB
NB
ウィザースプーン
T.ブラウン

ジョーブ
D.ウィリアムズ
B
D
D+
C
S.トーマス
メルトン
G.ウィリアムズ
C
D
B
STロースターPFFロースターPFF
KマイヤーズSライランド
S
PディクソンA+ギリキンB
LSストール-ブリュワー-
PRD.ウィリアムズ-ドーチ
ダラス
-
-
KRシェノールト
D.ウィリアムズ
-ダラス
ドーチ
-
-
故障者PFF故障者PFF
IR
PUP
Tファント
Tフォーサイス
DTヤング
LBヌウォス
CBバーンズ
Sウォーレス
C
E
E
C
C+
F+
Gヘルナンデス
Gオドネル
DEオジュラリ
DTニコルズ
DEジョーンズ
CBガーデック
CBジョーンズ
Kプレイター
C+
-
-
F+
F
B
-
A

◆怪我人など

シーホークス
はTEラッセルが欠場ですが、しばらく休んでいたTEファントが戻って来られそうです。これは大きいですね。先週怪我でリターナー2人が退場しましたが、WRシェノールトにクエスチョナブルが付いただけで大丈夫そうです。さらに、Sジェンキンスが故障者リストから戻って来る可能性が高いです(>ロースターへ戻って来ました)。

カーディナルス
は、Sトンプソンが欠場、故障者リストから復帰したTウィリアムズとDTロビンソンがクエスチョナブルです。Kプレイターが故障者リストに入っていますので、キッカーはKライランドになります。

◆4連勝中と好調の地区首位カーディナルスをシーホークスは止めることができるか?QBマレーを抑えることとラン守備がカギ

カーディナルスは目下4連勝中、直近2試合は約30得点、失点は一桁と絶好調です。さらに先週は休みで休養も十分。一方のシーホークスは49ナーズに勝って勢いはありますが、今週も厳しい戦いが予想されます。

上のスタッツでも明らかですが、カーディナルスはラン攻撃をメインにして向かってきます。ラン守備に問題を持つシーホークスはこれを抑えることができるか。先週は49ナーズRBマキャフリーを抑えましたが、カーディナルスはRBコナー、RBベンソン、RBデマーカド、そして何よりQBカイラー・マレー自身のランが非常に厄介です。ちょこまかと動く彼をディフェンスがきちんとコンテインできるかが勝利へのカギとなります。今週もLBアーネスト・ジョーンズLBナイトの二人には頑張ってもらわないといけませんね。また、タックル力の高いCBウィザースプーンの使い方が鍵になりそうです。

◆好調なカーディナルス守備相手にシーホークスはどうやって得点するか?ラン攻撃でリズムを掴みたい

カーディナルスは直近でベアーズを9点ジェッツを6点に抑え、守備が好調です。この2チームは正直言って相手側にも問題があります(ベアーズはOCウォルドロン解雇、ジェッツはHCサラーらを解雇)が、それでも1桁失点に抑えるというのは調子が良い証拠でしょう。シーホークスはこの守備を崩して行かなければなりません。

シーホークスとしては、やはりランから攻撃を構築していくべきかと思います。今季はラン攻撃の少なさがチームの問題点ですが、RBウォーカー以下タレントは豊富です。幸い今季のカーディナルスはDLが弱め(PFFでは28位ESPNのパスラッシュ勝率(PRWR)では31位、ランストップ勝率(RSWR)は23位)ですので、問題のある今季のシーホークスOLでも耐えられるでしょう。OLが道を開いてランで相手を突破し、WR陣へのロングパスで一気に進んで欲しいですね。

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試合は11/25(月)朝6時25分からです。この試合に勝ってカーディナルスを引きずり落とせば、再び地区首位が見えてきます。各種予想では結果が拮抗していますが、シーホークスは対カーディナルス5連勝中ですし、ここはぜひ競り勝って先週の勢いを持続してほしいところです。シーホークスの練習施設VMACは今週停電に見舞われたようですが、暗く狭い部屋でチームが一緒に話をしていたらしいですので、逆にチームはまとまったのではないでしょうか。期待したいですね。GO! HAWKS!!









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