2022年05月05日

2022年度第26回友の会総会報告

実施日:2022年4月24日(日)13:00〜14:00
場 所:博物館 講義室
参加者:27名

 2022年4月24日13時より、博物館講義室にて第26回友の会総会が開催されました。
 まず2021年度の事業報告では、新型コロナウイルスによる影響のため、通年行われている博物館との共催事業、よろずスタジオ、ミューズフェスタ、サロン・ド・小田原の中止、講座においては、計画されていた28講座のうち、17講座のみが実施されたなどが報告されました。とはいえ、一昨年(2020年度)に比べれば多くの講座が実施され、コロナの第5波、第6波の中、講座担当者がしっかり感染対策を行ったことによるものと思われます。
 決算報告では、会員が当初計画の400人は下回ったものの、多くの方にご参加いただいている状況等が報告されました。また、会計監査の報告では、会計監査業務をスムーズにすべく意見書を役員会に提出した旨の報告がありました。このことについては今年度しっかり検討して行きたいと思っています。
新年度の役員については、植物グループが佐々木あや子さんから浅川久子さんに交代、また会計の村尾さんが退任となりました。
 博物館友の会担当職員は、渡辺学芸員の代わりに苅部学芸員が加わりました。
 今年度の事業計画については、全体を通して通常ベースでの計画を立てました。新型コロナ感染症の状況によっては中止等があるかもしれませんが、極力実施して行ければと考えています。なお、サロン・ド・小田原については、あり方等を一旦整理したく、上半期は休止とし、その間に運営等について検討・調整を行うこととしました。
 その他、事務部、広報部及び31件の講座計画については案のとおり承認されました。
 予算案については、昨年度は行わなかった講座案内のチラシ作成などを復活させるなどの内容となっており、こちらも案のとおり承認されました。
 質疑等では、友の会の課題や今後の方針等について、会員の意見を聞くためのアンケートの実施についての提案がありました。実施方法について以前行ったようなはがき等で行うか、ネットを利用した方法にするかは検討しますが、どちらにしてもアンケート自体は実施したいと思います。
 今年度は、新型コロナとうまく付き合って事業を実施して行きたいと思っています。昨年度はあまり積極的な広報は行いませんでしたが、今年度は入会チラシも作成するなど、以前のようなPRを行って行きます。ただ重症化リスクが以前に比べ少ないとはいえ、新型コロナに感染しては大変なので、しっかりと感染防止対策を行い、事業を実施して参ります。
 皆様もぜひご参加ください。

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案内板

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受付の様子

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会長あいさつ

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館長あいさつ

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会計報告

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新役員紹介

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博物館友の会担当職員の紹介



  

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2022年05月03日

菌学事始め勉強会主催生物間共生講演会宗惷殞爐選んだ地衣共生という生き方』ご案内

日 時:6月4日(土) 10:30〜14:30
場 所:県立生命の星・地球博物館 1階講義室
講演者:升本 宙氏(京都大学大学院研究員)
対 象:オ−プン、中学生以上
申込み:氏名、会員か否か、住所市、電話番号、を記して、メールか電話で。メールでは件名を「6月4日共生講演会申し込み」として下さい。
締切り:5月27日(金)必着   
参加費:1,100円/人(会員以外1,500円)☆申込みが多いと割引き有り(^^♪
連絡先:080−1088−9269(友の会菌事勉強会:赤堀)、c.akahori@gmail.com   

今回は京都から升本氏をお迎えして地衣類の不思議を覗きます。
*********
菌類の中には、光合成を行う藻類の仲間と共生するように進化したものが意外に多く含まれており、その割合は既知の菌類の約20パーセントにも及びます。こうした菌類は多様な分類群 の集まりではありますが 、菌糸と藻類の細胞で構成される特殊な構造(地衣体)を作る特徴を共通して持っており、総じて「地衣類」と呼ばれています。                              
本講演では、地衣類、すなわち「藻類との共生を選んだ菌類」について、共生相手となる藻類も含め、その分類や形態の多様性、そして地衣共生という不思議な生き方についてご紹介した いと思います。(升本)

図1_看板の側面に生えた多数の地衣類の写真
木枠の側面に生えた多数の地衣類

図2_ロウソクゴケの断面の写真
葉状の地衣類、ロウソクゴケの断面写真。緑色の丸いものが共生相手の藻類の細胞




  

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2022年04月30日

植物観察会「身近な植物観察入門」実施報告

実施日:2022年4月23日(土)
場所:博物館周辺
担当、講師:植物グループ
参加者:9名(一般参加者4名、植物グループ5名)

 今年で3年目に入った観察会は、身近な植物入門なので比較的ゆっくり観察が出来る。今回は4名の一般参加者があり、ほとんどの方がリピーターだった。
 入生田駅から吾性沢方面への坂道の土手でスズメノエンドウ、オヤブジラミの花や果実のくっつき虫になる毛をル−ペで確認。その先でコウゾリナの平べったい茎(帯状茎)、通常と違うのはどうゆう状況だったのかと想像。ツボクサの葉の下に隠れた小さな花に「これが花?」「ツボクサにも花があったんだ!」と。私もツボクサの花にはじめて出会った時を思った。そして吾性沢への林縁ではムラサキケマン、ジロボウエンゴサク、タニギキョウ、カンスゲと観察。ヒメコウゾは雌花、雄花が同株に咲いていた。路傍ではタチタネツケバナと濃い紫色のアメリカスミレサイシンが多数見られ、落下した大きな花序は皆で見回してオニグルミと分かった。サルナシ、アカショウマはまだ花はなく、ニガキ幼木の葉の苦さを試した方もいた。最後に下見でこの花を見せたいと思っていたオオバウマノスズクサにたどり着き、サキソフォンの形で見頃の花を堪能できた。吾性沢まで行き帰路は来た道を入生田駅までもどり解散した。
(植物グループ:石橋美春)

ヾ兒_馼景
観察会風景

▲劵瓮灰Ε゙
ヒメコウゾ

B咯化したコウゾリナ
帯状化したコウゾリナ

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ジロボウエンゴサク

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オオバウマノスズクサ

  

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2022年04月21日

友の会総会イベント「温泉地学研究所 萬年一剛氏『火山災害と防災-富士山を中心に-』のご案内

 2022友の会総会・講演会は、火山地質および降灰シミュレーションを専門とされる萬年一剛さんの登場です。
 萬年さんは『最新科学が映し出す火山 その成り立ちから火山災害の防災、富士山大噴火』を2020年11月に上梓され、また2021年3月に改訂されました「富士山噴火ハザードマップ」の作成に関わられました。このハザードマップ、多くの方がご覧になったと思いますいが、足柄平野にも富士山噴火の噴出物が到達するというものでした。講演会では、富士山の噴火の諸相とこれがもたらす火山災害、それへの備え、そして私たちはどのようなことを考えておくべきかなど、今後の指標についてわかりやすくお話をいただきます。


日 時:2022年4月24日(日) 14時30分〜16時00分
場 所:生命の星地球博物館 1F 講義室 (受付:14時10分〜)
定 員:当日先着70名 (友の会会員以外の方でも参加いただけます)
参加費:無料
注意事項:感染防止のためマスクは必ずご着用ください。
問合せ先:友の会 関口 TEL: 080-6508-9840 
  

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2022年04月13日

植物観察会「身近な植物観察入門」のご案内

博物館周辺を歩き、身近な植物を楽しみます。初心者中心で、会員以外の方も大歓迎です。
* * * * * * *
日 時:4月23日(土) 雨天中止
集 合:博物館正面前庭 10時
解 散:同所 12時頃
参加費:友の会会員・非会員共に無料 当日の保険は植物グループで掛けます
講 師:友の会植物グループ
対 象:オ−プン、どなたでも(小学3年以下は保護者同伴でお願いします)
持ち物:飲み物・雨具など
申込み:4月17日(日)〜22日(金)
3月中旬に発送された「友の会通信」115号をご覧の上、担当(石橋)まで電話でお申込み下さい
参加上の注意点:
雨天時以外にもコロナ感染状況により中止にする場合があります。

ベニシダ 岩切
ベニシダの新葉

ハンショウヅル 岩切
ハンショウヅルの蕾

  

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2022年04月02日

植物観察会「天照山の春植物」実施報告

実施日:2022年3月23日(水) 
場 所:足柄下郡湯河原町
講 師:田中徳久学芸員
担 当:植物グループ
参加者:12名

 前日の低気圧通過の影響で箱根の山も丹沢の山々も真っ白に雪化粧、スタート地点の広河原こそ雪はないものの湿った地面と膚を刺すような寒気の中、不安と期待の混ざった気持ちで出発した。今日の天気は晴れているが地面の状況を考慮して登山道の途中までで、少人数なのでゆっくり観察すると説明があった。
 まずは、期待通りイヌガシ(クスノキ科)の暗赤色の花が手の届く場所に見られて皆で観察、花は枝に密集していて1個の花序に3〜9個の花が付き、4個の花被片、雄花は6本の雄しべを持つ。雄花にも雌しべがあるようだが、確認できなかった。新しい枝は緑色、シロダモに似て葉裏は灰白色だったが、クスノキ科で〜ガシという名前の違和感は増すばかりである。常緑であることは同じでも葉は3脈が目立っていた。
 もう一つの期待のフサザクラの花は終わりかけていたが、花のついた落枝を発見、皆でルーペで丹念に調べることができた。この花の暗く赤く見えるものは雄しべのやくで、花弁もがく片ももたない。雌しべは雄しべの根元に薄黄色に広がっている。
 この2種の個性的な早春の花は注意深く、かつよく知っている人と探さないときっと見落としてしまうだろう。その花に会うことができてとても満足であった。
 登山道の途中の河原で、本日の次のテーマ「ネコノメソウ」の仲間探しを楽しみ、ランチを取った。ムカゴネコノメ(ムカゴネコノメソウ、花後に走出枝が伸び、先端にむかごができるが今はまだ見えない)、ヨゴレネコノメ、ハナネコノメ、イワボタンを皆ではいつくばって観察した。なんといっても高さが10儖焚爾覆里澄先生からのお話、この河原は岩がゴロゴロしている攪乱地で頻繁に流されたり、シカのフンの多さから高い採食圧にさらされているにもかかわらず頑張って生き残っている植物たちの生活を知ることが興味深い。わたしも同感です。
 ここから戻り、移動した距離は短かったが内容は濃い観察会を開催していただき、植物グループの方に感謝です。(芥川 仁美)

ハナネコノメ_岩切P3231343
ハナネコノメ 白い萼片が目立つ

20220323_イワボタン_葯は黄色_近田あき子
イワボタン 葯の黄色が目立つ

ムカゴネコノメ_kok_P3230243
ムカゴネコノメ(ソウ) ランナーにムカゴをつける

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フサザクラ 雄しべに埋もれる雌しべ

トウゴクサバノオ_iwagiriP3231359 (2)岩切
トウゴクサバノオ 小さな花が足元に

オトメアオイ_P3231372_岩切
オトメアオイ 土をどけてみると・・花が

フラサバソウ_佐々木あP3230811
フラサバソウ 白い毛がなんともおしゃれ

観察会風景_石橋
観察会風景

  

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2022年01月13日

地質観察会「宮城野火打沢」実施報告

実施日:2021年12月11日(土)
場 所:箱根町宮城野
講 師:西澤文勝学芸員、山下浩之学芸員
担 当:地学グループ
参加者:13名

 雲一つない小春日和、宮城野営業所前バス停に、講師西澤先生、山下先生、スタッフ3名、応募者10名が集合し、始めに配布資料で宮城野地域の地質的説明を受けた。箱根は爆発的な噴火を起こした活動期が知られるが、ちょうどこの地域は「強羅潜在カルデラ」と呼ばれ、約23万年前、6,6万年前の大規模噴火に関わった火口が想定されている場所とのこと。まさに今、大噴火の火口の上に立っていると思うと胸が躍る気分であった。箱根が豊富な温泉地であるのも雨の多さが大きく寄与しているらしい。
 いざ火打沢へ出発。最初の観察ポイントは神山方面の山全体が一望できる高台。眺めは最高!正面に見える早雲地獄は熱水地帯であり地盤が粘土化し易く、過去に土石流も発生しているそうだ。
 次のポイントはローム層の露頭観察。降下軽石の層を挟み上部には固い層(細かい火山灰)が見られた。固い層は粘土状だがこれは細かい火山灰が風化したものだ。また、ローム層には有機物も含まれる。これらローム層の堆積速度は、1万年の期間では1cm〜1m/千年の説明を受け、目の前の地層に見られる当時の天変地異がどれほどのものであったか、想像の域を超えている思いがした。
 本日の目的地、火打沢へ向かう。途中には鮮やかな紅葉もまだ見られ、秋の名残りを楽しませてもらった。火打沢到着でまず昼食。火打石は黒色で斑晶のないのが特徴ということで、堰堤の上を探し回りやっと親指ほどの大きさを見つけることができた。参加者の中には手毬ほどの大きいものや、こぶし程のものを見つけた人もいた。みんなで火打金を打ちあわせ火の粉がでるか検証し、遊び心がよみがえる。火打石がどのようなメカニズムでできたかは解明できていないが、安山岩でSiO2が58 %程度と高い特徴があるそうだ。
 さらに少し上流側に移動して、堆積物の違いで石質火砕流のあとに本格的な軽石噴火があったと読み取れる地層も観察した。ばらばらな地質情報からこの大地の成り立ち、状況を解き明していく先生方地学者のその推察・想像力には本当に頭が下がる思いだ。今回も楽しく勉強させて頂き、先生・スタッフの方への感謝と共に、次回の観察会がとても待ち遠しい。(水口俊則)

【矢印追加】早雲地獄-2
高台より中央火口丘群を望む

s-20211211-2 宮城野火打沢
ローム層の地層観察

図1
火打金で火花が出れば火打石だ!

火打橋の上で記念写真



  

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2021年12月18日

植物観察会「冬を迎えた生田緑地」実施報告

実施日:2021年12月11日(土)
場 所:川崎市多摩区 生田緑地
講 師:田中徳久学芸員
担 当:植物グループ
参加者:11名

 神奈川県の東端にある川崎市へ、神奈川県西端にある生命の星・地球博物館の友の会員で植物に関心のある皆さんが、小田急向ヶ丘遊園駅前に集まった。講師は博物館の田中学芸部長が務めてくださる。部長は足の具合が悪いとのことで、緑地見学コースの坂道階段が気にかかった。
 駅を10時にスタートし、さっそく生田緑地の北口から観察を始める。入り口に入る前、緑地の道路境にある、草木が生い茂る空地に皇帝ダリアが目立った。見ると付近にキチジョウソウ(吉祥草)がある。これはめでたいとあたりを見回すとなんとセンリョウ、マンリョウそしてナンテンと、正月に向けめでたい植物が並んでいる。これは人為的に植えられたものかもしれないと、講師が言って、一両、十両、百両、千両、万両の話をしてくれた。実が赤いが、黄実のものもあって、キミノマンリョウ、キミノセンリョウというのもある。しかし科はそれぞれサクラソウ科、センリョウ科他に分かれるし、呼び名も百両はカラタチバナ、十両はヤブコウジ、一両はアリドオシとも呼ばれるそうだ。やっと緑道に入るが、ヤマハゼがあってかぶれないか気になった。カンアオイの仲間は徳川家の御紋に似ているが、古い種で、ここにやってきたのは海進のおり、運ばれてきたのではないかという。生息範囲を広げるのが遅く、それは種をアリが運ぶからだと言われるくらいだ。確かにここは多摩丘陵の端で、縄文海進の時も陸地として残っていた。
 キツネノカミソリ、カラムシ、ヤマホトトギスと足が止まる。ノササゲ、トキリマメと美しい果実が続く。私はヤマノイモの葉の形は他と区別がつかないが、タチドコロはたちどころに分かるとおっしゃる。スペードを細長くした葉だ。
 お昼に桝形山山頂(標高84m)へつき、昼食休憩。
 午後は谷におり、ハンノキ、コブシに会う。ウメモドキが赤い実をたわわにつけ、カエデやメグスリノキの紅葉が素晴らしい。カマツカは農機具の柄に使われたそうで、ウシコロシの別名は牛の鼻輪に使ったからだそうだ。
 クヌギ・コナラ林を過ぎ、峠につくと、下方にメタセコイアの黄葉が見渡せた。
 3時に広場に降り完歩した田中学芸部長のあいさつの後、解散。
(文・写真 長谷川大二)

1 キチジョウソウ(吉祥草)
キチジョウソウ(吉祥草)

2 キミノマンリョウ
キミノマンリョウ

3 ノササゲ
ノササゲ

4 タチドコロ
タチドコロ

5 枡形山山頂
枡形山山頂

6 メタセコイア
メタセコイア

  

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2021年12月07日

植物観察会『身近な植物観察入門』実施報告

実施日:2021年11月27日(土)
場 所:身近な植物観察入門
参加者:11名(一般参加者6名)

 博物館前に集まった参加者はスタッフを含めて11人、前月と同じ吾性沢方面を歩きました。出発早々、駅近くにある保存木、カゴノキの話題が出て、ちょっと寄り道。大木のカゴノキ見学、鹿の子模様がきれいに見られました。
 その後は予定の観察路コース、庭先のイヌカタヒバは葉先を赤く染めています。コセンダングサやハナタデなどはすでに花が終わり果実です。車道から離れて狭い道に入ってからゆっくり観察、シダ植物に興味のある方もいられ、みんなでシダ観察です。タチシノブやホシダ、少し進むとフモトシダやジュウモンジシダも観察できます。石垣には細長い胞子葉を付けたマメヅタがみられます。葉の形や葉裏の胞子嚢の形など、皆さん熱心に観察。
 石垣のペラペラヨメナは まだ花を見せてくれています。路傍のベニバナボロギクが元気に花をつけています。このベニバナボロギクの小花がかわいいということで、ルーペを出して小さな花をみんなで観察する。くるっと反転した柱頭に皆大感激!黒い果実はネズミモチ?トウネズミモチ?参加者から2種の果実の違いなどの話も出てきて、長丸の果実を付けた目の前の木はネズミモチに落ち着きました。
 センニンソウは果実の先を長く伸ばし、ふわふわした白い毛をつけています。コクサギの果実は熟し、今にも飛び出しそうです、さみしそうに下がっている林縁のカラスウリやスズメウリ、青い果実をまばらにつけたヤブミョウガなど、観察路には冬を迎えるたくさんの果実がみられました。
 ヤマグワとヒメコウゾの冬芽観察などして、引き返すことにしました。足元に気を付けながらも、時々立ち止まって色づいた木々を眺めながら入生田駅へ、今日は今年最後の観察会でした。来年4月からの「身近な植物観察入門」の予定などを連絡して解散となりました。
(植物グループ 佐々木あや子)  

1,カゴノキ_PB272470
カゴノキ

2,センニンソウPB270475
センニンソウ

3,ガクアジサイPB270490
ガクアジサイ

4,カラスウリPB270492
カラスウリ

5,スズメウリ_PB272496 (1)
スズメウリ

6,ヒメコウゾ
ヒメコウゾ

7,熱心の観察する参加者PB271005
熱心に観察する参加者


  

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2021年10月30日

植物観察会『身近な植物観察入門』実施報告

実施日:2021年10月23日(土)
場 所:博物館周辺
担当・講師:植物グループ
参加者:11名(一般参加者7名)

 生命の星・地球博物館付近を探索し、身近な植物と接するのが目的で始まった植物グループメンバーによる観察会である。前回9月はコロナ感染症の感染拡大中で中止となった。今回は、緊急事態宣言が解除され、申し込み者が7名と今までで一番多い参加者となった。
 今回は6月の時と同じコースで吾性沢方面に向かった。目にとまる木、草を次から次と積極的に確認をしながら進む。
 秋も深まり、久しぶりに青空が広がる。イヌビワやコクサギには実がみられ、大木のネムノキの実はだいぶ落ちている。紫色に色づいた豆果をつけたノササゲや緑色から黒くなりつつあるシオデのたくさんの実に歓声が上がる。立派なオカダイコンには花と実が見られ、皆で黒く熟した実をつまむと、べたべたして、手にくっついた。石垣にはペラペラヨメナが広がり、枝先に1個ずつ頭花をつけ、林道沿いではキチジョウソウの花が咲き始めているのを見つけた。
 オニドコロとヤマノイモの違いや、シダのオオバノイノモトソウとイノモトソウの違いなど、話題は尽きない。予定したコースも時間切れで戻ることにする。戻りながらもアシボソとササガヤの違いなど興味は尽きなかった。気がつくとズボンには、アレチヌスビトハギやヒカゲイノコヅチの実がしっかりついていた。 (植物グループ 佐々木シゲ子)

1.熱心にメモをとるPA230781
熱心にメモをとる

2石垣に咲くペラペラヨメナPA230764
石垣に咲くペラペラヨメナ

3咲き始めたキチジョウソウの花PA230773
咲き始めたキチジョウソウ

4.オカダイコン 黒くなっている痩果PA230797 (2)
オカダイコン 黒くなっている痩果

5色づいているノササゲの豆果PA230783
色づいたノササゲの豆果
  

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2021年09月16日

植物観察会中止のお知らせ

新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が9月30日まで延期されました。
それに伴い、次の二つの観察会を中止いたします。

●9月25日(土):「身近な植物観察入門」 中止
10月23日、11月27日の「身近な植物観察会」にぜひご参加ください。

●10月13日(水):「秋の衣笠山公園」  中止
  
参加希望された方には申し訳ありませんが、安全を考えて中止といたします。
今後、一日も早く安心して観察会ができるよう願っています。
(友の会 植物グループ)  

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2021年08月26日

大人の昆虫講座「カメムシを知ろう」中止のお知らせ

新型コロナウイス感染拡大が急増しています。その中で博物館内での講座実施は安全上無理があり、残念ですが9月22日の大人の昆虫講座「カメムシを知ろう」は中止することにいたしました。
いずれ機会がありましたら大人の昆虫講座を開催するつもりでおります。
その折はご一緒に勉強出来ることと思います。
皆様におかれましては感染防止を一層心掛け頂き、コロナ過を乗り切りましょう。<里山むしてくクラブ>  

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2021年08月11日

「初秋の箱根路を歩く」(9月10日)中止のお知らせ

コロナ感染が急激に拡大し、8月31日まで神奈川県にも緊急事態宣言が発出されています。
9月10日の状況は予測できない部分もありますが、湯本までの電車の乗り継ぎや湯本からのバスの乗車時間等も考え、今回は中止することにいたしました。
来年度以降、新たに計画を立て、皆さんと箱根の観察会でお会いできることを楽しみにしています。
コロナ感染拡大や猛暑の中、健康に気を付けて元気にお過ごしください。(友の会植物グループ)
  

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2021年07月20日

生物間共生講演会次嵳佞辰僂両紊蚤臂”蕁彈損槓鷙

実施日:2021年7月11日(日)
場 所:博物館講義室
講 師:小玉紗代氏(摂南大学農学部助教)
参加者:28名

植物と菌類の縁は深く,植物の病気の8割は菌類が原因だそうです。また,植物病原菌類はヒトの生活にも歴史的に密接に関わり,イネいもち病菌は江戸時代の飢饉の一因,19世紀のジャガイモ疫病菌の拡大はヨーロッパからアメリカ大陸への移住の一因になったそうです。現代ではFusarium属菌によるバナナのパナマ病が猛威を奮っており,バナナが高級品になる日が来てしまうかも……とのことでした。
講師の小玉先生はウリ類炭疽病菌を対象に,植物病原菌類が宿主植物を認識して感染する機構を研究されています。菌類が特殊な物質を出して植物の防御機構から巧妙に逃れ,植物側の遺伝子発現をうまく操作して感染を確実にする一方で,植物側も菌類が出す物質を認識できるように適応し,先手を打って感染部の細胞を壊死させることで感染の広がりを必死に食い止めようと頑張っている,という話はまさに植物病理学の現代的な側面であり,興味深く聞かせていただきました。(升本宙)

講師も参加者もマスクをして
講師も参加者もマスクをして

植物に取りついた分生子から付着器形成が始まる
植物に取りついた分生子から付着器形成が始まる

小玉紗代先生 (2)
小玉紗代先生

カビvs植物
カビvs植物
  

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2021年07月03日

植物観察会『身近な植物観察入門』実施報告

実施日:2021年6月26日(土)
場 所:博物館周辺
担当、講師:植物グループ
参加者:8名

昨年から始まった植物グループメンバ―による植物観察入門講座も6回目となった。(内1回は雨天中止)今回はリピーター2名、初参加2名の方とともに、総勢8名で県博を10時にスタート。
これ迄は長興山紹太寺方面を歩いたが、今回は入生田駅から左手の住宅街を抜け、吾性沢方面へ向かう。
参加の皆さんが、気になったいろいろな植物を次々と挙げてくださる。
水を飲もうと顔をあげたら、擁壁の上にはネムノキの大木。花が少なくなった今の時期、淡いピンク色が美しい。房のようになっているのは沢山の雄しべが目立つ花の集まり‥などと話しているうちに、擁壁のあちこちにくっついている落花を見つけて、観察が始まる。すぐ10分くらい経ってしまう。
吾性沢に近づくと「コクサギ」がたびたび出てくる。「この葉はどんなにおいかな?」
では、今度は「クサギ」の葉のにおいをかいでみよう。それぞれの葉っぱのにおいは、クサイと思うとか思わないとか、当然ながらみんなまちまちの感想。
長くつるを伸ばしたシオデの花や若い実がたびたび目を惹き、ムラサキニガナの大株がきれいな状態で目に入った時は、「この姿を写すのはなかなか難しいよね」と言いつつカメラを向けた。
アカメガシワがちょうど花時で雄株と雌株が隣り合わせで手に取れるところで咲いていた。葯の黄色が目立つ雄花序、柱頭が赤味を帯びた雌花序を観察。遠目に見えている花盛りの株も雄株か雌株か見当がつくようになった。
山道に入ると沢山のシダが現れた。実物を前にして、丁寧な説明を受ける。オオイタチシダ、オニカナワラビ、アマクサシダ‥‥と、この辺で時間切れ。
心を残しながら、来た道を戻った。12時入生田駅で解散。(植物グループ:田畑)

20210626 シオデの雌花序
シオデの雌花序

20210626 ムラサキニガナ
ムラサキニガナ

20210626 アカメガシワの雌花序
アカメガシワ雌花序

20210626 アカメガシワの雄花序
アカメガシワ雄花序

20210626 観察会光景
観察会光景
  

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2021年06月28日

友の会総会「身近な自然観察会(昆虫)」実施報告

日 時:2021年4月25日(日)14:15〜16:00
場 所:博物館周辺
講 師:渡辺学芸員
参加者:6名

快晴とは言えないまでもまずまずの日和に、講師の渡辺恭平学芸員を含む総勢6名のこじんまりしたグループが博物館を14時15分出発しました。最初に出会ったのはモモブトカミキリモドキのメス。オスは名前のとおり腿が太いのですがメスはスマートです。よくタンポポの花にいます。次はベニシジミ。ギシギシから羽化してまだ間もないのでしょう。
翅の綺麗なこと。ヤマトシジミ・ツマキチョウとチョウが続きます。石垣山へは行かず、右に折れました。ミカン畑にチョウが舞っています。
ここはチョウの通り路。じっと待っていればチョウが見られると渡辺学芸員の話ですが時間の限られた観察会のこと。残念ですが先へ進みます。
ミカンに産卵するアゲハやクロアゲハなどが間近で見られると畑の端で作業中の地主さんに断り畑に入らせてもらいました。ところが沢山いたはずのチョウは姿を消してしまいがっかり。参加者兄妹の妹さんが網でクロスジシロチョウを捕まえました。このチョウ独特の匂いを嗅ぐ体験をしました。お礼を言って畑から離れるとまたチョウ達が戻って来ます。
渡辺学芸員はとても長い網を振り回して色々な昆虫を捕まえて見せてくれました。ヒゲナガバチやマルヒメバチの仲間などの小さなハチ類やカゲロウの仲間、カワゲラもいました。私も叩き網を使ったのですが、思ったほどは落ちませんでした。
それでもオオミスジマルゾウムシやチョッキリの仲間、クズがあればいつも観ることが出来るコフキゾウムシなどの他、チビタマムシの仲間やモリチャバネゴキブリの幼虫も落ちてきました。このゴキブリは樹上性で、割合よく見られます。
このあたりで遠くに雷鳴を聞きました。まだ遠いなどと思っているうちにポツポツしずくが落ちてきたのでここで帰ることにしました。
参加者の兄妹はチョウが好きなようでしたから9種類のチョウが見られたことは収穫だったと思います。この日見られた昆虫は22種類。短時間の観察会でしたが満足のいくものでした。(金子直子)

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チョウの通り道の説明を聞く

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叩き網を使って

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スジグロシロチョウ
  

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2021年06月27日

地学観察会「秦野まち歩き」を企画して

 今回、初めての試みとして、事前ガイダンスをオンライン(Zoom)で実施しました。講座当日に巡るフィールドの地形概要をつかんでいただく機会となっただけでなく、あらかじめ参加者みなさんと顔を合わせたことは有意義であったと感じています。
 地形の紹介ではオンラインだからこそ「地理院地図」を駆使することができました。あわせて、江戸期の古地図、昭和初期の地形図、さらにはtaguポイントと称した気になる箇所(70点をプロット)などを共有することができましたので、当日までにじっくり地形図を見て“予習”していただけたものと期待します。しかしながら、講座内容に迫ることなく事前ガイダンスを終えたことに違和感をもたれた方もいたようです。じつは巡る地点候補の紹介はしたのですが、そのポイントで何を見るかという具体的な説明をあえてしなかったのです。結果、対象物がわかる数少ない手がかりは講座チラシに載せた写真ぐらいとなりました。そのチラシ載せた写真を見たとしてもその多様な対象物からは、そこに共通する明確な脈絡をつかむことは難しかったことでしょう。そもそも多数の語彙(ワード)から紡ぎ出される文脈(コンテクスト)は人それぞれに違うはずだという前提を持っているからです。また、文脈を見つけるという作業は、慣れない作業だと思いましたので、今回はその発見を体験・共有することを重視してみよう、というのが大きなねらいとなったわけです。そのようなわけで事前ガイダンス、あるいは当日の街歩きの最中では、あえて秦野のまち歩きで見えてくるストーリーには触れず、最後まとめのワークショップでのお題を「それぞれのキーワードを一言ストーリーにまとめる」とした次第です。
 結果、3つのグループで活発な情報共有とストーリーの検討が行われ、それぞれ素敵なストーリーの発表となりました。ややもすれば、案内者の解説を聞くばかりになってしまいがちな野外を巡る講座ですが、今回は多少なりとも参加者の皆さんが主体的に考える場面をあちこちにつくることができました。街歩きの最中も、坂道を見たと思ったら、郵便ポストに注目したり、石造物に注目したりと、いったい何のストーリーになるのだろうと、頭の中ではキーワードがその組み合わせを探していたことでしょう。いつも歩いている足下のフィールドでも、表側の看板を見て回るだけでなく、ちょっと側面的にも見つめてみる、そんなところから多様な文脈で捉えることをちょっと試してみると、グンと世界が広がるに違いありません。今回は、そんな喜びを体験することができた講座になったものと思います。参加者のみなさん、友の会のみなさん、歴博の丹治さん、地球博の山下さん、ありがとうございました。(学芸員 田口公則)

秦野まち歩き事前ガイダンス_オンライン記念写真_s
オンライン(事前ガイダンス)の様子

ワークショップ
多数のキーワード(付箋)が挙がったワークショップ

「秦野まち歩き」チラシ
今回の講座時の募集チラシ
  

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地学観察会「秦野まち歩き:ジオで見つめてみよう」参加報告

日 時:2021年6月12日(土曜)10:00–15:30
場 所:秦野市 秦野駅周辺
参加者:15名(参加者10名、講師3名、スタッフ2名)
講 師:田口公則(生命の星・地球博物館)・丹治雄一(神奈川県立歴史博物館)・山下浩之(生命の星・地球博物館)
担 当:友の会地学グループ(長山)

 6/12(土)秦野駅北口中二階に集合、講師の挨拶で地図(古地図、色別標高付き地形図など)を片手に水無川の地形の段差を感じながら秦野界隈を歩く(8kmほど)。坂、崖など標高を把握し、建物、寺院の石材などを見ながら秦野の歴史に想いを馳せ街歩きを楽しむ。1週間前にZoomによるオンライン事前ガイダンスがあり地図でポイント確認を行っていた。3班に分かれ街歩きのストーリーを纏めてとのレクチャーがあった。
 まず手始めに駅の南口(98m→標高)へ、湧水の看板を見ながら街歩きエリアの全体把握、その後北口(92m)へ移動、階段の長さで水無川側の低いことを実感。その後、弘法の清水(87m)へ、地下水や脇の灯篭の石材解説。奥に向け坂道を上がり寿徳寺裏(89m)へ。右手に崖の石積み、墓地階段上の灯篭の石材確認、寺院入口(92m)へ、各所で七沢石を見る。
 その後坂道を右手に下り、田んぼで湧水(85m)確認。さらに水無川北側を命徳寺へ、境内で灯篭の石材解説、裏山に回り石塔、五輪塔の石材解説、さらに尾尻礫層(2〜1万年前)を確認しここが河だったことを認識。ぐるっと左周り河原町バス通りから命徳寺裏山の公園(81m)へ、関東大震災後の震災殃死者供養塔(井内石(稲井石))の解説をうけ、ここで昼食。
 その後軽便鉄道始発だった台町駅(89m)の碑を確認、道路を隔てた先にタバコ屋と朱色の懐かしい郵便ポストを見て台町が始発駅だったことを偲ぶ。台町通り左側を進み、向かいの立花屋茶舗、その先に五十嵐商店(97m)(国登録有形文化財)の解説、隣家の蔵の土台の空気穴の〇モと刻まれた礎石確認。さらに先の本町四ツ角(101m)を右折、イオン入り口を通り過ぎ妙法寺境内へ(99m)。関東大震災後、専売局の職員が建てた灯篭の解説をうける。
 イオン入り口に戻り、台町駅から延長された秦野駅の碑(100m)を確認のあと、旧専売公社のくすのき広場(105m)で休憩。その後古地図の道を曽屋神社に向けて歩く。昔の水道は傾斜を利用して各戸に配水するため水源に向かってずっと登り坂、神社手前に近づくほどに坂がきつい。曽屋神社の山側こんこんと湧き出る井之明神水(121m)、右手246側は崖であったことが分かる。コンクリート壁からも水は浸み出ている。このあたりが秦野断層、断層の脇からの湧水が昔の水源。神社(123m)では石段、灯篭、大震災で折れ修復された鳥居の解説。
 そののち乳牛通りの碑を確認、水道公園(119m)で班ごとの街歩きのストーリー作り。「台地の上は流しソーメン」「台地にお世話になった水源、たばこ作り」「秦野の発展は断層のおかげ」などで締めくくった。
 駅へは119→92mの高低差27mの緩い坂道を歩きながらスタート地点に戻った。会員のみなさんお疲れさまでした!

【秦野まち歩き】で感じたこと・・・
今回歩いた旧曽屋村地区にあたる秦野台地は水無川と葛葉川・金目川に挟まれた、言ってみれば馬の背の台地である。曽屋神社から200mほど上がった秦野断層の北側はなだらかな台地。現在の曽屋神社から河原町に至る古地図のある道は現在と同じ。さらに四ツ角で十文字に交差する道→矢倉沢往還とその先蓑毛に向かう大山道は現在もそれほど変わっていないようだ。つまり古地図の街道は現在もそっくり残っているということ。旧専売公社はショッピングモール(イオン)になり賑わいはあるが古地図の街並みは何ら変わらないでいるのである。新規流入者は秦野駅周辺の高層マンションや水無川を挟んだ南側丘陵と葛葉川東側の団地に住んでいる。今後古地図の街がどう発展するかはイオンのお客収容力の拡大にかかっているようだ。イオン屋上からの展望の素晴らしさは素晴らしい!西に箱根外輪山、富士を望み、北に丹沢の山々、東〜南に弘法山、南は平塚方面に湘南の海、大磯丘陵、震生湖丘陵を望めるのである。緑と水を生かした街の発展はまだ可能性があるようにも思える。(蓮池鶴夫)
  
まち歩き個所の把握
まち歩き個所の把握

弘法の清水
弘法の清水

命徳寺五輪塔石材解説
命徳寺五輪塔石材解説

軽便鉄道の碑
軽便鉄道の碑

井之明神水
井之明神水

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水道公園でまとめ
  

Posted by kpmtomo at 09:53Comments(0)行事報告 

2021年06月13日

植物観察会「ウメガサソウ咲く渋沢丘陵」観察会実施報告

実施日:2021年6月1日(火)
場 所:秦野市 渋沢丘陵
講 師:田中徳久学芸員
担 当:植物グループ
参加者:13名

渋沢駅より住宅街を通り渋沢丘陵の麓へ、須賀神社の所でリーダーの方が用意してくださったスプレーで蛭対策をしてから二つのグループに分かれ観察会を始めた。まず、最初に満開の花をつけたアワブキや林下に咲いているアカショウマ。丘陵の登りでは花をつけたヨツバムグラやスズメノヤリ、センボンヤリの痩果などを観察。そしてランヨウアオイ、ウメガサソウ、イチヤクソウの花々、オケラやオオバギボウシ、ヤブレガサは葉が大きくなっていた。森の中に入るとコナラ、イヌシデ、アカシデ、エゴノキなどが見られ、若葉が目立ったモクレイシは分布が県内では大磯丘陵から渋沢丘陵周辺と田中先生の解説がありました。足元にたくさんの花を散らしていたのはテイカカズラ。

尾根道に出てオキナワジュズスゲやノアザミ、ヤマハタザオ、サルトリイバラ、オオバウマノスズクサ、刺が鋭いハリグワ。植物以外にも葉に止まっているいろいろな昆虫、ミズイロオナガシジミやルリハムシ、ダイミョウセセリ、ナナフシなどを教えていただく。

尾根道を下り、祈りの丘から頭高山山頂下の東屋への道では花が咲いていたヤマタツナミソウ、ホタルブクロ、ナガバハエドクソウ、また、ノダケとイワニンジンを見比べる。

昼食後は田中先生のカンアオイの仲間、ランヨウアオイ、カントウカンアオイ、タマノカンアオイ、オトメアオイの分布の解説を伺い、そのすみわけを不思議に思いました。

下りは白山神社、老人ホームへの道、オオツクバネウツギやハナイカダ、キブシ、コゴメウツギ、クマシデの若い果実、ピンクの花が満開のシモツケ。フタリシズカやハンショウヅル、小さな花をつけたキクムグラ、まだつぼみのムラサキニガナとたくさんの植物が観察できました。

田中先生の解説、リーダーの方々の似たような植物の見分け方の説明は大変勉強になりました。新型コロナウイルス感染症予防のためのマスク着用、密にならないように気を付けて、そして心配した蛭の被害には誰も合わずの観察会でした。 (小山久美子)

1−20210601 田中先生のお話
田中先生のお話

2−20210601 アワブキ
アワブキ

3−20210601ウメガサソウ
ウメガサソウ

4−20210601イチヤクソウ
イチヤクソウ

5−20210601ランヨウアオイ
ランヨウアオイ

6−20210601ハリグワ
ハリグワ

7−20210601ヤマタツナミソウ
ヤマタツナミソウ
  

Posted by kpmtomo at 16:11Comments(0)行事報告 

植物観察会「身近な植物観察入門」(6月26日)の事前申込について

★コロナ感染拡大予防のため必ず事前申し込みしてください

昨年から始まった植物グループの新しい企画です。
博物館周辺を歩き、身近な場所の身近な植物を楽しみます。
初心者中心です。会員外の方も大歓迎です。

*5月の「身近な植物観察入門」の様子は5月26日にブログアップされました。
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日 時:6月26日(土) 雨天中止
集 合:博物館正面前庭 10時
解 散:同所 12時頃
参加費:友の会々員・非会員共に無料
    当日の保険は植物グループで掛けます
担当・講師:友の会植物グループ
対 象:オープン・どなたでも
小学3年生以下は保護者同伴でお願いします
持ち物:飲み物、雨具など
申込み:6月20日から25日まで
申し込み・問い合わせ先
5月中旬に発送された「総会報告書」に同封の植物グループのチラシをご覧の上6月担当(田畑)までお申し込みください
*博物館には問い合わせないでください

参加上の注意点
●雨天時以外にもコロナ感染状況により中止にする場合があります。
いずれの場合も中止の時は前日20:00迄に電話連絡します。

●当観察会の参加だけではなく、博物館へ入館予定の方、お車でお越しの方は、別途ご自身で博物館ウェブサイトより事前予約をお願いします。  

Posted by kpmtomo at 16:01Comments(0)お知らせ