2024年06月04日

植物観察会「身近な植物観察入門」実施報告

実施日:2024年5月25日(土)
場 所:博物館から吾性沢方面
参加者:10名(スタッフ3名含む)
担 当:植物グループ

 初参加の方から常連さんまで7名の参加者と吾性沢方面へ向かいます。途中の空地にゼニゴケがまるで花盛りのように胞子を作る器官(雌器托)を敷き詰めているのに目を惹かれました。(当日間違えてジャゴケと言ってしまったことをお詫びします。)
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花盛りのようなゼニゴケ(ゼニゴケ科)の雌器托(胞子を作る器官)(参加者撮影)

坂道に入るとビヨウヤナギが満開でした。雄しべの数の多さに改めて感じ入り、雌しべは長く伸びてその先端(柱頭)が5つに分かれていることを見ます。(実は雄しべも5つの束に分かれているのですが、今回は確認漏れ。)
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ビヨウヤナギ(オトギリソウ科) 多数の雄しべと突き出る雌しべ

 外来の雑草で始末に負えないトキワツユクサ(ノハカタカラクサ)の雄しべも見てみましょう。ここにも多数の雄しべ―と思ったら黄色い葯(やく:花粉を収める器官)が付いているのは6本だけ、その他は糸だけのようです。これをルーペでよく見ると、透明で美しく光るミクロな数珠玉が連なっています。これは何でしょう?(宿題)
3,トキワツユクサ
トキワツユクサ(ツユクサ科) 透明なミクロの数珠玉が連なる謎の糸(参加者撮影)

林の上空にカラスザンショウが複葉を広げているのを見て、幹を探してトゲだらけなのを確認します。大きな幹ではトゲが無くなりトゲ根元の膨らみだけが残っていました。(ひとと一緒で年を取ると丸くなるのかな。)ネズミモチ、シラカシ、ムクノキなど他の樹木も観察しながら進むと、ヤブソテツ、ホシダ、イノデなどシダ類も出てきました。その中にイワガネソウもあり、名前もよく似たイワガネゼンマイとの違いについての語呂合わせの記憶法「さよならゼンマイ、こんにちは(逢いま)ソウ」(葉の脈の違いですが、詳細は略)が伝授されました。
 吾性沢を過ぎると左に各種のシダ類、右にヒメコウゾの群落があります。ヒメコウゾは熟すには未だ早いようですが、味について「美味しい」、「いや口当たりが悪い」と(メンバーは違うのに)昨年6月の議論が蒸し返されていました。三叉路を右に下って戻る前に、細い山道に少しだけ入り、ヤブムラサキの若葉やつぼみのふかふかした毛を見て、触って感じ取ることができました。
4,ヤフ
ヤブムラサキ(シソ科) ふかふかした毛に包まれたつぼみ(参加者撮影)

5,ヤフ
ヤブムラサキの花のアップ(参加者撮影)

解散は正午を少し回ってしまいましたが、時折吹く風が気持ちの良い天気の中、みなさん植物を満喫されたと思います。(植物グループ 松井宏明)
  

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2024年05月26日

第140回 サロン・ド・小田原「クジラ−海に棲む哺乳類とその調査−」実施報告

実施日:2024年5月25日(土曜)14:00〜15:30
場 所:博物館西側講義室
参加者:14名
話題提供者:西村双葉学芸員(当館学芸員)

 2024年度最初のサロン・ド・小田原の話題提供者は、一昨年に赴任された西村双葉学芸員でした。ご自身の専門である鯨類について、素人にもわかりやすいように丁寧に話してくれました。トークセッション1では、「クジラとはどんな生物?」というテーマで、クジラに関する基本的な知識を教えていただきました。私は地学の学芸員のため、ハクジラとヒゲクジラの違いくらいは多少知っていたのですが、両者では骨格の対称性や鼻の孔の数が異なることなど、大変勉強になりました。
 トークセッション2では「クジラの調査研究」というテーマで、ご自身がこれまでに行ってきたクジラの研究についてお話しいただきました。クジラの調査には、生態調査、進化に関する調査、遺伝学的調査、分布調査、形態調査などがあり、このうち西村学芸員は形態調査を専門としていること。特に大学院時代は北半球に生息するミンククジラと、南半球に生息するクロミンククジラの形態の研究を行ってきたこと。その調査のために南極海で83日かけて調査航海した様子を紹介していただきました。さらに当館学芸員に赴任してからは神奈川県にストランディング(クジラが海岸に漂着や座礁してしまうこと)するクジラ調査を中心に行ってきたことを紹介。特に2022年に小田原市の石橋に漂着したアカボウクジラについて、体長などを計測する調査風景や、表皮をメスで切り取り採集する様子など、動画を交えて紹介していただきました。荒波迫るゴロタの海岸でクジラを調査する様子は、参加者の皆さんも興味深く見られていたようです。
 最後にクジラがストランディングした際の注意点や、ストランディングの情報提供のお願いがありました。クジラやイルカのストランディングを見つけた場合、個体が生きているときにはすぐに水族館(県内では新江ノ島水族館または横浜・八景島シーパラダイス)に連絡、死亡している場合には、当館または水族館に連絡することで県内のストランディング個体の保護や調査が大きく進みます。この際、人側の感染症やケガの予防、クジラ・イルカ側のストレス軽減のため、個体に触らないことが重要です。
 私自身も何度か西村学芸員とストランディングしたクジラの調査に同行しています。今後はただ付いて行くだけではなく、行われている調査の目的や内容を理解しつつサポートしたいと思います。(山下浩之)

140回-1 話題提供者の西村双葉学芸員
話題提供者の西村双葉学芸員

140回-2 歯クジラの骨格について標本で解説
歯クジラの骨格について標本で解説

140回-3 調査風景を動画を用いて解説
調査風景を動画を用いて解説
  

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初夏の箱根観察会のお誘い「ケイワタバコに会いに行こう」

箱根宮ノ下の早川沿いにある堂ヶ島渓谷遊歩道をゆっくりと歩きます。次から次に現れるケイワタバコの群落を堪能いたしましょう。ケヤキ、イロハモミジなど緑豊かな渓畔林も楽しめます。

実施日:2024年6月26日(水) 雨天中止
場 所:箱根町宮ノ下堂ヶ島渓谷
集 合:JR小田原駅 改札口前 9:00
    東口バス停から宮ノ下までバス
コース:宮ノ下バス停から早川沿いに木賀温泉入口バス停まで歩きます。    
解 散:バス停 木賀温泉入口 14:30頃 
  一緒に箱根湯本、小田原方面バスに乗ります。
講 師:田中徳久氏 当館館長
対 象:オープン(どなたでも) 大人20名
参加費:会員500円 非会員700円   
申込み:6月19日までに友の会通信の最終ページの「友の会主催行事参加申し込みについて」に記載のwebフォームで申し込んでください。

図1
ケイワタバコ (イワタバコ科)

図2
ケイワタバコのアップ

図3
ハコネシダ(イノモトソウ科)

図4
オサシダ(シシガシラ科)

  

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2024年度第28回友の会総会報告

実施日:2024年4月28日(日)13:00〜14:00
場 所:博物館講義室
参加者:28名

 2024年4月28日13時より、博物館講義室にて第28回友の会総会が議案書に基づき開催されました。
まず、2023年度の事業報告で、博物館との共催事業として、3月9・10日に行われた「ミューズ・フェスタ2024」と昨年度は6回開催された「よろずスタジオ」、事務部としては役員会の開催や昨年度の総会及びイベントの報告、広報部の活動として友の会通信の発行やブログによる情報発信についての報告がありました。
 行事については、サロン・ド・小田原の2回が抜けていたとの指摘を受け、追加しました。
 決算報告では、今まで別会計で管理していたサロン・ド・小田原を組み込んだこと、などが報告されました。
 新年度の役員については、植物グループが浅川さんから近田さんに交代となり、また博物館の友の会担当では樽学芸員から夏目学芸員へ変更となりました。
新年度の事業計画については、事務部は例年どおり、講座は31事業となり、予算案含め、ご承認いただきました。
 なお、今回より総会直後での報告書の郵送は行わず、ブログにてまずはお知らせすることとしました。6月の発送時には紙での報告書を郵送します。ご了承ください。

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会長あいさつ

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館長あいさつ

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新役員紹介

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博物館友の会担当紹介


【総会報告書】
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2024年05月24日

植物観察会「里山・北八朔公園に春の植物を訪ねよう」実施報告

実施日:4月15日(月)
場 所:横浜市緑区北八朔公園
参加者:17名(スタッフ含む)
講 師:田中徳久館長
担 当:植物グループ

 今日は10人の参加者に、田中館長と6人の植物グループスタッフでした。青葉台駅からバスで10分ほどの北八朔公園でバスを降り、公園の外でさっそく道端にあったハルノノゲシ、イヌホオズキ、ハルジオン、ツタウルシなどの説明を受けました。少し坂を下ったところの石垣の斜面にたくさんのシロバナハンショウヅルが咲いていて、大変きれいでした。
 それから階段を下って公園の中に入ったら景色が一変、きれいな森という感じになりました。
草地には、スズメノヤリ、ミミナグサ、ヤブタビラコが観察でき、そこに生えていたキュウリグサとハナイバナの違いなどの説明を受けました。
 昼食後田中館長に公園の話と、谷戸(やつ、谷地)の湿地がどのように出来たか説明していただきました。午後の観察で山田さんがスミレについて詳しく話してくれました。
 しばらく行くと左側にキンランがたくさんありました。花はまだ少し早かったが、つぼみをつけた姿は見ごたえがありました。それからまたしばらく行くとウワミズザクラが白いブラシのような花を木いっぱいに咲かせていました。サクラなのに、サクラの花のようでなく、不思議な木だと思いました。
2時頃観察会が終わり、今日もいろいろな事を教えていただいて大変勉強になり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
教えていただいたキュウリバナとハナイバナの違いは次の通りです。違いをスケッチしました。
キュウリグサは茎の先にサソリの尾の形をした薄青色の花を次々さかせるそうです。葉は少し丸みがあり、花の中心は黄色です。
図1

ハナイバナは花が茎の上部の葉と葉の間につき、茎や葉に毛が多いです。花は少し細く、花の中心が白です。
図2
図3

(会員 佐藤正俊)

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斜面いっぱいに咲いているシロバナハンショウヅル

◆〜霖呂゙観察をする参加者
草地で観察をする参加者

 満開ののウワズザクラ
満開のウワミズザクラ
  

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2024年05月13日

植物観察会『身近な植物観察入門』のご案内

博物館周辺を歩き身近な植物を観察します。
初心者中心の楽しい会です。会員以外の方も大歓迎です。

日 時:5月25日(土)(雨天中止)
集 合:博物館正面 前庭 10時
解 散:同所 12時頃
参加費:50円(保険料)
講 師:友の会植物グループ
対 象:オープン・どなたでも
    小学3年生以下は保護者同伴でお願いします
持ち物:飲み物・雨具など(ご準備できるようでしたら虫メガネ・ルーペ等の拡大鏡)
申込み:4月から友の会のWEBフォームによる申し込みに変わっています。友の会通信最終ページの「友の会主催行事参加申し込みについて」に記載のWEBフォームで5月23日(木)までにお申し込みください。申込み後、雨天その他の事情で中止の場合はメールまたは電話で連絡します。

*参加をお待ちしております。
*なお、博物館にはお問合せしないでください。

メキシコマンネングサ(小久保)
メキシコマンネングサ
  

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植物観察会「身近な植物観察入門」実施報告

実施日:2024年4月27日(土)
場 所:博物館から吾性沢方面
参加者:8名(スタッフ3名含む)
担 当:植物グループ

 10時に博物館に集合したときは雨がパラついていましたが、ほどなく上がりました。
 まず博物館の庭でツゲを観察。よく庭木にしているのは互生のイヌツゲでモチノキ科、これは対生でツゲ、またはホンツゲともいい、ツゲ科。よく見ると果実がついていました。イヌツゲのまん丸な果実より一回り以上大きく、先端には三本の花柱が角のように突き出て残っています。葉もイヌツゲに比べると少し草に近く柔らかく感じられました。マツバウンランがところどころにヒョロヒョロと伸びて紫色の花をつけていますが、例年より少ないように思いました。
 ガード下から掘割のあたりでは色々なシダが見られました。ホウライシダ、クリハラン、コバノヒノキシダ、ノキシノブ、マメヅタなど。狭い坂道を上がっていくと、ペラペラヨメナの花盛りです。名前がかわいそうだけれど、結構きれいよね、と話しながら、、、オヤブジラミがもう果実になっていました。えっ、あの虱ですか?との声が。巨大な虱ですが、形が似ているからではなくて、衣服につきやすいところからきているようです。
 突き当りの石垣にツボクサ(セリ科)が垂れ下がっていて、花や若い実が見られました。普段は地面を這った葉の陰で見にくいのですが、ここは見やすく、初めて花をよく見ることができました。といっても小さいので、写真で拡大してやっと花弁と雄しべ・雌しべを確認できました。             
 いつもの広い道にでると、タニギキョウ、ジロボウエンゴサク、キツネノボタン、シャガなどが咲いていました。シャガの花のつくりはどうなっているのでしょう。 外来種でもあり沢山さいているので、一つ失礼して分解。外花被3枚に内花被3枚、3本に分かれた花柱の先に柱頭があり、そこから多数の白いヒゲのようなものが伸びています。雄しべが、分かれた花柱の裏に張り付くように一本ずつありました。日本のシャガは3倍体のため種子はできず、根茎が這って一面に広がります。種子を作らないなら、なぜあんなにきれいな花を咲かせるのだろうという疑問の声がありましたが、故郷の中国には2倍体があり結実し、花色、花の大きさなど、いろいろ変化があるそうです。ミミガタテンナンショウは緑の若い果実ができていました。花茎が黒くなってたおれているのは雄株なのでしょう。
 マルバウツギも咲き始めていました。三週間前には花盛りだったヒメコウゾも雄花はほとんど落ちてしまって、赤い毛むくじゃらの若い実がたくさん下がっていました。すぐそばにヤマグワの木があり枝が交差しあって、やはり若い実がついていたので、一瞬はてな?と思わされました。ヒメコウゾの実はまん丸で、ヤマグワの実はヒメコウゾよりは大きくて細長いので、両方の枝が混りあっていることがわかりました。ヒメコウゾはヤマグワと違って雌雄同株なのですね。
 今日は博物館から駅付近は手早く通り、沢の少し奥へ行こうと事前に話していましたが、やはりいつも通り、上の道に行く前に時間になってしまい、戻らなくてはなりませんでした。帰り道ではカキドオシ(シソ科)の花を見つけました。ツボクサの葉の波形の鋸歯は角ばっていて、カキドオシは同じ波形の鋸歯でも丸みをおびていますが、本当によく似ています。花がないと間違えそうです。
 入生田の駅に戻り、いろいろな発見があって楽しかった、との感想を聞くことができました。(植物グループ 岩切千代子)
.張゙の若い果実
ツゲの若い果実

▲張゙クサの花 花弁と雄しべ・雌しべ
ツボクサの花 花弁と雄しべ・雌しべ

ヒメコウゾの若い果実と雄花のかたまり(雄花序)
ヒメコウゾの若い果実と雄花のかたまり(雄花序)

ぅキドオシの花
カキドオシの花

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左ツボクサ 右カキドオシ


  

Posted by kpmtomo at 20:08Comments(0)行事報告 

2024年04月23日

第28回友の会総会及び総会イベントのお知らせ

2024年4月28日(日)の13時より第27回友の会総会を、14時30分から総会イベント田中館長講演「神奈川の植物相調査から捉える博物館活動」を開催いたします。
ぜひ、ご参加ください。
なお、当日は連休中ということで、駐車場の混雑・満車が予想されますので、公共交通機関のご利用をご検討ください。

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Posted by kpmtomo at 06:32Comments(0)役員会・総会 | お知らせ

2024年04月22日

よろずスタジオ「ほねほねクイズ・この骨だあれ?」実施報告

実施日:2023年4月14日(日曜)午後1時〜3時
場 所:博物館1階東講義室/参加者:36名(大人18名、子ども18名)
担 当:鈴木聡学芸員、スタッフ4名

 今年の春は気温が低くゆっくり進行していて、箱根の山肌はまだ色とりどりの桜で覆われています。今日は久し振りの晴れの週末、「お客さん少なそう」というスタッフの予想通り、一回目(30分毎入れ替え制)はたった一組の参加、鈴木学芸員も拍子抜けの体で、2024年のよろずスタジオは始まりました。
「ほねほねクイズ」は昨年好評でしたので、今回も同じ内容での実施です。扱う動物も昨年と同じ、アナグマ、タヌキ、ハクビシン、ノウサギの4種。参加の一組のご家族は、4種の剥製、骨格標本を独り占めですから、動きも自由、時間もゆったり使って、プログラムに真剣に取り組んでくださいました。帰りには「楽しかった〜、ここにきて良かった〜」との感想で、スタッフも笑顔になりました。
 今回は結局全部で10組という少なめの参加者でしたが、小学生の参加者が多く、普段は見られない骨の形や組み合わせを実体験できたことに、それぞれ満足の様子でした。
 ウサギは長い耳を持っているが、中に骨はないので、骨格標本の様子はだいぶ違う事、草を食べるのに便利な前歯を持つこと、アナグマは穴を掘るので力持ち、肩甲骨や腕の太い骨のこと、ハクビシンの長いしっぽの事、骨と骨を繋ぐ関節の様子など、多くを学んで帰られたことと思います。手足の骨部品を組み立てる作業では、どのご家族も苦労されましたが、ピタリとはまる仕組みに改めて感心しきりでした。
 お世辞ではない「面白かった〜」「楽しかった〜」という感想が、各回共に寄せられました。博物館でしかできないこのプログラムは貴重ですから来年も続けたいと思います。
 今回も哺乳類ボランティアさんの参加があり、参加者に熱い対応をしてくださいました。
 普段動物に触れている方の存在は、参加者に良い効果をもたらします。来年は標本(はく製、内臓の保管などを含めて)作製の苦労の実態を参加者に伝えたい、との提案もありました。 
 友の会と学芸員さん学芸ボランティアの協同・交流を活発にして、友の会が市民科学の扉を開ける多くの企画を提供できると良いです。(友の会:赤堀千里)

上段左ノウサキ
上段左ノウサギ、右タヌキ
下段左アナグマ、右ハクビシン

きみも僕も真剣
きみも僕も真剣

どれどれ、それそれ
どれどれ、それそれ

足の骨、組み立て完成!
足の骨組み立て完成!
  

Posted by kpmtomo at 19:04Comments(0)よろずスタジオ | 行事報告

2024年03月31日

植物グループ 4月の植物観察会のお誘い「里山・北八朔公園に春の植物を訪ねよう」

横浜市内にこんな自然が----、キンランやギンラン、ワダソウ、タチツボスミレなど身近な里山で新緑を浴びながら春の植物達を訪ねましょう。

実施日:2024年4月15日(月) 雨天中止
場 所:横浜市緑区北八朔公園
集 合:東急田園都市線青葉台駅
北口改札前10:00 (10:11発バスに乗車)
コース:園内を散策    
解 散:バス停(青葉台駅、中山駅行き) 14:30頃 
講 師:田中徳久氏 当館館長
対 象:オープン(どなたでも) 大人20名
参加費:会員500円 非会員700円   
申込み:今回から友の会のWEBフォームによる申し込みに変わります。今までの植物グループの申し込みアドレスは使わずに友の会通信最終ページの「友の会主催行事参加申し込みについて」に記載のWEBフォームで4月7日までにお申し込みください。
*詳細はメール等でお知らせします。

図1
キンラン

イカリソウ
イカリソウ

イチリンソウ
イチリンソウ
  

Posted by kpmtomo at 18:28Comments(0)お知らせ 

2024年02月29日

植物グループ 春の観察会のお誘い!「高尾 日影沢の春」

裏高尾、春の植物観察です。午前中は日影沢林道を歩き樹々の芽吹きを楽しみながらフタバアオイ、ヒカゲスミレなど林床の花を観察、午後は路線バスで少し移動した後、小仏川沿いの遊歩道を歩きます。ハナネコノメやコチャルメルソウ、キバナノアマナなど春の高尾を満喫しましょう。

実施日:2024年3月25日(月) 雨天中止
場 所:八王子市 裏高尾
集 合:JR高尾駅北口改札 9:00
    小仏行バスに乗車、日影で下車
解 散:JR高尾駅 15:00頃 
講 師:田中徳久氏 当館館長
対 象:オープン(会員外の方も対象)大人15名(応募者多数の場合抽選)
参加費:会員500円、非会員700円   
申込み:3月5日〜11日の間に、件名を「3月25日観察会申込み」とし、本文に氏名、住所、電話、年齢、会員番号(会員の方)、メールアドレス を記入して、下記アドレス宛てのメールで申し込んでください。shokubutsuG@gmail.com
*詳細はメールでお知らせします。

ウゴクサバノオ
トウゴクサバノオ
 
キバナノアマナ
キバナノアマナ

ヒカゲスミレ
ヒカゲスミレ

ヤマエンゴサク
ヤマエンゴサク




  

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2024年02月23日

ミューズ・フェスタ2024のお知らせ

3月9日(土)・10日(日)に生命の星・地球博物館にてミューズ・フェスタ2024が開催されます。
ミューズ・フェスタは博物館の開館記念日を祝うお祭りです。
この2日間は常設展示と企画展が無料となります。
また、2階ライブラリー前では、友の会活動のポスター展示や友の会通信、自然科学のとびら(友の会版)の無料配布も行います。
ぜひ、お越しください。
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2024年02月22日

地学G地質観察会「鳥瞰図で歩く湯河原」実施報告

実施日:2023年12月17日(日)
場 所:神奈川県湯河原町
参加者:19名(うち講師・スタッフ6人)
講 師:新井田秀一学芸員(県立生命の星・地球博物館)、武田周一郎学芸員(県立歴史博物館)

◆ 観察コース概要
 当日講師から配布された「仙境湯河原温泉案内図絵(金子常光/昭和3〜5年頃の作)」と「当時の写真」「現在の地図」を手に、図絵に描かれた十数ヶ所の名所を巡り歩きました。
 集合場所の不動の滝から藤木川に沿ってバス通りを下流に向かい、途中で清滝や万葉公園方面に立ち寄りました。昼からは藤木川から離れて旧道沿いに進み、最後は五所神社に参拝して。湯河原駅で解散しました。
◆ 図絵と現状の対比
 約一世紀前の図絵通りに残っていた主な名所は、不動の滝、だるま滝、清滝、藤木川、富士屋旅館、熊野神社、湯河原公園(万葉公園)、バス道路と橋、千歳川、小学校、五所神社、湯河原駅などです。
 現場に見られず、現存しないと確認した建物などは、大師堂、水力発電所、はさみ石、見附の松、湯河原キネマ(映画館)です。
 図絵にはない建造物は、高層のホテルやマンション、湯河原美術館、観光協会、源泉櫓(やぐら)、温泉貯湯タンク、湯河原総湯施設、バイパス道路などでした。
◆ 感想
 鳥瞰図絵1枚の観光案内としての情報量の多さと精巧さに感動しました。東京から箱根山、富士山までを広域に俯瞰し、当の湯河原温泉は滝、神社、温泉旅館群などが細密に描かれています。絵図に付記された解説により更に分かりやすくなっています。
 図絵と現状を対比することで、湯河原温泉の歩んできた歴史が体感できました。温泉や滝などの自然の恵みや神社は当時のままであった一方で、変化も確認できました。例えば湯河原温泉を支える源泉に関して。今回見たシンボルのような「源泉櫓」は自噴源泉にポンプ汲み上げ方式が加わった開発実績を、また複数の大きな「貯湯タンク」は枯渇問題を背景に持続化工夫策として導入された共同給湯システムの実態を、それぞれ理解させてくれました。
 貴重な観察会の機会をありがとうございました。(小川 潤)

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仙境湯河原温泉案内図絵の説明をする新井田さん

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今観察会の起点となった不動の滝の前で

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現存の富士屋旅館

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温泉との関わりが深い熊野神社の社前で







  

Posted by kpmtomo at 16:42Comments(0)行事報告 

2024年02月21日

よろずスタジオ「溶岩の噴火」実施報告

実施日:2024年2月18日(日)午後1時〜3時
場 所:博物館1階東講義室
参加者:61名(大人35名、子ども31名)
担 当:西澤文勝学芸員、スタッフ4名

 はじめに先生から火山噴火では溶岩のほかにガスや火山灰などが出てくること、また火山の地下深くにはマグマだまりがあることなどのお話を聞いた後、いよいよ溶岩の噴火実験開始です。一人一人に準備された用具は透明なカップ、小さな穴が開いている蓋、また溶岩になる材料として酢、洗濯糊、重曹の3つ。用具と材料を前に先生から実験の仕方の説明を聞き、入れる順番や量、入れ方などの注意点を守りながら材料を慎重に入れていき、全部入れ終わったら蓋を静かに閉めます。
 さてどんなことが起こってきたかな?の問いかけに、蓋を閉めたカップの中の様子に目を丸く輝かせていた子供たちからは、「泡が出てきた」「ぶくぶくしてきた」「ぽとぽと垂れてきた」の声。なかなか泡が出てこなかった子はちょっと不安そうでしたが時間がたつと同じようにぶくぶくとしてきてほっと安心、満足の笑顔。
 噴火実験が終わると先生からもこもこ、シュワシュワ出てきたものは溶岩です。実際の火山でシュワシュワ噴き出してくるもと(揮発性分)はマグマの中に含まれている水です。そして水を含んだマグマの圧力が低くなると一気に水が膨張して溢れ出してきます。これが溶岩です。
 実験では溶岩はカップの蓋の穴から出てきましたが、実際の火山にも溶岩が出てくる穴があります。火口といいます。
 この博物館のある位置は箱根火山の中にあり、また博物館の周辺は溶岩が流れて固まった地形というお話もしてくださいました。
 最後に溶岩や軽石の観察をして終わりです。博物館に収蔵されている火山の噴出物、小さな穴がいっぱい開いている溶岩や白くて丸い形をした軽石などを、触ったり持ちあげたりして感触を確かめていました。(佐々木あや子)

_仍海里話を聞く
火山のお話を聞く

△海゙さないようにそっとだよ
こぼさないようにそっとだよ

真剣に入れる小さな手
真剣に入れる小さな手

い゙うなるかな?
どうなるかな?

イ◆△゙くぶくしてきた!
あ、ぶくぶくしてきた!

λ△゙出てきた!
泡が出てきた!

Х收个鬚發辰董屬Δ錙次△るい!」
軽石をもって「うわー、かるい!」

溶岩の標本を前にお話を聞く
溶岩の標本を前にお話を聞く


  

Posted by kpmtomo at 19:52Comments(0)よろずスタジオ | 行事報告

2024年02月04日

「地図を楽しもう」実施報告

実施日:2024年1月20日(土)
場 所:博物館実習実験室
参加者:3名
担 当:新井田秀一学芸員

 当日の天気予報の降水(雪)確率が50%と、フィールドワークの実施が危ぶまれる状況で当日を迎えました。すでに朝から雨天です。前もって参加される方々には雨天バージョンプログラムもある旨をお知らせしておきましたので、当日の混乱はありませんでしたが、皆さん残念がっておりました。
 毎回この講座では講師の新井田さん、「地図は見るものではなく、読むもの」を力説。本講座ではこの「地図を読む」とはどのようなことなのかを体験していただこうとで毎回開催しております。地図を持って野外に出たらーりをよく観察する、とくに今いる場所に何があるのかまわりをよく見る。△錣らなくなったら立ち止まる、C録泙箸泙錣蠅里發里鬚茲見比べる。これが、地図を読むための極意だそうです。
 いつものように午前中は講義、本日は午後も屋内実習です。テキストは国土地理院地形図2万5千分の1「箱根」です。地形図の図法、縮尺、地図記号、図上の真偽、等高線などについて学びました。実際の景観と地形図に描かれ方の違い、その際どのような点に気を付けるのか、どんな目標物が地図を読むうえで便利なのかを教えていただきました、とくに目印になるのは「送電線と鉄塔」。比較的よく見えて、どこから来て、どこへ行くのか、実際の現地の様子と地図上とで見比べることが容易にできるので、重宝するそうです。これを聞いて、参加者の皆さん強く納得していました。
 午後は新井田さんの近年の研究テーマの吉田初三郎作成の鳥観図を見て、参加者の皆さんとトークセッション。用意されたのは戦前、昭和5年頃の陸軍陸地測量部作成の箱根周辺の5万分の1地形図、それと昭和10年頃の神奈川県下を中心とした交通網や観光名所を紹介したおおよそ2m×5mの大鳥観図です。鳥観図は吉田初三郎独特の筆致で描かれていて、眺めているとぐいぐい引き込まれていきます。参加者の諱さん、戦前も第1級の観光地であった横浜、鎌倉、箱根、湯河原に興味を持たれ、新井田さんとのやりとりで、地図の奥深さを十分堪能されていました。(友の会 関口)

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午前中は地図の基礎をわかりやすく学ぶ

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タブレットを使って読図をおこなうことも

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吉田初三郎鳥観図部分(箱根・小田原・湯河原)
  

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2024年01月16日

よろずスタジオ「砂とあそぼう」実施報告

実施日:2024年1月14日(日)
場 所:博物館東側講義室
参加者:106名(大人58名、子ども48名)
担 当:石浜学芸員・田口学芸員

砂の様々な性質を紹介しながら、砂を使ったいろんな自作おもちゃを体験してもらいました。
サハラ砂漠の砂を紙の上にかけ、穴から落として模様を作ったり、できた山の稜線を観察したりするコーナーは、離れられなくなるお子さんも続出。触り心地や音から、どの砂かを当てるクイズコーナーも人気でした。

1
砂をかけることに夢中になる子が続出

2
ふしぎな模様が浮かび上がります

3
どんな稜線があらわれるでしょうか
  

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2023年12月05日

「身近な植物観察入門」実施報告

実施日:2023年11月25日(土)
場 所:博物館〜吾性沢方面
参加者:8名(スタッフ3名含む)
担 当:植物グループ

 挨拶を済ませて、まずは集合場所からいちばん「身近な」植込みをのぞいてみました。ツゲの根元にホシダが目に付いたので、参加者に「シダはどうですか?」と尋ねると、「みんな同じに見えて苦手です。」とのお答えでした。そこで「これはシダといって、葉先が細長く槍の穂のように尖っている特徴があるので、シダ初心者でもわかりますよ。」と言うと、「なるほど、わかりそうです。この隣にあるシダはまた違いますね。」と興味を持たれた様子です。「これはトラノオシダと言います。虎の尻尾ですね。」「虎にしてはずいぶん小さいなぁ、猫の尾くらいか、、、」と返されます。「シダと言えば、前回の観察会であちらの植え込みにマツバランがありましたよ。」と探しに行かれる方もあり、広場脇の植え込みの端でオクマワラビとイヌワラビを見つけてスタッフの解説を熱心に聞かれる方もあります。という状況になり、今日の観察会の基調はシダという流れになりました。タチシノブ、マメヅタ、オオイタチシダ、ベニシダ、ノキシノブ等々10数種を紹介しました。
 なかでも人気が出たのがカニクサでした。2メートルを越えるツルになっていて、ツルから枝が出てこまかく切れ込んだ葉がついているように見えるけれど実は一枚の葉であること、ツルは丈夫で子供のカニ釣りに使われたのでこの名前があること、また丈夫なのでざるなどを編むのに用いられたこと、縁に胞子嚢が付く羽片と付かない羽片とは形が違うことなどの解説に興味深く反応を示されました。そして、その後の観察路の石垣に次々と小さなカニクサが出現するたびに、「またあった」、「これもカニクサ」と声が上がりました。5センチくらいの大きさのまだつるになっていないカニクサを見分けるのはパズルを解くような感覚、あるいは宝探しのような楽しさがあるのかもしれません。
 さて、花の少ない時期に咲き始めていたのはビワです。「実は食べるけど花は見たことがない」という人も何人かいて、バラ科らしい5弁の花はとにかく、ガクや花柄にもふもふと毛が生えているのに驚きの声が上がりました。
 チャノキ(茶の木)の花も満開でした。「チャノキは雌雄異株ですか?雄しべはいっぱいあるけど雌しべが見えないんですけど…」の声に、じっくりルーペ片手に探してみると、ありました!柱頭(雌しべの先端)が3つに分かれているのを初めて確認しました。
 などなど、観察に打ち込んでいると早くも正午10分前、まだ林の端に到達したばかりです。名残惜しいけれど、本日はここまで。みなさん、また4月の第4土曜日にお会いしましょうと解散しました。(文責:松井宏明)
s-1.  オレンジ色のつぶつぶ
オレンジ色のつぶつぶ(胞子のう)が可愛らしいマツバラン(ピンボケ失礼)

s-2. カニクサの胞子のうは葉の縁に付く
カニクサの胞子のうは葉の縁に付く

s-3. 5弁のビワの花
5弁のビワの花。萼(がく)や花柄にはもふもふと毛が生えている

s-4. チャノキ
チャノキ。多数の雄しべと先っちょ(柱頭)が3つに分かれている雌しべ(わかるかな?)

s-5. ビワの樹の下の観察風景
ビワの樹の下の観察風景
  

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2023年12月04日

植物観察会「晩秋の里山を歩こうー八王子市長沼公園」実施報告

2023年11月28日(火)///担当:
実施日:2023年11月28日(火)
場 所:八王子市長沼公園
参加者:スタッフ含めて15名
担 当:植物グループ

 長沼駅に集合し、挨拶と簡単な自己紹介の後、長沼公園登山口まで移動し、公園入口広場で案内板のコース図を見ながら観察路の確認をした。今日のコースは栃本尾根を登り、展望広場で昼食、下りは殿が谷の道を下りてくるコース。黄色や赤に色づいた樹々を愛でながらまた林縁の植物を観察しながら階段を登って行った。すでに花期が過ぎてはいたが、コバノガマズミやヤブムラサキなどの鮮やかな果実が目を楽しませてくれた。
 沢沿いから尾根道に出たところでアオハダやネジキ、コウヤボウキなどが出てくる。ネジキのねじれた樹皮の様子や果実などを観察。黄色く染まったアオハダは青い空に良く映えていた。アオハダでは短枝を観察、確認した。足元にはコウヤボウキがたくさんあり、1年枝の先に花をつけること、2年枝と1年枝の葉の違い、また2年枝の長く伸びた枝の節から発根し株ができていることがあると知り、みんなで新しい株探しをした。近くにナガバノコウヤボウキもあり、植物全体の姿、葉や花の付く位置の違いなど、コウヤボウキと比べながら観察。尾根道には手の届くところにたくさんの樹木があり、次々に興味がわく植物が出てくる。カバノキ科のイヌシデ、アカシデ、クマシデも近くにあり葉の形だけでなく果実も見ることができた。葉をすっかり落としたナツハゼには濃紺色の果実がびっしりとついていた。
 昼食は展望広場、11月末とは思えない穏やかな秋晴れに色とりどりの葉が青い空に映えていた。午後は殿ヶ谷の道を下った。ここではヤマノイモも見られ、午前中観察したヒメドコロやオニドコロと合わせ3種の果実や種子の違いを確認することができた。
 色鮮やかなモミジの中を下り沢沿いに出ると、キチジョウソウが私たちを迎えてくれていた。近くにはトキホコリがあり、県内では分布が限られていると聞き、皆さん腰をかがめてカメラに収めていた。このあと、アワブキの赤い果実を観察して今日の観察会を終了した。
(植物グループ 佐々木あや子)

ヾ兒〜阿離魁璽浩睫
観察前のコース説明

黄葉のアオハダを眺める
黄葉のアオハダを眺める

たわわに実ったナツハゼ
たわわに実ったナツハゼ

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真っ赤に染まったモミジの中を歩く

ヂ沿いのキチジョウソウ
沢沿いのキチジョウソウ

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みんなでカメラを向けたトキホコリ

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赤い実を付けたアワブキ
  

Posted by kpmtomo at 21:41Comments(0)行事報告 

2023年11月24日

よろずスタジオ「葉っぱであそぼう」実施報告

実施日:2023年11月19日(日)
場 所:博物館講義室
参加者:77名(大人42名、子ども35名)
担 当:スタッフ8名

「葉っぱで遊ぼう」の部屋に入ると、白板いっぱいに飾られた色とりどりの秋の植物が迎えてくれました。 「うわ〜、きれい!」 「早く何か作りたいな!」 今回用意したのは次の3つです。
1.葉っぱの窓  2.葉っぱのこすりだし 3.葉っぱをつけてみんなの木をつくろう
落ち葉1枚を手にして、子どもも大人も、とても楽しそうでした。その様子にスタッフも元気をいただきました。小田原短大保育科の2名の学生さんが若い力を発揮して下さいました。
30分完全入れ替え制で4回繰り返しました。(友の会 浜岡史子)

*案内板「葉っぱで遊ぼう」
1「葉っぱで遊ぼう」案内板3

*会場を葉で飾る
2会場を葉で飾る3
会場を採りたての葉で飾り、晩秋のも山を思い浮かべる

1.葉っぱで赤・黃・緑の窓づくり
丸や三角の3つの窓にそれぞれ赤・黄色・緑の箱からお気に入りの葉を選んで貼っていきました。外の光や蛍光灯などにかざしてみると葉の色や葉脈がきれいに見えました。
3「光にかざしてきれい」3
精一杯手を伸ばし光にかざし「うわ〜面白いね〜」

4「僕らのお面、かっこいいでしょ」
「僕らのお面、かっこいいでしょ」

2.葉っぱのこすりだし
コピー用紙の下に葉っぱを入れ、「赤ちゃん用クレヨン」で葉っぱのこすりだしにトライ。
葉によっては、なかなか葉の形が出ないことも。
やりやすい葉や紙を選ぶなど、スタッフとしては、もうひと工夫かな……
5「窓もこすり絵も上手に出来たよ」 (1)
「葉っぱの窓もこすりだしもちゃんと出来たよ」

6 「クレヨンはこうもってね」3
「クレヨンはこうもってね」「パパは押さえる人、僕はこする人ね」

3.葉っぱを付けてみんなの木をつくろう
好きな葉を葉っぱコーナーからとってきて枝だけ描かれた木に貼り付けました。
大きな葉、色々な形の葉、赤や黄色や茶色の葉などお気に入りの葉を真剣に選びました。
7「僕はこの葉がいい」「私はこの赤い葉]3
「僕はこの葉がいい」「私はこの赤い葉」 気に入った葉を選ぶ

8「「どこか貼るとこあるかな」3
「どこか貼るとこあるかなあ」「大丈夫、まだ貼れるよ」

9みんなの木
出来上がったみんなの木


  

Posted by kpmtomo at 21:21Comments(0)よろずスタジオ | 行事報告

2023年11月20日

生物間共生講演会Ⅺ「昆虫の大発生を防ぐ菌類と助ける菌類」実施報告

実施日:2023年11月11日(土)
場 所:博物館講義室
参加者:35人
講 師:鎌田 直人 氏(東京大学千葉演習林長、教授)

今回が初めて参加となります。
たいへん興味深い話を聞かせていただきまして、学び多い一日となりました。参加させていただき、ありがとうございました。

ブナアオシャチホコ
・蛹の期間が長い3/4~2/1/年(約9か月から10か月間)を蛹で過ごす。
・幼虫の時に食べたもの(葉の量)で卵の数が決まる。
・1齢の時は葉の表を食べ、2齢以上になると葉の裏面を食べる
・終齢時には1齢の時に比べて150倍の大きさになる。・・・等

虫によって好みの樹種(葉)が有る。ということは知っていましたが、その葉に対しても、葉の表面のさく状組織を食べる。裏面の海綿状組織は食べられない。といった事や1本の樹に、「おいしい葉っぱ」と「おいしくない葉っぱ」がある。という事に興味を持ちました。

私は造園業の仕事をしているのですが、庭を管理していく中で、虫による大規模食害被害を軽減させるべく、幼虫の発生初期段階で、手で取り除く事をしているのですが、(農薬をまかない)その作業を行っている時にフッと思った事が、下から見上げて幼虫を見つけて取り除く。幼虫が葉の裏側に居るから見つけやすいなぁ。これが、葉の表に幼虫が居たら下からは見えないから、木に登って上から見ないと居るかどうか分からないから、取り除く事は今より難しいだろうな。幼虫が葉の裏側(見つけやすい場所)に居てくれてよかった。と思った事があります。

「どうして葉の裏側に居るのかな?」
「どうしてこの葉には居て、隣の葉には居ないのかな?」
と思う事があっても、その後に調べる事もせずにいましたが、今回、先生のお話を聞いて「なるほど!そういう事か!」と思う事がいくつも在り、(もちろん虫(幼虫)によっては表面の葉につくものもたくさん居ると思っています。)、私の中でなんとなく思っていた事に答えをもらったようなお話しでした。

ナラガレについてのお話の中でも養菌性昆虫としてのキクイムシの話しも面白く聞かせてもらいました。
通った穴?かじって空けた穴?の表面に菌を培養し、それを食料としている事、その培養した菌を食べつくすとその表面は黒くなる事。確かに穿孔虫によって枯れてしまった樹木を伐採した時に見た穴は、黒い(茶色い)くなっていました。

なにげなく見過ごしていた(見逃していた)事が案外調べてみると、自分が興味をそそられる内容である。という事に気が付きました。
調査や観察していく苦労もたくさんあると思っているのですが、長年見続けていく事がとても大事な事という事。

私なりに見続けていく努力と「どうしてかな?」と思った事をそのままにせず、「掘り下げて調べてみる」という事をもっと大事にしていこうと思った講座でした。
たいへん学びある一日でした。
ありがとうございました。(深澤)

鎌田直人先生
鎌田直人先生

先生の話術に聞き入る参加者
先生の話術に聞き入る参加者

図1
ナラ枯れのメカニズム
  

Posted by kpmtomo at 22:12Comments(0)行事報告