2016年09月17日

よろずスタジオ” 菌類分野「いろんなカビを見てみよう」活動報告

実施日:2016年9月11日(日)13:00〜15:00
場 所:博物館講義室
参加者:161名(大人88名、子ども73名)
講 師:スタッフ6名

昨年に引き続き、菌類の有志チームの出展は「カビ」をテーマとしました。
当日の天気は曇りでしたが、予報では雨だったこともあり、来館者が多かったようです。
展示内容は、昨年に準じたもので、「カビの紙芝居」「コウジカビ、サビ菌などの顕微鏡観察」「きのこパズル」「きのこスタンプ」などです。また、事前に生のキノコをたくさん採集でき、野生キノコの実物展示が彩りを加えてくれました。やはり実物は説得力が違います。楽しんでもらえたのではないでしょうか。
カビと言うと一般には嫌われがちですが、来場者からは「カビの世界を垣間見ることができた」という感想を始めとして、中には「カビは人の生活、そして生態系の一員として欠かせない存在だということに気付いた」という感想も頂くことができました。(友の会:山本(洋))

キノコの展示コーナーでの参加者の様子:
・黄色の切り口からみるみる青く変わるきのこ、イロガワリにびっくりした
・脳みそそっくりなノウタケに触って、ふわふわを実感しました
・真っ赤で毒々しいタマゴタケが食べられると聞いて、驚いた方多数
・ニオイコベニタケでは、匂いをかいで「どこかでかいだ匂いだ」としばし考えて
・キノコがカビの仲間とは知らなかった
*目で見て、手で触り、匂いをかいでキノコワールドを味わった様子で、爐茲蹐坤好織献″の面目躍如でした。  (スタッフ一同)

出番を待つキノコ達
出番を待つキノコたち
紙芝居でカビの豆知識を得る
紙芝居でカビの豆知識を得る
どれどれ、父さんも見てみよう
大入りの会場
大入りの会場
大入りの会場
  

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2016年09月16日

第121回サロン・ド・小田原「すべては元素でできている」アンケート結果

salon121st

 2016年8月27日(土曜)に第121回サロン・ド・小田原「すべては元素でできている」(話題提供:平田大二さん)が、神奈川県立生命の星・地球博物館にて、博物館と友の会により共同開催されました。講師、スタッフをあわせると第一部の話題提供(講演会)には59名、第二部の交流会には29名の参加があり盛況な会となりました。
今後のサロンド小田原の参考に、当日アンケートを行いました。回答いただいた36名のご意見をまとめました。この場にてアンケート結果を示します。ご協力ありがとうございました。
(アンケート・集計:友の会およびサロンド小田原担当学芸員)  続きを読む

2016年09月13日

第121回 サロン・ド・小田原「すべては元素でできている」参加報告

[開催日] 2016年8月27日(土曜)
[会場] 博物館西講義室、レストラン・フォーレ
[話題提供] 平田大二 氏(生命の星・地球博物館館長)
[参加者数] 第1部講演59名、第2部交流会29名
平田大二館長
平田大二館長

講演会の開会
講演会の開会

 特別展「 Minerals in the Earth 」に呼応して、今回のサロン・ド・小田原は開催された。第1部講演に先立って30分ほど平田館長による特別展の解説も行なわれた。その内容は準備のため参加できなかったので内容は不明だが、小中学生や高齢者の方も交えて、好評であったようだ。
特別展の解説
特別展の解説

 第1部の演題は「すべては元素でできている」と言うだけあって、ほとんど元素のお話を聞かせて頂いた感じであった。この講演のために勉強されたという元素・原子に関する本の内容を紹介された。ヒトを構成している元素の量からその価値を計算すると13,000円くらいだ。とか、銅元素はヒトの心臓に不可欠であるとか、興味深い内容もあった。が、私としては、水素やヘリウムの元素からどのようにして鉄や金などの元素が出来てきたのかとか、ルビーはどのようにして作られ、どのような元素で出来ているのか、そしてどの元素が加わるとサファイヤになるのかと言った鉱物と元素の関わりについてお話を伺いたかったというのが私の本音であった。
 最後の質問に、「もし、マントルまで行くことが出来たら、ダイヤモンドは取り放題か?」と言うのがあったが、これはおもしろいと思った。その回答は‥‥
質問タイム
質問タイム

 第2部では、レストラン・フォーレの会場に、特別展会場の写真がスライドショーされる中、特別展に関わった方の苦労話などがたくさん披露された。宝石の展示のお手伝いをされた方は、ストローを切って作った台の上に乗せた石が傾いてはいないか、そればかりが気になって毎回見ていると言うものや、展示方法に関係した学芸員からは、琥珀の照明の工夫や、白と黒の色を基調にした展示を心がけたお話など、これからの特別展を見る目を少し良くして頂いた。
 最後に今回、初めて参加された高齢者マンションにお住まいの4人の方からサロン・ド・小田原への感謝のお言葉があり、胸がジンとくる思いでした。
 このパターンでの開催は、一応、今回が最後となり、次回122回サロン・ド・小田原(H28年11月5日(土))は14:00開会になる。会が終了して一抹の寂しさを感じたのは私だけではなかったようだ。
(文章・写真:飯島俊幸)
  

2016年09月11日

子ども自然科学ひろば「箱根火山の火山灰を調べてみよう」活動報告

実施日:2016年8月12日(金)
場 所:入生田丸山・博物館実習実験室
参加者:420名(大人210名、子ども210名)
講 師:笠間友博学芸員

 私は今回、実習生という立場でこの講座に初めて参加しました。東京軽石層から採取されたテフラ試料を親指ですり洗いし、現れた鉱物を実体顕微鏡にて観察する講座でした。洗っているときはみんな不思議そうな顔をしていましたが、顕微鏡を見た途端「すごくきれい!」と声をあげていました。今回は参加者が例年の倍近くの420人にもなったとの事で、実験室は終始賑やかでした。
 子供も大人も、スタッフの方々も楽しめて素晴らしい講座となりました。(吉原 遥)

常に賑やかな会場風景
常に賑やかな会場風景
実習大学生の皆さん
お手伝いを頂いた実習大学生の皆さん
おじいちゃんと鉱物探しの競争だよ!
おじいちゃんと鉱物探しの競争だよ!


  

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2016年08月14日

「プランクトン観察〜顕微鏡で観察・スケッチ・写真撮影」活動報告

実施日:2016年8月6日(土)13:00〜15:00
場 所:実習実験室
参加者:子ども4名、大人10名
講 師:小田部 家邦氏
担 当:スタッフ6名

 先生からプランクトン全般のお話の後、プレパラートの作り方、生物顕微鏡の正しい使い方を教わり観察スタート。一つ見つけると、次々と見つかり種名を調べたり、スケッチしたり、特徴のあるのはCCDカメラを使い、みんなでモニターを見ながら先生に解説をしてもらいました。ツヅミモの原形質流動が見えたり、ツリガネムシの伸び縮みする動きを観察できました。アンケートの感想より「いろいろなプランクトンが見れてよかった」「種類の多いのに驚いた。その生態の面白いことがわかった。」「先生のミドリムシのお話がとても面白かった」など。参加者みなさんが大変熱心で充実した講座になりました。(担当:矢野清志)


1
Fig.1 見つけたプランクトンをスケッチ
2
Fig.2 モニターを見ながらツヅミモの説明を聞く
3
Fig.3 ボードに見つけた種名を記録します
4イカダモ
Fig.4 イカダモ




  

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2016年08月13日

地話懇話会『ゴンドワナ大陸の誕生を探る旅−マダガスカルの誕生と人々』実施報告

実施日:2016年7月27日(水)
場 所:博物館西側講義室
参加者:27人
話題提供者:有馬 眞 先生(横浜国大名誉教授)

 有馬先生の話題は、マダガスカル国の生い立ちからのお話で、超大陸パンゲアやゴンドワナ大陸との関連によるマダガスカル島の成立、それからの地質・鉱物・岩石の詳細な分布など、私にとっては奥深い地学研究の一端を知ることができました。その後に話されたマダガスカルの人々の生活、アジア系と見られる顔つきと人柄、フランス植民地化と生活の変化、更には自然破壊の現状など、私達人類が向かうべき方向を考えさせられました。是非行って見たい場所です。(伊庭 功明)

P7270014B
有馬先生による地話懇話会風景
P7270019B
参加者の皆さん
  

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植物観察会「泊まって楽しむ花の八方尾根」実施報告

実施日:2016年8月1日(月)・2日(火)
場 所:八方尾根自然研究路(長野県北安曇野郡)
講 師:勝山輝男学芸員
参加者:31名
担 当:友の会植物グループ

8/1 八方ロープウェィ駅に12:00過ぎに到着、ゴンドラとリフトを乗り継いで黒菱平で降り、鎌池湿原の自然研究路をお花を見ながら登っていきました。低木と草原状のお花畑、夏山本番といった感じ。蛇紋岩の影響で大型の木本(クロベやコメツガなど)が背が低い。
タカネアオヤギソウ、エゾアブラガヤ、ミヤマホタルイ、ミチノクヨロイグサ、ハクサンタイゲキ、キンコウカ、シモツケソウ、カライトソウなどが色とりどり咲いていました。また、八方尾根で発見されたハッポウと名の付く植物、ハッポウアザミ、ハッポウタカネセンブリ、ハッポウウスユキソウも咲いていました。八方池山荘直前で雷が鳴り雨に降られ、山荘到着は午後2:35頃になりました。
8/2 八方池山荘を朝6:00前に出発
 アマニュウ、クガイソウ、ヨツバシオガマ、コタヌキラン、シラネニンジン、それに雪が遅くまで有った谷にはミヤマアズマギク、タカネクロスゲ、岩礫地や崩壊地にはクモマミミナグサ、ミヤマムラサキなどが見られました。
 下って八方池(2060m)ではハッポウワレモコウ、ニッコウキスゲも見られ、池を回ってトイレのある所から来た木道を下って八方池山荘に着いたのは午前11:20頃でした。山荘でお弁当を食べ12:20リフトを乗り継いで八方ロープウェィ駅下からバスで帰りました。
 途中、親海湿原で1時間位散策を楽しみました。
ここでは、サワギキョウ、ドクゼリが沢山咲いていました。さらにセリ科では初めてヒュウガセンキュウを見ることができました。
今回参加してハッポウアザミ、シロウマアザミ、オニアザミの3種とセリ科のイブキゼリモドキ、ハクサンボウフウ、シラネニンジン、ミヤマウイキョウ、イブキボウフウ、アマニュウ、ミチノクヨロイグサなどが見られ、帰り道での親海湿原でもヒュウガセンキュウ、ドクゼリなど見ることができました。
 夕食後には先生方から八方尾根の植相やアザミなどのお話しを聞くことができて、植物グループの方々からは自然研究路で出会った植物の名前をたくさん教えていただき、お得なお得な花観察山行でした。(菅澤桂子)

1_ハクサンシャジンとアルプスの山々
ハクサンシャジンとアルプスの山々(松井宏明撮影)
2_ハクサンタイゲキ果実の毛
ハクサンタイゲキ果実の毛(小久保恭子撮影)
3_タカネマツムシソウ
タカネマツムシソウ(小久保恭子撮影)
4_ハッポウタカネセンブリ
ハッポウタカネセンブリ(小久保恭子撮影)
5_ハッポウタカネセンブリ2
ハッポウタカネセンブリ 2(小久保恭子撮影)
6_八方池に向けて登りながら
八方池に向けて登りながら(松井宏明撮影)
7_タカネイボキボウフウ
タカネイブキボウフウ(小久保恭子撮影)
8_ハッポウワレモコウ
ハッポウワレモコウ(松井宏明撮影)

  

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2016年08月02日

第121回サロン・ド・小田原『すべては元素でできている』のお知らせ

神奈川県立生命の星・地球博物館&友の会 共催
第121回サロン・ド・小田原『すべては元素でできている』
2016年8月27日(土曜)17時30分から


 サロン・ド・小田原は、第1部講演&第2部交流会を通じて、学芸員や自然史好きの仲間等と気軽に語り合う集いです。
 今回は、岩石学が専門の平田大二さん(生命の星・地球博館長)が特別展にちなんだお話をします。みなさま、お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。

特別展_Minerals in the Earth


第1部講演
演題: 「すべては元素でできている」
話題提供:平田大二氏(生命の星・地球博物館館長)
内容:
 元素は宇宙で生まれ、地球に集まり、鉱物や岩石だけでなく、大気や海、そして私たち生き物もつくりだしました。元素のことは理科の授業で習ったはずですが、忘れてしまっている方も多いと思います。今回のサロンでは、特別展「Minerals in the Earth ―大地からの贈り物―」の開催にちなんで、ふだんはあまり気にすることのない元素について、お話ししようと思います。

第2部交流会
 第1部の講演を受け、自然史のこと、博物館のことなどを話題に、参加者のみなさんと交流を深めましょう。この機会に博物館や友の会のスタッフと気軽にご歓談ください。

【日時】平成28年8月27日(土曜)17時30分から20時(*16時20分より受付:講演前のプレサロンでは展示解説を予定しています)
【場所】神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
【交通】箱根登山鉄道「入生田駅」下車3分
【第1部講演】17時30分から18時30分(博物館1階西側講義室)
【第2部交流会】18時40分から20時(3階レストラン)※交流会は事前申込制
【参加費】第1部講演のみの参加は無料。第2部交流会参加費は大人1000円
【申込】第1部講演はどなたでも参加できます。交流会は事前申込みが必要です。友の会事務局(ファクシミリ:0465-23-8846またはハガキ)まで交流会の参加申込をお願いします。講演のみ参加の場合は、事前申込み不要です。
【友の会事務局】小田原市入生田499生命の星・地球博物館友の会事務局
【博物館URL】http://nh.kanagawa-museum.jp/
【これまでのサロンド小田原】http://blog.livedoor.jp/kpmtomo/archives/cat_50006850.html
【問合せ】生命の星・地球博物館電話:0465-21-1515(担当:松本・田口)  

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2016年07月10日

第120回サロン・ド・小田原「エチオピア、ケニア、アイスランド、地溝帯の火山を訪ねて」アンケート結果

第120回サロンド小田原

 2016年6月4日(土曜)に第120回サロン・ド・小田原「エチオピア、ケニア、アイスランド、地溝帯の火山を訪ねて」(話題提供:長山武夫さん)が神奈川県立生命の星・地球博物館にて博物館と友の会により開催されました。講師、スタッフをあわせると第一部の話題提供(講演会)には42名、第二部の交流会には28名の参加があり盛況な会となりました。
 今後のサロンド小田原の参考に、当日アンケートを行いました。回答いただいた10名のご意見をまとめました。この場にてアンケート結果を示します。ご協力ありがとうございました。
(アンケート・集計:友の会およびサロンド小田原担当学芸員)  続きを読む

2016年07月09日

第120回サロン・ド・小田原「エチオピア、ケニア、アイスランド、地溝帯の火山を訪ねて」参加報告

[開催日] 2016年6月4日(土曜)
[会場] 博物館西講義室、レストラン・フォーレ
   東講義室(ミニ写真展)
[話題提供] 長山武夫氏(生命の星・地球博物館友の会会員)
[参加者数] 第1部講演42名、第2部交流会28名

長山武夫 氏
長山武夫 氏

 今回は、長山さんが旅した地溝帯周辺の自然を臨場感あふれる写真とともに紹介していだきました。地溝帯は大地が裂けて広がる場所で、それに伴う火山活動により様々な地形が生み出されています。
 最初にお話していただいたのは、2015年3月に訪れたアイスランド。大西洋中央海嶺の上にあり、長大な大地の裂け目「ギャオ」が島を南北に貫いています。訪れたのが冬で大地が雪に覆われていたため、残念ながら遠くから裂け目を確認するのが難しくなっていましたが、裂け目の中を歩くことができたそうです。アイスランドといえば温泉とか氷河が有名ですが、6〜7分に1回お湯が20 mもの高さまで噴き上がるアイスランドのストロックル間欠泉の動画や、その全貌を見渡すことができないほど巨大な氷河の写真などで目を楽しませていただきました。
第1部会場の様子
第1部会場の様子

 真冬のアイスランドの次は、赤道をまたぐケニア。そこはアフリカ大地溝帯のど真ん中。地溝帯の中にいると、そこが地溝帯だとは分からないほどの広くて平らな大地。標高2550 mの展望台「SubukiaViewPoint」から見て初めて巨大な地溝帯の存在を認識できるということです。
 長山さんはアフリカ大地溝帯の北部(エチオピア)も旅されています。そこには地溝帯独特の様々な地形が見られます。エルタ・アレの溶岩湖の動画では、マグマが激しく噴き出る音が聞こえ、まさに地球の躍動感を感じることができました。
アフリカでの移動
アフリカでの移動

 アイスランド、ケニア、エチオピアの地溝帯とそれに関連した多様な地形を写真だけでなく動画も交えて紹介していただき、私も実際に現地に行って見てみたいと思いました。
 第2部・交流会ではマダガスカルの原猿類、ケニアの野生哺乳類、カナダのホッキョクグマ親子、南極のペンギン・クジラ、インドネシアのオランウータンなどの写真をスライドショーで紹介していただきました。世界各地を旅されて写真を撮ってこられた長山さんの苦労話なども聞かせていただきました。極寒のカナダでホッキョクグマの撮影をされた際には撮影機材だけでなく防寒の装備など準備段階から大変だったとお伺いしました。また、ホッキョクグマの親子の撮影をされた際には、接近するのがとても危険なため100 m以上離れて撮られたそうですが、とても写真が鮮明で長山さんの撮影技術の素晴らしさに脱帽です!
第2部交流会場
第2部交流会場

 実際に世界中を旅され風景から動物まで様々な写真を撮られている長山さんのお話を聞くことができ、改めて自然や動物の多様性を実感することができました。生命の星・地球博物館には、大地溝帯に関する展示(ジブチのトラバーチン)や野生哺乳類の多様性を学ぶことのできる展示(「恐竜から哺乳類へ」の剥製)がありますが、現地に行ってそれらを五感で感じることができるというのは大変羨ましいです。
 第1部では火山の、そして第2部では動物たちの自作写真ハガキを長山さんより参加者全員におみやげとしていただきました。ありがとうございました。
ミニ写真展会場
ミニ写真展会場
(文章・鈴木聡、写真・飯島俊幸)
  

2016年07月06日

「変形菌を観察してみよう!」活動報告

実施日:2016年7月2日(土)
場 所:入生田丸山・博物館3階実習実験室
参加者:17名
講 師:萩原博光国立科学博物館名誉研究員 スタッフ6名

 午前中は、萩原先生に変形菌について「生活環」や「探し方」のお話を聞いた後、入生田丸山からしだれ桜広場まで、赤い変形体やアミホコリなどを観察しながら登った。しだれ桜広場では昼食の後、それぞれに変形菌探しに挑戦した。午後は博物館に戻り、採集した変形菌を実体顕微鏡で観察した。またいろいろな子実体をCCDカメラで大きく映して解説を聞いたり、「子実体の構造やしくみ」について勉強した。
参加者からは、野外での変形菌探しが楽しかった、実体顕微鏡観察が面白い、自分で見つけられたので良かった、また参加したいなどの感想があった。ジクホコリ、キミミズフクロホコリ、ハイイロフクロホコリ、アミサカズキホコリなどおよそ20種が観察出来た。(友の会・矢野倫子)

1
変形菌探しに夢中
2
皆で採集した変形菌
3
クラカタホコリ
4
ハイイロフクロホコリ
5
栗のイガについたコシロジクキモジホコリ
 
  

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2016年06月30日

よろずスタジオ「葉脈標本をつくろう」実施報告

実施日 2016年6月25日(土)13:00〜15:00
場所  博物館3階実習実験室
参加者 108名(こども65人 大人43人)
担当  大西学芸員 スタッフ 10名

「葉脈ってなに?」「葉脈って知ってる?」という大西学芸員の問いかけでスタート。「葉脈にはいろいろな種類があるよ」「葉脈は水や栄養を運んでいるところだよ」という説明をこどもも大人も真剣に聞き入っていました。続いて「歯ブラシは上からトントンとやさしく叩いてね」と作り方の手順と注意を受けて、いよいよ標本作りに挑戦です。ヒイラギ、ヒイラギモクセイ、ブナ、ツバキ、クチナシから2〜3枚の葉を選び、トントントン。
網目が見えて出来上がり。アイロンかけて、台紙にはっぱの名前を書いて、ラミネートして、完成です。30分入れ替え制で次々と4回しました。

「すごくうまくできたよ」「みんなに褒めてもらった」
「説明が丁寧でよくわかった」
「孫と一緒の旅行のステキな思い出の作品になりました」
など、楽しかった、またやりたいというたくさんの感想をいただきました。 
                        (浜岡史子)
よろず看板
よろず看板

大西学芸員の葉脈の説明
大西学芸員の葉脈の説明

楽しくトントン
楽しくトントン

完成標本に葉の名前を書く
完成標本に葉の名前を書く  

2016年06月25日

友の会オープン講座「『プランクトン観察』顕微鏡で観察・スケッチ・写真撮影」のご案内

淡水プランクトン観察を行います。講師やスタッフが採取水を準備しますが、お家の近くの池や小川、田んぼの水を持参し、観察してみませんか。おどろきの世界に出会えます。

プランクトン講座案内用
ご紹介
20年前の小田部先生著の月間たくさんのふしぎ「小さなプランクトンの大きな世界」が2016年4月1日に傑作集として単行本で発刊されました。

【日 時】平成28年8月6日(土)10:00〜15:00
【場 所】博物館3階実習実験室
【講 師】小田部 家邦氏
【対 象】子どもから大人まで25名/オープン(申込多数の場合抽選)
【参加費】友の会会員、中学生以下  500円/人
     高校生以上の友の会非会員 700円/人
【申 込】往復はがきに必要事項(「プランクトン観察」参加希望 と書き、参加希望者全員の住所、氏名、年齢、電話番号、友の会会員の方は会員癲砲鯢ず明記の上、博物館までお送りください。
メールでの受付はしておりません。当日の詳細は返信はがきでご連絡します。
【申込先】〒250-0031 小田原市入生田499 神奈川県立生命の星・地球博物館友の会「プランクトン観察」係
【締 切】平成28年7月21日(木)必着
【問合せ】TEL045-512-5005(友の会 矢野)まで。夜間にお願いします。
  

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2016年06月08日

出前講座「変形菌を観察してみよう」実施報告

実施日:2016年6月5日(日)
場 所:茅ヶ崎市堤 清水谷(しみずやと)
参加者:16名
講 師:矢野倫子(スタッフ2名)
共 催:清水谷を愛する会

 この日、関東地方は梅雨入りとなり、朝からあいにくの雨。「変形菌とは?」「生態や種類について」「採集・観察の注意」を説明した後、谷(やと)に観察に出かけました。茅ヶ崎市市民の森に隣接した清水谷は谷戸奥部の湧水源から流れるせせらぎによって湿潤な環境が保たれている場所です。子供たちは熱心に、次から次と落小枝や倒木から変形菌らしきものを見つけて観察していました。雨に濡れると落葉に着いた変形菌などは見えにくくなりますが、倒木上では、マメホコリ、ホソエノヌカホコリ、キカミモジホコリ、落葉上ではシロジクキモジホコリ、ホネホコリなどが観察出来ました。参加者の感想アンケートから、「自宅の近くでも出前講座をしてほしい」「また変形菌を探してみたい」など変形菌に興味を持っていただいた様子が解り、講師としてとてもうれしく思いました。
(友の会会員 矢野倫子)

変形菌って何?
写真

「小さいもの」を見つけるのは子供たちの得意
写真

雨に濡れたホネホコリを見つけた
写真

  

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2016年06月01日

植物観察会「春の芦ノ湖東岸を歩く」実施報告

実施日:2016年5月18日(水)
場 所:箱根町芦ノ湖東岸
参加者:32名
講 師:勝山輝男学芸員(スタッフ5名)

 集合場所まで要所毎に役員さんが立って下さり、迷う事無く着く。フリーパス利用の案内と観察資料を頂く。80分程の車中、噴煙で立ち枯れた木々が見え、イオウ臭もする。大地の呼吸を感じ、負けずに芽吹く樹木の逞しさに胸がいっぱい。終点で下車。
 前日の雨で木々の緑が瑞瑞しく、美しい。スゲ属の観察に最適な時期との事、神山通り入り口手前の渓流でナルコスゲ、遊歩道沿いにホンモンジスゲ、ハコネイトスゲ、柔らかなミヤマカンスゲ、日本で最初に命名された(先生談)ヒゴクサ、イセアオスゲ等約13種を観察。地下茎の有無や花茎の出る位置、花序、用途等を解説しつつ同定される勝山先生は本当にsuge〜!(スゲ!)
 コミヤマスミレが群生し、数輪咲き残っていたのもキクムグラやクルマムグラの花の波も嬉しい。星状毛が美しいハコネグミ、カエデ類、ガマズミの仲間、ミヤマシキミ、ゴマキ(ゴマギ)、アカガシの樹皮等を観察。見慣れたキブシやムラサキシキブの葉がこの場所では小さい事に気付きました。
 至近でヤブサメが鳴いても、立派なヘビにも無反応で観察する先輩方の集中力に脱帽した1日。皆様お世話になりました。(友の会会員 中山真希子)

地味なスゲの観察も熱心に_浜岡史子
地味なスゲの観察も熱心に(浜岡史子撮影)
今日のテーマの一つテキリスゲ_浜岡史子
今日のテーマの一つテキリスゲ(浜岡史子撮影)
ヒメレンゲが真っ盛り_山本絢子
ヒメレンゲが真っ盛り(山本絢子撮影)
キクムグラの花_小久保恭子
キクムグラの花(小久保恭子撮影)
クルマムグラの花の群落_小久保恭子
クルマムグラの花の群落(小久保恭子撮影)
アオホオズキ_浜岡史子
アオホオズキ(浜岡史子撮影)  

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2016年05月25日

よろずスタジオ「恐竜のしっぽ体験」実施報告

実施日:2016年5月15日(日)13:00〜15:00
場 所:地球博物館講義室 
参加者:122名(子供 53名、大人69名)
担 当:大島学芸員、スタッフ7名

今日のよろずスタジオでは、恐竜のしっぽ体験をしました。
先生は大島学芸員、場所は1階講義室です。
場所を広く使えるように、半分を講義できる形にし、半分は体験スペースとして動き回れるように椅子や机を寄せた形にしました。
講義の側では、草食と肉食の恐竜頭部を二つ展示し、片付けた椅子の前にホワイトボード置きました。
運動スペースでは、恐竜のしっぽを模した装着物を数点用意しました。
また、壁にほぼ実物大の絵が描かれたタペストリーを掲げ、サイズや立ち方が分かるようにしました。

受付をして手前で講義を受けてから奥で体験をする流れとし、動線も確保する形にしました。
講義では、しっぽの役割についてクイズが出題されました。
・バランスを取るため(ネコやサルでみられる)
・虫を払うため(ウシやウマでみられる)
・休むときのため(カンガルーでみられる)

答えはバランスをとるためなのですが、実際にしっぽをつけると、恐竜の立ち方をすることによってすばやく動けることがわかります。
しっぽを外したときに恐竜の立ち方をすると、バランス取るのが難しく、大人も子供もしっぽの役割を体験で納得してもらえたようです。
兄弟や親子だけでなく友達同士や大人も楽しんでいたようです。
子ども同士だと、恐竜になりきって戦うので、しっぽのクイズに「たたかう」を追加しても良いかもしれません。
このイベントは、親子で体験でき、記念写真を撮れるので、人気のイベントになっていきそうです。
 (教育ボランティア 豊田淳子)

参加者の感想
・恐竜になれて面白かった      小2 男
・しっぽで戦うのが面白かった    5才 男
・恐竜のしっぽのことを教わってよかった  小6 女(3人)
・腰が痛くなった          小4 男
・走ると重い            小2 女

看板
看板
会場セット完了
会場セット完了
親子でしっぽ体験
親子でしっぽ体験
兄弟でしっぽ体験
兄弟でしっぽ体験
幼児用しっぽ
幼児用しっぽ
僕はディノニクスだ〜
僕はディノニクスだ〜  

2016年05月19日

地話懇話会「マグマ中の揮発性成分のお話し〜岩石の研究から わかること」実施報告

実施日:2016年4月27日(水)
場 所:博物館西側講義室
参加者:28人
話題提供者:山口珠美氏(箱根ジオミュージアム学芸員)

 講演で、初めに映し出された映像は、安山岩中に見られる斑晶の顕微鏡写真です。斑晶の内部には、微細な輝石や斜長石等の結晶の他に丸みを帯びたガラス包有物が観られるとの指摘があり、中には気泡を含むものも有りました。
 いったいこれは何を物語っているのだろうか、思いあぐね続けました。後半、専門の方々から「マグマ混合」という言葉が飛び出しました。火成岩の多様性が生じる原因の1つには、この点にあるようです。異なるタイプのマグマの存在、部分溶融度の違い、またマグマの上昇やマグマ溜りでの結晶分化作用程度の違い、そして冷却過程や混合の仕方の違いなどが話題になりました。
 これらの地話懇話会での話題の展開は、瀬戸内火山岩類の分析に取り組もうとしている私にとっては、大きな刺激を得ることのできた貴重な時間でした。(盒供))

地話懇話会風景(山口学芸員)
山口珠美学芸員による懇話会風景
参加者の皆さん(4/27)
参加者の皆さん

  

Posted by kpmtomo at 21:18Comments(0)TrackBack(0)地話懇話会 | 行事報告

地話懇話会「近代における箱根火山溶岩の石材利用と 土屋大次郎の企業家活動」実施報告

実施日:2016年3月23日(水)
場 所:神奈川県立歴史博物館
参加者:32人
話題提供者:丹治雄一 氏(歴史博物館学芸員)、山下浩之学芸員(生命の星・地球博物館)

 地球の造り出した石、その石展が神奈川県立歴史博物館で開かれている中、地話懇話会が行われた。先ずは、その昔当博物館が銀行で有ったことから地下金庫室や屋上ドーム内の見学などが有り、今日の参加者のみの特典に一同感動でした。次に石展に関する博物館の外壁材(白丁場石:しろちょうばいし)の解説に移り、興味が有ったのは忍性僧が鎌倉極楽寺開山時、奈良から石工を連れて来たことです。境内に残る製薬鉢や千服茶臼などは、その石工が作ったのであろうか?。今回古文書等を紐解き、その石が国宝や重要文化財の建築材に使用されていることを調べた等、正に石の文化を研究されている丹治学芸員に賞賛の拍手を送ります。(小川 治作)


地話懇話会風景(丹治学芸員)
地話懇話会風景(左:歴博学芸員の丹治雄一氏)

歴博壁の「白丁場石」解説
「白丁場石(講師後ろ)」の解説


  

Posted by kpmtomo at 21:14Comments(0)TrackBack(0)地話懇話会 | 行事報告

地話懇話会「大磯丘陵テフラ観察会」実施報告

実施日:2016年2月13日(土)
場 所:大磯丘陵周辺
参加者:20人
講 師:笠間友博 学芸員

 今までローム層と言うと、各イベント間の穴埋めくらいの地味な感覚と、あの細かい分類で敬遠しがちな分野でした。今回大河ドラマの伊賀越え場面を彷彿させる谷と沢を歩き辿り着いた露頭は、模式地と言うのに大変ふさわしく約3万年の間に起こった数多くの周辺火山の噴火の移り変わりを表情豊かに繊細に記録していることが分かりました。各層にバヤリースやハムといったあだ名を付けているのにも茶目っ気とローム愛を感じた観察会でした。(倉科 萌)

「メガソーラーおおい」のテフラ露頭
「メガソーラーおおい」施設内のテフラ露頭
TBー1バヤリース露頭
バヤリースの露頭解説
  

Posted by kpmtomo at 21:11Comments(0)TrackBack(0)地話懇話会 | 行事報告

2016年05月13日

友の会オープン講座「変形菌を観察してみよう」のご案内〜午前は野外で採集、午後は博物館で顕微鏡観察、身近な自然に触れてみませんか〜

主に夏季に発生する変形菌の仲間を観察します。
変形菌(へんけいきん)は“森の妖精”とか“森の宝石”などと呼ばれ、多くは高さ1〜3mm程度のキノコのような形をしています。
午前中は野外で採集。午後は実体顕微鏡で観察します。

ムラサキホコリ1
ムラサキホコリ
ジクホコリ2
ジクホコリ

【日 時】平成28年7月2日(土)10:00〜15:30
【場 所】午前:博物館周辺の山、 午後:博物館3階実習実験室
【講 師】萩原博光先生(国立科学博物館名誉研究員) 
【対 象】子どもから大人まで 25名 /オープン(申し込み多数の場合抽選)
【参加費】友の会会員、中学生以下 :600円/人
     高校生以上の友の会非会員: 800円/人
【締切り】6月15日(水) 必着 

<応募要領>
往復はがきに必要事項(「変形菌を観察してみよう」参加希望 と書き、参加希望者全員の住所、氏名、年齢、電話番号、友の会会員の方は会員癲砲鯢ず明記の上、博物館までお送りください。メールでの受付はしておりません。当日の詳細は返信はがきでご連絡します。
※送り先 〒250-0031  小田原市入生田499
 神奈川県立生命の星・地球博物館 友の会
      「変形菌を観察してみよう」係
◆この講座に関するお問合せは
 筺045−512−5005 (友の会  矢野 )まで。夜間にお願いします。



  

Posted by kpmtomo at 10:44Comments(0)TrackBack(0)