2018年07月27日

「変形菌を観察してみよう!」実施報告

日 時:2018年7月14日
場 所:茅ヶ崎市特別緑地保全地区 清水谷(しみずやと)
参加者:24名(子供含む)
講 師:萩原博光氏(国立科学博物館名誉研究員)
担 当:友の会スタッフ4名
協 力:清水谷を愛する会の皆さん

 最高気温を更新する日が続く中、清水谷(しみずやと 茅ヶ崎市堤)で、変形菌観察会を行った。2歳から熟年まで、先生の解説を聞きながら、谷戸の中で変形菌を探した。小さい(2~3mm)変形菌の子実体を探すのは大変であるが、目が慣れてくると、あちこちで「これは、変形菌ですか?」と採集する声が聞こえた。昼食場所で腰かけようとした丸太からも数種が見つかり、変形菌の存在が身近に感じられたようだ。
 午後は2班に分かれて、萩原先生より「変形菌の生態」のお話を聞き、参加者からは初めて観察した変形菌の不思議について、活発に質問があり、驚きの声が飛び交った。今回は顕微鏡観察の時間が取れなかったが、倒木に発生する十数種が観察できた。(アミホコリの仲間、マメホコリ、ウツボホコリの仲間 3種、ヌカホコリの仲間 2種、ホネホコリ、モジホコリの仲間、コムラサキホコリの仲間、ツヤエリホコリ、ツノホコリの仲間 3種など)
(友の会・企画者 矢野倫子)


清水谷を愛する会 村中恵子さんの報告と感想
 我が家から清水谷に行くのに、自転車に乗っていても汗がたらたらと流れ、目に入ります。清水谷の道の先導をしてくださいと言われ、先頭を歩いていくことになりました。シダの谷を過ぎて小川の源流下の倒木が積まれている所で、最初にツノホコリが見つかり、次々と皆さんが採取を始めました。
 午後には管理棟に行き、説明を聞きました。変形菌の一生はすごい!特に「変形体」の育ち方、巨大なアメーバになる話などを聞いて楽しくなりました。また、萩原先生の「私たちが吸っている空気の中には変形菌の胞子が多量に飛んでいて、それを吸っている」という話もびっくりでした。
 清水谷は、狭い範囲で多様な地形や環境があり、植物や他の生物が多様ですが、変形菌も多様にいるところなのだということを改めて確認しました。今回は子どもたちも含めて30名ほどの方々が参加され、熱心に観察され、採集されていたのには驚きました。

管理棟にて開講のあいさつ
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管理棟にて開講のあいさつ

清水谷に入り採集開始
清水谷に入り採集開始
アミホコリの仲間
アミホコリの仲間

コムラサキホコリの仲間
コムラサキホコリの仲間

見つけた変形菌の解説
見つけた変形菌の解説

管理棟に戻り「変形菌の生態」のお話し
管理棟に戻り「変形菌の生態」のお話し