2019年03月02日

よろずスタジオ「セミの体を見てみよう」実施報告

日 時:2月17日(日)13:00〜15:00
場 所:博物館講義室 
参加者:165名(大人85名、小人80名)
講 師:渡辺学芸員
スタッフ:6名

 昆虫分野では三年間チョウの体を取り上げてきましたので、今年はセミの体を見ることにしました。スタッフも気分新たにセミのパズルを作り、渡辺学芸員のミニ講義を受けて、当日に臨みました。

 取り上げた主題は、「セミの口」「鳴き声はどうやって出すのか」「セミの一生」です。
これらを3つのコーナーに分けて実体顕微鏡と共に設らえ、スタッフが付いてセミの標本を題材に、観察してもらいました。
 木の汁を吸うための細い管の口、震わせる筋肉と共鳴箱に当たるお腹を、図と本物を見比べて顕微鏡下で観察。「セミの一生」のコーナーでは、樹皮の下に産み付けられた卵と幼虫の形も写真で紹介しました。土に潜るため前足が太くなっていることや、ひと冬樹皮の下で過ごして幼虫になる種類もいること、オスしか鳴くことができないのは、メスのお腹には卵が入っていて、響かせる場所がないからという事など、参加の皆さんには豆知識となりました。
 加えてヒメハルゼミというセミは県内では数か所しか生息地がなく、たくさん見られる場所は博物館近くのお寺の森しかない、貴重なセミということも紹介しました。

 アブラゼミ、クマゼミ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、ツクツクホウシ、エゾゼミなど、神奈川県で身近なセミを並べた標本は、色や大きさを比べることができ、参加の皆さんも標本の価値を体感なさったのではないでしょうか。

 「よろずスタジオ実施日なので来ました」という来館者もちらほら聞かれ、スタッフには嬉しいことでした。
(友の会 赤堀)

セミの口のコーナー
セミの口のコーナー

これが震えて音がでるのよ
これが震えて音がでるのよ

スタッフもお勉強
スタッフもお勉強

どのセミ捕まえたことある?
どのセミ捕まえたことある?

セミのパズル (2)
セミのパズル

目がキラキラ
目がキラキラ