2019年05月08日

友の会総会イベント『身近な自然観察会「入生田の春を楽しむ」地学グループ』実施報告

日 時:2019年4月28日(日)
場 所:博物館周辺
参加者:15人
講 師:山下学芸員・西沢学芸員・田口学芸員

観察コースは、博物館→入生田駅→山神神社→太閤橋→関白沢城石垣石材遺跡→早川河原でした。
博物館周辺は、箱根火山生成史が観察できるポイントがいくつかあり、地学のフィールドワークでは必須の露頭観察ができなくても、石そのものを観察することでそれを知ることがわかりました。
博物館前庭では箱根ジオパークの概要と箱根火山生成史の解説、山神神社では風祭石や久野石で製作された祠を観察し、これらの石材の生成と箱根火山との関係を解説いただきました。太閤橋では箱根中央火口丘の生成と箱根火山の火砕流の解説があり、その規模には驚きました。関白沢にある花崗岩の城石垣石材が、江戸城の石垣に使用されている可能性に一同、感心しきりでした。最後は早川河原にて山下さんオリジナルのワークシートを用いて、箱根火山由来の岩石を探し、その特徴について学びました。
参加された会員の皆さんとお三方の学芸員さんとのやり取りや、本日初めて会った会員の方がたどうしの会話も弾み、大変有意義で楽しいい観察会となりました。(友の会 関口康弘)

太閤橋より中央火口丘を見る
太閤橋より中央火口丘を見る

山神神社境内の風祭石の祠
山神神社境内の風祭石の祠

早川河原で石の観察をする皆さん
石の観察をする皆さん