2016年07月10日

第120回サロン・ド・小田原「エチオピア、ケニア、アイスランド、地溝帯の火山を訪ねて」アンケート結果

第120回サロンド小田原

 2016年6月4日(土曜)に第120回サロン・ド・小田原「エチオピア、ケニア、アイスランド、地溝帯の火山を訪ねて」(話題提供:長山武夫さん)が神奈川県立生命の星・地球博物館にて博物館と友の会により開催されました。講師、スタッフをあわせると第一部の話題提供(講演会)には42名、第二部の交流会には28名の参加があり盛況な会となりました。
 今後のサロンド小田原の参考に、当日アンケートを行いました。回答いただいた10名のご意見をまとめました。この場にてアンケート結果を示します。ご協力ありがとうございました。
(アンケート・集計:友の会およびサロンド小田原担当学芸員)  続きを読む

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2016年07月09日

第120回サロン・ド・小田原「エチオピア、ケニア、アイスランド、地溝帯の火山を訪ねて」参加報告

[開催日] 2016年6月4日(土曜)
[会場] 博物館西講義室、レストラン・フォーレ
   東講義室(ミニ写真展)
[話題提供] 長山武夫氏(生命の星・地球博物館友の会会員)
[参加者数] 第1部講演42名、第2部交流会28名

長山武夫 氏
長山武夫 氏

 今回は、長山さんが旅した地溝帯周辺の自然を臨場感あふれる写真とともに紹介していだきました。地溝帯は大地が裂けて広がる場所で、それに伴う火山活動により様々な地形が生み出されています。
 最初にお話していただいたのは、2015年3月に訪れたアイスランド。大西洋中央海嶺の上にあり、長大な大地の裂け目「ギャオ」が島を南北に貫いています。訪れたのが冬で大地が雪に覆われていたため、残念ながら遠くから裂け目を確認するのが難しくなっていましたが、裂け目の中を歩くことができたそうです。アイスランドといえば温泉とか氷河が有名ですが、6〜7分に1回お湯が20 mもの高さまで噴き上がるアイスランドのストロックル間欠泉の動画や、その全貌を見渡すことができないほど巨大な氷河の写真などで目を楽しませていただきました。
第1部会場の様子
第1部会場の様子

 真冬のアイスランドの次は、赤道をまたぐケニア。そこはアフリカ大地溝帯のど真ん中。地溝帯の中にいると、そこが地溝帯だとは分からないほどの広くて平らな大地。標高2550 mの展望台「SubukiaViewPoint」から見て初めて巨大な地溝帯の存在を認識できるということです。
 長山さんはアフリカ大地溝帯の北部(エチオピア)も旅されています。そこには地溝帯独特の様々な地形が見られます。エルタ・アレの溶岩湖の動画では、マグマが激しく噴き出る音が聞こえ、まさに地球の躍動感を感じることができました。
アフリカでの移動
アフリカでの移動

 アイスランド、ケニア、エチオピアの地溝帯とそれに関連した多様な地形を写真だけでなく動画も交えて紹介していただき、私も実際に現地に行って見てみたいと思いました。
 第2部・交流会ではマダガスカルの原猿類、ケニアの野生哺乳類、カナダのホッキョクグマ親子、南極のペンギン・クジラ、インドネシアのオランウータンなどの写真をスライドショーで紹介していただきました。世界各地を旅されて写真を撮ってこられた長山さんの苦労話なども聞かせていただきました。極寒のカナダでホッキョクグマの撮影をされた際には撮影機材だけでなく防寒の装備など準備段階から大変だったとお伺いしました。また、ホッキョクグマの親子の撮影をされた際には、接近するのがとても危険なため100 m以上離れて撮られたそうですが、とても写真が鮮明で長山さんの撮影技術の素晴らしさに脱帽です!
第2部交流会場
第2部交流会場

 実際に世界中を旅され風景から動物まで様々な写真を撮られている長山さんのお話を聞くことができ、改めて自然や動物の多様性を実感することができました。生命の星・地球博物館には、大地溝帯に関する展示(ジブチのトラバーチン)や野生哺乳類の多様性を学ぶことのできる展示(「恐竜から哺乳類へ」の剥製)がありますが、現地に行ってそれらを五感で感じることができるというのは大変羨ましいです。
 第1部では火山の、そして第2部では動物たちの自作写真ハガキを長山さんより参加者全員におみやげとしていただきました。ありがとうございました。
ミニ写真展会場
ミニ写真展会場
(文章・鈴木聡、写真・飯島俊幸)
  
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2016年04月30日

第120回サロン・ド・小田原『エチオピア、ケニア、アイスランド、地溝帯の火山を訪ねて』のお知らせ

神奈川県立生命の星・地球博物館&友の会 共催
第120回サロン・ド・小田原『エチオピア、ケニア、アイスランド、地溝帯の火山を訪ねて』
 2016年6月4日(土曜)17時30分から

 サロン・ド・小田原は、第1部講演&第2部交流会を通じて、学芸員や自然史好きの仲間等と気軽に語り合う集いです。今回は、博物館のボランティアとしても活動されている友の会会員の長山武夫さんから数々の写真をご紹介いただきます。みなさま、お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。
エルタ・アレ火山_エチオピア
エルタ・アレ火山 (撮影:長山武夫)

■第1部講演■
演題:『エチオピア、ケニア、アイスランド、地溝帯の火山を訪ねて』
話題提供:長山武夫氏(生命の星・地球博物館友の会)

<内容>
 大地溝帯とはどういう情景なのかを見たくて、ケニア、アイスランド、エチオピアに出かけました。地溝帯に伴う火山や湖、その周辺の滝などの見学記を臨場感あふれる写真とともに紹介します。
ケニア:
 大地溝帯・ナクル湖
アイスランド:(ユーラシアプレートと北米プレートの境界)
 ギャオ、グトルフォス、セリャランスフォス、スコゥガフォス、エイヤフィヤトラヨークトル、ストロックル間欠泉、ブラックサンドビーチ
エチオピア:
 エルタ・アレ火山、ダロール火山、アサレ湖、塩の奇岩群

■第2部交流会■
 第1部の講演を受け、自然史のこと、博物館のことなどを話題に、参加者のみなさんと交流を深めましょう。
 長山武夫さんによる野生動物写真のスライドショーも行います(マダガスカルの原猿類、ケニアのビッグ5:ライオン・ゾウ・サイ・ヒョウ・バッファロー、カナダのホッキョクグマ親子、南極のペンギン・クジラ、インドネシアのオランウータン、等々)。
 この機会に博物館や友の会のスタッフと気軽にご歓談ください。

【日時】平成28年6月4日(土曜)17時30分から20時(16時20分より受付)
【場所】神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
【交通】箱根登山鉄道「入生田駅」下車3分
【第1部講演】17時30分から18時30分(博物館1階西側講義室)
【第2部交流会】18時40分から20時(3階レストラン)※交流会は事前申込制
【参加費】講演のみの参加は無料。交流会参加費は大人1000円
【申込】講演会はどなたでも参加できます。交流会は事前申込みが必要です。
 友の会事務局(ファクシミリ:0465-23-8846またはハガキ)まで交流会の参加申込をお願いします。講演のみ参加の場合は、事前申込み不要です。
【友の会事務局】小田原市入生田499生命の星・地球博物館友の会事務局
【博物館URL】http://nh.kanagawa-museum.jp/
【これまでのサロン・ド・小田原】http://blog.livedoor.jp/kpmtomo/archives/cat_50006850.html
【問合せ】生命の星・地球博物館電話:0465-21-1515(担当:松本・田口)  
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2016年02月10日

第119回 サロン・ド・小田原『日本列島スゲの旅』参加報告

やちぼうずの話をする勝山さん
やちぼうずの話をする勝山さん

[開催日] 2016年1月30日(土曜)
[会場] 企画展会場、博物館講義室、レストラン・フォーレ
[話題提供] 勝山輝男 氏 (生命の星・地球博物館学芸部長)
[交流会] スゲビンゴ大会ほか
[参加者数] 第1部 講演会 69名、第2部交流会 39名
 現在開催中の企画展「日本のスゲ勢ぞろい−撮って集めた269種!−」(2月28日まで)に呼応しての今回のサロン・ド・小田原でしたが、2008年にもサロン・ド小田原で勝山さんにスゲのお話を伺ったことがありました。スゲのお話は難しく、その時の内容はよく覚えていません。しかし、その時に、2005年発行の初版本「日本のスゲ」を買ったのと、スゲビンゴなるゲームをしたのをよく覚えています。
 今回は、勝山さんの案内で事前に30分ほど企画展会場にて説明がありました。たくさんのスゲ標本が展示されていました。1番目を惹かれたのは、スゲの笠をかぶって写真を撮るコーナーでした。背景に菅笠をかぶってとてもにこやかな勝山さんの写真が大きく貼られています。
 第1部では、「日本列島スゲの旅」が種名アイウエオ順に、次から次へと紹介されていきました。
 スゲに詳しい人たちも参加されていましたので、その方たちは、説明について行けたと思いますが、私は、今回もダメで、他の見方で、見ていました。
  勝山さんは、スゲの採集もしましたが、写真も愛用のカメラを使って、見事な接写写真を撮っています。また、撮り方にこだわりがあり、背景を大事に撮影していることが、よく分かりました。
 スゲの接写写真も見事にピントが決まっていて、その特徴やら、模様が分かりやすいものばかりでした。参加のご婦人から「ワー、かわいい!」、「きれいだね。」という言葉が何度も聞かれました。企画展に展示されていた愛用のカメラのスレキズから、撮影のご苦労が伝わってきました。
 採集・撮影紀行のエピソードも楽しく拝聴させていただきました。また、スゲの写真だけでなく、その時に見られたきれいな高山植物も紹介していただきました。
 アイウエオ順の最後で、「リシリリンドウ」で終わった北は大雪山から南は屋久島まで「日本列島スゲの旅」ではいろいろなスゲとその他の植物が紹介されました。この旅での私の感想は、勝山さんは「種名をよく覚えているな−!」でした。
 お話終了後の質問コーナーでは、たくさんの質問が次から次へと出され、時間を15分もオーバーしたほどでした。
 第2部では、レストラン・フォーレの会場がいっぱいの人で埋まる中、スゲビンゴのゲームが行なわれました。スゲの写真が升目状に並べられたカードを受け取り、スクリーンに提示されたスゲを一つずつチェックしていくと言う方法です。「リーチ!」「リーチ!」の声はあちこちから上がるのですが、なかなか「ビンゴ!!」が出ませんでした。
 とうとう「ビンゴ!!」が出て、勝山さんから賞品のスゲ図鑑等を頂き、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
 勝山さん、皆さん、ありがとうございました。
(文章・写真 飯島俊幸)

企画展菅笠コーナーの前にて
企画展菅笠コーナーの前にて

参加者に配られた折りたたみ式シール図鑑
参加者に配られた折りたたみ式シール図鑑

スゲビンゴゲームの様子
スゲビンゴゲームの様子  
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2016年01月18日

第119回サロン・ド・小田原『日本列島スゲの旅』のお知らせ

神奈川県立生命の星・地球博物館&友の会 共催
第119回サロン・ド・小田原
『日本列島スゲの旅』
2016年1月30日(土曜)17時30分から

サロン・ド・小田原は、第1部講演&第2部交流会を通じて、学芸員や自然史の達人等と気軽に語り合う集いです。今回の話題提供者は、企画展「日本のスゲ 勢ぞろい」を担当された勝山輝男さんです。みなさま、お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。
■第1部 講演■
話題提供: 勝山輝男 氏(生命の星・地球博物館)
内容: 日本は狭い国土にもかかわらずスゲは269種が分布しており、高山の岩場から砂浜、森林から湿原まで、さまざまな環境にそれぞれ異なった種が生育しています。森林や岩場に生えるスゲの中には、きわ めて狭い範囲にしか分布していない種もあります。今回のサロンでは日本各地のスゲをその生育環境とともに紹介します。

日本のスゲ 勢ぞろい ―撮って集めた269種!―

■■第2部 交流会■
 第1部の講演を受け、自然史のこと、博物館のことなどを話題に、参加者のみなさんと交流を深めましょう。今回は、オリジナル「スゲビンゴ」なども予定しています。この機会に博物館や友の会のスタッフと気軽にご歓談ください。

【日 時】平成28年1月30日(土曜)17時30分から20時(16時20分より受付)
【場 所】神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
【交 通】箱根登山鉄道「入生田駅」下車3分
【講 演】17時30分から18時30分(博物館1階 西側講義室)
【交流会】18時40分から20時(3階レストラン)※交流会は事前申込制
【参加費】講演のみの参加は無料。交流会参加費は大人1000円
【申 込】講演会はどなたでも参加できます。交流会は事前申込みが必要です。友の会事務局(ファクシミリ:0465-23-8846またはハガキ)まで交流会の参加申込をお願いします。講演のみ参加の場合は、事前申込みは不要です。
【友の会事務局】小田原市入生田499 生命の星・地球博物館友の会事務局
【博物館URL】http://nh.kanagawa-museum.jp/
【問合せ】生命の星・地球博物館 電話:0465-21-1515(担当:田口・渡辺)
【これまでのサロンド小田原(友の会ブログ)】
http://blog.livedoor.jp/kpmtomo/archives/cat_50006850.html   
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2015年12月12日

第118回サロン・ド・小田原『葉にひそむ菌類たち―ミクロワールドの攻防をさぐる―』参加報告

講演中の大坪さん
講演中の大坪さん

[開催日]
2015年11月28日(土曜)
[会場] 講義室、レストラン・フォーレ
[話題提供] 大坪 奏 氏(生命の星・地球博物館)
[参加者数] 第1部 講演40名、第2部交流会22名

 今回は菌類を専門とする大坪奏学芸員により、第1部の講演が行われました。カビについての基本的な話から始まり、落ち葉に含まれる成分とその分解にかかわる菌類の話、また、ヤブツバキの葉に生えるCoccomyces(和名はついていません)、アオキに生えるアオキオチバタケの紹介がありました。
 落ち葉1枚の中に存在する菌類の構成部分である菌糸体はなんと5000 mにもなり、菌類にとって落ち葉はとても大きな食べ物の塊なのだと改めて感じました。講演の副タイトルがミクロワールドの攻防ということで、落ち葉の中だけでの戦いと思いきや、Coccomycesの場合、実際は葉っぱというご飯を得るために落葉前に食料となるヤブツバキの葉を占有してしまうことが大事だということでした。落葉後は他の菌類との競争が激しく、定着できないので、その前に確保するということです。
 もう一つ紹介されたアオキオチバタケの場合、落ち葉から生えるだけでなく、菌糸体をアオキの生葉に接種する実験により、葉を傷つけた場合に感染が起こることが分かったそうです。それを聞いて、アオキオチバタケは植物が傷ついたら、すぐに感染できるように備えていると思いました。生木の葉の一部が傷つき、そこからきのこが生える様はパッと見ると、とても驚く光景だなと感じました。
 質疑応答の後に第2部に移りました。第2部では菌類が関係している食べ物を囲んでの交流会で、以前、菌類展が行われた際にそうした企画があったということを思い出しました。コウジカビの働きを利用した味噌や日本酒・泡盛、酵母が関係するワイン、またチーズもありました。それぞれ関係する菌の説明カードもつき、わかりやすくなっていました。また、皆さんが持ち寄った食べ物もたくさんあり、大変おいしくいただきました。初参加の方も何人かいらっしゃいましたが、共に話をして交流し、とても楽しく過ごしました。
(文章 渡辺舞)

講演中の大坪さん (2)
講演中の大坪さん
交流会での大坪さんによる解説
第2部交流会での大坪さんによる解説
第2部交流会で供された菌類(解説ラベル付き)
交流会で供された菌類(解説ラベル付き)  
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2015年11月21日

第118回サロン・ド・小田原『葉にひそむ菌類たち―ミクロワールドの攻防をさぐる―』のお知らせ

神奈川県立生命の星・地球博物館&友の会 共催
第118回サロン・ド・小田原
『葉にひそむ菌類たち―ミクロワールドの攻防をさぐる―』
2015年11月28日(土曜)17時30分から

サロン・ド・小田原は、第1部講演&第2部交流会を通じて、学芸員や自然の達人等と気軽に語り合う集いです。今回の話題提供者演者は、自然史担当学芸員の大坪さんです。
■第1部 講演■
話題提供: 大坪 奏 氏(生命の星・地球博物館)
内容: 植物の葉の中には、目にはみえなくてもさまざまな菌類がひそかに生きています。それは、葉を養分としている菌類たちの陣取り合戦でもあります。葉が樹上で生きているときから、落ち葉となって林床で分解されるまで、葉の一生とともに変化する菌類の多様性や、巧みな生態戦略を紹介します。

■第2部 交流会■
 第1部の話題提供を受け、自然史や博物館のことなどを話題に、参加者のみなさんと軽食を囲みながら交流を深めましょう。この機会に博物館や友の会のスタッフと気軽にご歓談ください。

【日 時】平成27年11月28日(土曜)17時30分から20時(16時20分より受付)
【場 所】神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
【交 通】箱根登山鉄道「入生田駅」下車3分
【講 演】17時30分から18時30分(博物館1階 西側講義室)
【交流会】18時40分から20時(3階レストラン)※交流会は事前申込制
【参加費】講演のみの参加は無料。交流会参加費は大人1000円
【申 込】講演会はどなたでも参加できます。交流会は事前申込みが必要です。友の会事務局(ファクシミリ:0465-23-8846またはハガキ)まで交流会の参加申込をお願いします。講演のみ参加の場合は、事前申込みは不要です。
【友の会事務局】小田原市入生田499 生命の星・地球博物館友の会事務局
【博物館URL】http://nh.kanagawa-museum.jp/
【問合せ】生命の星・地球博物館 電話:0465-21-1515(担当:田口・渡辺)
【これまでのサロンド小田原(友の会ブログ)】
http://blog.livedoor.jp/kpmtomo/archives/cat_50006850.html   
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2015年11月19日

第117回サロン・ド・小田原『絵本制作のための昆虫観察日記・しでむし/ぎふちょう/つちはんみょう』参加報告

[開催日] 2015年10月31日(土曜)
[会場] 特別展示室、講義室、レストラン・フォーレ
[話題提供] 舘野 鴻 氏(生物画家・絵本作家)
[交流会] バンド演奏ほか
[参加者数] 第1部 講演94名、第2部交流会 61名

講演中の舘野さん
▲講演中の舘野さん

 今回は特別展に作品を展示して下さった舘野 鴻(たての ひろし)さんをお招きしました。盛りだくさんな内容のサロン・ド・小田原となりました。
 いつもの第1部に先駆けて、特別展示室にてギャラリートークが40分ほど行なわれました。私はとても興味深かったのですが、参加できず、その様子を後で少し聞かせて頂きました。カメムシを食べた時の体験談とか、とても面白かったようでした。
 第1部の館野さんのお話は、リズミカルに明るく始まりました。が、はじめは、絵本「しでむし」について、「死出虫」から先ずは、「死」とは何かについて語られました。絵本の主人公はヨツボシモンシデムシ。相手役はアカネズミ。それぞれの生と死を細かな絵で表現していますが、それ以前に、これらの生物の観察の有様が素晴らしいと思いました。
 4年もの歳月をかけて、ヨツボシモンシデムシの生態を事細かく観察・記録しています。ていねいな野外観察はもちろんのこと、飼育観察も行なって、絵本制作の資料としています。まさに「描くことは、観ることである。」を改めて思い知らされました。
 「しでむし」の絵本を通して、館野さんは「生きるとはどういうことか、命とは何か」を伝えようとしていることが、よくわかりました。
 この後、絵本「ぎふちょう」の制作話と2016年の春に出版予定の「つちはんみょう」の予告編を興味深く語られました。この本がどのような出来になるのか、とても楽しみに思えました。
 ひととおり、お話を聞かせて頂いて、館野さんは、熊田千佳暮さんの影響をたくさん受けたこと、その中に「美しいから美しいのではなく、愛するから美しい」と言うことばがあったことを教えてくれました。私はこのことばともう一つ印象に残ったことばがありました。それは、館野さんが絵本「ぎふちょう」のところで、自然とは何かを語った時、「林全体が一つの生き物であり、そのまま自分が寝転んでしまうと地面と一体になり、溶け込んで行ってしまいそうな感じになる」というものでした。

熱演中の館野さんとその友人
▲熱演中の館野さんとその友人

 第2部は、突然のバンド演奏で始まりました。演奏者は館野さんと友人・蓑宮俊介さん、佐々木哲太郎さんのお二人です。40分ほど賑やかにバンドの演奏を聴かせて頂き、その多芸ぶりをご披露して頂きました。(文章・写真 飯島俊幸)  
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2015年09月24日

第117回 サロン・ド・小田原『絵本制作のための昆虫観察日記・しでむし/ぎふちょう/つちはんみょう』のお知らせ

神奈川県立生命の星・地球博物館&友の会 共催
第117回サロン・ド・小田原
『絵本制作のための昆虫観察日記・しでむし/ぎふちょう/つちはんみょう』
2015年10月31日(土曜)17時30分から

サロン・ド・小田原は、第1部講演&第2部交流会を通じて、学芸員や自然史の達人等と気軽に語り合う集いです。
今回は、特別展に関連し、生物画の達人のお一人、舘野 鴻(たての ひろし)さんにご講演いただきます。当日は、舘野さんのご協力を得て、プレイベントとしてのギャラリートークや交流会でのミニライブもありの、特別バージョンとして行います。

■プレイベント(ギャラリートーク)16:35〜17:15■
 講演会の前に、舘野さんと、特別展を担当した学芸員による、サロンへの参加者を対象にしたギャラリートークを行います。展示についての解説だけでなく、開催までの裏話など、色々な話が盛りだくさんの予定です。参加をご希望の方は16時30分に講演会会場(1階西側講義室)までお集まりください(会場での受け付けは16:15頃からを予定しています)。

■第1部 講演 17:30〜18:30■
話題提供: 舘野 鴻 氏(生物画家・絵本作家)
内容: 昆虫を詳細に観察し、自然の中での生きざまを絵本として描く舘野さんが、いままでに生み出した2つの作品「しでむし」と「ぎふちょう」、そして新作「つちはんみょう」について、制作の裏話や苦労話、観察を通して発見した昆虫たちの面白い生態について、存分に語っていただきます。生き物を観察し、描く面白さや大切さ、大変さについて、プロの画家からお話を伺える貴重な機会です。ぜひご参加ください。
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演者の紹介:1968年神奈川県横浜市生まれ。札幌学院大学中退。幼少時より熊田千佳慕に師事。1986年より北海道に住み、演劇、舞踏、音楽と出合い舞台に上がる。その後、舞台美術、報道カメラマン助手、生花店などで勤めながら音楽活動や生物観察を続ける。1996年神奈川県秦野市に居を移し本格的に生物画の世界に入る。図鑑、児童書、月刊誌、教科書の生物画、解剖図などを手掛ける。絵品に「しでむし」「ぎふちょう」「こまゆばち」(澤口たまみ 文)、生物画の仕事に「原色ワイド図鑑」「ニューワイド学研の図鑑、生き物のくらし」などがあり、最近では誠文堂新光社から9月に出版された「世界の美しき鳥の羽根」(藤井 幹 著)のイラストを担当した。
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■第2部 交流会 18:40〜20:00■
 第1部の話題提供を受け、舘野さんや参加者のみなさんと軽食を囲みながら交流を深めましょう。この機会に博物館や友の会のスタッフと気軽にご歓談ください。今回は音楽バンド活動もされている舘野さんとご友人の方のご厚意で、交流会会場でミニライブを開催できることになりました。いつものサロンと一味もふた味も違う、スペシャルバージョンの交流会をお楽しみください。

【日 時】平成27年10月31日(土曜)16時35分から20時(16時20分より受付)
【場 所】神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
【交 通】箱根登山鉄道「入生田駅」下車3分
【プレイベント】16時35分から17時15分(集合 西側講義室)
【講 演】17時30分から18時30分(博物館1階 西側講義室)
【交流会】18時40分から20時(3階レストラン)※交流会は事前申込制
【参加費】講演のみの参加は無料。交流会参加費は大人1000円
【申 込】講演会はどなたでも参加できます。交流会は事前申込みが必要です。友の会事務局(ファクシミリ:0465-23-8846またはハガキ)まで交流会の参加申込をお願いします。講演のみ参加の場合は、事前申込みは不要です。
【友の会事務局】小田原市入生田499 生命の星・地球博物館友の会事務局
【博物館URL】http://nh.kanagawa-museum.jp/
【問合せ】生命の星・地球博物館 電話:0465-21-1515(担当:渡辺・田口)

【これまでのサロンド小田原(友の会ブログ)】
http://blog.livedoor.jp/kpmtomo/archives/cat_50006850.html
  
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2015年07月30日

第116回サロン・ド・小田原「子どもと楽しむ「自然科学」の授業―地球史につなげた理科の授業―」アンケート結果

露木先生の理科

 2015年7月4日(土曜)、神奈川県立生命の星・地球博物館にて第116回サロン・ド・小田原「子どもと楽しむ「自然科学」の授業―地球史につなげた理科の授業―(話題提供:露木和男氏)」が博物館と友の会により開催されました。講師、スタッフをあわせると第1部の講演(話題提供)には27名、第2部の交流会には17名の参加があり盛況な会となりました。
 今後のサロンド小田原の参考に、当日アンケートをとりました。回答いただいた13名のご意見をまとめました。この場にてアンケートの集計結果を示します。ご協力ありがとうございました。
(アンケート・集計:友の会企画部およびサロンド小田原担当学芸員)

アンケート結果は続き(↓)  続きを読む
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2015年07月29日

第116回サロン・ド・小田原『子どもと楽しむ「自然科学」の授業―地球史につなげた理科の授業―』参加報告

[開催日] 2015年7月4日(土曜)
[会 場] 博物館講義室、前庭、レストラン・フォーレ
[話題提供] 露木和男氏(早稲田大学 教育・総合科学学術院)
[参加者数] 第1部 講演27名、第2部交流会 17名

会場は学校の理科室に変身
▲会場は学校の理科室に変身

 今回の講演は、いつもとは少し変わっていました。話題提供者の露木先生は大学で学生に初等理科教育を教えている先生です。先生の前のテーブルには、いろいろな実験器具が並べられていました。先生は小学生に理科学習への興味をどのようにもたせ、考えさせたらよいかを常に考えています。そして、それを実践し、学生に教えています。
 そのいくつかを見させて頂きました。直ぐに実験が始まりました。白い石に液体がかけられました。その様子は、ビデオカメラで撮影され、大型テレビモニターで、拡大されて提示されました。泡が発生しました。すかさず、「この発生した気体はどこから出てきたのですか?」と質問されました。会場は、もう小学校の教室と化していました。

反応した石灰水のろ過
▲反応した石灰水のろ過

 白い石は白亜紀の石灰岩で、加えた液体は希塩酸です。発生した気体は二酸化炭素であることは教科書でも学ぶことです。次に、石灰水に人の呼気中の二酸化炭素を反応させると白濁する実験を続けていきます。そこでまた問いがあります。「この白濁した物質は何でしょう?」と。次に、その白濁した物質を集めて希塩酸をかけ、二酸化炭素を発生させてみます。ドキドキする瞬間です。ほんの少量の白い物質からの泡が確認できました。このような過程を通じて子どもたちは白濁した物質が石灰岩と同じ物質であることに気づいていきます。石灰水による二酸化炭素の検出法は、単なる検証実験だけでなく、白亜紀に生物が作り出した石灰岩と通じるものであることを子どもたちに気付かせ、楽しく学ばせようとするものとなっています。ここに、壮大な地球史との関連を見ることが出来ます。

熱弁中の露木先生
▲熱弁中の露木先生

 この他にも、地球史との関連を意識させた大気の授業で、次の実験を取りいれているそうです。原始地球の時代、隕石の衝突による「脱ガス現象」から二酸化炭素や水蒸気が生まれたことを知る実験です。黒曜石にトーチ式ガスバーナーを使って加熱させ、それが白い軽石状に変化するという実験を、博物館の前庭にて演示してくれました。軽石状になると言うことは中から気体が抜け出たことを意味します。この実験結果を見て、大人たちも「へえー!」と言って感動の声を上げていました。
 この他にも、砂鉄は花崗岩の中にあると言うことを風化花崗岩の観察から導き出させたりする授業の紹介もありました。
 露木先生の理科授業の組み立ては「起承転結」のかたちをとっています。「転」で、流れに矛盾を感じさせ、「結」で驚きと共に理解に導くというものでした。授業の中で、小学校の先生の心得として、「子どもたちが自分たちで解決させたかのように思わせる。」ことが大切であること。教師が教え込んでしまうのではなく、子どもたちが考えることができるように、上手く導くことが授業の組立と言えそうです。また、理科の授業の楽しさを教えていきたいと言う思いを伝えて頂きました。
 お話の途中でもいくつかの質問が参加者から出され、終了後も積極的な意見や質問が聞かれました。

クレーターづくりを演示
▲クレーターづくりを演示

 第二部・交流会では、露木先生が日頃発信されている「毎日の理科、その思想」をスライドショーで見ながら先生を囲み、理科授業談義が参加者の子どもの頃の思い出などを交えながら熱く語られました。

二部交流会の様子
▲第二部交流会の様子

 今回、現役の先生や校長先生も参加されていましたが、もっと多くの先生方にお話を聞いて頂いて、理科の授業の極意を感じ取って頂けたらよかったのにとも思いました。
(文章・写真 飯島俊幸)  
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2015年05月03日

第116回サロン・ド・小田原『子どもと楽しむ「自然学」の授業―地球史につなげた理科の授業―』のお知らせ

神奈川県立生命の星・地球博物館&友の会 共催
第116回サロン・ド・小田原
『子どもと楽しむ「自然学」の授業―地球史につなげた理科の授業―』
2015年7月4日(土曜)17時30分から

サロン・ド・小田原は、どなたでもご参加いただける集いです。第1部講演&第2部交流会を通じて、学芸員や自然史の達人等と気軽に語りえる場づくりを目指しています。今回は、初等理科の達人、露木和男さんの登壇です。

■第1部 講演■
話題提供: 露木和男 氏(早稲田大学 教育・総合科学学術院)

内容: 4年生の理科に「ものの温まり方」があります。そこでは「ものは温まると膨張して軽くなる」という内容が含まれます。このことは、実は、海洋深層水の原理と同じことです。冷たい、そして塩分濃度の高い海水が海底に沈み込み、2千年をかけて地球を一周しているのです。理科で学ぶ原理や現象は、地球の誕生につながっていたり、地球規模で起きていたりすることが多くあります。地球史につなげて理科の授業を展開すると、きっと子どもはワクワクするに違いありません。
 具体的に、私がこれまで実践してきた「自然学」をご紹介してみたいと思います。少しでも理科が好きな子どもが増えることを願っている先生方、是非、おいでください。

地球誕生時の「微惑星衝突による脱ガスモデル実験」
地球誕生時の「微惑星衝突による脱ガスモデル実験」

■第2部 交流会■
 第1部の話題提供を受け、自然史や博物館のことなどを話題に、参加者のみなさんと軽食を囲みながら交流を深めましょう。この機会に博物館や友の会のスタッフと気軽にご歓談ください。

【日 時】平成27年7月4日(土曜)17時30分から20時(16時20分より受付)
【場 所】神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
【交 通】箱根登山鉄道「入生田駅」下車3分
【講 演】17時30分から18時30分(博物館1階 西側講義室)
【交流会】18時40分から20時(3階レストラン)※交流会は事前申込制
【参加費】講演のみの参加は無料。交流会参加費は大人1000円
【申 込】講演会はどなたでも参加できます。交流会は事前申込みが必要です。友の会事務局(ファクシミリ:0465-23-8846またはハガキ)まで交流会の参加申込をお願いします。講演のみ参加の場合は、事前申込みは不要です。
【友の会事務局】小田原市入生田499 生命の星・地球博物館友の会事務局
【博物館URL】http://nh.kanagawa-museum.jp/
【問合せ】生命の星・地球博物館 電話:0465-21-1515(担当:田口・渡辺)

【これまでのサロンド小田原(友の会ブログ)】
http://blog.livedoor.jp/kpmtomo/archives/cat_50006850.html  
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2015年02月19日

第115回サロン・ド・小田原『“恐竜の玉手箱”を楽しむ』アンケート結果

115サロン

 2015年2月7日(土曜)、神奈川県立生命の星・地球博物館にて第115回サロン・ド・小田原「“恐竜の玉手箱”を楽しむ」を開催しました。講師、スタッフをあわせると第1部の講演(話題提供)には56名、第2部の交流会には32名の参加があり盛況な会となりました。
 今後のサロンド小田原の参考に、当日アンケートをとりました。回答いただいた22名のご意見をまとめました。この場にてアンケートの集計結果を示します。ご協力ありがとうございました。

(アンケート・集計:友の会企画部およびサロンド小田原担当学芸員)
アンケート結果は続き(↓)  続きを読む
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2015年02月18日

第115回サロン・ド・小田原『“恐竜の玉手箱”をたのしむ』参加報告

[開催日]2015年2月7日(土曜)
[会 場]生命の星・地球博物館講義室、特別展示室、レストラン・フォーレ
[話題提供]大島光春氏、田口公則氏(生命の星・地球博物館)
[交流会]アメリカの博物館スライドショーほか
[参加者数]第1部 講演・展示見学 56名、第2部交流会 32名

展示室での「しっぽ体験」
▲展示室での「しっぽ体験」

 開催中の企画展「恐竜の玉手箱」に合わせて行なわれた今回のサロン・ド・小田原はその進行がいつもと少しばかり違っていました。第1部では、「恐竜の玉手箱」の楽しみ方について、田口、大島両学芸員から見学のポイントについて説明がなされました。その後、展示室へと向かい、聞いた説明を基に、参加者が展示を見学しました。ここでは、企画展の恐竜資料を提供してくれた林原自然科学博物館の元教育スタッフの3名の方も骨格の説明をしてくれました。また、体験アクティビティーを試みました。その内容は「展示標本と復元画を行き来する」、「恐竜の名前スタンプ」、「やってみようフクワライサウルス」、「恐竜の目はどこ:なんちゃってAR」、「トリプリント:3Dプリント・フットプリント・スプリント」、「足跡型押し:エンボッサー」、「ダイノロイド:しっぽ体験」と盛りだくさんで、特に恐竜のしっぽを身につけての体感は興味深く、大いに楽しむことが出来ました。
 再び、講義室へと戻り補足説明をして頂き、たくさんの質問にも答えて頂きました。第1部だけでは、時間が足らず、第2部の交流会にも、大勢の方が参加されて、つづきの話を楽しみました。企画展に呼応してレストラン・フォーレにて提供されている「恐竜玉手箱ピラフ」を食しながら骨付き肉の骨について、お話を伺ったり、大島学芸員が訪問したアメリカの恐竜発掘展示ホールや博物館のスライドショーを見せて頂きました。意見交換や、林原自然科学博物館元教育スタッフの方々の感想をお聴きし、今回も楽しい集いとなりました。
 企画展「恐竜の玉手箱」の体験アクティビティーにご興味をもたれた方は、是非、企画展に足を運んでみてください。企画展「恐竜の玉手箱」は2015年3月1日(日曜)までです。
(文章・写真 飯島俊幸)
第1部講演の様子
▲第1部講演の様子
両学芸員による「やってみようフクワライサウルス」の演示
▲両学芸員による「やってみようフクワライサウルス」の演示
アメリカ視察報告をする学芸員の大島さん
▲アメリカ視察報告をする学芸員の大島さん  
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2015年01月25日

第115回サロン・ド・小田原『“恐竜の玉手箱”を楽しむ』のお知らせ

神奈川県立生命の星・地球博物館&友の会 共催
第115回サロン・ド・小田原『“恐竜の玉手箱”を楽しむ』
2015年2月7日(土曜)17時30分から

企画展「恐竜の玉手箱」展示室

 サロン・ド・小田原は、第1部講演&第2部交流会を通じて、学芸員や自然史の達人等と気軽に語り合う集いです。
 今回は、企画展「恐竜の玉手箱」担当者、大島光春さんと田口公則さんの登場です。第1部で企画展概要紹介と展示見学、第2部交流会で企画展についての想いや背景などを紹介する予定です。

■第1部 講演・展示見学■
演題:『“恐竜の玉手箱”を楽しむ』
話題提供:大島光春・田口公則(生命の星・地球博物館)

<内容>
 いつものサロン・ド・小田原の講演とは趣向を変えて、講演だけでなく企画展の展示見学を取り入れます。
 最初の20分は、企画展示と体験アクティビティの概要紹介をします。つぎの25分で、参加者のみなさんに企画展示を見ていただきます。普段は行っていない特別な体験アクティビティも登場する予定です。そして最後の15分で、全体のまとめと質疑応答を行います。
 25分という短い時間では企画展を見ることは実際には難しいです。じっくり展示を見学・体験される場合は、サロン・ド・小田原開演前に、展示を見ていただくとよいでしょう。当日の午後は、プレ・サロンとして企画展会場での特別メニュープログラムの試行を予定しています。

■第2部 交流会■
 第1部の企画展概要紹介・見学体験に引き続き、参加者からの質問も交えながら、企画展への想いを語りたいと思います。大島さんが渡米し撮影してきた恐竜化石産地のスライドショーなど、展示を企画実施するまでの背景など紹介する予定です。また、“恐竜の玉手箱ピラフ”を楽しむアクティビティも企画しております。参加者のみなさんと軽食を囲みながら交流を深めましょう。

【日 時】平成27年2月7日(土曜)17時30分から20時
 (16時20分より受付:西側講義室)
 事前に展示見学可能です。
【場 所】神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
【交 通】箱根登山鉄道「入生田駅」下車3分
【講演・展示見学】17時30分から18時30分(1階 西側講義室と展示室)
【交流会】18時40分から20時(3階レストラン)※交流会は事前申込制
【参加費】講演のみの参加は無料。交流会参加費は大人1000円
【申 込】講演会はどなたでも参加できます。交流会は事前申込みが必要です。友の会事務局(ファクシミリ:0465-23-8846またはハガキ)まで交流会の参加申込をお願いします。講演のみ参加の場合は、事前申込みは不要です。
【友の会事務局】小田原市入生田499 生命の星・地球博物館友の会事務局
【博物館URL】http://nh.kanagawa-museum.jp/
【問合せ】生命の星・地球博物館 電話:0465-21-1515(担当:田口・渡辺)
恐竜フロッタージュ
体験アクティビティ(恐竜フロッタージュ)
彩色プロジェクション
展示:彩色プロジェクション  
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2015年01月12日

第114回サロン・ド・小田原『現生動物を使った絶滅ハ虫類の復元』アンケート結果

 2014年12月6日(土曜)、神奈川県立生命の星・地球博物館にて第114回サロン・ド・小田原「現生動物を使った絶滅ハ虫類の復元」を博物館と友の会により開催しました。講師、スタッフをあわせると第1部の講演(話題提供)には24名、第2部の交流会には16名の参加があり盛況な会となりました。
 今後のサロンド小田原の参考に、当日アンケートをとりました。回答いただいた11名のご意見をまとめました。この場にてアンケートの集計結果を示します。ご協力ありがとうございました。

(アンケート・集計:友の会企画部およびサロンド小田原担当学芸員)
アンケート結果は続き(↓)  続きを読む
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2015年01月11日

第114回サロン・ド・小田原『現生動物を使った絶滅ハ虫類の復元』参加報告

[開催日]2014年12月06日(土曜)
[会 場]生命の星・地球博物館講義室、レストラン・フォーレ
[話題提供]松本涼子氏(生命の星・地球博物館)
[交流会]オーストラリアの博物館スライドショーほか
[参加者数]第1部 講演会 24名、第2部交流会 16名

話題提供者の松本涼子氏
話題提供者の松本涼子氏

 まず、一枚の絵を紹介された。サイエンスイラストレーター菊谷詩子さんが描いたワニに似た淡水生の動物が首を曲げて魚を捕らえている図である。この動物は、絶滅してしまったコリストデラ類で、ワニとは少し系統が異なる。絵は、想像図ではなく復元図である。復元図は、緻密なサイエンスに基づいて描かれている。その基となった研究の内容が話された。
 コリストデラ類の一種、チャンプソサウルスと、これによく似た現生のワニ類ガビアルとの比較である。頭部の形や頸椎の形からその動きについて考察したり、頸椎の関節突起の角度を測定したり、骨だけではなく、筋肉やウロコもついた現生ワニの冷凍標本をCTスキャナーにかけてその動きを調べたりした。このような緻密な研究から絶滅は虫類コリストデラ類の復元図は完成させられた。
 最後に、司会が「コリストデラ類の絵が首を振って、魚を捕らえているムービーに変わった。」と上手にまとめて、終演となった。

コリストデラ類の復元図を使って
コリストデラ類の復元図を使って

質問風景
質問風景

交流会でのスライドショー
交流会でのスライドショー

(文章・写真 飯島俊幸)
  
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2014年11月16日

第114回 サロン・ド・小田原『現生動物を使った絶滅ハ虫類の復元』のお知らせ

神奈川県立生命の星・地球博物館&友の会 共催
第114回サロン・ド・小田原
『現生動物を使った絶滅ハ虫類の復元』
2014年12月6日(土曜)17時30分から

 サロン・ド・小田原は、第1部講演&第2部交流会を通じて、学芸員や自然史の達人等と気軽に語り合う集いです。今回は、当博物館の両生類・爬虫類担当、松本涼子さんの登場です。

■第1部 講演■
話題提供: 松本 涼子 氏(生命の星・地球博物館)
内容:絶滅した動物達がどのように歩き、獲物を捕らえていたのでしょうか?
骨格に残された証拠から古生物学者がどのように情報を引き出し復元しているのか、現在進行中の研究例をご紹介します。
絶滅した水生ハ虫類のコリストデラ類(作画:菊谷詩子さん)
▲絶滅した水生ハ虫類のコリストデラ類が水中で首を振って獲物を捕らえたところ。作画:菊谷詩子さん

■第2部 交流会■
 第1部の話題提供を受け、自然史や博物館のことなどを話題に、参加者のみなさんと軽食を囲みながら交流を深めましょう。この機会に博物館や友の会のスタッフと気軽にご歓談ください。
【日 時】平成26年12月6日(土曜)17時30分から20時(16時20分より受付)
【場 所】神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
【交 通】箱根登山鉄道「入生田駅」下車3分
【講 演】17時30分から18時30分(博物館1階 西側講義室)
【交流会】18時40分から20時(3階レストラン)※交流会は事前申込制
【参加費】講演のみの参加は無料。交流会参加費は大人1000円
【申 込】講演会はどなたでも参加できます。交流会は事前申込みが必要です。友の会事務局(ファクシミリ:0465-23-8846またはハガキ)まで交流会の参加申込をお願いします。講演のみ参加の場合は、事前申込みは不要です。
【友の会事務局】小田原市入生田499 生命の星・地球博物館友の会事務局
【博物館URL】http://nh.kanagawa-museum.jp/
【問合せ】生命の星・地球博物館 電話:0465-21-1515(担当:田口・渡辺)

【これまでのサロンド小田原(友の会ブログ)】
http://blog.livedoor.jp/kpmtomo/archives/cat_50006850.html  
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2014年10月29日

第113回サロン・ド・小田原「たかがタネ、されどタネ―種子散布の世界―」 アンケート結果

サロンド小田原ミニ企画展示解説

 2014年10月18日(土曜)、神奈川県立生命の星・地球博物館にて、第113回サロン・ド・小田原「たかがタネ、されどタネ―種子散布の世界―」(話題提供:野田啓司さん)が博物館と友の会により開催されました。講師、スタッフをあわせると第一部の話題提供(講演会)には28名、第二部の交流会には16名の参加があり盛況な会となりました。
 今後のサロンド小田原の参考に、当日アンケートを行いました。回答いただいた10名のご意見をまとめました。この場にてアンケート結果を示します。ご協力ありがとうございました。
(アンケート・集計:友の会企画部およびサロンド小田原担当学芸員)
アンケート結果は続き(↓)
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2014年10月28日

第113回サロン・ド・小田原プレ・ワークショップ『ほんものタネ図鑑づくり』参加報告

[実施日時] 2014年10月18日(土曜)13:30〜15:30
[場所] 生命の星・地球博物館 西側講義室
[参加人数] 17名
[講師] 野田啓司氏(海老名市立海老名中学校教諭)
サロン・ド・小田原プレ・ワークショップの様子

 今回のサロン・ド・小田原は、いつもと少し変わっていました。サロンの前に今回の話題であるタネのほんもの図鑑を作ってしまおうというプレワークショップがありました。
 まず、タネについての興味深いお話を聞かせていただきました。4種類の綿毛が提示されて、「タンポポはどれですか?」と尋ねられました。どれもよく似ていますが、微妙に違います。私がタネをよく見ていないことに気付かされました。野田先生の授業はこうした切り口で入り、子供たちを引きつけていくことも分かりました。
 タンポポの綿毛を電子顕微鏡で見た写真も見せていただきましたが、あの細い綿毛1本が中空のストローを何本も束ねたようなつくりになっていて、軽くて丈夫な構造で、散布されやすくなっていることが分かりました。数々のタネの散布方法についても、野田先生が参加者全員に作ってくれた「遊べるほんものタネ図鑑」のタネを使って各自で空中散布を試みました。私は、ボダイジュのタネのつくりに興味をもちました。このタネは、むかし作った竹ひごと紙の模型飛行機のような繊細な作りで、空中散布の時は、くるくると優雅に舞い降りていきました。
 お話の後は、いよいよ「ほんものタネ図鑑」づくりです。B5判ほどの台紙に57種類の植物の種名と写真が表示されたものを渡されました。この台紙の上にボンドとピンセットを使って、用意されたタネを貼り付けていきます。会場の後列のテープル上にそのタネが並べてあります。小さなもの、風に飛びそうなものもあり、かなり神経を使いながら、間違えないように貼り付けていきました。皆さん、無我夢中で頑張りました。出来上がった台紙は、用意して頂いたプラスチックのケースに収められ、貴重な「ほんものタネ図鑑」として完成しました。私の気に入ったボダイジュのタネも納められています。
 こんなにも多くのタネを用意してくださった野田先生に感謝感謝のサロン・ド・小田原プレワークショップ「ほんもののタネ図鑑づくり」でした。
 ありがとうございました。
(文章・飯島俊幸)
  
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2014年10月27日

第113回サロン・ド・小田原「たかがタネ、されどタネ―種子散布の世界―」実施報告

[開催日] 2014年10月18日(土曜)
[話題提供] 野田啓司
[会場] 生命の星・地球博物館講義室、レストラン・フォーレ
[参加者数] プレ・ワークショップ 17名、第1部講演 28名、第2部交流会 16名
[プレ・ワークショップ] ほんものタネ図鑑づくり
[交流会] 飛ぶタネの動画解説、柿の種の数カウントほか
第113回サロン・ド・小田原の様子

 2014年10月18日(土曜)に、生命の星・地球博物館で第113回のサロン・ド・小田原「たかがタネ、されどタネ―種子散布の世界―」を開催しました。話題提供は、タネハカセこと野田啓司さん。今回は、サロンド史上はじめての挑戦がありました。それは、「プレ・ワークショップ」、「講演」、「交流会」というプログラムに加え、ミニ企画展示を同時に行うという試みです。
 プレ・ワークショップ「ほんものタネ図鑑づくり」では、事前申込制で、17名の方がほんもの図鑑を作製しました。講師の野田さんも50種をこえる図鑑ははじめてとのこと。図鑑となるケースに所狭しとタネが並びました
 サロン・ド・小田原の講演・交流会では、講師をあわせ28名が集い、盛況な会となりました。講演中、タネが飛び回転する様子の動画が上手く再生できませんでしたが、ミニ企画展示コーナーでの解説では、実際にタネをとばし、一同、タネに釘付けとなりました。つづく交流会で、動画再生をリベンジ。タネが自転しながら回転する様に、また釘付けとなりました。
 展示、ワークショップ、講演と盛り沢山に話題提供いただいた野田さん、サロン・ド・小田原にお集まり下さいましたみなさん、会の準備にご尽力いただいた友の会みなさん、ありがとうございました。
 つづいて、参加者のお一人の露木さんから頂戴した文章を紹介させていただきます。露木さんありがとうございました。
(サロン・ド・小田原担当:田口)


「サロン・ド・小田原」 野田啓司先生の話
 子どもの心に火を灯す。そして自らの感動を次の世代にバトンを渡すことに使命感を持たれている野田啓司先生のお話は、私の心にタネの世界でいっぱいにして下さり、その不思議さや面白さに圧倒されていきました。
 講演の前のワークショップで「実物タネ図鑑」を作りました。なんと57種類ものタネを先生が用意してくださり、一つ一つボンドで着けていきました。最後に、先生に見ていただき立派なケースに入れます。完成した時の喜びは、子どもでなくともうれしくて心躍りました。
 野田先生がタネに夢中になったきっかけは、ある時ボダイジュのタネをもらって、それがクルクルと落ちていく様子を見たことだそうです。そう言えば私も昨年ボダイジュのタネを拾ってその形や回って落ちる様子に感動した経験があります。
 最初の綿毛の話が印象的でした。中学生にもこのタネの話から授業をして、中学校の理科の面白さを知ってもらうということでした。タンポポ、ガガイモ、コウゾリナなど同じ綿毛になるタネでも、冠毛の様子はさまざまです。綿毛がさらに枝分かれしているものもあったり、タネのある部分から直接冠毛が出ていたりするものもあります。
 ガガイモやキジョラン、テイカカズラは私も好きなタネです。実物図鑑ではこれらの綿毛の種も、背景を暗くしたものに浮かせるようにしてそっとおきます。そうすることで綿毛のふわふわしている様子がそのまま残るのです。驚いたのは、この冠毛を伸ばしている糸のような部分の断面の電子顕微鏡写真を見せていただいたとき、中にたくさんの穴が空いている―中空の管がたくさん束になっている―ことでした。植物のそれは美しくまた不思議な世界を垣間見た一瞬でした。
 他にも風によって飛んでいくタネとしてカエデの仲間、ニワウルシ、アオダモ、ツクバネなどを紹介されました。くるくる回って落ちる落ち方も多様です。私もこのタネの落ち方には興味があって、授業でもモデルを作って遊んだことがありますが、ユリノキのように自転しながら弧を描いて落ちていくなど、丁寧にみていなかった自分に気づきました。
 多様なタネをスライドで見ました。ツノゴマやライオンゴロシのお話はすごく迫力がありました。世の中には想像を絶するタネがあるものだと思います。
 野田先生のタネのお話に引き込まれていくうちに、野田先生の「感動体験」にいつの間にか共鳴を起こしている自分に気づきました。そうなんだ、このお話がおもしろいのは野田先生がひたむきにタネを集めて、タネの不思議さや面白さを子どもたちと共有しようとされている教師としての生き方に、私も巻き込まれ惹かれているからです。
 野田先生、素敵なお話をありがとうございました。ツクバネなど珍しいタネもいただきありがとうございました。図鑑、大切にさせていただきます。
出来上がった実物タネ図鑑
出来上がった実物タネ図鑑
野田先生の講演スライド
野田先生の講演スライド
(露木和男)
  
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2014年10月16日

第113回サロン・ド・小田原『たかがタネ、されどタネ―種子散布の世界―』のお知らせ

神奈川県立生命の星・地球博物館&友の会 共催
第113回サロン・ド・小田原
『たかがタネ、されどタネ―種子散布の世界―』
2014年10月18日(土曜)17時30分から

 サロン・ド・小田原は、生命の星・地球博物館と博物館友の会が共催する第1部講演と第2部交流会からなる集いです。参加者のみなさんが学芸員や自然の達人等と気軽に交流できる雰囲気づくりに工夫しています。
 今回は、講演&交流会にあわせプレ企画ワークショップ(事前申込終了)も行います。講師・話題提供者は、タネ博士の野田啓司さんです。みなさま、お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。
いろいろなタネ

◆プレ・ワークショップ
「ほんものタネ図鑑づくり」13:30〜15:30(事前申込み終了)
 同日開催のサロン・ド・小田原のプレ企画として、本物のタネを手に、面白さを体験してもらいながら、「ほんものタネ図鑑」をつくります。

◆第1部 講演◆17:30-18:30
演題:「たかがタネ、されどタネ―種子散布の世界―」
話題提供:野田啓司氏(海老名市立海老名中学校教諭)
<内容>
 畑や花壇にタネをまくという人の意図するように、自然の中でタネがまかれることはありません。タネがまかれるしくみとそのタネのもつ形やその魅力を感じてください。気になるタネや話題をご持参いただいても構いません。

◆第2部 交流会◆
18:40-20:00
 第1部の話題提供を受け、自然史や博物館のことなどを話題に、参加者のみなさんと軽食を囲みながら交流を深めましょう。この機会に博物館や友の会のスタッフと気軽にご歓談ください。
 講演後、交流会までの時間に、ミニ企画展コーナーにてミニ解説を行う予定です。

【日 時】
平成26年10月18日(土曜)17時30分から20時(16時20分より受付)
【場 所】神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
【交 通】箱根登山鉄道「入生田駅」下車3分
【講 演】17時30分から18時30分(博物館1階 西側講義室)
【交流会】18時40分から20時(3階レストラン)※交流会は事前申込制
【参加費】講演のみの参加は無料。交流会参加費は大人1000円
【申 込】講演会はどなたでも参加できます。交流会は事前申込みが必要です。友の会事務局(ファクシミリ:0465-23-8846またはハガキ)まで交流会の参加申込をお願いします。講演のみ参加の場合は、事前申込みは不要です。
【友の会事務局】小田原市入生田499 生命の星・地球博物館友の会事務局
【博物館URL】http://nh.kanagawa-museum.jp/
【お問合せ】生命の星・地球博物館 電話:0465-21-1515(担当:田口・渡辺)
【これまでのサロンド小田原(友の会ブログ)】
 http://blog.livedoor.jp/kpmtomo/archives/cat_50006850.html  
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2014年10月14日

第112回サロン・ド・小田原「西へ東へ!カナダガン追っかけ10年間の記録」アンケート結果

第112回サロン・ド・小田原の様子2

 2014年9月6日(土曜)に第112回サロン・ド・小田原「西へ東へ!カナダガン追っかけ10年間の記録」(話題提供:加藤ゆきさん)が神奈川県立生命の星・地球博物館にて博物館と友の会により開催されました。講師、スタッフをあわせると第一部の話題提供(講演会)には43名、第二部の交流会には27名の参加があり盛況な会となりました。
 今後のサロンド小田原の参考に、当日アンケートを行いました。回答いただいた25名のご意見をまとめました。この場にてアンケート結果を示します。ご協力ありがとうございました。
(アンケート・集計:友の会およびサロンド小田原担当学芸員)  続きを読む
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2014年10月13日

第112回 サロン・ド・小田原『西へ東へ!カナダガン追っかけ10年間の記録』参加報告

実施日:2014年9月6日(土曜)
場所:博物館講義室、レストラン・フォーレ
参加者数:第1部講演会 43名、第2部交流会 27名
話題提供者:加藤ゆき氏(生命の星・地球博物館)
第112回サロン・ド・小田原の様子

 特別展「どうする?どうなる!外来生物 とりもどそう私たちの原風景」(7月19日〜11月3日)に合わせて、外来生物であるカナダガンの研究を続けている加藤ゆき学芸員にお話をしていただきました。
 私はこの種の鳥をだいぶ以前に丹沢湖で発見し、自分なりに調べて、シジュウカラガンとばかり思っていました。今回のお話を聞いて丹沢湖にいるのはカナダガンで、こちらは本来の生態系を脅かす外来種であること、シジュウカラガンは渡りをする希少種の在来種であることが分かりました。
 カナダガンは北米大陸を中心として生息している種ですが、ニュージーランドには、100年ほど前に、狩猟目的で50羽が持ち込まれ、その後6万羽にも増えてしまったそうです。これだけ爆発的に増えてしまうと、生態系に大きな影響を与えることになります。
 日本では、静岡、山梨、神奈川に100羽程度生息しているようですが、田貫湖では、キャンプ場が、その糞害に憤慨しているそうで、この他にも、かみつき被害、他種との交雑が心配されています。このようなカナダガンの状況に、加藤ゆき学芸員たち研究者は、追跡調査をしたり、繁殖抑制のための擬卵交換をしたり、研究のために捕獲をしたりして、数の抑制に努めてきたそうです。その努力の甲斐あって、2014年8月1日には、カナダガンが特定外来生物に指定されました。
 外来種が、なぜいけないのかについて、お話は、とても興味深く、分かりやすいものでした。
このようなお話を伺って、改めて特別展を見ると更にその理解が深まるように感じられました。

 第2部交流会では、宮城県から来て頂いた I さんからおもしろい雁のお話をたくさん聞かせて頂きました。 I さんは、地元でシジュウカラガンの保護、増殖に携わる方で、加藤ゆき学芸員との研究関係で、参加され、皆さんからの質問にも、快く答えてくださいました。いろいろな雁の鳴き真似がお上手だったのが印象的でした。
 お陰様で、今回も楽しく学べたサロン・ド・小田原となりました。
(文章・写真 飯島俊幸)  
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2014年09月23日

第113回サロン・ド・小田原『たかがタネ、されどタネ―種子散布の世界―』のお知らせ

 サロン・ド・小田原は、生命の星・地球博物館と博物館友の会が共催する第1部講演と第2部交流会からなる集いです。参加者のみなさんが学芸員や自然の達人等と気軽に交流できる雰囲気づくりに工夫しています。
 今回は、講演&交流会にあわせプレ企画ワークショップ(事前申込)を行います。講師・話題提供者は、種子ハカセの野田啓司さんです。みなさま、お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。
サロンド小田原(第113回案内チラシ)


◆第113回サロン・ド・小田原プレ・ワークショップ
「ほんものタネ図鑑づくり」
日時: 2014年10月18日(土)13:30〜15:30
 同日開催のサロン・ド・小田原のプレ企画として行なうワークショップです。
 本物のタネを手に、面白さを体験してもらいながら、「ほんものタネ図鑑」をつくります。当日は40種以上のタネが入る図鑑を作成します!
会場:生命の星・地球博物館1階西側講義室
費用:400 円(高校生以上の非会員は 500 円、当日徴収)
定員:20 名(事前申込制:多数の場合は抽選)
講師:野田啓司氏(海老名市立海老名中学校教諭)
申込み:往復はがきに必要事項 * を記入し、友の会事務局までお送りください。
 * 行事名/開催日/参加者全員の氏名・年齢(学年)/会員番号/代表者の住所・電話番号
申込み締切:9月30日(火曜)必着

◆第113回サロン・ド・小田原「たかがタネ、されどタネ―種子散布の世界―」

2014年10月18日(土)17:30 〜20:00(16:20 より受付)
会場:生命の星・地球博物館1階西側講義室および3階レストラン
話題提供者:野田啓司氏(海老名市立海老名中学校教諭)
講演:17:30〜18:30(無料)
交流会:18:40 〜20:00(大人千円)
 畑や花壇にタネをまくという人の意図するように、自然の中でタネがまかれることはありません。タネがまかれるしくみとそのタネのもつ形やその魅力を感じてください。気になるタネや話題をご持参いただいても構いません。

生命の星・地球博物館友の会
〒250-0031 小田原市入生田499 生命の星・地球博物館友の会事務局
電話(博物館)0465-21-1515
ファクシミリ(博物館) 0465-23-8846
サロン・ド・小田原のお問い合わせ先: 田口(博物館)・飯島(友の会)  
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2014年09月08日

第111回サロン・ド・小田原「身近な水辺に棲む魚たちの保全」アンケート結果

 2014年6月14日(土曜)に第111回サロン・ド・小田原「身近な水辺に棲む魚たちの保全」(話題提供:宮崎佑介さん)が神奈川県立生命の星・地球博物館にて博物館と友の会により開催されました。講師、スタッフをあわせると第一部の話題提供(講演会)には27名、第二部の交流会には11名の参加があり盛況な会となりました。
 今後のサロンド小田原の参考に、当日アンケートを行いました。回答いただいた7名のご意見をまとめました。この場にてアンケート結果を示します。ご協力ありがとうございました。
(アンケート・集計:友の会企画部およびサロンド小田原担当学芸員)  続きを読む
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2014年08月23日

第111回サロン・ド・小田原『身近な水辺に棲む魚たちの保全』参加報告

実施日:2014年6月14日(土曜)
場 所:第1部生命の星・地球博物館講義室、第2部レストラン・フォーレ
参加者数:講演27名、交流会11名
話題提供者:宮崎佑介氏(日本学術振興会特別研究員PD)

今回の話題提供者は、日本学術振興会特別研究員として生命の星・地球博物館にて研究活動されている宮崎佑介さんです。
高校生の頃から地球博物館で標本を作成しており、去年から特別研究員として博物館に来て魚の保全について精力的に活動している、といった瀬能学芸員による紹介のあと、宮崎さんより、どうして魚の保全に興味を持ったのか、また、どういう活動をしているのか、その過程も含めお話が始まりました。
魚に興味を持ったきかっけが、スーパーファミコン「海釣り名人スズキ編」であること、小学生の時に海釣りでつった魚を調べるのに図鑑を購入、中学では接写カメラにこり、高校で釣った魚をホームページで公開、また、博物館で魚類ボランティアとして活動、といった研究のきっかけとなるお話から、岩手県でお寺の和尚さんとの初の民間主導の自然再生事業の実施、北海道朱太川水系での地域との協働による生物多様性保全活動、小中学生を対象とした自然体験学習の講師など、地道な調査や活動による保全活動の取り組みが紹介されました。
第2部の交流会ではひとつのテーブルを皆で囲み、和気藹々とした中での交流会となりました。

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2014年08月06日

第112回サロン・ド・小田原『西へ東へ!カナダガン追っかけ10年間の記録』のお知らせ

神奈川県立生命の星・地球博物館&友の会 共催
第112回サロン・ド・小田原
『西へ東へ!カナダガン追っかけ10年間の記録』
2014年9月6日(土曜)17時30分から

 サロン・ド・小田原は、第1部講演&第2部交流会を通じて、学芸員や自然史の達人等と気軽に語り合う集いです。
 今回は、特別展「どうする?どうなる?外来生物」を担当された加藤ゆきさんの登場です。
■第1部 講演■
演題:「西へ東へ!カナダガン追っかけ10年間の記録」
話題提供: 加藤ゆき 氏(生命の星・地球博物館 鳥類担当)
カナダガン(サロンド小田原112)
<内容>
 静岡県や山梨県でまとまった個体数が確認されている北米原産のカナダガン。日本には愛玩用、飼育用に導入された個体が逃げ出し、野外に定着したと思われます。日本では静岡県富士宮市で1985年に2羽が初めて確認され、30年近くかけて約100羽にまで増えました。このまま放置すると、万羽単位で増えていくことが、海外の事例から予測されます。
 そこで、2004年に行われた丹沢大山総合調査をきっかけに、国内のカナダガンの分布や繁殖状況を把握するため、彼らを追いかけ、各地を飛び回りました。追跡調査をするために標識をつけたり、繁殖抑制のために擬卵交換を行ったり、一方で展示や勉強会を実施したりと、活動は多岐に渡ります。その結果、生態系や人間生活への影響が大きいことが明らかとなり、また近縁種との交雑が懸念されることから、2014年8月1日付でカナダガンは外来生物法による特定外来生物に指定されました。
 今回は、カナダガンを調査している間に確認した様々な興味深い事象と、これからの対策などをお話しします。

■第2部 交流会■
 第1部の話題提供を受け、自然史や博物館のことなどを話題に、参加者のみなさんと軽食を囲みながら交流を深めましょう。この機会に博物館や友の会のスタッフと気軽にご歓談ください。

【日 時】平成26年9月6日(土曜)17時30分から20時(16時20分より受付)
【場 所】神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
【交 通】箱根登山鉄道「入生田駅」下車3分
【講 演】17時30分から18時30分(博物館1階 西側講義室)
【交流会】18時40分から20時(3階レストラン)※交流会は事前申込制
【参加費】講演のみの参加は無料。交流会参加費は大人1000円
【申 込】講演会はどなたでも参加できます。交流会は事前申込みが必要です。友の会事務局(ファクシミリ:0465-23-8846またはハガキ)まで交流会の参加申込をお願いします。講演のみ参加の場合は、事前申込みは不要です。
【友の会事務局】小田原市入生田499 生命の星・地球博物館友の会事務局
【博物館URL】http://nh.kanagawa-museum.jp/
【お問合せ】生命の星・地球博物館 電話:0465-21-1515(担当:田口・渡辺)
【これまでのサロンド小田原(友の会ブログ)】
 http://blog.livedoor.jp/kpmtomo/archives/cat_50006850.html   
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2014年05月26日

第111回サロン・ド・小田原『身近な水辺に棲む魚たちの保全』のお知らせ

神奈川県立生命の星・地球博物館&友の会 共催
第111回サロン・ド・小田原
『身近な水辺に棲む魚たちの保全』
2014年6月14日(土曜)17時30分から

 サロン・ド・小田原は、第1部講演&第2部交流会を通じて、学芸員や自然史の達人等と気軽に語り合う集いです。
 今回は、日本学術振興会特別研究員として博物館にて研究活動されている宮崎佑介さんの登場です。みなさま、お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。
■第1部 講演■
演題:『身近な水辺に棲む魚たちの保全』
話題提供: 宮崎佑介氏(日本学術振興会特別研究員PD)

各地で作製してきた魚類標本
写真:各地で作製してきた魚類標本

<内容>
 人間活動の影響を大きく受ける日本の水辺。日本の水辺には、多様な魚類が生息していますが、人間の活動の影響を受けて、絶滅や個体群の縮小が各地で生じています。
 生物多様性保全は、いまや世界中の人々の抱える課題といえますが、その第一歩は、身近な魚を知ることです。
 生物多様性保全を推し進める地域において、そこに棲む魚たちのことを知ろうと努めた私の活動を紹介します。

■第2部 交流会■
 第1部の話題提供を受け、自然史のこと、博物館のことなど話題として、参加者のみなさんと軽食を囲みながら交流を深めましょう。この機会に博物館や友の会のスタッフと気軽にご歓談ください。

【日 時】平成26年6月14日(土曜)17時30分から20時(16時20分より受付)
【場 所】神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
【交 通】箱根登山鉄道「入生田駅」下車3分
【講 演】17時30分から18時30分(博物館1階 西側講義室)
【交流会】18時40分から20時(3階レストラン)※交流会は事前申込制
【参加費】講演のみの参加は無料。交流会参加費は大人1000円
【申 込】講演会はどなたでも参加できます。交流会は事前申込みが必要です。友の会事務局(ファクシミリ:0465-23-8846またはハガキ)まで交流会の参加申込をお願いします。講演のみ参加の場合は、事前申込みは不要です。
【友の会事務局】小田原市入生田499 生命の星・地球博物館友の会事務局
【博物館URL】http://nh.kanagawa-museum.jp/
【問合せ】生命の星・地球博物館 電話:0465-21-1515(担当:田口・渡辺)
【これまでのサロンド小田原(友の会ブログ)】
 http://blog.livedoor.jp/kpmtomo/archives/cat_50006850.html  
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2014年05月25日

第110回サロン・ド・小田原「自然界の"エイリアン"、寄生バチの驚くべき世界」アンケート結果

 2014年5月24日(土曜)に第110回サロン・ド・小田原「自然界の"エイリアン"、寄生バチの驚くべき世界」(話題提供:渡辺恭平さん)が神奈川県立生命の星・地球博物館にて博物館と友の会により開催されました。講師、スタッフをあわせると第一部の話題提供(講演会)には34名、第二部の交流会には14名の参加があり盛況な会となりました。
 今後のサロンド小田原の参考に、当日アンケートを行いました。回答いただいた15名のご意見をまとめました。この場にてアンケート結果を示します。ご協力ありがとうございました。
(アンケート・集計:友の会企画部およびサロンド小田原担当学芸員)  続きを読む
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2014年05月24日

第110回サロン・ド・小田原『自然界の"エイリアン"、寄生バチの驚くべき世界』 参加報告

実施日:2014年05月24日(土曜)
場所:生命の星・地球博物館講義室およびレストラン・フォーレ
参加者数:第1部講演34名、第2部交流会14名
話題提供者:渡辺恭平氏(生命の星・地球博物館)
 今回は、寄生蜂のお話でした。寄生蜂は「きせいほう」もしくは「きせいばち」と読むそうで、この言葉の定義から始まりました。いろいろと難しい言葉の解説を交えながらの寄生蜂の興味深い生態をきれいな写真と共に紹介していただきました。オトシブミが何故、葉を丸めて落とすのかも寄生蜂との関係があることに気付かされました。寄生蜂は子孫を残すために虚々実々の駆け引きをして寄主(きしゅ)に産卵していました。ビックリしたのは、寄生蜂にも寄生する寄生蜂が居たことです。説明には静止画だけでなく、動画もつかわれていました。ここでまた驚かされたのが、ピョンピョン跳ね回る卵状のチビアメバチの繭でした。渡辺学芸員はこれらの動画を見ながら、ポツリと「癒されますわ!」、「うつくしい!」と発していました。本当に昆虫が好きなのだと思わされました。
しかしながら、冒頭で自分は「生まれ変わっても昆虫にはなりたくない。」とも語っていました。
 昆虫界のエイリアンとして紹介された寄生蜂ですが、実は救世主という一面ももっていました。ミカンにつくカイガラムシは体がロウに覆われ、農薬が効かずに困っていたそうですが、寄生蜂の一種を利用して、このカイガラムシを抑えることができたそうです。実に多種多様な寄生蜂が存在することが分かりました。ヒメバチ科だけでも1500種。日本で見かける蝶300種の5倍もいます。これらの分類、生態の研究だけでも身震いする思いです。いつも笑顔で親しみやすい渡辺学芸員は、きっと立派な研究を続けていくと感じました。今回のサロン・ド・小田原講演レジュメには、その裏側に用語の解説と個人ウエブサイト「寄生蜂について」http://himebati.jimdo.com/が紹介されていました。
 第2部交流会では、最近、渡辺学芸員が調査に訪れた沖縄の西表島の様子がスライドショーで紹介されました。珍しい昆虫だけではなく、鳥やトカゲやヤシガニなど数多くの生物が紹介されました。私たちは、しばし、西表にいる思いで、それらの生物たちを見ていました。参加人数が少なかったので、もったいない気がしましたが、全員で自己紹介と簡単な感想を述べあって交流会を閉じました。
(報告:飯島俊幸)
  
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2014年04月06日

第110回サロン・ド・小田原『自然界の"エイリアン"、寄生バチの驚くべき世界』のお知らせ

神奈川県立生命の星・地球博物館&友の会 共催
第110回サロン・ド・小田原
『自然界の"エイリアン"、寄生バチの驚くべき世界』
2014年5月24日(土曜)17時30分から

サロン・ド・小田原は、第1部講演&第2部交流会を通じて、学芸員や自然史の達人等と気軽に語り合う集いです。今回は、学芸員のホープ、渡辺さんの登場です。みなさま、お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。

■第1部 講演■
演題: 『自然界の"エイリアン"、寄生バチの驚くべき世界』
話題提供: 渡辺恭平 氏(生命の星・地球博物館)

ガに寄生した寄生バチに寄生する寄生バチ(矢印)
ガに寄生した寄生バチに寄生する寄生バチ(矢印)

<内容>
 我々の身のまわりの自然、そこでは常に「喰う‐喰われる」のドラマが繰り広げられています。今回お話しする寄生バチは、寄生する蜂、すなわち他の昆虫に卵を産み付け、その相手を食べて殺してしまう、恐るべき殺し屋です。それは映画「エイリアン」に出てくるエイリアンそのもので、あのえげつない光景はなにもハリウッド映画の世界だけのことではないのです。当然、喰われる昆虫はたまったものではありませんので、必死に防衛策をとりますが、寄生バチたちは巧みな戦略でこれら防衛ラインを突破するのです。今回は、このえげつないけど面白い、寄生バチの世界をご案内しちゃいます。ようこそ寄生バチの世界へ!

■第2部 交流会■
 第1部の講演を受け、自然史のこと、博物館のことなどを話題に、参加者のみなさんと交流を深めましょう。この機会に博物館や友の会のスタッフと気軽にご歓談ください。

【日 時】平成26年5月24日(土曜)17時30分から20時(16時20分より受付)
【場 所】神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
【交 通】箱根登山鉄道「入生田駅」下車3分
【講 演】17時30分から18時30分(博物館1階 西側講義室)
【交流会】18時40分から20時(3階レストラン)※交流会は事前申込制
【参加費】講演のみの参加は無料。交流会参加費は大人1000円
【申 込】講演会はどなたでも参加できます。交流会は事前申込みが必要です。友の会事務局(ファクシミリ:0465-23-8846またはハガキ)まで交流会の参加申込をお願いします。講演のみ参加の場合は、事前申込み不要です。
【友の会事務局】小田原市入生田499 生命の星・地球博物館友の会事務局
【これまでのサロンド小田原(友の会ブログ)】
 http://blog.livedoor.jp/kpmtomo/archives/cat_50006850.html
【問合せ】 生命の星・地球博物館 電話:0465-21-1515  
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2014年02月02日

第109回 サロン・ド・小田原『アンデスを越えて』参加報告

実施日:2014年2月1日(土曜)
場 所:博物館講義室、レストラン・フォーレ
参加者数:第1部 講演会 55名、第2部交流会 28名
話題提供者:折橋裕二氏(東京大学地震研究所)、平田大二氏(生命の星・地球博物館)
第109回サロン・ド・小田原の様子

 今回のサロン・ド・小田原は、開催中の企画展「アンデスを越えて」(12月24日〜2月23日)にあわせて開催されました。講演に先立って、16:30より、今回の話題提供者である平田大二氏より企画展の展示解説があり、多くの方が説明を聞きました。
 第一部講演は、はじめに折橋裕二氏が、なぜ17,000 kmも離れたアルゼンチン・パタゴニアへ調査に行ったのかを説明し、日本の地下構造とよく似たこの地域のマントル遷移層について、グラフを使って、説明していただきましたが、はっきり言って、ついていけず、理解不能でした。
 続いての平田大二氏のお話は、調査行におけるエピソードでしたので、興味深く聞くことができました。移動に利用したアルゼンチンの国産車のお粗末さや、途中で入手したプーマの頭骨が、いまだに入国できていないことや、突如として降ってくる巨大な雹の話は、とても印象に残りました。
 第二部交流会では、Japon ↔ Patagoniaの地図コースターが用意され、位置関係が一目で分かるような心遣いがされていました。
 そして、いつものようにお二人の話題提供者を囲んで、パタゴニアの地学談義に花が咲きました。
(文章・写真 飯島俊幸)
  
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2014年01月11日

第109回サロン・ド・小田原『アンデスを越えて』のお知らせ

神川県立生命の星・地球博物館&友の会 共催
第109回サロン・ド・小田原『アンデスを越えて』
2014年2月1日(土曜)17時30分から
(展示解説は16時半から)

アンデスを越えて

 サロン・ド・小田原は、第1部講演&第2部交流会を通じて、学芸員や自然史の達人等と気軽に語り合う集いです。
 今回は、企画展「アンデスを越えて」の担当、平田さんの登場です。みなさま、お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。

■展示解説■
 第1部講演に先立ち、企画展「アンデスを越えて」の展示解説を行います。1階西側講義室に16時25分集合です。

■第1部 講演■

演題:「アンデスを越えて」
話題提供:平田大二 氏(生命の星・地球博物館学芸部長)

<内容>
 南米大陸のアンデス山脈は、太平洋をぐるりと取り囲む環太平洋火山帯のひとつです。日本列島と同じように、太平洋の海のプレートが南米大陸の下に沈み込むことによってたくさんの火山ができています。火山はアンデス山脈を越えて、パタゴニアの大平原にもあります。
 今回のサロンでは、南米大陸南部のアンデス山脈からパタゴニアの大平原にみられる火山の姿と、その調査の様子を紹介します。

■第2部 交流会■
 第1部の話題提供を受け、自然史のこと、博物館のことなど話題として、参加者のみなさんと軽食を囲みながら交流を深めましょう。
 この機会に博物館や友の会のスタッフと気軽にご歓談ください。

【日 時】平成26年2月1日(土曜)16時30分から20時(16時20分より受付)
【場 所】神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
【交 通】箱根登山鉄道「入生田駅」下車3分
【展示解説】16時30分すぎから(企画展展示解説:16時25分講義室集合)
【講 演】17時30分から18時30分(博物館1階 西側講義室)
【交流会】18時40分から20時(3階レストラン)※交流会は事前申込制
【参加費】講演のみの参加は無料。交流会参加費は大人1000円
【申 込】講演会はどなたでも参加できます。交流会は事前申込みが必要です。友の会事務局(ファクシミリ:0465-23-8846またはハガキ)まで交流会の参加申込をお願いします。講演のみ参加の場合は、事前申込み不要です。
【友の会事務局】小田原市入生田499 生命の星・地球博物館友の会事務局
【博物館URL】http://nh.kanagawa-museum.jp/
【問合せ】生命の星・地球博物館 電話:0465-21-1515(担当:田口)  
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2013年12月01日

第108回サロン・ド・小田原「クマの365日、クマと山」参加報告

実施日:2013年11月30日(土曜)
場 所:第1部生命の星・地球博物館講義室、第2部レストラン
参加者数:講演45名、交流会17名
話題提供者:小坂井千夏氏(日本学術振興会特別研究員RPD)
第108回サロンド小田原、当日の様子(小坂井さん)

 今回の話題提供者は、小坂井千夏さん。話が始まると、歯切れの良い言葉で、てきぱきと、それでいて余談も織り込みながら分かりやすく、クマの365日を紹介してくれました。
 クマは、クマのプーさんやテディベアなどで親しみやすい動物ですが、実物には先ず、自然界ではお目にかかったことはなく、意外とその生態を知らない動物でもあります。世界で、たった8種類だけ、日本ではツキノワグマとヒグマの2種類だけが生息しているとのことでした。このクマの365日のうち、秋の主食ドングリの豊作か不作かが、ヒトとの接触「クマ出没」のニュース回数に影響を与えているようです。
 「クマを知るには、山を知れ。」と言う言葉があるそうですが、その年の山のドングリの豊凶を知って、クマへの対策を考えておくことが大切と知りました。確かに、ドングリにはいろいろな種類があって、隔年にしか、実をつけないものもたくさんあり、年による生産量の差が考えられます。山が餌不足の時、食べ物を求めて人里に現れ、捕殺されてしまったクマの姿を私たちはテレビニュースなどで見ないようにしたいものです。そのためにはヒトとクマとの境界について、クマにヒトが教える方策がとられることが大切なのだと知らされました。
 小坂井さんは、最後に、「クマと博物館」について、その考えを話しました。博物館では、クマの研究とそこに訪れる一般の人々との情報交換の場が設定できるから、博物館でクマの研究をするという意味があるとのことでした。
 そのアイディアの一つとして、クマとどのようにつき合えばよいのかを教えるための出張小道具・「トランク・キット」を紹介されました。中身は不明でしたが、また、どこかでクマ理解のためのお話の折に、その中身にもお目にかかれることと思いました。
 場所を変えて第2部交流会に参加されたヒトは17人と少なめでしたが、今回はそれが吉に転じ、サロンらしい時間を共有することができました。話題提供者の小坂井さんを真ん中に、テーブル席について、参加者からクマの質問が次々と出されました。それに小坂井さんがマイクを持って答えるというやり取りで、参加者全員がクマの話題にとけ込めました。また、用意された食べ物もクマ関連のものがいくつもあり、大変楽しい入生田の夜となりました。
(文章・写真 飯島俊幸)
  
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2013年11月18日

第108回サロン・ド・小田原『クマの365日、クマと山』のお知らせ

神川県立生命の星・地球博物館&友の会 共催
第108回サロン・ド・小田原『クマの365日、クマと山』
2013年11月30日(土曜)17時30分から

サロン・ド・小田原は、第1部講演&第2部交流会を通じて、学芸員や自然史の達人等と気軽に語り合う集いです。
今回は、クマ研究者、小坂井千夏さんの登場です。みなさま、お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。

■第1部 講演■
演題: 「クマの365日、クマと山」
話題提供: 小坂井千夏氏(日本学術振興会特別研究員RPD)
<内容>
 365日。みなさんにとって1年365日にはどんなイベントがありますか? 四季がある日本では、例えばお花見、暑気払い、お月見、おもちつきなど四季折々のイベントがあります(食べ物や宴会に関係するものばかりですね、笑)。では、クマの365日を考えたことはありますか?
 私だけではなく、クマの1年も、食べ物と食べ物を提供する山の環境に大きく影響されています。クマのことを知るには、クマ自体だけではなく、山や植物のことをよく知る必要があります。今回は、クマの365日を調べた研究の紹介を中心にして、クマと山のつながりや、近年の人間とのトラブルの現状についてもご紹介します。また、なぜ、博物館でクマ研究なのか、その理由についてもお話しできればと思います。
 開催日の頃には丹沢のクマ達は冬眠に入り始める頃です。みんなで、山のクマに思いを馳せてみませんか?

クマ


■第2部 交流会■
 第1部の講演を受け、自然史のこと、博物館のことなどを話題に、参加者のみなさんと交流を深めましょう。この機会に博物館や友の会のスタッフと気軽にご歓談ください。

【日 時】 平成25年11月30日(土曜)17時30分から20時(16時20分より講義室前にて受付)
【場 所】 神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
【交 通】 箱根登山鉄道「入生田駅」下車3分
【講 演】 17時30分から18時30分(博物館1階 西側講義室)
【交流会】 18時40分から20時(3階レストラン)※交流会は事前申込制
【参加費】 講演のみの参加は無料。交流会参加費は大人1000円
【申 込】 講演はどなたでも参加できます。交流会は事前申込みが必要です。友の会事務局宛(ファクシミリ:0465-23-8846またはハガキ)にて交流会参加の申込をお願いします。講演のみ参加の場合は、事前申込は不要です。
【友の会事務局】〒250-0031小田原市入生田499 生命の星・地球博物館友の会事務局
【これまでのサロンド小田原(友の会ブログ)】
 http://blog.livedoor.jp/kpmtomo/archives/cat_50006850.html
【問合せ】 生命の星・地球博物館 電話:0465-21-1515(担当:田口)  
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2013年11月17日

第107回サロン・ド・小田原 『虫と「向き合う」』参加報告

実施日:2013年9月28日(土曜)
場 所:第1部生命の星・地球博物館講義室、第2部レストラン
参加者数:講演54名、交流会26名
話題提供者:川島逸郎氏(昆虫・生物画家)

第107回サロン・ド・小田原の様子


 2013年9月28日、友の会と博物館との共催にて第107回サロン・ド・小田原を開催しました。いつものように、第1部の講演と第2部の交流会からなるサロンです。今回の話題提供者は、昆虫・生物画家の川島逸郎さん。
 講演は、川島さんによる数々の絵と写真が次々と紹介されるものでした。
 1枚目のスライドは、川島さんが高校生の時に描かれた「鳥の足」の図。とても緻密な図です。きっと川島さんのことだから脚の鱗のひとつひとつを描くようなこだわりがあったのだろうなと聞いていると、やはり図の大きさは原寸大で描かれたとのこと。ハシブトガラスの脚をみて「よし、描いてやるぞ」と意気込む川島少年の姿が目に浮かぶます。
 川島さんの絵に対する追求は奥深く、すでに高校生時にして、“描く”ためにはその対象物の専門知識が必要であることを悟ったそうです。川島さんが撮られる昆虫の生態写真は凄腕なのですが、「それは絵を描くために必要なこと」と平然と言われます。おどろきです。また、お話をよく聞くと、虫が生きているその瞬間の写真だけでは、描くための情報に不足だといいます。幼虫、さなぎ、成虫へと変化していく様子をまざまざと観ることでその虫の成り立ちがわかり、やっと虫を構成する線のひとつひとつが見えてくるというのです。そこまでのレベルになって、虫を描く際にひくべき線を見きわめることができるとは、恐れ入ります。「写生ではない」という言葉が重く響きました。川島さんの、ダイナミックな変容をも自分のものに昇華していく態度にとても感銘を受けます。
 一本一本の線を描く作業に、いったいどれだけの蓄積が込められているのだろうかと思うと、私が作る図などは反省しきりのものばかりです。私の仕事柄、地層や化石の様子の作図するのですが、フィールドでは対象物を観察してスケッチを行うものの、最終的には机上で写真をトレースしいます。今後、トレース作業では、もっと心して線をひかないといけないようです。
 川島さんのお話に、私の想いと底通するものがありました。それは、1枚の絵にダイナミックな背景や時間を込めているという点です。地質屋が地層と対峙するとき、その地層がどのような営みを経て作られ残されたのかを読み解こうと努力します。この気持ちこそが、川島さんの態度に通ずるとものだと直感しました。
 講演の後、あらためて川島さんの作品を観てみました。線だけでなく、点も、ひとつひとつ丁寧に描かれていることに気づきました。徹底した観察に基づく細密描写に見習うことが多くありました。味わい深いサロン・ド・小田原となりました。川島さん、みなさんありがとうございました。
(報告:田口公則)
  
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2013年09月03日

第107回サロン・ド・小田原『虫と「向き合う」』のお知らせ

神川県立生命の星・地球博物館&友の会 共催
第107回サロン・ド・小田原『虫と「向き合う」』
2013年9月28日(土曜)17時30分から

 サロン・ド・小田原は、第1部講演&第2部交流会を通じて、学芸員や自然史の達人等と気軽に語り合う集いです。今回は、昆虫・生物画家の川島逸郎さんがご登壇です。みなさま、お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。

■第1部 講演■
演題: 『虫と「向き合う」』
話題提供: 川島逸郎 氏 (昆虫・生物画家)
<内容>
 自然物へ向き合うとき、そこには様々な目的があることでしょう。研究や調査、楽しみとしての観察、同好の士との交流の一環などなど。
 「生物画家」と名乗っている私は、果たして、幼い頃の素朴な興味に始まり、生き物(主として昆虫)に、いかに相対して来たのでしょうか。その目的も、その時々置かれた状況次第で、また年数を経るごとに変遷してゆくのは、半ば必然ともいえます。
 当初から、絵を目的の中心に据えながらも、何故ある時は「研究」に傾き、またある年代からは「生態、生活史の撮影」に走ったのでしょうか。決して「王道」とは呼べそうもない、一人の自然観察者としての試行錯誤、紆余曲折の限りを、「写真」と、本分である「絵」とを交えながら紹介します。

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参考: 川島逸郎 「標本画 〜 その伝えるものとは」(PDF・3,258KB)

■第2部 交流会■
 第1部の講演を受け、自然史のこと、博物館のことなどを話題に、参加者のみなさんと交流を深めましょう。この機会に博物館や友の会のスタッフと気軽にご歓談ください。

【日 時】 平成25年9月28日(土曜)17時30分から20時(16時20分より講義室前にて受付)
【場 所】 神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
【交 通】 箱根登山鉄道「入生田駅」下車3分
【講 演】 17時30分から18時30分(博物館1階 西側講義室)
【交流会】 18時40分から20時(3階レストラン)※交流会は事前申込制
【参加費】 講演のみの参加は無料。交流会参加費は大人1000円
【申 込】 講演はどなたでも参加できます。交流会は事前申込みが必要です。友の会事務局(ファクシミリ:0465-23-8846またはハガキ)まで交流会の参加申込をお願いします。講演のみ参加の場合は、事前申
込み不要です。
【友の会事務局】小田原市入生田499 生命の星・地球博物館友の会事務局
【博物館URL】http://nh.kanagawa-museum.jp/
【これまでのサロンド小田原(友の会ブログ)】
 http://blog.livedoor.jp/kpmtomo/archives/cat_50006850.html
【問合せ】 生命の星・地球博物館 電話:0465-21-1515(担当:田口)  
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2013年08月10日

第106回サロン・ド・小田原アンケート結果

サロンド小田原の様子

 2013年8月3日(土曜)に第106回サロン・ド・小田原「益田 一さんとの思い出と魚類図鑑」が神奈川県立生命の星・地球博物館にて博物館と友の会により開催されました。講師、スタッフをあわせると第一部の話題提供(講演会)には68名、第二部の交流会には34名の参加があり盛況な会となりました。
 なお、当日16時半からの受付が遅くなり、早々にお集まりいただいた皆様にはご迷惑をおかけしましたことお詫びいたします。
 今後のサロンド小田原の参考に、当日アンケートを行いました。回答いただいた36名のご意見をまとめました。この場にてアンケート結果を示します。ご協力ありがとうございました。
(アンケート・集計:友の会企画部およびサロンド小田原担当学芸員)  続きを読む
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2013年08月09日

第106回サロン・ド・小田原「益田一さんとの思い出と魚類図鑑」実施報告

実施日: 2013年8月3日(土曜)
会場: 生命の星・地球博物館講義室およびレストラン・フォーレ
参加者数: 第1部 講演会 68名、 第2部交流会 34名
話題提供者: 瀬能 宏 氏(県立生命の星・地球博物館学芸員)

第106回サロンド小田原の様子

 博物館で開催中の特別展「益田一と日本の魚類学」に合わせて、今回のサロン・ド・小田原は、特別展を担当された瀬能宏学芸員にお話をしていただきました。
 瀬能さんの顔の広さを物語るかのように、参加者は魚類関係を中心に大勢の方々に来ていただきました。
 お話は、タイトル通りに益田一さんとの思い出と魚類図鑑づくりの内容でした。二人の魚好きの出合とその後の活動について、いろいろなエピソードを交えながら、お話は淡々と続けられました。しかしながら、そのエピソードや人生訓は、大変興味深いものでした。
 益田さんとの魚採集旅行は、国産の高級車で行ない、魚市場に乗り付け、魚を物色し、それを譲り受けたり、その場で撮影したりして、図鑑づくりの材料を集めたそうです。この採集旅行は、「どさ廻り」と呼ばれ、沖縄を中心に九州やいろいろなところへ魚を求めて、廻ったそうです。そんな「どさ廻り」から、益田さんの好きな食べものの紹介がありました。先ず、出て来たのがステーキ、大きそうなビーフステーキを頭に連想しました。瀬能さんは、「どさ廻り」の時に、これを何度かご馳走になったようです。あと、コーヒー、そしてタバコ、ハンバーガーと続きました。益田さんも瀬能さんも大食漢だったようで、「大食漢には悪い人はいない。」と、意気投合していたようでした。
 益田さんが「日本産魚類大図鑑」を完成させた原動力は、魚を求めての熱心などさ廻り、研究者への惜しみない標本提供、そして益田さんの人間的な魅力に結集した魚類学者との協力にあったと知りました。
 大食漢は、健康的には良くなかったかも知れませんが、好きなことをやって、「日本産魚類大図鑑」という立派な形を残して、去っていった人生に、きっと悔いはなかったものと思います。

 場所を変えた第2部交流会会場には、特別展の写真パネルが周りを取り囲むように飾られていました。益田一さんのご令嬢、安規子さんも出席され、ごあいさつをされました。
 魚に因んだメニューをとり揃えてみました。小アジのの唐揚げ、茹でしらす、煮干し、骨入り鮭缶、そしてアジフライサンドイッチ。
 魚づくしの料理をつまみながら、瀬能さんのあいさつや魚類関係の方々、元横須賀市自然・人文博物館館長の林さん、元東海大学海洋研究所講師の岸本さんのお話が続き、瞬く間に90分ほどの時間が過ぎてしまいました。
 今回は、魚類関係で、初めて参加された方も多かったようですが、楽しい時間を過ごすことができたようで、また足を運んでいただけそうな感触を受け、たいへん嬉しく思いました。
(文章 飯島俊幸)

 今回のサロンド小田原は、特別展「益田 一 と日本の魚類学」の関連行事の1つでした。関連行事は、まだまだ予定されています。そのひとつ、第2回講演会「海中散歩でひろったリボン 〜益田 一と伊豆・小笠原の意外な関係」は作家の中山千夏氏が登壇されます。往復はがきにてお申し込みの上、お気軽にご参加ください。
(サロン・ド・小田原担当)

  
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