支援屋です。

ERPを導入しようとして、現行業務とERP製品にギャップが生じた場合、どうしましょう?

ある超一流ベンダーなら次のアプローチをとるでしょう。
1.製品に仕込まれた業務は世界中のベストプラティクスをシステム化したものなのでできうる限り製品の標準機能を使う。それでもギャップがある場合は業務改善を施してシステムが使えるようにする。
2.どうしても業務の変更ができない場合はパラメータをカスタマイズしてシステムの動作を業務に近づける。
3.パラメータのカスタマイズだけではどうにもならない場合はERP製品の外側に追加システムを構築し製品システムとアタッチしてみる。

超一流ベンダーさんはここまでが我慢の限界のようでこれ以上は普通やりません。
(T社とかの超大手企業相手にしたときはどうしたんでしょう。)

あるベンダーさんが日本に上陸してきたばかり(1990年代後半)のときはこれに
4.その業務は日本固有でしかも日本における法令または伝統的商習慣に基づくものだから製品としてその機能を備えるべく製品を変更する。すなわち日本ローカライズとして対応する。
...殆どのベンダーさんは日本に限らずその国固有の法的問題はローカライズモジュールを造りこんで出荷しているはずですが、ローカライズの基準はベンダーさん毎に異なるようです。某ベンダーの某国代表の意見は規模の大きいお客様の改造要件は全てローカライズで対応スベシでしたし...

ここまでは商用ERP製品を扱うベンダーのわりとフツーなソリューションだと言えます。

ここから先は
5.製品のソースコードを改造して業務に合わせる。

という手がありますがこれはベンダーさんの良心から、フツーは断ります。
何故なら製品のアップグレードに耐えられないことになるからです。

ERP製品のメリットとしてベンダーが口を揃えてうたうのは、製品のアップグレードによる、システムの陳腐化の回避があります。

これを例えば僅か数行の改造を施しただけでベンダーさんはアップグレード対象から除外してしまいます。(これがあるからローカライズにこだわるのですか)

これが商用ERP製品を入れるさいのアレです。

さて、これがオープンソースERPの場合はどうでしょう?

続きは次回...

支援屋でした。


支援屋ver2