支援屋です。

前回は本部サポートが外されるとまずいことになると書きました。
では何がまずいのでしょう。

結論からいいますと
現地でユーザーサポートを行っているベンダーにとってまずいことになるのです。

具体的に本部サポートが外れたときの悲惨さは

  1. バグフィックスが正統な手続きで行えなくなる
  2. 製品のアップグレードが正統な手続きで行えなくなる

この1番目の理由がもっとも悲惨です。
ERP製品は超巨大システム故 多数のバグを内包しています。
バグフィクス版のリリースは二ヶ月に一度とか、決められているのですが、たったの二ヶ月の間に数百のパッチが当てられてたりります。
ワールドワイドで利用されているものですから、それらのバグが現出しない顧客のほうが多いのですが、中には深刻 かつ 広範囲に影響するようなバグも含まれています。

通常、これらのバグフィクスは顧客の現場で現出した場合のみ、そこだけを個別に充てることで対応します。
本部サポートが入っていれば検索してヒットしたプログラムと関連する修正だけを抽出して顧客に充てるだけでことは済みます。

これが、本部サポート対象外の場合、お客様で現出したバグが運悪く修正を加えた周辺だったりすると大変です。
修正されたソースコードをにらみながらお客様のプログラムと比較して...

このような本部サポートのないお客様が増えると現地ベンダーはパンクします。
既にサポート料金はライセンス契約時にライセンス使用料金とともに入金しちゃってますからサポートフェーズのお客様からは収入を得られない。
ここに想定外の人員を投入しなければならない状況というのは会社経営を著しく圧迫することになるのです。

それゆえ...おっと、これ以上は書けないぜ


ちなみに、
ここで言う本部サポートが外れると言うのは、オリジナルソースコードを修正した場合のことです。

お客様が自らサポートを打ち切った場合は現地サポートさえも受けることはできなくなります。→事実上 そのERPパッケージを破棄したことと同義となります。


支援屋でした。

支援屋