カッチン.comの引越し情報!

引越し情報ブログ! 引越し屋で働いている経験を活かした内容をお伝えします! いかに見積もりで安くなるか等、これから引越する皆さんに少しでも役立つ内容にしたいと思います!

引越しに対する不安や悩みを少しでも解消できたらと思っています!
ブログでも紹介していますが、引越し料金を安くする方法の一つが相見積もりです。最低でも2社以上の見積もりを取る事をお勧めします!
値下げをしてもらうコツがわかれば、早速引越し業者に連絡して、値下げ交渉しましょう!!

引っ越しバイトの実態。3社の比較。

私は、転職活動を4回した事があります。

しかも、その転職活動は前の会社を辞めてから行うものばかりで、その間はいつも引っ越し業者でアルバイトをしていました。

そんな私が見た引っ越し業者の実態の一部です。

引越し業者でアルバイトを考えている人や引っ越しをする予定がある人は、参考になる記事となっています。

・2回目の引っ越し業者
30歳の時に3ヶ月間アルバイトをした引っ越し業者は「安い早い」をモットーにして、作業員はダッシュ原則・ダンボールは2つ以上持って動け、荷物は一回持ったら置き場所まで休憩するな、という方針の企業でした。
これが、2回目の引っ越し業者のアルバイトだったのですが、初日から三日間筋肉痛が治らなくなりました。
階段で三階まで駆け足で上がり、冷蔵庫などの大物はともかく、小さい段ボールに入っている紙?ノート?本?これが非常に重いのです。
この詰め合わせられた段ボールが冷蔵庫サイズ並みになったら大変な事になります。
そして、この引越し業者、相当無理のあるスケジュールを組むので、結局現場レベルのところで致命的に悪くなるのです。
結局、お客様の事を考えるどころか、自分の身体の危険さえ考えてしまった業者でした。

・3回目の引っ越し業者
3回目のときは、自分の身体以上に生命の危険さえ感じてしまった業者でした。
社員の車の運転で死ぬかと思ったのが、この引っ越し業者だったのです。スマホで地図見ながら、電話しながら、あるいはタバコ吸いながら、コーナーギリギリもそうですし、乗員が飛び上がるほどボコボコの道で全力疾走したり、制限速度30キロのところでトップギア入れたりします。
歩行者には優しいが、車には進みが遅い、曲がるのが遅いともなれば、後ろから迫ってプレッシャーをかける。

こんな運転で移動しているので、中の荷物はどんな状態になっているのか、想像も付きます。
さらに残業も当たり前。定時上がりでノルマの2件が終わっていても、3件目に行くのです。
こんな夜に引っ越しをするわけですから、従業員どころか、近所や管理人の人も渋い顔で見るのです。

そして、問題は従業員なのです。肉体労働の朝は早い。引越しも派遣で営業所なら7時半ぐらい、現場なら8時や9時。ですので、社員はその前に出勤している事になります。「どこで引っ越して、これだけの資材を使うよ」という指示書を受け取って、読んで、資材を積んで。営業所を出発ともなれば、派遣なんぞよりは仕事してるのは確実。
ちなみに、私の様なアルバイトは現地に9時や10時集合でしたが、その社員の人は7時から仕事をしていたそうです。
そして、資材も一人で積んでるからもう体力も限界だと思うのです。
それでいて、夜まで作業させられれば、もう嫌になりますよね。
ちなみに、この会社、移動中のトイレ休憩も細かく決められていて、水分を取りすぎると大変な事になってしまうのです。
トラックのデジタルタコメーターで休憩時間など、すべて管理されていました。

本当にひどい会社でした。
この引っ越し業者の運転手は全員過剰労働の後に運転しているので、町中を大きなトラックで走り回っていますが、寝不足で走っているので本当に危険と思いました。
当然、この会社は引越し業界でも「地獄の現場」として評判でしたので、なかなか社員も定着せず、アルバイトの私も常々社員への登用を進められていました。

9339471465_85731db9d5_z


・4回目の引っ越し業者
過去の転職活動時代は、私も体力に自信がありましたので、引っ越し業者も大変と解っていても高収入の業者を選んで働いていたことも事実です。
しかし、40歳になった時の引っ越し業者でのアルバイトはもうこれでは駄目だと思い、働く環境を考えた上で、引っ越し業者も選定したのです。
そこは、もちろん、重いものを持ったりはしますし、残業もあるのですが、引越しという差が付きにくいビジネスでどうやって差を見出すかを勉強し、社員の心も豊かにする事をモットーとしている引っ越し業者でした。
引っ越し業者のスタッフが汗水かいて走り回るのは、自分達が頑張っているというアピールがしたいだけであり、お客様のことなんかこれっぽっちも考えていない。
そもそも、お客様からすれば、大事な荷物を壊されちゃ元も子もない。
その大前提を考え、引越しの早いか遅いかの差は全く関係ないこと。という考えでした。
確かに、走り回り、時間だけ考えて引っ越しをすることは、お客様に何のメリットがあるのだろうと今更ながら考えさせられました。
この引っ越し業者、時間をかけて荷物リストを作って整理する時に使ってもらったり、養生のマニュアルもブラック引越しさんよりは厳しい企業であるゆえ、時間はかかるのです。しかし、従業員のスペック限界まで強いて引越しをさせるような仕事場ではないから無理による事故も冷やりとする瞬間も少ない。
私自身、社員の方がゆとりを持って丁寧に仕事をするので、心穏やかな気持ちになる事が出来、お客様の事を考え作業する様になったのです。
結局、引っ越し業者といえば、肉体労働である事には変わりないのですが、この引っ越し業者の時だけは、疲れてはいるものの、気持ちの良い汗に思えたのです。
会社の考え方で、同じ業界でもこんなに違いがでるんだなとつくづく感心してしまいました。
正直、引っ越し料金は他社と比べると少し割高でしたが、多少高くても納得のいく仕事内容だと思います。


下の広告は引越し一括見積サイトです。

引越し料金をできるだけ下げたい人には、おすすめのサイトとなっています。
スポンサードリンク

引っ越しで大量に出る粗大ゴミ、捨てる前にちょっと待って。廃品回収業者を利用しよう

これは自分自身が引っ越しをする際に、実際に体験した出来事です。

引っ越し、今家にある物を全て持っていきたい。

これが人情だと思います。

なかなか物を捨てられない方もいるでしょう。

なかには、いい機会だと徹底的に所有品の整理をする方もいらっしゃるかもしれません。


ブックオフやハードオフ、リサイクルショップや古着屋などでは、物や状態によっては買い取ってくれるところもあります。


自分の場合知人に車を借りて(世田谷→横浜程度の距離だったこともあり)、自力で引っ越しをしました。

一人暮らしと言えど、積りに積もった家具や収集品はかなりの数に上ります。

引っ越し業者の単身パックなどでは到底収まらず、引っ越し代金を見積もったらウン万円です。

ちょっと、物が多すぎました。


衣料品等は場合によってはハサミで切るなどすれば、燃えるゴミに出せます。

大抵の物は、ゴミとして処分できるので時間に余裕さえあれば、物を捨てるという行為は比較的簡単です。


大量にあった漫画本やCDは、ブックオフの出張買取をお願いしました。

合計で300点以上あったので、予定さえあれば出張買取してれるということでした。

買取金額は数千円でしたが、捨てる手間などを考えれば良い結果になったと思います。

問題は家電やAV、家具です。

自分の場合は、テレビ、電子レンジ、布団。コンポやPCにPC机等々。自治体の粗大ゴミ処分券を使うとこれまた2万円を超えるくらいの大型のゴミがありました。

引っ越し先に持っていけるなら持って行きたいところでしたが、往復回数がハネ上がり、また新居で使うかと言われると微妙なものばかり。

売るには使い込み過ぎています。

半分壊れているようなものもありました。

10年前の型のデスクトップPCやモニターなど、どう見ても粗大ゴミです・・・


なんとか、安く済ませられないか。

不法投棄などは論外です。

ネットで検索した結果、廃品回収業者なる方々がいらっしゃって。ある程度まとまった量であれば、有料で引き取ってくれるとのこと。


ホームページ上に、テレビ3000円、冷蔵庫5000円など料金がのっています。

正直値段的には粗大ゴミ処分券と大差ないなと思いつつも、直接引き取りに来てくれるとのことなので試しに電話してみました。


「あー、お引越しでそのくらいの量でしたらトラックで行きますので車つけられますか?全部で1万円でいいですよ」
「車大丈夫ですお願いします」

即答でした。料金表とは一体なんだったのか。廃品回収、と聞くとゴミ収集。のように思われますが、私達がゴミだと思っているものの大半はまだ使える物ばかり。色々使い道があるようですね(あとで調べました)。街中をトラックで回って「廃品回収です~」ってスピーカーで流してる方々もそうだと思います。

当日、実際に来てくださった廃品回収のおじさん。予め一か所に廃棄する物はまとめていたので、さくさくとトラックに積み込んでいってくれました。さすがに黙って見てるのも悪いのでお手伝い。
予定していたものを全て積み込み、最終確認。料金の支払いの段になって、おじさんがポロっと一言いいました。

「それギターとベースだよね?」

高校時代にバンドをやっていたので、上京する時に持ってきたベース。初音ミクブームに流されて作曲を試みた時にヤフオクで3000円で買ったギター。場所を取るものでもないので、新居に持って行く予定でした。回収してもらう物とは別に、持って行く荷物の方にまとめていた物です。

「はい、そうですけど・・・」
「それ二本とも回収させてくれるなら料金タダでいいよ。伝票的には、買い取りって形になるけど」

回収料金1万円、ギターとベースを1万円で買い取ってもらって差し引きゼロにしよう。という提案でした。


正直、ギターはともかくベースは高校時代から使っていてある程度愛着のあるものでした。

それに若気の至りで、ステッカーやらデコやらペタペタ張り付けてあって、とても売りに出せるようなものでもありません。


さらに付け加えれば、ビンテージ物のレアな楽器というわけでもありません。

よく雑誌の通販である、アンプやらなんやら全部セットで2万円とかで売ってる初心者向けのベースです。

ギターはヤフオクで買った物ですが、音さえ出ればいいやという代物です。

値打ち物、というわけではありませんでした。


とは言え、自分も愛着があり持って行くと決めていた物だったので即答はできませんでした。

おじさんは「どっちでもいいけどね、僕は」と押せ押せでもない様子。

この時、自分が頭の中で弾いたのはそろばんでした。

思い出のアルバムではなく。


買った時こそ2万円程度だったけど現状無価値のベース。ヤフオク等で買い直せば1000円2000円で買えるレベル。それに3000円で買ったギター。実質1万円で買い取ってもらえるなら、5000円得じゃん・・・。

9420163546_73b81d0a91_z


「お願いします」


それが自分の答えでした。


結果、ギターとベースという人身供養を差し出しましたが、出費ゼロで粗大ゴミを全て処分完了。

今思えば少しもったいなかったかな、という気がしないでもないですが。背に腹は変えられません。


価値の無さそうなものでも業者さんからは買い取ってもいいようなものもあるという体験の一例です。

自分が頼んだリサイクル業者さんが良かったのかもしれませんが、このような例もあるので粗大ゴミ。捨てる前にちょっと待った、です。

今回は自分で引っ越しをしましたが、労力などを考えると業者に任せても良かったかも、と思いました。

引っ越しの見積もりは数社行う事で安くなるようなので、試しにたくさんの業者に依頼してみてください。

引っ越し見積もりは、どの業者も基本無料となっています。

スポンサードリンク
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

引越し無料見積もり
引越し無料見積り
プロフィール

カッチン.com

ぶランキング