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引っ越し

引っ越し初心者が見落としがちな物件選びのポイント~交通機関編~

引っ越しを検討する際に重要視するポイントは人それぞれだと思いますが、中でも間取り、キッチンやお風呂の機能性、日当たりなどなど…

物件自体にこだわりを持って探す方は多いのではないでしょうか。それはもちろんとても大切なこと。

居住空間はいうなれば自分だけの城ですから、住み心地が良いに越したことはありません。しかし、ここで引っ越し初心者の方は気をとられてしまい、「部屋以外の重要部分」を見落としがち。それは、物件そのものではないけれど、そこに住み始めたときに必ず重要になってくることです。今回はその中でも「移動手段」について書いていきたいと思います。

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近年、公共交通機関が非常に便利になったおかげで車を持たずとも通勤、通学等、とても便利な世のなかになりました。しかし、これは移動手段までの距離と大きく関係しています。住む場所が駅やバス停から遠ければ遠いほど、便利さの恩恵にあずかることはできません。

実際、物件情報のサイトをみると「○○駅まで徒歩○分」などという表記があることが多いです。しかし、ここで早速本題です。

「物件紹介サイトの交通関係の表記は必ず身をもって確かめること」

これが物件選びに失敗しないコツです。
実際私はこの表記を鵜呑みにして何度か失敗してしまいました。
物件を選ぶ際、多くの人は不動産の方と一緒に内見に行きますよね。この時大概は、その不動産店舗から車で物件まで送ってもらうはずです。ありがたいですし楽でうれしい事なのですが、このシステムが原因で、自分の足で物件周辺を歩くチャンスは自ら希望しない限り訪れないというのが現状です。

「○○駅まで徒歩○分」というのは、すべてが嘘だとは言いませんが、多少なりとも閲覧者が不便、不満に感じないように書かれているというのが現状だと思います。実際、男女や年齢、天候や道路状況でこの条件は大幅に変わるので、身を持って確かめてみないことにはわからないのです。

ひどい例なので、ここまでの状況に陥る方はそうそういらっしゃらないかとは思いますが私が体験した例をひとつ。

当時引っ越し初心者であった私が目をつけた物件、ホームページ上の表記は「地下鉄駅まで徒歩10分」、不動産を訪れ内見の際にこれを口頭で確認したところ「10分は無理だとしても僕ならば15分くらいかと思います」とのこと。


早く物件を決めてしまいたかったということもあって、自分の足では確認せずにその情報を信じて契約し引っ越しました。

そして引っ越し翌日、当時の職場へ向かうため地図で地下鉄駅の場所を調べ、不動産の言葉を参考に時間を計算して出発したところ…
なんとその駅まで徒歩(後半なんてもうダッシュで)30分かかりました。

「僕ならば徒歩15分」と教えてくれた不動産の彼はいったい歩幅何メートルなのでしょうか。その日から、仕事の行き帰りについて考えるだけで憂鬱でした。

なるべく睡眠時間を確保し、さらに仕事に遅刻しないために全く買う気のなかった自転車を購入するというまさかの臨時出費までかさんでしまい最悪です。

以上が、事前に物件と交通の便についてしっかりと調べる重要さを知らなかった私の失敗談です。

ここまで極端なことはクレームにもつながる可能性もあるのでそうそう多い事例ではないと思いますが、全く無いこととは言い切れません。

結局私はその不便さに我慢できずこの物件に関しては約半年で引っ越してしまいました。

普段の自分の生活の中で、どこへ移動することが多くその際どんな手段で向かうのか、その移動にかける時間は最大何分までなのか、といったことを意識しておくといざ引っ越しを決める際に便利かもしれません。

交通の便は最悪だけどそれも了承したうえでどうしても住みたい物件と出会えたならばそれも良し。

できるだけ移動に時間をかけたくないならば、物件を妥協してでも便利な場所へ住むのが良し。

なるべくなら、物件を契約してしまう前に自分の足で交通機関関係は確かめておくのが無難でしょう。

また、もし時間がある方には応用編として「最寄駅の近隣の駐輪場、駐車場を下見しておく」ということもおすすめします。
これに付随することなのですが、途中記載した私の失敗談には少々省略した個所があるのです。


それは何かといいますと、自転車を購入したのは良いが実際に自転車で駅に行ってみると、駐輪場の混雑が尋常じゃなく結局自転車を停めるにも一苦労という事態だった、ということです。

下調べの重要さを体感した直後だったにもかかわらずこのようなミスをした自分にそうとう腹を立てたことを覚えています。


さて、最後になりますがひとつこの記事を読んだ方への注意点としまして、「不動産や物件紹介サイトの交通関係の表記は必ずすべてごまかして書いてある」ということはありません。

お伝えしたいことの主旨は「自分の足をもって下調べすることの重要さと、そうしなかった場合のデメリット」ということで執筆させていただきました。

少しでも引っ越し、物件選びの際の参考になればと思います。


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引っ越し時に食器をダンボールへ箱詰めする際の注意点

引越しの時に重要なことは、破損なく引越しが完了することです。
しかし、引越しに伴う破損は想像より多く、大切なものが壊れてしまうことがあります。

引越し業者の不備で家具や家電などが壊れてしまうこともありますが、引越しを依頼する側の不備でモノが壊れてしまうことも少なからずあります。

【依頼側の不備で破損が出るケース】
特に多い破損がダンボールに詰めている食器に関してです。
食器はその硬さから箱詰めすることで、破損しないであろうと考えがちですが、実は梱包の方法しだいで簡単に破損が起こります。

当たり前のことですが、新聞紙やクッション材を使わず箱詰めすれば、少しの振動だけで中の食器は破損してしまいます。

破損の原因は梱包不良であることは当然ですが、想像する異常に運搬することは振動が発生するからです。

引越し作業員がダンボール箱を運ぶ時は当然ですが、手で持って運びます。
その際に、振動を加えずにそっと運ぶことをすれば、破損を起こす可能性も少なくなりますが、引越しの作業員は歩いて作業をすることは殆どありません。

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確かに大きな箪笥などの家具に関しては、ゆっくりと歩いて運搬しますが、手に抱えることができるダンボール箱に関しては、作業時間の短縮のために走って運搬します。

そうして時間短縮をすることで、引越し業者は1日に数件の引越しを1台のトラックで行うことができるのです。
引越し業者の数が多いため、顧客の奪い合いが激しく、その結果、薄利多売で件数を多くこなさなくてはならないのです。

そのような状況から、手に抱えることができる荷物に関しては、作業員は走って作業をすることが基本となっています。

【トラックの振動とダンボールの積み上げによる圧迫による破損】
もうひとつの破損の原因にトラックの振動が大きく関わっています。
人を乗せる乗用車と違い、引越しの荷物を乗せるトラックの荷台は道路からの振動がダイレクトに伝わります。
そのため、ダンボール箱の中身は激しく揺れることになるのです。梱包の際にしっかりと緩衝材を使って振動を吸収するようにしてあれば良いのですが、引越しの経験が少ないと甘く見てしまいがちです。

「プロに頼んだのだから大丈夫」と安心してしまい、梱包がおろそかになってしまいます。
その結果、トラックの振動により破損に繋がることになるのです。

【最大の破損原因は食器の向き】
実は食器の破損で一番大きな原因は「箱詰めする際の向き」です。
食器に関しては、ダンボール箱へ入れる向きの違いだけで破損する確率が数倍も変わってきます。

一般的にお皿を食器棚などに並べる時は、皿の正常な向きである平の状態、いわゆる「横向き」に重ねて置きます。

このことに関しては、それほど圧力と振動が加わらない、家の中だから大丈夫であるだけです。

しかし、振動の多いトラックの中で皿を横向きでダンボールの中に積み上げれば、一番下の皿は振動と上に重ねた重量により割れてしまうのです。

特にトラックの中ではダンボール箱は荷台の地面から天井までダンボール箱を数段積み上げます。その重量はすべて、圧力となり下にある食器に掛かることになるのです。

皿は平たい面には、圧力に対する耐性は殆どありません。
実は皿が圧力に強い方向は縦面になります。事実、お皿を誤って落とした場合にすぐ割れてしまうのは平面から落ちた場合です。
皿が縦向きで落下した場合は、よほど当りどころが悪くなければ簡単には割れることはありません。

つまり、ダンボール箱に皿を梱包する場合には縦向きに入れる必要があります。
そうすることで、驚くほどの強度を保ち、破損を防ぐことが可能です。

同じようにグラスに関しても、皿の向きと同様に「縦向き」に入れます。グラスは特に横方向からの圧力には極端に弱く、簡単に割れてしまうので、絶対に寝かした状態である横向きにしてはいけません。

【引越し業者はこの強度の問題を分かっている】
良い引越し業者は、事前に食器の梱包方法を教えてくれます。
担当営業マンに知識や経験があれば、ひと言添えてくれるような簡単な内容です。
しかし、こんな基本的なことも教えてくれない、営業マンや引越し業者が多いことも事実です。

壊れ物である食器の梱包は、自己責任でしっかりと向きを考え梱包する必要があります。

食器の破損が出たときの対応に関しては、梱包状態で変わってきます。しっかりと梱包されているのであれば、破損が起きた場合には引越し業者の不備が認められて、弁済の流れになります。

しかし、緩衝材の使用がない場合や、食器の入れ方に不備がある場合には、梱包不十分と言うことで、弁済を拒絶されることになります。

引越し業者は保険に入っているから安心なんてことは絶対にありません。
保険というものは「万が一」のためのものです。原因が梱包不良と認められた場合には保険は適用されることはありません。

保険とは何でも払うためのものでは無いと言うことを考えなくてはいけません。営業マンのいう「保険に入っているから安心」という言葉を鵜呑みにしては、大変なことになります。

何でも無条件に出る保険なんて、保険業者が潰れます。よく考えてみれば分かることだと思います。

最後に食器の梱包のコツですが、絶対に食器1点1点に緩衝材を使うこと。そして皿は縦向きに箱詰めすること。

感覚として、30センチくらいの高さからダンボール箱を落下させても、中の食器が割れない梱包状態をイメージして荷造りしましょう。

引越し作業員の荷あつかいの粗さや、トラックの振動の大きさ、そして積み上げられるダンボール自身による圧力の大きさを考えなくてはなりません。

食器の入ったダンボール箱は、その重量に関してとても重くなります。そのためにトラックの荷台では当然ですが、積み上げられるダンボール箱の中でも一番下になります。
つまり、上に重ねられたダンボール箱の重量がすべて圧力として掛かるということです。

引越し業者はプロだから安心という考えは捨て、自
己防衛で梱包をしっかりと行いましょう。

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引っ越しバイトの実態。3社の比較。

私は、転職活動を4回した事があります。

しかも、その転職活動は前の会社を辞めてから行うものばかりで、その間はいつも引っ越し業者でアルバイトをしていました。

そんな私が見た引っ越し業者の実態の一部です。

引越し業者でアルバイトを考えている人や引っ越しをする予定がある人は、参考になる記事となっています。

・2回目の引っ越し業者
30歳の時に3ヶ月間アルバイトをした引っ越し業者は「安い早い」をモットーにして、作業員はダッシュ原則・ダンボールは2つ以上持って動け、荷物は一回持ったら置き場所まで休憩するな、という方針の企業でした。
これが、2回目の引っ越し業者のアルバイトだったのですが、初日から三日間筋肉痛が治らなくなりました。
階段で三階まで駆け足で上がり、冷蔵庫などの大物はともかく、小さい段ボールに入っている紙?ノート?本?これが非常に重いのです。
この詰め合わせられた段ボールが冷蔵庫サイズ並みになったら大変な事になります。
そして、この引越し業者、相当無理のあるスケジュールを組むので、結局現場レベルのところで致命的に悪くなるのです。
結局、お客様の事を考えるどころか、自分の身体の危険さえ考えてしまった業者でした。

・3回目の引っ越し業者
3回目のときは、自分の身体以上に生命の危険さえ感じてしまった業者でした。
社員の車の運転で死ぬかと思ったのが、この引っ越し業者だったのです。スマホで地図見ながら、電話しながら、あるいはタバコ吸いながら、コーナーギリギリもそうですし、乗員が飛び上がるほどボコボコの道で全力疾走したり、制限速度30キロのところでトップギア入れたりします。
歩行者には優しいが、車には進みが遅い、曲がるのが遅いともなれば、後ろから迫ってプレッシャーをかける。

こんな運転で移動しているので、中の荷物はどんな状態になっているのか、想像も付きます。
さらに残業も当たり前。定時上がりでノルマの2件が終わっていても、3件目に行くのです。
こんな夜に引っ越しをするわけですから、従業員どころか、近所や管理人の人も渋い顔で見るのです。

そして、問題は従業員なのです。肉体労働の朝は早い。引越しも派遣で営業所なら7時半ぐらい、現場なら8時や9時。ですので、社員はその前に出勤している事になります。「どこで引っ越して、これだけの資材を使うよ」という指示書を受け取って、読んで、資材を積んで。営業所を出発ともなれば、派遣なんぞよりは仕事してるのは確実。
ちなみに、私の様なアルバイトは現地に9時や10時集合でしたが、その社員の人は7時から仕事をしていたそうです。
そして、資材も一人で積んでるからもう体力も限界だと思うのです。
それでいて、夜まで作業させられれば、もう嫌になりますよね。
ちなみに、この会社、移動中のトイレ休憩も細かく決められていて、水分を取りすぎると大変な事になってしまうのです。
トラックのデジタルタコメーターで休憩時間など、すべて管理されていました。

本当にひどい会社でした。
この引っ越し業者の運転手は全員過剰労働の後に運転しているので、町中を大きなトラックで走り回っていますが、寝不足で走っているので本当に危険と思いました。
当然、この会社は引越し業界でも「地獄の現場」として評判でしたので、なかなか社員も定着せず、アルバイトの私も常々社員への登用を進められていました。

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・4回目の引っ越し業者
過去の転職活動時代は、私も体力に自信がありましたので、引っ越し業者も大変と解っていても高収入の業者を選んで働いていたことも事実です。
しかし、40歳になった時の引っ越し業者でのアルバイトはもうこれでは駄目だと思い、働く環境を考えた上で、引っ越し業者も選定したのです。
そこは、もちろん、重いものを持ったりはしますし、残業もあるのですが、引越しという差が付きにくいビジネスでどうやって差を見出すかを勉強し、社員の心も豊かにする事をモットーとしている引っ越し業者でした。
引っ越し業者のスタッフが汗水かいて走り回るのは、自分達が頑張っているというアピールがしたいだけであり、お客様のことなんかこれっぽっちも考えていない。
そもそも、お客様からすれば、大事な荷物を壊されちゃ元も子もない。
その大前提を考え、引越しの早いか遅いかの差は全く関係ないこと。という考えでした。
確かに、走り回り、時間だけ考えて引っ越しをすることは、お客様に何のメリットがあるのだろうと今更ながら考えさせられました。
この引っ越し業者、時間をかけて荷物リストを作って整理する時に使ってもらったり、養生のマニュアルもブラック引越しさんよりは厳しい企業であるゆえ、時間はかかるのです。しかし、従業員のスペック限界まで強いて引越しをさせるような仕事場ではないから無理による事故も冷やりとする瞬間も少ない。
私自身、社員の方がゆとりを持って丁寧に仕事をするので、心穏やかな気持ちになる事が出来、お客様の事を考え作業する様になったのです。
結局、引っ越し業者といえば、肉体労働である事には変わりないのですが、この引っ越し業者の時だけは、疲れてはいるものの、気持ちの良い汗に思えたのです。
会社の考え方で、同じ業界でもこんなに違いがでるんだなとつくづく感心してしまいました。
正直、引っ越し料金は他社と比べると少し割高でしたが、多少高くても納得のいく仕事内容だと思います。


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