京都宇治支部練習日程

NTT光ふれあいステーション
 10月05日(水)10:00〜12:00
 10月19日(水)10:00〜12:00
東部コミュニティセンター
 10月05日(水)13:00〜16:00
 10月19日(水)13:00〜16:00
伊勢田ふれあいセンター
 09月28日(水)10:00〜12:00
 10月12日(水)10:00〜12:00
南宇治コミュニティセンター
 09月25日(日)10:00〜12:00
 10月09日(日)10:00〜12:00
 10月23日(日)10:00〜12:00
 11月13日(日)10:00〜12:00
東宇治コミュニティセンター

 09月23日(金)13:30〜16:30
 10月14日(金)13:30〜16:30
 10月28日(金)13:30〜16:30
 11月11日(金)13:30〜16:30
<練習予定日と会場>
第1・3 水曜日:午前
 NTT光ふれあいステーション(0120-706-900)
第1・3 水曜日:午後
 東部コミュニティセンター(0774-55-7858)
第2・4 水曜日:
 伊勢田ふれあいセンター(0774-22-1503)
第2・4 金曜日:
 東宇治コミュニティセンター(0774-39-9183) 
第2・4 日曜日:
 南宇治コミュニティセンター(0774-39-9185)
不定期:
 南部コミュニティセンター(0774-55-1002)
 北部コミュニティセンター(0774-55-1001)
 西宇治体育館(0774-39-9251)
 黄檗体育館(0774-39-9249)
 莵道ふれあいセンター(0774-39-9285)
 西小倉コミュニティセンター(0774-39-9180)

予定は変更されることがあります。
気象状況などにより中止になることもありますので下記までお問い合わせ下さい。
(お問い合わせ先:黒田勝明 0774-24-0494 090-3169-6501)

<車でのご参加について>
南宇治コミセン、西小倉コミセンには駐車場がありません(近くにコインパーキングがあります)。
東宇治コミセンには若干の駐車場があります。
NTT光ふれあいステーション、伊勢田ふれあいセンターには数台の駐車が可能ですが、道具搬入以外の方は車での参加は原則、ご遠慮下さい。
黄檗体育館、西宇治体育館、南部コミセン、東部コミセン、北部コミセンには駐車場があります。

一般社団法人 日本スポーツ吹矢協会
京都宇治支部 

スピードガンによる矢速測定(MK氏10m)狙い

平成28年8月24日、伊勢田ふれあいセンターにおいてスピードガンを用いた矢速測定を行いました。
これにより「スポーツ吹矢のばらつき」について考察してみました。

これまでは高速ビデオ撮影の映像解析により矢速を算出していましたが、その解析には結構手間と時間と労力を要していました。
しかも、この方法では「矢が筒先を出てから的に到達するまでの時間」から矢速を算出するために「平均矢速」しか測定することができません。

スピードガンを用いれば矢速を直接測定できるので大幅に手間を省くことができます。
また、的までの距離を変えて吹くことにより、矢が筒先を出てからの「矢速変化」を測定することもできるようになります。

今回用いたスピードガンの仕様は次の通りです。
 1)測定原理:音波によるドップラー効果を利用
 2)機器名称:Sports Radar Tracer
 3)機種:Model SRA3000
 4)サイズ:長さ165mm、幅80mm、高さ180mm
 5)重量:約382g
 6)ディスプレイタイプ:3桁 LCD
 7)速度表示単位:km/時間またはマイル/時間 切替式
 8)計測速度範囲:12〜199(miles/hまたはkm/h)
 9)電源:アルカリ乾電池 単4型 6個
 10)使用温度範囲:-1℃〜40℃
 11)電池寿命:連続自動計測 約25時間、手動計測 平均 約150時間
 12)保管温度範囲:-6℃〜50℃
 13)付属品:携帯用収納バッグ

販売元
 1)株式会社 ダイナテック スポーツ•グッズ企画部
 2)住所:〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中1-14
 3)Tel:078-857-9255 
 4)Fax:078-857-9253

購入価格については確かな記憶がありませんが、それ程高いものではなかったような気がします。

次の2枚の写真はスピードガンの設置状況を撮影したものです。
スピードガンを的の横に設置して矢の終速を測定しました。
隣のレーンの矢を感知してしまうことがありますので、的間にはホワイトボードを置いています。
CIMG4605


CIMG4608

次の表はMK氏(10m)が吹いた15本の矢について測定した結果をまとめたものです。
到達位置については写真を拡大して計測しています。
Print_Area表jpg


「矢の到達位置(cm)」は黒点からの距離を示しています。
「上下方向」については黒点からの垂直距離を、「左右方向」については黒点からの水平距離を計測しています。
黒点より下側、左側をそれぞれに赤字で「マイナス表示」しています。


次のグラフは「矢速と到達位置(上下方向)の関係」を表したものです。

Print_Areaグラフjpg
 
測定結果とグラフから次のことが分かります。

1.矢速の値が安定している。
 1)矢速の最大値が79.0km/h、最小値が74.0km/h、変動幅が5.0km/h、平均値が75.6km/hである。
 2)矢速の変動幅5.0km/hの「平均値に対する比率(変動率)」が6.6%と小さい。
 これらのことは「息の強さ」が安定していることを示している。

2.到達位置(上下方向)の値が大きく変動している。
 1)到達位置(上下方向)の最大値が4.0cm、最小値が-10.0cm、変動幅が14.0cmである。
 2)矢速が同じ(74.0km/h)場合の最大変動幅が14.0cmと大きい。
 これらのことは、上下方向の「狙い」が大きく変動していることを示している。
 3)到達位置(上下方向)の平均値が-1.6である。
 このことは、平均的に見るとやや下方向に「上下方向の狙い」が定められていることを示している。

3.到達位置(左右方向)の値がやや変動している。
 1)到達位置(左右方向)の最大値が4.5cm、最小値が-1.5cm、変動幅が6.0cmである。
 2)この変動幅は一応7点の範囲に収まってはいるがやや大きな値である。
 これらのことは、左右方向の「狙い」がやや変動していることを示している。
 3)到達位置(左右方向)の平均値が1.2cmである
 このことは、平均的に見るとやや右方向に「左右方向の狙い」が定められていることを示している。

 以上の結果は次のように纏められます。
 1)「息の強さ」が安定している。
 2) 「上下方向の狙い」が大きく変動している。
 3)「左右方向の狙い」がやや変動している。
  

スポーツ吹矢のばらつき(ED氏10m)筒先の振れ、息の強さ

 平成28年8月27日、大阪枚方かわせみ支部においてED氏(10m)の矢速測定を行いました。

ED氏は日頃の練習会ではそれなりの成績を出されているようですが、大会となると信じられない成績を残されています。
その原因を探ってみました。

次の動画はED氏が吹いた矢の飛行軌跡を高速度撮影(240コマ/秒)したものです。


動画を観察することで次のことが分かります。

1.筒先の振れが大きい。
 1)吹く前に筒先が少し上がり、狙いがやや上方向に定められている。
 2)矢が出る直前に筒先が下方向に振れて始めている。
 3)筒先が振れている途中に矢が射出されている。
 4)このことから、矢は「当初の狙い」よりもかなり下方向に射出されている。
 5)吹いた後も筒先の振れが大きい。

次の写真は13本目の矢の「筒先の位置(狙い位置)」を示しています。
40

次の写真は13本目の矢が筒先を出た瞬間の「筒先の位置」を示しています。
51

これらの2枚の写真から、矢は「当初の狙い」から大きく下方向に下がった位置で射出されていることが分かります。

2.矢の飛行姿勢が安定している。
 1)矢の飛行姿勢に変動がなく、安定した飛行をしている。

次の表は動画を観察することで各種項目について測定した結果を示したものです。
Print_Area表jpg

表中の各種項目の測定方法は次の通りです
Print_Areal解説jpg

次のグラフは「矢速と到達位置(上下方向)の関係」を表したものです。
Print_Areaグラフjpg
測定結果とグラフから次のことが分かります。

1.矢速の値が大きく変動している。
 1)矢速の最大値が105.1km/h、最小値が94.8m/h、平均値が100.2m/hである。
 2)矢速の変動幅11.4km/hの平均値に対する比率(変動率)が11.4%と大きい。
  このことは、「息の強さ」が変動していることを示している。

2.「到達位置(上下方向)」の値が大きく変動している。
 1)到達位置(上下方向)」の最大値が10.0cm、最小値が-13.5cm、変動幅が23.5cmと大きく変動している。
 2)この変動幅は自由落下距離の変動幅12.0cm(「息の強さ」の変動により生じる上下変動幅)の倍近い値である。
 3)同矢速(103.7km/h)の時の上下変動幅が11.5mと大きい。
 これらのことから上下方向の「狙い」が大きく変動していることが分かる。
 4)「到達位置(上下方向)」の平均値が-1.7cmであることから、平均的に少し下方向に「上下方向の狙い」が定められていることが分かる。

3.「到達位置(左右方向)」の値が大きく変動している。
 1)到達位置(左右方向)」の最大値が4.5cm、最小値が-7.0cm、変動幅が111.5cmと大きく変動している。
 一般的に「矢が左右方向に曲がる」ことは考えられないことから、左右方向の「狙い」が大きく変動していることが分かる。
 2)「到達位置(左右方向)」の平均値が-0.9cmであることから、平均的にはやや左方向に「左右方向の狙い」が定められていることが分かる。

以上の考察結果は次のように纏められます。
 1)吹く前に筒先が少し上に振れる。
 2)矢が出る直前に筒先が下方向に振れる。
 3)筒先が下方向に振れている途中に矢が射出されている。
 4)矢が出た後の筒先の振れも大きい。
 5)矢の飛行姿勢に変動が少なく、安定している。
 6)矢速の値が大きく変動している。
  このことは「息の強さ」が大きく変動していることを示している。
 7)上下方向、左右方向ともに「狙い」が大きく変動している。
 8)「狙い」の変動には「筒先の振れ」が大きく影響していると思われる。

このことからED氏は今後、「筒先の振れ」をなくすこと、「息の強さ」を安定化させることが大切であると思います。
「筒先の振れ」をなくすことは「狙い」を正確に定めることに繋がるものと思われます。

また、吹いた後も筒先を暫く「狙い位置に保持すること(残身)」を意識することが「狙いを正確に定める」上で有効であると思います。

(追伸)
測定後に聞いた話ですが、ED氏は肺の機能に障害を持たれているとのことで「息の強さ」が弱いのではないかと心配されていました。
しかし、「矢速」の平均値が100.2km/hと大きいことから、とくにその影響はないと思われます。
「自分は息の強さが弱い」との潜在意識から「無理に強く」吹こうとしていたことで変動が大きかったのではないかと思われます。
また、そのことで緊張して「息の強さ」が乱れることもあったのではないかと思います。
今回も1本目については極度の緊張感からか、矢は大きく失速してしまいました。
大会でもこのようなことが起きていたのではないかと思われます。
もう少し「自然体」で吹かれたらもっと安定するものと思われます。
 
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