平成28年9月25日、南宇治コミュニティセンターにおいて実施した「スピードガンによる矢速測定」の測定条件について補足説明します。
実験にはジョイント式カーボン筒を用いました。
今回使用した筒の内径は次のように入口と出口で寸法が違うようです。
入口側:13.05mm
出口側:13.20mm
これが意図的に変化させたものなのか、製造誤差によるものかは不明です。
考えてみると、筒先の内径が少し大きい方が矢がスムーズに飛び出す感じがしないでもありません。
矢は12.70mm、12.90mmの矢切ゲージを用いてカットした矢をそれぞれ5本ずつ使用しました。
これらの矢と筒内径との関係についてのMS氏の感覚は次の通りです。
参考までに矢径12.95mmについても記載しています。
「筒の通り具合い」とは、筒を立てて上から矢を落とした時の「落ち具合い」を感覚的に表現したものです。
「矢が出る時の感覚」は吹いた時の「破裂音」を示しています。
矢径 筒の通り具合い 矢が出る時の感覚
12.70mm ストンと落ちる シュッ
12.90mm スーと落ちる スパッ
12.95mm 振っても落ちない スッポン
筒の通り具合いに関しては「スルスル」という表現もあります。
これは、矢が筒内面に擦れながらゆっくりと落ちる時の感覚です。
「振っても落ちない」と「スー」の中間であると思われます。
今回は「矢径の大きさ」と「矢速」の関係を調べましたが、筒内径にはかなりの変動がありますので筒によっては同じ矢径でも感覚はかなり違ってくるものと思われます。
したがって、筒ごとに矢径を調整する場合には「矢径の大きさ」よりも「感覚」を基準にする方が的確であるのかも知れません。
因に、MS氏が所有しているカーボン1本筒では矢径12.95mmの矢でも「スルスル」と落ちるようです。
また、宇治支部の会員の方の矢径を調整する時に、その人の筒に合わせて矢切ゲージのサイズを変えることがよくあります。
このことからも筒内径が結構ばらついていることが分かります。
矢径の調整に関しては人それぞれに好みがあるようで、一概にこれが良いとは言えません。
多くの人は「スー」を好むようですが、高知県のTO氏は「スッポン」で好成績を出されています。
正に「スッポンパワー」でしょうか。
その影響なのか高知県の方は多くの皆さんが大きな破裂音を出して吹かれています。
いずれにしても、僅かな矢径の変化で矢速が大きく変動するという結果を見ると、矢径の調整は慎重であるべきであると思います。
実験にはジョイント式カーボン筒を用いました。
今回使用した筒の内径は次のように入口と出口で寸法が違うようです。
入口側:13.05mm
出口側:13.20mm
これが意図的に変化させたものなのか、製造誤差によるものかは不明です。
考えてみると、筒先の内径が少し大きい方が矢がスムーズに飛び出す感じがしないでもありません。
矢は12.70mm、12.90mmの矢切ゲージを用いてカットした矢をそれぞれ5本ずつ使用しました。
これらの矢と筒内径との関係についてのMS氏の感覚は次の通りです。
参考までに矢径12.95mmについても記載しています。
「筒の通り具合い」とは、筒を立てて上から矢を落とした時の「落ち具合い」を感覚的に表現したものです。
「矢が出る時の感覚」は吹いた時の「破裂音」を示しています。
矢径 筒の通り具合い 矢が出る時の感覚
12.70mm ストンと落ちる シュッ
12.90mm スーと落ちる スパッ
12.95mm 振っても落ちない スッポン
筒の通り具合いに関しては「スルスル」という表現もあります。
これは、矢が筒内面に擦れながらゆっくりと落ちる時の感覚です。
「振っても落ちない」と「スー」の中間であると思われます。
今回は「矢径の大きさ」と「矢速」の関係を調べましたが、筒内径にはかなりの変動がありますので筒によっては同じ矢径でも感覚はかなり違ってくるものと思われます。
したがって、筒ごとに矢径を調整する場合には「矢径の大きさ」よりも「感覚」を基準にする方が的確であるのかも知れません。
因に、MS氏が所有しているカーボン1本筒では矢径12.95mmの矢でも「スルスル」と落ちるようです。
また、宇治支部の会員の方の矢径を調整する時に、その人の筒に合わせて矢切ゲージのサイズを変えることがよくあります。
このことからも筒内径が結構ばらついていることが分かります。
矢径の調整に関しては人それぞれに好みがあるようで、一概にこれが良いとは言えません。
多くの人は「スー」を好むようですが、高知県のTO氏は「スッポン」で好成績を出されています。
正に「スッポンパワー」でしょうか。
その影響なのか高知県の方は多くの皆さんが大きな破裂音を出して吹かれています。
いずれにしても、僅かな矢径の変化で矢速が大きく変動するという結果を見ると、矢径の調整は慎重であるべきであると思います。