メルヘンの街、ローデンブルク

  • author: krtek7
  • November 02, 2006

ドイツ初心者だから、ロマンティック街道に行こう!
と思ったら、あら?秋はバスがない。
唯一電車でいけるのは、ローデンブルクだ。
「中世の宝石」ってガイドブックに書いてあるし、
きっとキレイやでー。とローデンブルクに決めた。

ローデンブルクは想像以上に寒い。雪が降っていた
あまりの寒さに外に出るのが苦痛。
ほとんど、クリスマスマーケットに行って、
うろうろお土産物とかを見ていました。

ローデンブルク2






















ローデンブルクは、おもちゃみたいにかわいい街
なんだけど、この街の一番のみどころは、そのかわいさに
そぐわない場所。「中世犯罪博物館」。
中世の法律に関する博物館で、これがまた、面白い。
結構、くだらない罪で刑罰を受けていたよう。
おしゃべりしすぎるとか、口げんかをする、お酒を飲みすぎる、
楽器が下手とか・・・。

中世に生まれてなくてよかったーーー
ローデンブルク1

ソーセージある?ハイデルベルク

  • author: krtek7
  • October 31, 2006

ドイツの古都、ハイデルベルク
ドブロブニクのアンニャ出身の街。

当初、この旅行でドイツにいく予定はなかった。
でも、このヨーロッパでの貧しい食生活をおくっていたので、
「おいしいビールとソーセージが食べたいなあ」と
夫が言い出した。
もう、この際やし、いっとく?ということで、
急遽決まって、やってきました。

ハイデルベルク2






















ハイデルベルクは、昔、都があったというだけあって、
建物が古い。とても美しい街です。
そして、ハイデルブルクの人は、ハイデルベルクの人が
大好き。本屋さんに行ってもハイデルブルクの本ばかり集めた
棚がある。
京都と一緒やと思いました。
京都の人も京都が大好きなので、本屋さんには京都特集、
CDやさんに行っても京都出身アーティスト特集があります。

ハイデルベルク1


























結局、そのためにドイツにやってきたのに、ソーセージには
残念ながら出会えませんでした
ドイツは安くておいしい、ってきいてたのになあ。。。
あっ!!良く考えたら、ここは、バイエルン州ではなくて、
ヴュルンベルク州やった!!
ここは、ワインの街やーーーーー!!!

湖畔の町、ハルシュタット

  • author: krtek7
  • October 29, 2006

世界の湖畔の街でもっとも美しい街といわれる、
ハルシュタット。
この日をすごく楽しみにしていた。

でも、雨女の私。
今日もそのチカラを発揮してしまいました

美しい湖畔もすっかり霧に覆われている。
それでも、こんなにキレイなのだから、
晴れていたらどんなに美しかったろうなー
と思うと、残念でした。

山の上にケーブルカーであがっていくと、
塩坑があって、そこもすごくキレイだと聞いていたのに、
私達がいく2日ほど前に閉鎖。
春になったら、また、開くらしいです。

こちらに行かれるときは、時期に注意してくださいね。ハルシュタット

音楽の街、ザルツブルク

  • author: krtek7
  • October 28, 2006

モーツァルトの誕生の地、ザルツブルク。

街の雰囲気は、かわいらしい看板がつらなっている、
おもちゃのような街
街に調和させるためでしょうか、マクドナルドは
淡い緑いろです。黒いマクドナルドは見たことあるけど、
緑は初めて!

ザルツブルグ





















広場では、ピアノを弾いている人もいます。
さすが音楽の街!

オーストリアでは絶対、音楽コンサートに行きたいなー
と思っていたので、本場のこの地で聴くことにしました
お城でのコンサートです。シチュエーションもステキでしょ。

ザルツブルグ2

前衛都市、ウイーン

  • author: krtek7
  • October 27, 2006

ウイーンは優雅な歴史を持った街ですが、
前衛的な都市という側面ももっています。

ウイーン分離派(セセッション)の人たちが、
数多くの建築物を残しています。
今見たら、そんなに違和感内ですが、
当時、前衛的過ぎて、物議をかもし出したそうです。


ゼセッション






















こちらは、フンデルトワッサーという、画家であり、建築家でも
ある人の作品群。これらもウイーン市民にはかなり批判をうけたそうです。
彼は、自然との共生をテーマにしていて、
建物のにも曲線がおおく使われています。
大阪にも彼の作品はあります。舞洲にあるゴミ焼却場です。
見に行きましたが、こちらも結構衝撃的でした。

フンデルトワッサー

華やかな街、ウイーン

  • author: krtek7
  • October 26, 2006

ハプスブルク帝都の首都、ウイーン。
演奏会、舞踏会など連日開かれ、さぞかし華やかだったんだろうなー
と想像される建物が今なお、たくさん残っている。

街中に音楽会の案内、オペラの案内をしている人がいる。
街の雰囲気も、今までの国とは、ちょっと違う。
優美さや上品さを感じます。

(お天気が悪くて写真が暗いんですけど、本当はもっと美しいです)

ウイーン





















Sperl という有名なカフェに行ってみました。
雰囲気がステキ。『カッフェー』って感じです。
新聞を読む人、お話しする人、チェスをする人。
すごく、優雅な感じが漂う。

カフェ

ウイーンで危うく野宿?!

  • author: krtek7
  • October 25, 2006

クラクフからウイーンへバス移動
ポーランドからスロバキアをぬけて、オーストリアへ
入るルート。
このバスが、結構遅れた
その理由は、何度も行われる警官による検札と国境越え。

今まで、EU加盟国間の国境越えというのは、陸路移動だと
ノーチェックで、スタンプも押されず、知らない間に
国境を越えていた、なんていうのが多かった。
でも、中欧に来てからは、きっちりチェックされるし、
スタンプも押されるし、麻薬犬さえいることもある

今回も、スロバキア入国の時に通常通りのチェックを受けた。
私たちのバスには、アラブ出身だろうと思われる人達が乗っていた。
その人たちの国境越えで警官とすごくもめている
彼女たちは何とか通過できたが、この時点で1時間の遅れがでていた。

スロバキアから乗ってきたおばちゃんが私達に
「バス、だいぶ遅れたわね。何かあったの?
私何十回とこのバスに乗ってるけど、こんなこと今まで一度だってなかったわよ」
と言っている。
そうなん?!なんで、そんなときに私ら乗ってるのよ!!

その後も何度か検札のために警官が乗ってきた。
「ウクライナのもの持ちこんでないだろうな」
みたいなことを言っている。
そんなん、もってない、もってない。
でも、数人降りていったから、持ってたんだろうか。
なんで、ウクライナなん?と事情はいまだによくわからないけど。

また、そこでも時間がとられ、結局1時間半おくれで
9時20分にウイーン到着
ホテルには9時ごろ行くと言っていたが遅れてしまったので、
急いで連絡。宿のおっちゃんは「もう、家に帰ったから、別の宿さがしな」という。
めっちゃ、冷たい人やなー。20分で帰れるんやったら、
20分で来れるんやろー。来てくれてもええやん
と心の狭さが本当にイヤになった。

こんな大都会で、夜に宿無しって言われても、
どないしよー、客引きもいないし・・・。野宿か?と
私は焦っていたが、夫が落ち着いた様子で、
「まあ、そこらへんで探すか」と4つ星ホテルに入っていった。
おいおい、よりにもよって、4つ星ホテル?と思ったが、
身の安全確保が大切。
値段も200ユーロを、もう遅い時間というのもあったんだろうけど、
79ユーロというネット割引の値段とおんなじにしてくれたので、
助かりました

とにかく、散々な一日目となり、ちょっとウイーンいや
と思ったのでした。

アウシュビッツ収容所

  • author: krtek7
  • October 24, 2006

アウシュビッツ収容所に参りました。

オランダでアンネの家を見ていたので、
ここでアンネは亡くなったんだな、と複雑な思いでした。

入った瞬間から、本当に重ーい空気が流れている。

建物内には、色々な展示がある。
ここに収容されていた人の写真。
幸せに暮らしていた子供達が、
ほんとうに、ほんとうにやせ細ってしまった写真や、
撃ち殺されている人々の写真。
また、収容されて殺されてしまった人々の持ち物。
くつ、くし、ブラシ、トランク、義手、義足、金属類などの山々。
物凄い量です。一体何人分なんだろうか。

人の髪の毛でつくった絨緞などは、本当に衝撃で、
匂いも生々しい。
建物の中は、本当にけものの匂いで充満している。
たぶん、殺された人々の匂いがしみついているよう。

他にガス室や人を並べて撃ち殺したという、死の壁などもある。

たった60年前に、人間が、同じ人間に対して、
こんな残虐なことをしていたのかと思うと、本当にショックで、
いろんなことを考えるうちに、だんだん気分が悪くなってしまった。

イスラエルから高校生が来ていた。
彼らは、イスラエルの国旗を掲げていた。
イスラエルの国旗にはユダヤのマークが入っている。
彼らは私たちの想像できないような、色んな思いを持って
ここにきているのだろう。

ここにくれば、戦争など絶対してはいけない、愚かなことだと
再認識させられる。

ぜひ、最近カメラ目線のことばかり考えてる、
安倍シンゾーさんにも来て欲しいものです。
アウシュビッツ

京都にそっくり?古都クラクフ

  • author: krtek7
  • October 23, 2006

夜行列車でクラクフに到着。
駅を出てびっくり!なんて近代的なの!!
イメージでは、鄙びた感じだったんだけど。

ポーランドといえば、ユダヤ人が多く住んでいて、
第二次世界大戦中、ドイツ軍による迫害を受けた悲しい歴史を持つ国。
という、イメージをもっていたので、
どちらかというと、ちょっと暗い雰囲気なのかなーと
思っていた。
とんでもない!!
なんとのどかで、穏やかな国なんでしょう。
ここ、京都?って思う雰囲気です。
鴨川沿いにそっくりです。
クラクフ





















人も穏やかで本当に優しい。
道に迷っていなくても、地図を広げると、
「どうしたの?どこに行きたいの?」
と何人も話しかけてくれる。
そして、真面目。
街は、お掃除の人がたくさん。ゴミひとつ落ちていない。
日本人にとても良く似た気質を感じました。

そして、食べ物が本当に美味しい。
種類も多い。日本人にも暮らしやすい国だと
思う。クラクフだったら住んでいいかもなー。

クラクフ・食べ物

センテンドレ

  • author: krtek7
  • October 22, 2006

ブダペストも見るとこなくなったなー
ということで、近郊の町、センテンドレにいくことにした。

正直、ここもあんまり見るところが無いので、
人が集まるところと言えば、お土産物屋さん。

お土産物屋さんで大阪のおばちゃん団体に遭遇。
関西人の私が言うのもなんですが、
ホントに大阪のおばちゃんはすぐわかる。

「どないしよ。ここで買おか。」
「ちょっと、おくさん、それあっちの方が安いで」
とどこからか聞こえてくる。
そして、もっとも安いところでご購入。
さすが、大阪人
そりゃ、振り込め詐欺引っかかり率、全国最下位になるわ。
と尊敬。

私たちは、寒さにまけ、喫茶店にて休憩。
そこで、たまたま頼んだケーキが美味しい
これだけでも、センテンドレにきてよかったわー
と思うのでした。

センテンドレ