December 23, 2007
６．『クール・ザ・ヒート』と『グーフィーのクールパニック』。ディズニーの夏のプログラムは、２００５年の『バズ・ライトイヤーのクールサービス』から始まりました。（東京ディズニーランド） 
『クール・ザ・ヒート』というのは、東京ディズニーランドのウォータープログラムです。『ウォータープログラム』(Water Program)とは、東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーにて、夏季に行われる、水を使用したイベントのことです。２００５年夏季から東京ディズニーランドや東京ディズニーシーでは水を使用したショーやパレードを行ってきましたが、このように『ウォータープログラム』というまとまりができたのは２００６年からです。
東京ディズニーランドのウォータープログラムは、２００５年から始まりました。■２００５年
●『バズ・ライトイヤーのクールサービス』(Buzz Lightyear's Cool Service)はバズ・ライトイヤーが「地球を気化熱で冷却する」という目的で、ミストを噴出するフロートに乗ってミニパレードを行ないました。
■２００６年
●『クール・ザ・ヒート』(Cool the Heat)は、シンデレラ城前のキャッスルフォアコートで１日４回行われるショーで、公演時間は約７分。最初に水道修理工に扮したグーフィーがシンデレラ城前に登場し、その後ディズニーキャラクターが登場します。後から登場するディズニーキャラクターは、公演回により異なるという特殊なパターンになっています。（出演キャラクター： ミッキー、 ミニー、 ドナルド、 インクレディブル夫妻）
●『グーフィーのクールパニック』(Goofy's Cool Panic)は、パレードルートにて１日３回行われるミニパレードです。このミニパレードは、『クール・ザ・ヒート』と関連しておりグーフィーの設定も同じ水道修理工という設定です。また、物語の設定は雨天時に行われるミニパレード『レイニーデイ・ファン』(2006年6月以降のもの)とも連動しており、フロートも『レイニーデイ・ファン』のものが使われます。
『レイニーデイ・ファン』は「雨の水を回収する」というストーリーですが、『グーフィーのクールパニック』では「回収した水を撒き散らす」というストーリーになっていて、『レイニーデイ・ファン』により雨を回収し『グーフィーのクールパニック』でその雨を再利用という展開になります。
■２００７年
●『クール・ザ・ヒート』(Cool the Heat)は、２００６年と同じです。
●『グーフィーのクールパニック』(Goofy's Cool Panic)は、２００６年と同じです。
『クール・ザ・ヒート』は、２００７年の場合、７月２０日〜８月３１日の毎日、シンデレラ城の前で、１日４回行われました。１回あたり約７分。水道修理工のグーフィが主役です。修理に失敗して大騒動です。『グーフィーのクールパニック』は、１日２回行われるパレードです。水道修理工のグーフィーが発明した雨雲リサイクルマシーンは、雨水を回収しすぎてタンクが爆発寸前。だからグーフィーがタンクのハンドルを回すと、大量の水が飛び散るのです。先頭は、スーパースターのミッキー。流れ星をイメージしたフロートで登場します。
『グーフィー』は、犬をモチーフとしたディズニーアニメのキャラクターです。本名はグーフィー・グーフ (Goofy Goof) 。初めて出演した映画は、1932年5月25日公開の『ミッキー一座』。このとき、観客席でピーナッツを食べながらばか笑いをしていた犬が『ディピー・ダウグ (Dippy Dawg) 』で、グーフィーはこのディピー・ダウグと同一のキャラクターです。グーフィーという名前がついたのはそれから2年後、1934年8月11日公開の『ミッキーの芝居見物』でのことでした。1939年3月17日公開の『グーフィーの釣り天狗』では短編初主演を果たしました。同じく犬をモチーフとされているキャラクターであるプルートとの違いは、擬人化されているところ。グーフィーが主人公の短編アニメは、仕事や家庭を持ち趣味に勤しむという成人男性をテーマにしたものが多いです。
もっと、ディズニーリゾート『ニャンと！ニャごや検定（猫と名古屋についての知識検定）』
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