木を植えた人のひとりごと

「木を植えた人」の連続公演を続けている名古屋の俳優・榊原忠美の
ひとりごとや私信、最新情報などをお伝えするブログです

『kokoti cafe』2017年9月9日(370回)

それはそれは、もう長いお付き合いとになる月岡弘実さん。その月岡さんのお店『BookGallery トムの庭(名古屋市千種区東山通り)』。そこには絵本や児童書などが並べられ、まさに『絵本の森』。今回、念願かなって『トムの庭』の一階にある『kokoti cafe(ココティ カフェ)』での朗読会です。何度もご協力くださる名古屋在住の中野秀子さんが、この朗読会の橋渡しです。そういえば、この朗読会の前日の『クロッキーF美術館』も中野さんが主催です。今回の会場は、地下鉄上がって3秒!?これホント。そんな立地条件の良いビルの一階です。どうぞ、9月9日土曜日にお時間がありましたらお越し下さい。白を基調とした空間は、癒されること間違い無し!

    『kokoti cafe(ココティ カフェ)』2017年9月8日(369回)
 
日時  2017年9月9日(土)
開演  午後4時30分(開場 午後4時)
会場  『kokoti cafe(ココティ カフェ)』
住所  名古屋市千種区東山通4−8 1F
料金  1500円(1drink付き)
定員  30名(中学生以上)
お問い合わせ&予約
    052−734−8268(トムの庭)
    090−1628−4588 (中野)
交通機関
    ●地下鉄東山線「東山公園駅』下車 1番出口西へ10m
  
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『クロッキーF美術館』2017年9月8日(369回)

 『木を植えた人』の朗読を初めて、19年目を迎えています。それも、あと4ヶ月で!20年。恐ろしい程、時があっという間に流れ過ぎていきます。これって、止める訳にいかないんですよね。といいつつ、次回の朗読会は、9月8日の名古屋市昭和区御器所にある『クロッキーF美術館』です。ここ数年ご協力くださっている名古屋在住の中野秀子さんが中心となり、役者仲間の玉川裕士さん、ナオスケさんが主催をしてくださいます。美術館の福地館長もこの公演に賛同してくださり、美術館を提供してくださるようです。こうして支えられて369回目の公演に行きつきました。詳細は以下の通りです。

    『クロッキーF美術館』2017年9月8日(369回)


日時  2017年9月8日(金)
開演  午後7時(開場 午後6時:30分)
会場  クロッキーF美術館
住所  名古屋市昭和区小桜町3−20−2 福地ビル3F
料金  1200円(交流会参加の方は3500円)
定員  20名(中学生以上)
主催  玉川裕士・中野秀子・ナオスケ
協力  クロッキーF美術館・studio遊布
お問い合わせ&予約
    080−4223ー1695(玉川)
    090−1628−4588 (中野)
交通機関
    ●地下鉄桜通線・鶴舞線
     『御器所(ごきそ)駅』 1番出口から徒歩3分(東へ140m、北へ90m)

  工芸ギャラリー『手児奈』2017年6月17日(368回)

 「以前聞いた嫁が感動して帰って来たけど、僕はねえ、それほど感動しなかったんですよ!」こんなコメントが飛び出した名古屋市中区千代田にある工芸ギャラリー『手児奈』での朗読会。歯に衣着せぬ感想!? 皆さん、これには思わず苦笑を漏らしていたようです。
 「今度、植木鉢に木や草を植えて出すから、ぼくの作品展でやってよ」と、陶芸家の巨匠 金田恭明(やすあき)さんからの打診。その時に同席された『手児奈』のオーナー伊藤公子さんも「そうよ、やりましょうよ!植木鉢に『木を植えた人』の朗読なんていいんじゃな〜い」と即決。実はこの話、かれこれ一年半近く前のことなのです。
 “即決が大得意?”の伊藤さん、これまで2014年と2016年にこの朗読会を主催してくださっているのです。で、とにかく話が早い。こういう人は大好きです!
 当日は、照明・音響の杪谷が他の仕事と重なり『手児奈』に到着するのが3時と判明。
そこで、それ以前に機材の搬入と多少の仕込みだけはやっておこうと4時45分開場の3時間前、1時45分過ぎにお邪魔したのです。もしかして、私は“かなりせっかち”ですかね?
 そのせっかちさ?でギャラリーへお邪魔すると、金田さん、伊藤さん、智美さん(伊藤さんの息子さんの妻)が既に待機中。「それでは、少し早いですが準備してもいいですか?」と確認。全員総出で気になるガラス窓(横5m×縦2m)を塞ぐことから開始。その窓に掛かるブラインドに、今年も「マスカット・ベリーA」の蔓が絡まっています。折角の緑を隠すのは忍びないと思いつつも“光の侵入が恐い”だけに仕方無し。そう割り切り、遮光カーテン(『一条工務店』の公演でいただいたもの)を5枚張り巡らすとパーフェクト!前回、黒幕吊りに手こずっただけに夢のような仕込みです。一条さん、ありがとう!
 その後、重くて大きな木製テーブル(約1m×2m)を、空間の奥へ配置した朗読椅子と客席の間へよっこらしょ!と横たわらせました。数日前から風邪気味の金田さんも、そこはそれ!「僕の作品展でやってよ〜」ですからね、無理されながらもしっかりお手伝いです、感謝! 
 暫くして“仕込みのスペシャリスト”杪谷登場。同じくして『緑図書館』在職時に、朗読会を企画してくださった宇佐見幸弘さんも助っ人として参戦。さらに燭台下げ担当の木村久美さん(二度目)も顔をみせてくださり、賑やかな仕込みとなりました。杪谷は会場を眺めて、ライトアップをどこにするかを模索。その結果、作品展の主役たち「植木鉢と植物」(三段棚に飾られている大きめの鉢)の上にあるガラス板に、小さな照明4機を仕込んでライトアップを敢行。これは杪谷がフェイスブックにあげてあります、ご覧ください。
 客席用のパイプ椅子と木製椅子19脚を並べて準備完了。久美さんの燭台下げの練習前に、音響配線の不具合が発覚して、一基のスピーカーで対処することで練習を再開。
 開場4時45分、5時スタート。しかし、お一人様未到着。伊藤さんが皆さんにお願いして待つことに。観客19人(男性4人)で5時20分開演です。暗がりの中、後方から久美さんが“朗読会始まって以来?”のゆっくりとした歩みを披露(所要時間約2分)。お陰で観客も集中。 
 後方待機の朗読者が、淡いグレーの薄いガーゼ地の夏服(hiroeさんデザイン)に衣替えして語り出す。途中“よし、結構暗いぞ”とニンマリ。改めて朗読のテンポ、言葉の立て方、感情の入れ具合などを模索しながら“さあ、いくぞ”と、40分間の船出です。
 最後は、前述の杪谷のライトアップで「植木鉢と植物」が映し出され、見事に主役に登り詰めたのです。ミニ朗読は、定番の『福の花(田島秀樹 作)』。優しい筆遣いで家族の絆を描いたこの作品が、『木を植えた人』の世界を上書きしていきました。
 終了後、伊藤さんが初めての方に感想をとお願いしたのです。そこで飛び出したのが、最初の“あの感想”。その数時間後、改めて“あの感想”の続きが舞い込んだのです。
 「368回やり続けてきた意味がもの凄く分かりました。表情もそうです、あの“間”の取り方も。感情を入れない朗読の言葉遣い、完成度の高いギリギリのものを見せてもらいました。」それは尊敬する役者 服部公さんの感想。金田さん、伊藤さんのお導きの賜物です。
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三回目の『京都の朗読会』2017年6月9日・10日

         <『京都公演 二人三脚ツアー』
       2017年6月9日・10日(365・366・367回)>

 京都での公演は、これまでに二回。2005年5月13日『京都ロイヤルホテル(京都薫風ライオンズクラブ主催)』と2006年6月1日『京都タワーホテル(ITC都クラブ主催)』。これらは共に、ホテルのバンケットでの朗読会でした。
 11年振りの京都、う〜ん!“この三度目の正直”は思わず力が入ります。しかし、これ意味不明です、すいません。
 今回の朗読会開催の発信元は、ここ数年、北海道の札幌と函館でしっかりご協力いただいている函館在住の陶芸家 堂前守人さん。因みに京都から函館までは約880キロ(直線距離)も離れているそうです。それが何?と言われれば、これまた他意は無いのですが・・・
まあ、そんな遠方の方が実を結んでくれたその神通力は大したもの、凄いなあという“たとえ話”なんです。
 堂前さんは陶芸作家として東京、名古屋を始め、京都でも定期的に作品展をされています。そのおまけ?(失礼)に、この朗読会のスポークスマン(勝手につけちゃいました)をかって出てくださり、杪谷言うところの「ドングリの種」から“芽が出た”ということになるのでしょうか。
 私が堂前さんとお会いしたのは、名古屋にある工芸ギャラリー『手児奈(伊藤公子オーナー)』。その時、初対面の私に「朗読は聞いたことが無いけど、オーナーの伊藤さんがいいというんですから一度考えてみます」と、思わぬ有り難い反応をいただいたのです。
 それから間もなく、それも呆れるほど?早い時期に「やりましょう」と吉報をもたらしてくださり、ご紹介くださった伊藤さんと手を取り合って喜びました!(これは嘘です)
 堂前スポークスマンは、私たちの経費を捻出する為に三カ所での朗読会を考慮してくださり、昨年12月より開催場所に目星をつけて話を進めてくれたのです。私も、この有り難い“堂前さんレール”に乗っかり3月、京都へお邪魔した次第です。
 開催予定の『下鴨 いしかわ』の石川博子さん、『ボンジュール現代文明』の松下彩さん、『紅椿 それいゆ』の村山靖香さんの三人に集まっていただき、日程など詳細を決定。こうして三人のスクラムが「京都ツアー」を生み出してくれたのでしょう。
 さあ、それでは梅雨入り三日目の6月9日(金曜日)と10日(土曜日)に開催された「京都選りすぐり第三弾」をご紹介していきましょう。味わいのないレポートですが、暇つぶしにはまずまずかなと思いますが・・・
 
改めて『木を植えた人』開催にあたり、堂前守人さん、石川博子さん、村山靖香さん、松下彩さんに御礼を申し上げます。有り難うございました。

『下鴨 いしかわ』2017年6月9日(365回)

 「トップバッターは籤引き?」いえいえ、皆さんの意向です!京都市左京区下鴨宮崎町。鴨川が近くを流れる町家(二階建て築不明)が上洛のトップバッター『石川博子さん宅』。
 京都に良い物件があるから・・・と勧められ、「名古屋のど真ん中で暮らすより、京都の方がいいわ」てな感じで6年前の3月、愛知県の知多からひとっ飛び!、すっかり京都に馴染まれたご様子。今は、娘さんとお孫さんの3人で“人も羨む「下鴨暮らし」”です。
 長年の間、建築に携われた経験が、この町家(昭和10年?)のリノベーションにも活かされているとか。今回、宿泊させていただいた我々にとっても大変過ごし易い空間でした。
 お陰様で準備は周到に至極順調な進み具合でした。石川さんの心遣いが最高なんです!
 ではここで、仕掛人 堂前さんのご登場!石川さんがまだ知多にお住まいの時、堂前さんの作品に出逢われ、その後京都に移ると石川さんを待っていたかのように4〜5年前『紅椿 それいゆ』(今回第三弾)で「堂前守人作品展」開催中。この時“ナイスガイ”のご本人と初対面。これらの縁から朗読会の主催をと手を上げてくださったのです。
 9日当日は、朝8時半に杪谷と名古屋を離れ、快晴、新緑、心ワクワク三拍子。11時過ぎには鴨川を渡り『石川宅』に到着。お待ちかねの石川さんも「ほっと一安心」。玄関へと続く小道を通って機材を庭に運び込みます。庭に面した和室が今回の朗読空間です。
 玄関口を入って正面左に大きな白木のダイニングキッチンカウンター。その右には、懐かしさバリバリの和室六畳。左に床の間(テレビと本棚が並ぶ)。反対側に二人掛けソファ。雪見障子が嵌り、縁側からは庭が臨めます。「この佇まいは何だか落ち着けますね」と、みなさんおっしゃいます!?多分ですが・・・
 石川さんとご一緒に、受付のお手伝いをして下さる伊藤康子さん(「語り」をされています)にもご協力いただき準備開始。雪見障子を二手に引き、庭を背にして縁側に朗読椅子、右手に置かれたソファはそのままで、伊藤さんが座布団を15枚敷きつめます。これで、“ほぼ立錐の余地無し!”そんな中、杪谷はダイニングキッチンと和室を仕切る襖の前に照明スペースを設えて座ります。狭い、狭い!でも、最近はスリムになって問題はないようです。朗読会にとっては大変良いことです。そう思いませんか、皆さん?
 床の間にあるガラス花瓶に活けた「アルウム・ギガンジュームとカスミ草」を照らす照明を仕込んで準備終了。暗闇大好きな私は、縁側のガラス戸を暗幕でスポッ!と覆う。「そんなことは嫌ですよ、伊藤さんお願いね」と、石川さんが辞退された燭台下げ。突如頼まれた伊藤さんは飲み込みが早〜い!ほぼ完璧なリハーサルでした。
 12時半過ぎに準備は終えたのですが、気の早いお客さんがちらほらと待機中。そこで1時開場を前倒しして空間に入っていただくことにしました。石川さんと伊藤さんは、こまめに一人一人“朗読後にいただくお茶の種類”を伺ったりしています。
 集まってくださった15人(男性3人)の皆さんは、「朗読や語り・絵本」の世界で活動するお仲間たち。石川さんの交友関係の広さは大したものですね。
 1時15分頃に開演。石川さん、伊藤さんが席に着いたのを合図に照明が落とされ、音楽を背に観客の前を超ゆっくりと進まれた燭台下げ。練習通りの動きでした。
 そのあと、後方右の襖から忍び込んだ朗読者は、聞き手の間を縫いながら、ポツリポツリと言葉を発して前方の朗読椅子へ。それからは照明と歩調を合わせながら一語一語ゆっくり語りかけていきました。“ゆっくりズム満開”で、15人の観客を意識しながらの朗読でした。
 最後は、杪谷の照明パフォーマンスに乗せられ「ギガンジューム」のライトアップを先行、ガラス戸の暗幕を落として庭に降り、午後2時の日差しを浴びて消えていったのです。
 本作と違い、少し抑揚をつけたミニ朗読『福の花(田島秀樹 作)』が、皆さんの心を掴んだようで、その瞬間!白いハンカチの花が咲きました。京都町家石川家第一弾見事終焉!?

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『ボンジュール 現代文明』2017年6月9日(366回)

 京都第二弾は、『石川家』から車で5分にあるギャラリー『ボンジュール 現代文明(オーナーは松下彩さん)』何とも珍しい名称。この命名は彩さんのパートナーの晶(しょう)さん。酒の席、酔った勢いに任せて大学で研究していた「現代文明論」から叫んだ名前だ〜!そうです。でなきゃ、付けませんよね〜?なんて。
 『ボンジュール 現代文明』は、中京区新烏丸通りにある大正3年の建物。元々は晶さんのお母さんの実家「柴田家」を譲り受け、ギャラリーの改築も含めて一年間休業(産休もあり)ののち、今年4月リニューアルオープンして4年目を迎えています。
 ところで、彩さんが堂前さんを知ったのは15年程前の、堂前さん在住の函館でのこと。その後は京都などで作品展をご覧になっています。昨年12月、堂前さんから朗読会のことを聞いて、好奇心ムクムク「朗読、いいんじゃない。これも縁よね。」と、その気100%に・・・!
 縁と言えば今回、彩さんから「二部構成で、二部に音楽はいいですか?」と打診があり、承諾した音楽家が関西在住の山本公成さん。実は、私が所属する『劇団クセックACT』が阪神大震災の一ヶ月前に『イェルマ(1994年公演)』を上演した際、音楽を担当してくださったのです。その山本さんも彩さんから連絡を受けた時、偶然にも『イェルマ』の音源を整理す作業をしていたという驚き満点!これぞ、縁が縁を生む・・・そのものですね。
 夕刻4時頃に『現代文明』に到着。すでに彩さん始め、数人の方が準備をされています。
 玄関を入って左側に、奥へと続く上がり框(50冂)があり、大きな石を踏み台にして上がると、京間(畳六畳が三部屋、床の間や縁側もあり、奥にかなり広い「京都のお家」)で約20畳の空間。縁側の先には約2m×5mほどの箱庭。これがまた美しい!周りは板塀。さらに苔と石砂利を施し、中央に苔むした小山、その横に直径50僉濆發70冂の楕円型の石の水瓶(手水)。みつまた、利休梅、槙、もみじの樹木も庭を彩っています。
 “あれ、見たことある人がいる?”と思えば、『石川宅』で最前列鑑賞の晶さん。「ギャラリーでは、子供の世話で聞けないので。朗読良かったです。」と、ニコニコ笑顔でお手伝いです。では、早速準備開始。庭を背にして畳敷きに朗読椅子。庭でのライトアップが見渡せるよう両側の障子を外します。各六畳の襖を外してどこからでも“朗読可”。
 杪谷は、中央の上がり框側に陣取ってオペを予定。しかしながら先程から庭が気になるピンポンパン!だが、4時過ぎではまだ明るい。照明明かりが分かるまで我慢我慢!
そこで、杪谷は室内の照明から手を染めます。5時を回って漸く我慢の子が、庭のライトを仕込んでニンマリ。これで準備完了です。
 6時開場の合間に、杪谷と相談!世界の楽器を並べてリハーサル中の山本さんに「朗読の最後、エンヤの曲に代えて一曲コラボしてくれませんか?」と図々しいお願い。
すると「いいよ。じゃぁ『サリーガーデン』やろう」と一発OK!流石、世界的音楽家。
こうでなくちゃ!と朗読者は猛反省。本番では見事にコラボしたのです、感謝!
 日没前の6時半過ぎにスタート。観客18人(男性7人)は三部屋で自由に鑑賞の態!客電が消え、彩さんが入口に近い部屋から燭台に向かって“前進”です。かなりゆっくりの進み行きは、雰囲気と情緒たっぷり。そう“京女だ!”階段下で待機中の朗読者は“全身丸見え状態”。語る内に普段、強調しないような言葉に意識が移り、少し違った世界を体感。果して、日本家屋が生み出す空気感からなのか?30分もすると夜の気配が漂い、暗闇の中で朗読が最後を迎えます。ここで山本さんのフルートと、ほしこさんのリトアニアの琴の音が響きます。優しい音色を受けて、私が庭へ立つと同時に、杪谷渾身のライトアップ。木立に、そして石の水瓶の上部に広がる水の波紋を板塀に映してご満悦。残念ながら皆さんからは見えなかったようです。朗読のあとは、自然と人間、人と人、家族の絆を描いた評判のミニ朗読『福の花(田島秀樹 作)』が京の夜を彩りました。
 縁が縁を呼び、連鎖的に繋がった朗読会。もしかして彩さんは“スパイダーウーマン!?
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『紅椿 それいゆ』2017年6月10日(367回)

 “ここでやらずしてどこでやるの?”と、叫ばずにはいられなくなる京都第三弾『紅椿 それいゆ』のコンセプト。それはこれ!「“創造する人”と“想像する人”のために」。
 この朗読会にとって“約束の地?”『紅椿 それいゆ』は、中京区壬生御所ノ内町(二条城近く)にオーナーの村山靖香(せいか)さんが2012年1月にオープンされたギャラリー。
 “朗読会の使者”堂前さんが作品展をされたのも、さもありなん!出会うべくして出会い、やるべくしてやることになっていたのですね。
 昨年12月、堂前さんが靖香さんにお話をしてくださり、「朗読会は主催したことがないけどワクワクする、自分の好きなものを皆さんにみせたい」と、エネルギッシュで行動的、好奇心旺盛な靖香さんが決断。「出会いをつくる場」でもあるからこそ朗読を“この空間”でと思ってくださったのでしょう。 
 『紅椿 それいゆ』は、狭い道路(通行量は多い)に面した、入口がガラス扉のギャラリー。
問題はそのガラス扉。この扉(約2.5m×2.5m)をどう遮蔽するか?思案の結果、杪谷が「突っ張り棒でいきましょう!」と提案。すかさず購入して“都入り”です。
 前日の2つの朗読会もあり、翌日はテンションも上昇気味。難題(ガラス扉)を抱えていることもあり、早めに伺いたいと電話。その時に慌てたのは靖香さん。「仕込みのお手伝いの方は12時ですから、間に合いませんよ〜」「いいんです、早く見たいのです。」と、半ば強引!ここで引いてなるものか“武士の心意気”です。
 予定を無理矢理変更して10時50分に到着。まずは「お〜、このガラス扉か?」と第一声!店内に入りもう一度確認。機材を運び込み、ここで取り出した秘密兵器が“突っ張り棒”。おもむろに2.5mまで引き伸ばす。サイズ“バッチリ!”溢れる笑みに杪谷とVサイン。
 ガラス扉に沿って遮光カーテンの吊り込み。これで外光は約80%カット出来そう!一安心のあとは空間づくりに勤しみます。
 ギャラリーは白壁で明るい雰囲気。階段を4段上がると、コンクリート床が奥へ約5m。幅が2m。さらに右側の階段を5段上がるともう一つの「展示空間」。そこは今回、私の着替え兼待機室とします。奥の壁際にある大きめのテーブルを背に朗読椅子を配置。その前にオイル仕上げの木製テーブルをセンターに置き、両サイドに長短の箱形椅子を数個。これら全て、靖香さんのパートナー 博さんの手作り。実は「満生符」の名前で木工製作。奥のテーブル両横のスピーカーも使わせていただき、「エンヤの曲」が一段とグレードアップ!
 私は朗読椅子周りの仕込み、杪谷は天井へ格子状に張られたアルミサッシ(Cチャン)を利用して照明を取付け、準備の最後は、右横展示室の階段へ照明の仕込みでした。
 1時半開場までたっぷりの時間。いつしか博さんと杪谷はスピーカーの製作秘話?で盛り上がっています。盛り上がりついでに燭台下げも博さん、練習も無難にこなします。
 ジャジャーン!靖香さん、開場前に和装で登場。えっ、何故!?曰く「お客さんを迎えるコスチューム(実家が呉服店)」だそうです。“京都人やなあ、粋やなあ”と納得。
 1時半頃に最初のお客さん。名前を伺って飛び上がる!!「欅(けやき)さん」???
 さて、2時開演。観客11人(男性3人)を迎えての「京都第三弾」。曲が入り、燭台の蝋燭明かりのみ。といっても、やはり光がうっすら入ります。そんな中、博さんが「おや、こりゃちと早いぞ」のスタスタ歩きで燭台下げを終えたあと、右横に佇んでいた朗読者が見つけたのがトイレ扉の明かり。 スワっ!“朗読者決断の時”消すべきか否か?結果、壁に指を伸ばし“パチッ”。改めて気持ちを切り替えて朗読開始。昨夜のテンポに倣い、ゆっくりと音を選びながら・・・。最後は、杪谷が白壁に橙色を映し出し“想像を生む空間”としたのです。締めくくりに『福の花』のミニ朗読で「京都第三弾」が終了となりました。
 「人とものを繋ぐ場」を提供したいと『紅椿 それいゆ』の靖香さん。その思いがこの朗読会を生んだのです。これがきっかけになり多くの縁と縁が繋がりますように。京都合掌!
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植木鉢と横に並んで朗読会!?さあ、どうなりますか?

これまで、2度主催をしてくださっている名古屋市中区千代田の工芸ギャラリー『手児奈』。そこでまたまた有り難いことに朗読会開催です。6月17日当日は、『ー緑と植木鉢ー金田恭明展』開催中。陶芸作家の金田さんが、二年程前に「私の作品展の中で、朗読会をやりましょう」と声を掛けてくれたのです。それを『手児奈』のオーナー伊藤公子さんが、しっかりご記憶され!ご一緒に主催を引き受けてくださったのです。名古屋の中心地での朗読会。地下鉄、JRが『鶴舞』にあり、とても便利な場所です。どうぞ、以下の詳細を読んで駆けつけてくださいね。

『工芸ギャラリー 手児奈(てこな)』2017年6月17日(368回)

日時  2017年6月17日(土)
開演  17:00(開場16:45)
会場  工芸ギャラリー 手児奈(てこな)
住所  名古屋市中区千代田3−14−22  杉浦ビル2F
料金  1000円 
定員  20名(中学生以上)
お問い合わせ&予約
    052−332−0393(手児奈)
    090−5625−7251(伊藤)
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さあ、『木を植えた人』をやりましょう!

劇団公演が終わり、いよいよ、『木を植えたに人』の朗読公演再開です。お待たせしました。次回は京都に飛んでみます。このご縁は、北海道函館の陶芸作家 堂前守人さんが紡ぎ出してくれました。堂前さんは、北海道は札幌、函館と企画をしてくださり、今回は、ご自身の作品展がらみで主催者をご紹介くださり実現したのです。京都では3公演となります。夫々の空間での朗読会。私の方も大変楽しみでもあります。どうか、お近くの方は一度、足を運んでくださいな。でも遅刻はNOです、あしからず。お待ちしています。


 『下鴨・いしかわ』2017年6月9日(365回)

日時:6月9日金曜日
会場:『下鴨・いしかわ』
     京都市左京区下鴨宮崎町125−5 
開演  13:15(開演5分前厳守)〜13:55
                ※途中入場不可です。ご注意ください。
お茶会  14:00〜15:00
         *今回はプロヴァンス地方の伝統菓子爛ルソン″をご準備します。 
定員:15名
参加費:1,000円(中学生以上)     
ご予約・お問い合わせ:090−4197−3556(いしかわ)       

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 『ボンジュール現代文明』2017年6月9日(366回)

日時:6月9日金曜日

会場:『ボンジュール現代文明 』
      京都市中京区東椹木町121
開場  18:00   開演 18:30
<第一部>『木を植えた人』朗読
<第二部>山本公成・ほしこ の演奏

定員:25名(中学生以上)
料金:2,000円
ご予約・お問い合わせ :090 - 6213 - 6753 (松下)
           bongenbun@gmail.com
 *終演後、20時半頃より交流会を予定しています。
 *800円でお弁当のご用意もできます(要予約)
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 『紅椿 それいゆ』2017年6月10日(367回)

会場:『紅椿 それいゆ 』
      京都市中京区壬生御所ノ内町46-1
開場  13:30   開演 14:00
定員:10名〜15名(中学生以上)
料金:1,500円 (焼き菓子&お茶付き)
ご予約・お問い合わせ :075-406-1834(それいゆ)
           090-2112-6873(村山)

 *終了後一時間の懇親・交流のための茶話会をしたいと思います。
  どうぞよろしくお願いいたします。

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劇団公演ありがとうございましたの御礼です!

『ドン・キホーテ−その狂気についてー』が5月3日から5日が名古屋公演、5月12日が福井公演で終了しました。見にきてくださった方にまず感謝!気にしてくださった方にも感謝!としておきます。気にされた方は未来の観客、来年のお客様ですから、有り難いことです、今年は、昨年よりも名古屋も福井も観客が増えました。素晴らしく嬉しいことです。本当に感謝ですね。役者が16人、これも効を奏したのでしょう!さらに、この16人の勢いもあったのでしょう。どちらにしても、プラスに転じて有り難うございます、です。2005年以来の再再演ということもあり、『ドン・キホーテ』という作品の知名度もあり、様々な要因で観客増に繋がったと思います。舞台も好評でした。どちらにしても、今年の作品の好評さが来年に繋がりますので、ちょっぴり来年が楽しみです。来年は5月1日から4日で例年の芸文小劇場での公演となります。宜しくお願いします。改めて、みなさん有り難うございました。
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