遊山箱

毎年春になるときれいなピンクの花びらを私たちの目に焼き付けてきた桜の木が、土地の売却のために次々と根元から切られています。無残に切られた切り株からは、桜の涙が流れていました。敷地内に広がるいろいろな年齢を経ている樹木が、財務上の問題と言うことで切られることに心が痛みます。木を切る決定をした人たちの心の痛みはどのようなものなのでしょうか。人が怖いと言うよりは、こういうシステムが成り立っていることが本当に怖いのだと思います。

これからの開発に伴い、木々たちの痛みと涙の跡を写真で残していきたいと思います。切られる木々に責任は全くないのですから、人間の世界というのはある意味極めて残酷な一面を見せることがあります。命の美しさは、生きているからあるのであって、伐採された木々の悲しみは永遠に消えないと思います。

こんな歌もありました。

「命は美しい
初めて気づいた日から
すべてのその悲しみ
消えて行くんだ
永遠ではないもの
花の儚さに似て
その一瞬 一瞬が
生きてる意味」
  乃木坂46「命は美しい」より

福祉施設で勤めていると、はかない命の大切さがよく見えてきます。だからこそ弘済院を木々の命がこだまし合う森にしたいと心から祈りたい。現実の世界の残酷さと醜さに拮抗する美と命の共同戦線が目覚めつつあるのではないでしょうか。

箕面の山のふところで、いただきました。
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阿倍野ハルカスもくっきり
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お弁当箱。就職してからは、いつの間にか食器棚の奥に追いやられてしまっています。

前回、秋田こまちさんの毎日作る母のお弁当をご紹介しましたが、かくゆう私も、学生時代は、母に毎日、お弁当を作って貰ってました。
私のお気に入りは、豚肉の野菜巻き、定番は、卵焼き。私は、甘いのより出汁巻き玉子が好き。母の出汁巻きは、フワフワで美味しいのです。時には、青海苔や、紅生姜を入れて飽きがこないように工夫してくれてたなあ〜。あの頃は、当たり前のようにーありがとうーなんて言った事もなかったような気がします。
お母さん、ありがとう❗️

食器棚の奥から、久しぶりに出してみました。女の子の弁当箱は、小さいのです。
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母が使ってたお弁当箱も大事にとってあります。
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最近は、色々なタッパーがあって、お汁も溢れないので、お弁当箱替わりにしていますが、やっぱり、昔ながらのお弁当箱が、好きです。

そして、お弁当箱の極みは、やっぱり重箱ではないでしょうか・・・
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弘済院第1特養のスタッフブログの中に「秋田こまち」というブログあります。美味しそうなお弁当が毎日のように紹介されていて、お腹がグーとすいてきます。このお弁当は何かと聞いてみると、お母さんが毎日息子さんのために作っているお弁当を写真に撮っているだけとのことでした。うぁーすごい。どうやって毎日こんな献立を考えるのでしょうか。びっくりです。

肉に野菜に果物と、ホントにバランスよくおかずが並んでいます。毎日毎日朝早く起きてお弁当を作って、もちろん朝食も作って職場に出勤。一日全力で働いて帰ったら、掃除に洗濯、夕食作り、お風呂洗い、買い物などやることがいっぱい。ホントに主婦ってすごい。子供がいると母性が働くので女性はますます強くなれるです。このお弁当を見ていると母親の愛情がたっぷりと感じられます。

でも、子供ってその大変さがなかなか見えないものです。大きくなってからお母さんの偉大さが実感として分かるのが普通、そのあたりが難しいところですがこれだけ愛情たっぷりに育てられたら、ちょっと反抗はしにくいかもね(^_^;)

若いってすばらしい。サッカーをしている高校生にはこのお弁当だけでは足らないので、手作りのおにぎりを1個付けてもらっているとのこと。成長期の若者の食欲は上限がないみたい。ダイエット中の私にとってはこのお弁当を眺めているだけで十分なのです。これだけ食べたらすぐに太りそう。運動消費カロリー、基礎代謝量がまったく違うので、私にとっては年相応の食事メニューと食事量が必要なのでーす。

うらやましいなあ。こんなの毎日食べても太らないなんて最高。そんな世界に戻りたいー。
みなさんも、毎日、「秋田こまち」のお弁当を見てお腹をふくらしましょう。ダイエット、ダイエット、ダイエット、カロリー、カロリー、カロリー、いやはや呪文のように心の中で響いています。夏に向けてやせるぞー!

今日は、私のブログの由来をご紹介したいと思います。

徳島では、五月の節句等に子供達が山や海、野原に遊山する風習があり、その時に子供一人一人が持って出かけたのが、「遊山箱」。子供が持つのにちょうどよい小さな三段重ねの重箱で、子供のための春の宴会用のお弁当箱と、紹介されています。

別名「阿波の玉手箱」といわれ、子供の成長を願う親の思いが込められていると言われているそうです。

この「遊山箱」の存在を、ある方に教えて頂いた時、とても心が温かい気持ちになりました。私の職場にも、現在進行形で、毎日、子供さんの為に早起きして、お弁当作りに励んでいる仲間が少なからずいます。
「お弁当」!!まさに、親の愛がいっぱいつまった玉手箱ではないでしょうか。

前にもお話したように、私は、人前にたつと緊張して、思っていることを半分も言えないのです。こんな事では、いけないといつも自分を叱咤激励しているのですが・・・持って生まれた性格は、なかなか克服できません。
だけど、不思議と利用者さんには、心開けるのです。話がとんでしまいましたが・・・

そんなこんなで、「遊山箱」の存在を知った私。
これをブログ名にし、自分の心の中に止めている私の宝物を皆さんに紹介していこうと思います。直接、お話しできなくても「遊山箱」を通してなら、お話しできるような気がしたのです。

皆さん、これからもよろしくお願いします。


《「弘済院第1特養は情報公開と人権擁護を理念としています」》

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