June 2010

June 29, 2010

Leela James LIVEレポ(2)

ついに…ついにの待ちに待った4年ぶり。
大絶賛されながらも、レコード会社やいろいろ紆余曲折のあった彼女。
そのあまりに真っ直ぐな姿勢にようやく環境が整いはじめ、待望の再来日です。


メンバーは
Leela James(Vo)
Gloria Ryann(BackVo)
Michael Faulkner(Key)
Blake Lee(G)
Christopher Sabb(B)
Steven White(Ds)

のシンプルな構成。
ツアーを共にしてたあのバンマスのkeyの姿がないのは少し残念。

いきなりオープニングはこれからの宴を鼓舞するかのような"Eye of the Tiger"でまるでRocky!の入場。

まぁ入場から総立ちの大盛り上がりというか、まぁみんな立てーと煽られ。
ガンガンに魂をぶつけてきます。

まずはLIVE盤でもオープニングに収められてる"Long Time Coming"。
縦ノリで、濃厚にソウルフル吠えまくる。

で、perを煽ってもぉいきなり来ます。
大好きな"Good Time"。


ホンマ、凄い声!声力とで言おうか?
腹の底から出されるその声は血をいきなり沸点までに上げる力がある。

そして、少し意外な"Rain"。
コーラスのGloria Ryannとしっかりウォッウォッーーっと。はもり。


スローダウンの曲よと。
スツールに腰掛け、"I'd Rather Be With You"からゆったりと歌う"My Joy"へと。
心地よく、芯のブレないその歌声はとても響く。


たっぷりイントロを割いた待ってましたのMazeのカバー"Joy & Pain"。
いやぁーこんなはずでは…なんですが、Leelaの手を差し伸べられたたら
上がるしかありませんSATGEへ。
もう10人近くSTAGEへと、この曲でSTAGEにあがるのはお約束のよう。


Partyはまだまだとニューアルバムから"Party All Night"。
そして、gが柔らかく会場を包むのは"Music"。
心弾む、そのビート、髪を振り回しながら歌うその姿は凄い!


途中から"Miss You"へと繋ぐ。


アンコールは、オールドマナーたっぷりの"Tell Me You Love Me"。


途中Michael Jacksonの"Lady In My Life"を下敷きに。
これがたっぷりと聞かせる。
Lylicはオリジナルのようで、メンバー紹介をしながら、彼女なりのMJへのTributeなんやろ〜。


いやぁー凄い!
身体全身で音楽を表現し、届けるという簡単なようでダレも出来ないような唯一無二なそのパフォーマンス。
伝えるってこう言うことなんやろなぁ〜。
そのエネルギーと言うか火山口のマグマのよう。
前回と比べると、短いし。
やっぱりBillboard でも彼女にとっては狭すぎる?のかも。


June 28, 2010

Cheryl Lynn LIVEレポ(3)

約1年ぶり、Billboardも3度目。
Cheryl Lynn LIVE(2)
Cheryl Lynn LIVE

もう単なるディスコ・クイーンではない、その歌力を毎年誇示してくれてるディーバーCheryl Lynn。


初見で圧倒されたそのパフォーマンス。
今年も迷いなくの参戦。
毎年、バンドメンバーは変わっておりますが、バックVoの4人は不動。

そんなバックVo4人を含む総勢10人のメンバー
バンマスはkeyのDonn Wyatt。

Cheryl Lynn(Vo)
Donn Wyatt(Key)
Donald Mitchell(BackVo)
Sharon Wallace(BackVo)
Tia Wallace(BackVo)
Vearline Beard(BackVo)
George Evans(G)
Timothy Williams (B)
Kenneth Knight(Key)
John Holifield(Ds)


まずは、イントロ。
Cheryl Lynnを除く総勢9人がスタンバイ。 

コーラスの「シェ〜リィリン」声にあおられて、大きい身体を揺らしながらの
Cheryl はセンターからSTAGEへ登場。
大歓声になかなかのご機嫌。


最初は"All My Lovin"。
決して、今回の演奏はタイトでしっかりしてるとは言えないけど、
なんとなくのまとまりが感じられるのはさすがか。
コーラスを綺麗に伴ったミドルナンバーで、会場の熱気を徐々に煽るかのよう。

ディスコ・クイーンの本領発揮なのは"Encore"。
艶っぽく、フロアで上がりそうなこの曲を濃厚に歌いあげる。

絞りあげるように歌う"Keep It Hot"一段と厚みあるコーラスが最高。
さすが4人もいると心強い。
最後、アカペラスキャットからのコーラスとともに幕を閉じる。
聞かせどころ!

keyが鳴るのは、毎回お馴染みの"Georgie Porgie"男性Vo Donald Mitchellと。
比較的しっとりとシンプルに。
少し、どうせならあまり遊ばずに歌い上げて欲しかった気もするけど。
アドリブ多かったなぁ〜。

そして煌びやかなkeyからスローで、高らかに土壌であるゴスを意識させる雰囲気で"Star Love"を歌い始め、あのダンスチューンへと。
BPM速めの疾走感がなんとも言えない。

そして、後半。
"Shake It Up Tonight"この曲もある意味テッパン。
各々のソロ回し、bはKool&The Gangの「Get Down On It」を挟んだりして、喝采を浴びたり。
コーラスも今回少しバンドとの相性がイマイチなのか圧的な物足りなさは否めないけど、揃ってるし気持ちいい。
汗だくになりながら表情豊かに歌うドレッドのTiaが可愛い。


アカペラから濃厚に歌い上げるのはやっぱりこの曲"Got To Be Real"!
こんなアカペラで歌い始めるのは初めて聞いたかも。
当然のことながら、大盛況で、コール&レスポンスもバッチリに煽って。



アンコールはbが響きわたる"In The Night"。
先に入場してきたバックVoたちは小節ごとにポージングを決める。
これがなんか癖になるんやわ。
まぁ自分はTia嬢に釘付けなわけですけど。
まぁ今まではなんで、アンコール「Got To Be Real」やないんやろって思ってたんやけど、見せ方といい、やっぱり"In The Night"やね。納得。



さすがに前回のGreg Phillinganesがいるバンドと比べれば、さすがに可哀相やけども。
そうは言うえもベテラン、STAGEしっかりしてるので安心して聴けます。
コーラスも贅沢にも4人いるのは、やっぱり厚みが出ますわ。
FANサービスもしっかりしてるし、客入りもよくこの人もビルボではテンパンなLIVEになってるなぁ。
去年と後半は変わりないけど、前半はガラッと曲も変わってたところは嬉しい。


喉のケアなのか、終わったらいつも首元タオルグルグル 中尾彬風?


化粧を落とした後やのに、わざわざ出てきてくれたTia嬢



June 26, 2010

playing…267◇N'Dambi

いまや、念願のSTAXとの契約?で勢いづく
インディ界最強・最深のDIVA・N'Dambi。
彼女を語る上で欠かせない大学時代からの盟友Erykah Badu。
そんな彼女のデビューアルバムやツアーメンバーとして名を連ねていた彼女が、Erykah の漆黒の1stを手掛けた立役者Madukwu Chinwahを迎え、制作した98年のデビューアルバム。

ndambi-little-girl-lost-blues









重くDeepな息遣いを感じるそのビートはまさしく、Erykah Baduの1stで感じた息吹きである。
漆黒の闇の中で蠢く息遣い、鼓動そんなイントロ1.「Picture This (Intro)」。

これも深く吸い込んだ、煙いDeepな息遣いが全体のヒンヤリと冷えた空間をさらに引き締めるかのような印象の2.「Deep」。


タイトル通りの雷鳴と雨音のSEで始まる3.「Rain」。
実に艶かしく、gの音色と電子keyの気だるさが、雨上がりのまどろみを感じさせる。

少しVoが前に出た4.「What's Wrong With You」は、
どこかMarvin Gayeの"What's Going on"へのオマージュを感じざるえない。


ピアノからダークにそしてJazzyに始まるナンバー5.「The Meeting」。この曲で聞けるそのスキャットやフェイクはとても味があって表現力も高い。

軽快なウッドbから始まるこのアルバムの中では比較的キャッチーか?
6.「See Ya in My Dreams」。
音と興じるそのフェイク、スキャットは素晴らしく、独特の深い声でスウィングするのはかなりのお気に入りなナンバー。



Rhodesから始まるのは7.「Lonely Woman」これも好きなナンバー。悲しく郷愁感というよりは、その孤独感を楽しんでるかのようで。


8.「Soul from the Abyss」はきらめくビブラホンに美しいコーラスを伴ったミドルナンバー。
flの響きがのどかな気分にさせてくれる。この曲でもしっかりとVoの主張がいい。

アコギでしっとりと歌いあげるのは9.「The Sunshine」は少しRoy Ayersの"Everybody Loves Sunshine"を取り入れ、ムードたっぷりに。


真っ黒なMCからシンプルにエレピを纏い、教会の雰囲気を従えての10.「Can This Be Love?」。

濃厚なbが軽快なkeyと共にスウィングするのは11.「I Think for Sure」。
音数をシンプルにしてるせいか、とても心地よく耳障りもいい。

これもメッチャカッコイイナンバー12.「Broke My Heart」、
柔らかいエレピにキャッチーなサビを復唱するコーラス、そして自由自在なスキャット。
この曲はヤバイ!

ピアノとハンドクラップでしっとりDeepで高らかに歌い上げるのは13.「Crazy World」。


最後はRhodesとperがオーガニックな雰囲気満載な7をアレンジした14.「Lonely Woman (Interlude)」。


これが、デビューアルバム!
まぁゴツイ!いかつい!黒い!

今、聴いても枠には到底入らないほど深く、黒い!
当初、その魂に開いた口が塞がらないほどで、俺はメッチャ好きやけど、
ここまで濃いと受けいられるのかと…そんな心配さえしたほど。
奇しくも2005年での来日Perfomanceは想像と違いPunk・Rockな面影は今に通ずるのかも?
TOKYO CROSS OVER /JAZZ FESTIVAL 2005

この人のLIVE、Cottonとかでシンプルなセットでマッタリと聴きたいなぁ
1万でも全然、観たいです。どうですかね〜?


01. Picture This (Intro)
02. Deep
03. Rain
04. What's Wrong With You
05. The Meeting
06. See Ya in My Dreams
07. Lonely Woman
08. Soul from the Abyss
09. The Sunshine
10. Can This Be Love?
11. I Think for Sure
12. Broke My Heart
13. Crazy World
14. Lonely Woman (Interlude) 



June 23, 2010

NEW YORK FUNKY SOUL COLLECTIVE with RYAN SHAW LIVEレポ

恐らく、3度目来日?のRyan Shaw。
前回は少し箱が大きかったので見送ってんけど、
初来日の出だしのアカペラSam Cookeは語り継ぐほど、素晴らしく、
鳥肌ビンビンでその濃厚なパフォーマンスに珍しく男性Voもんで、存在や雰囲気でなく歌のみでノックアウトさせられた1人。
Ryan Shaw LIVEレポ



そんな彼がニューアルバムを引っ提げ、
数日前同じく、Blue Noteで行われたGrover Washington Jr.Tribute公演のメンバーJason Milesを筆頭とした5人で結成されたTHE NEW YORK FUNKY SOUL COLLECTIVE と名付けられたBANDをバックに。


メンバーは
Ryan Shaw(vo)
Jason Miles(key)
Andy Snitzer(sax)
Nick Moroch(g)
Gerald Veasley(b)
Buddy Williams(ds)


まずはRyan Shawを除くバックメンバー達がStageへ。
Miles Davisの"Street Vibe"でしっとりとスタート。
柔らかいエレピから気持ちよく徐々にゆっくりと熱を帯びていく。


同じくMilesの"Jean Pierre"はAndy Snitzerのsaxが表情豊かに。
gのNick Morochも結構手数の多さを見せ付けてくれ、
独特なFunnyなこの曲を楽しませてくれる。


続いては、少しRock調なgが印象的な"Cactus"をFusionっぽく、
ソロパートもふんだんに遊び心を交えて。


そして待ちに待った、Ryan Shawをここで迎える。
歌うのはニューアルバムから"It Gets Better"。
しかし、ホントニこの人は楽しそうに歌いはる、声のハリも抜群やし、よく声が通りはるわ。


そして少し意外な選曲にも思えたMarvin Gayenの"Inner City Blues"。
ファルセット部分の声質的には可もなく不可もなくな出来なんですけど、Marvinな怪しく浮遊する色香や艶は少し系統が違うかな〜なんて思いながら。
どっちかと言うと、かなり土臭く、力強い声やからな。

ムーディーなGrover Washington Jr.と言えばこの曲"Just The Two Of Us"。
まぁしかし、失礼やけど、こういう曲が似合わなへんなぁ〜Ryan Shawって人は。
しかし、ちゃんと最後は見せ場で!
絶唱してこの曲を閉じる。
これだけで会場の雰囲気を持っていけるのはさすがです。

ニューアルバムの目玉カバーである、Impressionsの名曲"People Get Ready"
やはりMarvinよりもCurtisの方が彼の雰囲気にバッチリ!
素晴らしいです。

ここでRyan Shawは大歓声の中、退場し。残ったメンバーで"Let It Flow"。
勿論、Grover Washington Jr.の曲。
長身のGerald Veasleyもソロアルバムを数枚リリースしてるだけあって、さすがのテクぶりをみせてくれる。
ここでのアフロのDs Buddy とbのGerald との静かで決して爆音で手数が増えるわけでないのに熱気を帯びていく感じはなかなか味わえない感触。



アンコールはRyan Shawも再び出てきての"Do The 45"。
ゴリゴリに。
こういうクラシカルで、ノリノリサウンドはやっぱりLIVEでは盛り上がるし、
演者もホンマ楽しそう。


BAND自体が結構しっとりとしたBANDやから、すこしRyan Shaw目当てだけで観てたら、物足りなく映ったかもやけど。
気持ちよく聴けたって言うのがまずの印象。
Ryan Shawは相変わらずの声の突き抜け具合で抜群やけど。
よく言えば、Sam CookeやBobby Womackとかのカバーを聴きたかったかな?



実にパッション溢れる素敵なSinger  RYAN SHAW


気さくな、日本語交じりのLutherのバックでも叩いてた経歴をもつ
Buddy Williams



いかにもbマン。物静かで紳士な印象のGerald Veasley



June 21, 2010

ざくざくラー油バーガー

まぁイロモノやろーって大して期待もしてなかったんですけど。
比較的、辛いものは大好きな方なんで、食してみたんです。


これがなかなか美味いんです…。
辛さは…かなり物足りない感じですけど。
ホンマにラー油の香がよくて、フライドオニオンがざくざくで、カリッカリッしてます。


何気にもう5回食べてます。
あえてチーズにする必要はないです。
28日までです。あと何回くらい食べるやろか?
ホンマ、俺は痩せる気ないんでしょうか?
コレの影響で近くのスーパーで食べるラー油売り切れてます。
少し迷惑です…


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