March 12, 2014

playing…634◇Dawkins & Dawkins

New Jack Swing好きには絶対な彼等、
Eric DawkinsとAnson Dawkinsの兄弟GospelデュオDawkins & Dawkins。
比較的、露出の少ない2枚目94年作。

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分かりやすいハネ系ビート、もうまんまNJSな1.「No Doubt About It」。
見た目から醸し出すその雰囲気をそのまま体現。

良きブラコンマナーにそったミドル・スローの2.「Miracle」。
いなたいコーラスワークに伸びやかでフレッシュな歌声かよく映える。



これもハネ系のいなたいビートがある意味たまらんNJS風ミドル3.「Faithful」。
やるせないファルセットのコーラスの重なりが艶を感じさせる。

柔らかい煌びやかなエレピに癒される正統派のスロー4.「You Saved Me」。
このスローではゴス臭は薄く、ゴスSinger Lexiとともに滑らかで艷やかに歌い上げる。


同じ路線で、ブラコンマナーなスローの5.「Whenever I'm Lonely」。
厚みあるコーラスが、さすがゴスな片鱗をも伺わせる安定感。


6.「Word Up」は、力強さも感じさせながら、牽引力あるミドルFunk。
この曲は非常にLIVE映えしそう。


POPなエレピに心踊る7.「Carry Me Away」。
豊潤な表現力で、柔らかく包み込む優しい印象の曲。

始まりのビートに思わずニヤけてしまうような往年なNJSな8.「Forgiven」。
この辺なんともいなたいシンプルなリズムが、秀逸。

のどかな9.「Where There's A Will」は、ゆったりと時を刻むようで、
心が洗われる和むストリングスが心地良い素晴らしいバラード。
特に終盤のクワイアが入ってくるところなんかは、なかなかゾクゾクさせられる。


雷雨のSEが妖艶で、大人なムードたっぷりの10.「Rain On Me」。
こういうR&Bな曲はさすがに素晴らしい安定感で、聴きやすい。

11.「Word Up (Dance Remix) 」は、もちろんの6のremixで。
スクラッチを少し足して、比較的抑え目な味付け。


彼らを聴くと、ゴスペルとニュージャックの相反しそうなものの、
相性がイイことを頷ずける。
Fred Hammondや、Lexiの参加などゴス陣がしっかりサポート。
NJSがあまり好みではないので、やっぱり個人的にはスロー系に耳が傾く。

やっぱり、こういうのはCDで聴いてても消化不良。
LIVEを観ないとやな〜と痛感させられる。



01. No Doubt About It
02. Miracle
03. Faithful
04. You Saved Me
05. Whenever I'm Lonely
06. Word Up
07. Carry Me Away
08. Forgiven
09. Where There's A Will
10. Rain On Me
11. Word Up (Dance Remix) 


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