July 24, 2014
Roy Ayers with Ali Shaheed Muhammad(A TRIBE CALLED QUEST)LIVEレポ
いつも帯同するメンバーも楽しみの一つのRoy Ayersの公演。
今回はなんと、A TRIBE CALLED QUESTのAli Shaheed Muhammadを帯同。
Pete Rockに続き、Legend HipHopのまさかのAli Shaheed Muhammad。
バンドメンバーも大きく変わり、バンマスRay Gaskinsや大好きなDsのLee 'Beava' Pearson、
Mark Adamsの名前はない。
Jamal peoples、Larry Peoplesの兄弟でバンドも若返るか。
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メンバーは、
Roy Ayers(Vo, Vib)
John Pressley(Vo)
Donald Nicks(B)
Jamal Peoples(Key)
Larry Peoples(Ds)
Ali Shaheed Muhammad(DJ)
意外?Aliの熱狂的なファンか?一世代前のお姉さま達がチラホラといる会場に
いつもと違う違和感も覚えながらの開演。
まずは、Ali抜きで。
70歳超えとは思えない翁Roy Ayersが元気に登場し、
煌びやかなMallet捌きから"I Wanna Touch You Baby"を。
ゆったりと紡がれるそのGrooveはやはり唯一無二。
JamalとLarry兄弟の柔らかいタッチのエレピ、躍動感あるDsの掛け合いが見事。
そして、Tokuが迎えられ、ゆったりと電子マレットがFunkyに音を奏でる"Sweet Tears"。
ミュートな音でTokuが彩りを添え、シンプルで心地良いGrooveに包まれる、
このDsのLarry Peoplesの音が跳ねてて活きがイイ。
早くも"Everybody Loves The Sunshine"を。
Jamal Peoplesはかなり柔らかい音色をチョイスし、もうワンテンポゆったりでもと
思いながら、この極上のMellownessにただ、身を預ける。
Tokuのミュートな音がより、スモーキーに香り立つ名曲。
"Red Black And Green"を。
この曲を聴くとPete Rockがご機嫌で回してた姿が思い起こされる。
ただひたすら、ループし続けるこの曲に頭が揺れる。
ここで、Lots Of LoveのVynilやCDを紹介、そのバックは"Stakes Is High"。
こういうのがホンマにたまらん。
メッチャ男前なAli Shaheed Muhammadが迎えられる際は、
"Electric Relaxation"をうす〜く、そしてそのまま"Searching"を。
Aliのスクラッチが激しいビートを生み出すのは"Running Away"。
ドゥビドゥのリフレインが頭の中をめぐる。
Aliも控えめながら、Voをとる様はかなりのニヤケポイント。
前半のCoolネスから一転した後半は、畳み掛ける。
Dsが跳ねる"Don't Stop The Feeling"は更にTokuを迎え入れ、
なかなかキレのイイタッチで更なる高揚感を。
AliのスクラッチからDopeに深く響くのは"We Live In Brooklyn"。
これもよく、PeteがPlayしてたなぁ。
アンコールはなし、意外とアッサリと終演。
70分弱かな。
若返ったバンド。
Lee 'Beava' Pearsonがいないのは大きいかと思ったけど。
peoples兄弟が織り成す、しっとりとしたGroove感もまた格別。
欲を言えば、RoyがATCQの曲を演ったらなぁ〜と。
早くATCQ活動して欲しいもんです。