March 17, 2015

playing…698◇The Foreign Exchange

泣く子も黙る大好きなThe Foreign Exchange。
PhonteとNicolayが紡ぐその世界観の美しさは比類なきもので。

playing…227◇The Foreign Exchange

playing…25◇Foreign Exchange

そんな彼らの前作の傑作LIVE盤を含めれば5枚目となる13年作。
今作ももちろん、大きい期待を決して裏切ることない傑作に。


love_in_flying_colors

ド頭からこれまた大好きなイイ香りのするCarmen Rogersをfeatしての
爽やかで流麗な疾走感がたまらない
1.「If I Knew Then」。
Foreign ExchangeならではのFusionライクなサウンドが体内の血から揺らす。


そして、Sy Smithをfeatした2.「Right After Midnight」。
SyのコケティッシュなVoとPhonteのVoが絶妙な相性をみせ、
独特の雰囲気を醸し出しながら爽やかに駆け抜ける。


3.「Better」は、 Shana TuckerとEric Robersonをfeat。
キャッチーなサビのリフレインが耳に残る。
ホーンが入って厚みを鍵盤ラインが軽快さをと見事に同居した清々しさが心地イイ。

終盤30秒からの独特の余韻も彼等らしい。


彼等唯一無二のサウンドな4.「On A Day Like Today」。
いろんな音を使っていそうで、実にシンプルでカラフルな世界観に酔いしれる。


5.「Listen To The Rain」はしっとりと。
清涼感あるストリングスが淡く優しくVoを包み込む。


淡く水泡が揺らめく心地よさから独特の変則ビートが駆け抜ける
6.「Call It Home」。
こういう曲でもしっかりと世界観を崩さないところが素晴らしい。

重厚なビートから打ち込みなクラップがユニークにリズムを作るシンプルな7.「The Moment」。
艶やかで軽快さを持ったアーバンダンサーで、どこか懐かしささえも感じさせる。

まさかのGwen Bunnのfeatに心も踊る8.「Can't Turn Around」。
ファルセットなフックのリフレインがキャッチーで、心地良いビートとともに駆け抜ける。


これまたニクイfeatな
Carlitta Durand。
ノスタルジックな淡さを彼女が増長させる9.「Dreams Are Made For Two」。
これも残り30秒からのInterlude的な残音が美しい。


そして、前作のLIVE盤でも共演していたJeanne Jollyをfeatしての10.「When I Feel Love」。
吸い込まれるようなノスタルジーな美しさが染み入る。



どこを切ってもForeign Exchangeの世界観。
これだけのfeatで、Voを招いてもそのサウンドは変わらない。
またfeatされるVoがこぞって大好きなSingerでみんなイイ香りのする人たち。
サウンドは違えど、Robert Glasper Experimentに通ずるものを感じています。



01. If I Knew Then 
02. Right After Midnight 
03. Better 
04. On A Day Like Today 
05. Listen To The Rain 
06. Call It Home 
07. The Moment 
08. Can't Turn Around 
09. Dreams Are Made For Two 
10. When I Feel Love 



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