December 04, 2018
Oddisee & Olivier St Louis with Good Compny LIVEレポ
Jazzy Hiphopが流行った頃"Foot In The Door"を好んで聴いていたけど。
まさか初来日とは思わんかった。
コンスタントに作品をリリースし続け、名作"The Iceberg"を去年リリース。
Good CompnyのメンバーでもあるOlivier DailysoulことOlivier St Louisを帯同してのLIVE。
これだけのメンバーを揃えても平日ってことで、少し寂しい入りでもあったけど。
とんでもなく、内容の濃いLIVEでした。
メンバーは、
Oddisee (Vo,MC)
~Good Compny~
Olivier St Louis (Vo,g)
Ralph Washington (key,Back Vo)
DJ Unown (DJ,MPC)
Jon Laine (Ds)
Mr.Dennis Turner (b)
まずは、Olivier St Louis。
Olivier Dailysoulの頃の面影は薄く、
その頃の印象が強いので今のAaron Abernathy風なビジュアルがどうも馴染めないんやけど。
かなりFunnyな人柄を思わせるMCから、
早速新しいアルバムの1曲目にも収録されている"Ain't Cool"を。
自ら奏でるFunkyなgのカッティングに身体が弾む。
後半のフックラインのコーラスのアレンジに呼応するアグレッシブなDsのカッコいいこと!
早くも聴衆をつかみ、コール&レスポンスから激しく"Dog in Man"。
かなりBPMも早めで、このFUNKな仕上がりのカッコよさは驚愕。
重いビートにこれぞ良質なFUNK、近年類をみないほどのクオリティ!
続いた曲は"Careless"という新曲らしい。
もうすぐリリースされるととのこと。
甘美なファルセットで狂おしく歌い上げる。
そして、bのMr.Dennis Turnerが魅せる"Them Changes"。
Thundercatのカバーです。
こういうドロドロのFunk臭する、さすがに選曲。
bもかなりヘビーで、刻むOlivierのカッティングとVoに悶絶。
後半繋いだ曲は未聴やったけど、ブレイクして始まっての繰り返しにすっかり乗せられ。
透き通る美しいファルセットでしっとりとVoつけながら。
気だるいヴィブラフォンの音色が穏やかな流れでOddiseeの登場へと。
個人的には、OlivierDaySoul時代の「Soul4u」とか聞きたかったけど。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Good Compnyの面々はOlivierも含めそのままStageで演奏を続け。
Oddiseeの登場。
まずは、"Things"から。
長身の身体を感じさせない軽快な動きで。
やっぱHIPHOPも生Bandだと断然クオリティがあがる。
畳みかけていく"Built By Pictures"は、酔音のように演者が身体をくねらせる振付。
音のバランスも素晴らしくよく、しっかりとOddiseeのフロウも聴ける。
歌心溢れる"Strength & Weakness"。
keyのRalph Washingtonが素晴らしい喉を披露。
大好きなこの曲を早くも"Hold It Back"。
この無機質なメロのループが耳に心地よく残る。
キャッチーなサビは、Oddiseeのと客のコール&レスポンス。
この曲もどこかSoul臭さも伺える歌心溢れる大好きな"That Real"。
CDで聴くより、より歌もの色が強く個人的にはお気に入り。
D'Angeloマナーを感じながら。
重厚なビートが脳髄を刺激するような"Lifting Shadows"。
ここでは、攻撃的なフロウも聴かせるOddisee。
そして、メロディアスなOlivier St Louisのgからの大好きな"Want To Be"。
もうこの曲なんかはHIPHOPだのR&Bの垣根はない。
キャッチーなこのセンスに脱帽。
DJ UnownとMPCで遊びながら大歓声のこのイントロ"That's Love"。
もちろんフックは大合唱です。
こういうアゲアゲな感じ得意ではないけど、アガッタわ〜〜。
跳ねる跳ねる、高速フロウでまくし立て、演奏はFUNKでもう凄いのなんのって。
流れるように"Want Something Done"。
アルバムと同じ流れで。
終盤はグッとBPMを落として、その空間を高速フロウで埋めていく。
出だしはしっかりとOliveirが歌い上げる"You Know Who You Are"。
これぞメローの極み。
今度は憂いある哀愁が耳に優しく残る。
ファルセットのOliveirとバリトンボイスのRalph Washingtonの掛け合いも見事。
独特の存在感を放つ"Like Really"。
聴いてる内にどんどんと深みにハマったこの曲を、
しっかりとその雰囲気を表現しながら。
そしてなんとここで、Slum Village 「The Look of Love」を下敷きに"This Girl I Know"を。
いやぁ〜これは反則!
ニヤニヤと押し寄せる多幸感でウルウルとさえ。
まさかHipHopのLIVEでこんな感情になるとは。
素晴らしすぎる、Oliveirの哀愁あるgのストリングス。
骨太なOddiseeのMC、最高です。
続いたのは"Rain Dance"やったかな。
そして、J Cole、Jay-Z feat. Mary J. Blige 、Busta Rhymesなどを、
Verseごとに繋げたりと、かなり楽しい。
"You Grew Up"へと雪崩れ込む。
ここでもコール&レスポンスで大合唱で。
この曲はLIVE盤でも大合唱の"NNGE (Never Not Getting Enough)"。
日本でもそれは変わらない、素晴らしい盛り上がり。
雑多にならずで。
アンコールは、"Rights & Wrongs"。
そして、あまりの盛り上がりにもう1曲と。
"Ready To Rock"を。
Olivier St Louisは40分弱。
Oddiseeは70分。
これだけのクオリティのLIVEが日本で観られるなんてと思うほど素晴らしかった。
HIPHOPのクラブイベントとなると、雑多になりがちでいつも雰囲気重視になるけど。
ここまでしっかりと演奏されると...
HIPHOPでもこんなLIVEが出来るんやなとホントに素晴らしかったです。
まさか初来日とは思わんかった。
コンスタントに作品をリリースし続け、名作"The Iceberg"を去年リリース。
Good CompnyのメンバーでもあるOlivier DailysoulことOlivier St Louisを帯同してのLIVE。
これだけのメンバーを揃えても平日ってことで、少し寂しい入りでもあったけど。
とんでもなく、内容の濃いLIVEでした。
メンバーは、
Oddisee (Vo,MC)
~Good Compny~
Olivier St Louis (Vo,g)
Ralph Washington (key,Back Vo)
DJ Unown (DJ,MPC)
Jon Laine (Ds)
Mr.Dennis Turner (b)
まずは、Olivier St Louis。
Olivier Dailysoulの頃の面影は薄く、
その頃の印象が強いので今のAaron Abernathy風なビジュアルがどうも馴染めないんやけど。
かなりFunnyな人柄を思わせるMCから、
早速新しいアルバムの1曲目にも収録されている"Ain't Cool"を。
自ら奏でるFunkyなgのカッティングに身体が弾む。
後半のフックラインのコーラスのアレンジに呼応するアグレッシブなDsのカッコいいこと!
早くも聴衆をつかみ、コール&レスポンスから激しく"Dog in Man"。
かなりBPMも早めで、このFUNKな仕上がりのカッコよさは驚愕。
重いビートにこれぞ良質なFUNK、近年類をみないほどのクオリティ!
続いた曲は"Careless"という新曲らしい。
もうすぐリリースされるととのこと。
甘美なファルセットで狂おしく歌い上げる。
そして、bのMr.Dennis Turnerが魅せる"Them Changes"。
Thundercatのカバーです。
こういうドロドロのFunk臭する、さすがに選曲。
bもかなりヘビーで、刻むOlivierのカッティングとVoに悶絶。
後半繋いだ曲は未聴やったけど、ブレイクして始まっての繰り返しにすっかり乗せられ。
透き通る美しいファルセットでしっとりとVoつけながら。
気だるいヴィブラフォンの音色が穏やかな流れでOddiseeの登場へと。
個人的には、OlivierDaySoul時代の「Soul4u」とか聞きたかったけど。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Good Compnyの面々はOlivierも含めそのままStageで演奏を続け。
Oddiseeの登場。
まずは、"Things"から。
長身の身体を感じさせない軽快な動きで。
やっぱHIPHOPも生Bandだと断然クオリティがあがる。
畳みかけていく"Built By Pictures"は、酔音のように演者が身体をくねらせる振付。
音のバランスも素晴らしくよく、しっかりとOddiseeのフロウも聴ける。
歌心溢れる"Strength & Weakness"。
keyのRalph Washingtonが素晴らしい喉を披露。
大好きなこの曲を早くも"Hold It Back"。
この無機質なメロのループが耳に心地よく残る。
キャッチーなサビは、Oddiseeのと客のコール&レスポンス。
この曲もどこかSoul臭さも伺える歌心溢れる大好きな"That Real"。
CDで聴くより、より歌もの色が強く個人的にはお気に入り。
D'Angeloマナーを感じながら。
重厚なビートが脳髄を刺激するような"Lifting Shadows"。
ここでは、攻撃的なフロウも聴かせるOddisee。
そして、メロディアスなOlivier St Louisのgからの大好きな"Want To Be"。
もうこの曲なんかはHIPHOPだのR&Bの垣根はない。
キャッチーなこのセンスに脱帽。
DJ UnownとMPCで遊びながら大歓声のこのイントロ"That's Love"。
もちろんフックは大合唱です。
こういうアゲアゲな感じ得意ではないけど、アガッタわ〜〜。
跳ねる跳ねる、高速フロウでまくし立て、演奏はFUNKでもう凄いのなんのって。
流れるように"Want Something Done"。
アルバムと同じ流れで。
終盤はグッとBPMを落として、その空間を高速フロウで埋めていく。
出だしはしっかりとOliveirが歌い上げる"You Know Who You Are"。
これぞメローの極み。
今度は憂いある哀愁が耳に優しく残る。
ファルセットのOliveirとバリトンボイスのRalph Washingtonの掛け合いも見事。
独特の存在感を放つ"Like Really"。
聴いてる内にどんどんと深みにハマったこの曲を、
しっかりとその雰囲気を表現しながら。
そしてなんとここで、Slum Village 「The Look of Love」を下敷きに"This Girl I Know"を。
いやぁ〜これは反則!
ニヤニヤと押し寄せる多幸感でウルウルとさえ。
まさかHipHopのLIVEでこんな感情になるとは。
素晴らしすぎる、Oliveirの哀愁あるgのストリングス。
骨太なOddiseeのMC、最高です。
続いたのは"Rain Dance"やったかな。
そして、J Cole、Jay-Z feat. Mary J. Blige 、Busta Rhymesなどを、
Verseごとに繋げたりと、かなり楽しい。
"You Grew Up"へと雪崩れ込む。
ここでもコール&レスポンスで大合唱で。
この曲はLIVE盤でも大合唱の"NNGE (Never Not Getting Enough)"。
日本でもそれは変わらない、素晴らしい盛り上がり。
雑多にならずで。
アンコールは、"Rights & Wrongs"。
そして、あまりの盛り上がりにもう1曲と。
"Ready To Rock"を。
Olivier St Louisは40分弱。
Oddiseeは70分。
これだけのクオリティのLIVEが日本で観られるなんてと思うほど素晴らしかった。
HIPHOPのクラブイベントとなると、雑多になりがちでいつも雰囲気重視になるけど。
ここまでしっかりと演奏されると...
HIPHOPでもこんなLIVEが出来るんやなとホントに素晴らしかったです。