May 07, 2019

George Clinton LIVEレポ(4)

おそらく、今回で最後となるGeorge ClintonのLIVE。
こうして、Farewellと名打って日本でもLIVEをしてくれるのは感慨深い。
元々は、P-FUNKは苦手な音楽やった、でも大御所を生で一度はとの思いで、
ドロドロの生のGroove感のエグさに圧倒されまくった2011の来日。
チケットもかなり高額やったけども。今回は、Opening Actもあるという。

George Clinton & PARLIAMENT / FUNKADELIC LIVEレポ(3)
George Clinton & PARLIAMENT / FUNKADELIC LIVEレポ(2)
George Clinton & Parliament / Funkadelic LIVEレポ



メンバーは、

George Clinton(Musical Director, Vo)
Steve Boyd (Vo)
Gary"Mudbone"Cooper (Vo)
Michael“Clip”Payne (Vo)

Brandi Scott (Vo)
Tonysha Nelson (Vo)
Patavian Lewis (Vo)
Tairee Parks (Vo)
Tracey Lewis Clinton (Vo, Rap)
Bouvier Richardson (Rap)
LuShawn Clinton Jr. (Rap)
Carlos"Sir Nose"McMurray (Dancer)
Daniel Bedrosian (Key)
Trafael Lewis (G, Stage Manager)
Dewayne “Blackbyrd” Mcknight (G)
Garrett Shider (G, Vo)

Lige Curry (B)
Bennie Cowan (Tp)
Greg Thomas (Sax)
Benjamin"Benzel"Cowan (Ds)

Opening Act Miss Velvet & The Blue Wolf


Videoも写真もどんどんLIVE中撮ってくれと。
時間枠の中で、Opening Actがあるかと思いきや。
Miss Velvet & The Blue Wolfは20分前からしっかりとPlay。
革ジャンで美形の金髪のMiss Velvet。
ガンガンShoutしながらのRockを展開。
かなりしっかりと腰を入れたPlayに圧倒されながら。

いよいよ。
リズム隊がスタンバイし、いつもながらゆる〜く演奏が。
その間をGeorge Clintonを共にゾロゾロとメンバーが。
"I'm Gon Make U Sick O'Me"から。
中毒性の高いリズムが早くも脳内を支配していく。
しっかりBandを牽引していくGeorgeの喉はまだまだ健在で統率力も溢れんばかり。


DSC03025

客席を巻き込んで鼓舞していく"Super Stupid"。
キレッキレのトランクス姿のTrafael Lewis。
人も入り乱れるが、、音の交錯も凄い、
それでいてループされるリズムが産み出すGrooveが心地よく、
荒波のようなウネリで飲み込んでいく。


DSC03032

そして"Pole Power"を。
女性陣のコーラスも見事で。

そのまま"Meow Meow"と流れていき。
妖艶なストリップダンサーのようにBrandi Scottが舞う。
この下品さが最高や。


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畳みかけるように"Get Low"、RAPでゴリゴリに。
このノリはLIVEでしか味わえない。

少しテンポを落として名曲"Ain't That Funkin' Kinda Hard on You"を。
ホーンもしっかりと入り、後ろで鳴り続けるbassラインの中毒性が一種の麻薬のよう。


こちらも名曲"Flash Light"。
まぁ文句なし。
George Clintonは時折腰かけながらではあるが、まだまだ眼光鋭く。
あちこちに指示を出しながら、この大所帯を統率するべくのその素晴らしい声は衰えがない。


もはや狂乱の"Knee Deep"を。
この展開は、さすがで。
Sir Noseの存在も大きい、とんでもなく狭いSpaceで倒立などで魅せる。
もっとスペースがあったならと思わざる得ないけど。

DSC03053

そのまま、"We Got Funk"を。
これがFUNKだと。
力強さ、その荒ぶるものは猛々しく勇ましい。


"Atomic Dog"へと。
もうこの辺まで来ると狂乱の渦が凄く、大団円以外なにものでもない。


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で、"Mama Told Me"だったかな。
演者がホントに楽しそうで、それを観れる幸せ、
George Clintonの姿をしっかりと目に焼き付けながら。

Blackbyrdが"Maggot Brain"をしっかりと泣きのgで長尺で奏でる。

最後はみんなで

90分。
もう言葉はない、ただ伝説を最後にと胸に耳に刻み続けた90分でした。
時折、思い出したかのように写真などを撮ったので、
少し曲とかうろ覚えですが...ただ素敵なGrooveをありがとうと感謝です。



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