前回の記事で言い忘れたが、九份観光の際は九份で降りるのではなく、九份老街で降りるといい。周りの日本人が九份で降りなかったので僕も右に倣えでスルーしたが、実際は不安だった。知っているのと知らないのでは安心度が全然違うのだ。

九份からバスに揺られて1時間半、台北に帰ってきた。まだ夜までには時間がある、どこか行けるはずだ。そう思ってガイドブックを開こうとした僕の目に、あるものが映った。

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なんだあのでっかいモノ!?(驚愕)

あれこそは台北101。509.2メートルの高さを誇る、かつて世界で一番高かった建築物である。駅から多少離れてはいるが、10分ほど歩けばたどり着ける。建物自体が目立つから道に迷うこともない。

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真下から見てもやはりでかい。

中に入ると、低い階層でははアルマーニなりプラダなり、いつでもどこでも見かけるような有名ブランドが目白押しだ。だけど、まぁそういうブランドは日本でもよく見かけるのでありがたがる必要は無いだろう。地下には和洋中と種類豊富なフードコートがある。そして高層建造物といえば、展望台だ。

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こんなおもちゃ屋も混じっててビビる

展望台までは5階から直通エレベーターを用いる。料金は450元、スカイツリーに比べると良心的な価格だ。しかし、この時すでに僕の持ち金は1000元を切っていた。一応財布にはクレジットカード、そして諭吉先生が換金待機をしているが、後1日のこの段階で換金をするのも馬鹿らしい。ただ、この機を逃せば次に台湾に行く機会は当分来ないだろう。金をけちって、悔いを残してもいいものか…

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そんなわけで89階、地上から382mの展望台まで行ってきたわけだ。

せっかくだから、行きたいと思った場所へは行くべきだろう。飯は場所を選べば安く食べられるはずだ。最悪マックでもいい。そんな開放された気分で展望台までたどり着いた。

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展望台ではいつもの日本語音声ガイドを借りることができる。一応借りては見たものの、景色を見るのを優先してしまうのはミーハーの性か。

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いい感じの写真が飾ってたりもする。

また、1階登って90階では屋外に出ることが出来る。落下防止の柵があるので景観自体は89階の方がいいかもしれない。高所の空気を感じたい人にはいいだろう。まぁ、そんな人がいるなら富士山の方をおススメしたいが…

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空は高く風は歌う。

高所からの眺めに満足し、地上へと降りる。駅への帰り道には国父記念館というものがある、ついでなので寄って見ることにする。

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歩き詰めで疲れていたため写真がイマヒトツ

中には孫文に関する展示室や、大型のホール、図書館もあったみたいだが、時間的にも体力的にも余裕が無かったので見送ることにする。そして夜がやってきた。持ち金は400元程、さて晩飯はどうしたものか。

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和食が恋しくはあるが…

そして決心、夜市に再挑戦だ。あそこなら安く食事できるはずだ。

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そして再び遼寧街夜市へ

前回来たときにはザッと歩いてみるだけだったが、今回は純粋に食事をしにきた。屋台や店をじっくり見てみる。店先に色々な料理が書いてあるんだろうが、写真も無く、文字だけなのでどんな料理か分からない。非常に焦る。そこに飛び込んでくる水餃子の文字。これなら分かる。店のおばちゃんには日本語が通じないが、ジェスチャーでなんとか餃子4つと、牛肉麺を注文をすることに成功する。

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出てきた水餃子は非常に家庭的な味だった。

今まで入ってきた店とは違い、地元の人が気軽に入って食べていく、そんな感じの店だった。味も家庭的な感じで、大学近くにある安い定食屋を思い出した。店の奥の方では旦那さんと娘さんらしい人が餃子を包んでいる、家族でやっているんだろうか。こういうのも、悪くは無い。食べ終わった後、100元を払って店を出る。値段も良心的でありがたい、この時点で残り300元程。歩いてホテルまで帰ろうかとも思ったが、MRTで最寄駅に行くことにする。

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ホテルに戻ると、この部屋で寝るのもこれで最後だということを思い出す。フリーのWifiが途切れやすいホテルだったが、何だかんだで食う寝るところとしては悪くない場所だ。明日の夜には日本か、台湾最後の夜がふけていく中、そんなことを思いながら眠りについた。