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あたーらしーいーあーさがきた きこーくのあーさーだ
いつもどおりバイキングで朝食を取った後、軽くテレビを見て時間を潰し、そしてチェックアウトを済ませた。台湾にはチップという文化は無いが、割と快適に過ごせたお礼として100元札、そして謝謝という書置きを置いていった。この奥ゆかしさがジャパニーズというものだ。

帰りの集合時刻は午後3時、まだ観光する時間はある。荷物はホテルで預かってもらい、僕は残金200元を切った財布を手に、外に出た。

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龍山寺、市内でもっとも歴史がある寺らしい

残り少ない身銭を切り、龍山寺にやってきた。入場は無料、ありがたい。比較的早い時間帯だったが、多くの参拝者と観光客でにぎわっていた。向こうの参拝の仕方なのだろうか、長い線香を持った人が多く、寺の敷地内は煙で溢れかえっていた。

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御丁重に出口の看板まである観光仕様

日本の寺・神社のようにお守りが売っていたが、残念ながら地獄の沙汰もなんとやら、先立つものが無ければ加護は得られないのだ。

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飲み物には使う

龍山寺から少し歩くと剥皮寮(ポーピーリャオ)という場所がある、清末から日本統治時代にかけての雰囲気が再現されている場所だ。建物内はイベント会場だったり、教育の場として活用されているらしい。

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なんとか中心、というのはなんとかセンターと訳すとしっくりくる。カタカナは偉大だ。
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休館日だったのか、人が少なく建物も開いてない感じだった。

歩き回っているうちに、何だかんだで昼が近付いてきた。万が一にもバスの時間に遅刻するわけにはいかないため、近場の駅に戻ることにする。徒歩で。

残金は100元少々、しかしこのくらいのお金でも飯は食べれる。初日に行った光華數位新天地のフードコードなどがそうだ。ただ、そういうところは基本的に日本語も英語も通用しない。しかし、ジェスチャーは世界共通、人間必死になればなんとかなるのだ。

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魯肉飯と、とうもろこしの入った餃子(餃子しか読めなかったので料理名は不明)、100元でおつりが来る。

魯肉飯、実は丼のようなものを想像してたのだが、普通のお茶碗くらいのものが出てきた。後で調べたのだが、魯肉飯は他のおかずと食べる、日本で言う炊き込みご飯とかふりかけご飯みたいなものらしい。豚肉を甘めな感じに煮込んであり、松屋とかでメニュー化すればそれなりに市民権が得られるのでは、と感じた。まぁ、味付けに関しては店、家庭によって結構違うらしいが。

餃子の方はゴマ油をたらして食べる、ちょっと変わったもの。少なくとも日本では見たことが無い。なかにとうもろこしが入っている。味は悪くない、が個人的にとうもろこし一杯だなーという感想。僕はやはり普通の餃子(日本的な焼き餃子)が一番好きだ。時点で水餃子。

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ラスト・ファミマ。入店時の音楽は確かにファミマのアレだが、音程が違う。
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残り50元ちょっとだがラストスパート!
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初日に訪れた崋山文化圏区
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なんかいた

バスまであと30分、最後の時間はホテル近くの公園だ。隠し持っていた太陽餅と自販機で買ったジュースで台湾最後のおやつタイムに耽る。残金は1元、我ながら呆れるほど綺麗に使い切った。

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中華系の菓子は不味いと思っていたが、台湾の菓子はおいしいものが多かった。だが太陽餅はボロボロ崩れ過ぎるのが欠点。

バスの時間まで残り10分、僕はホテルに到着する。預かってもらった荷物を受け取り、いいタイミングでバスが到着する。僕以外に数名の日本人を乗せたバスはデューティーフリーの店で少々時間を取った後、空港に到着した。

後は行きと同じだ、搭乗手続きを済ませ、2時間ほどネットで時間を潰した後に、僕を乗せた飛行機は20分遅れで日本へ飛び立った。





しばらく時間がたち、日本に到着する。僕は時計の針を戻し、長らくフライトモードだったGalaxy nexusを通常の状態に戻す。時刻は23時前、そして明日からは仕事だ。電車に向かって走る、慌しい日常の再開。しかし、ほんの数日だが味わえた解放された時間、非日常感、安くない出費ではあったが、短い休みに無理やり突っ込んだ旅行は満足の行くものだった。

次に長期休暇が取れるのはいつだろうか、1年後か、2年後か。それは分からないが、また海外に行くのも悪くない。そんなことを考えながら、僕は羽田発横浜行きの電車に乗り込んだ。

おわり